ゲームしてたら異世界に来てました。   作:ハイキューw

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53話 絶対に守る

リーゼを落ち着かせることは出来た、安心させることも恐らくは出来たので、光の力を使うのを一時止めて、話題も元に戻した。

 

ただ、カズラはニーベルの話題をカズキが降った事に対して気になる点が浮上した様で少しだけ難しい顔をし続けている。

 

記憶を遡れば、ニーベルとは以前リーゼの口から聞いた、面会したくない人物のトップに躍り出る豪商だった筈だ。愚痴を聞く約束も取り付けたし、リーゼも躱して何とかやっていけると言っていたのだが……、ここへきて塩の取引の悪化とリーゼの様子。

 

……気にならないと言えばウソになる、が。何だかリーゼは笑顔になっていたので、一先ず考えの方も元に軌道修正しようとしたその時だ。

少々苦い顔をしたのは。

 

 

 

「――――では、次の話ですが、最近市民のあいだで、イステリアにグレイシオール様が現れたとの噂が流れているようで……」

「っっ!??」

「え……、それはまたどうして?」

 

 

なぜなら、話題が自分自身、カズラ事グレイシオールになったからだ。

それも、秘密にしている筈なのに、どうして市民にバレたりするのだろうか? それもグレイシオール、即ち神が現れたなどと、どうしてわかるものなのだろうか?

 

そもそも、ぱっと見、カズラもカズキも普通の人間にしか見えない。

カズキが、光の力を使えば見方が変わるのは間違いないのだが、カズラ自身には、特別な道具(日本製)を持っているだけで、それ以上に一見目立った事はない筈なのだ。

 

 

「え、えっと―――ひょっとして護衛の兵士や、従者が噂の出所、とかですか? 若しくは屋敷の使用人とか?」

「いえ。穀倉地帯で作業をしていた使用人たちのようです。先日ひと月遅れで収穫を始めましたが、作物の成長が著しく、昨年とほぼ同量の収穫できまして」

「おおお、流石ですね、カズラさん」

「それは朗報です。そんなに効果があったら噂がたってもしかたない、と言うものですね」

 

 

何せ、グレイシオールは慈悲に加えて豊穣(・・)の神だ。類を見ない程の成長を見せたのなら、あり得ない事もない。

 

 

だが、2人の予想は外れる事になる。

 

 

「……それが……切っ掛けはそれではなく」

 

 

作物がよく育った。神様(グレイシオール)のおかげだ! と言う単純な話じゃないらしい。

 

 

「カズラ殿、それにカズキ殿もそうですが、作業の説明から普通の会話に至るまで、この国の言葉をほとんど話せない(・・・・・・・・)理解できない者(・・・・・・・)が、理解できたのです。……そこから噂がたった様で―――」

「………ぁ」

「………ぇ」

 

 

カズラとカズキは2人して失念していた。

そう、初めてこのナルソン邸へとやってきて、ナルソン・ジルコニアが自分達を試した言語の事だ。

グレイシオールの伝承が伝わっている場所に加えて、極めて特殊な分類の言語、それを用いて、試していたあの時。

 

普通に日本語として聞き入っていた。某猫型ロボットのひみつどうぐ(こんにゃく)を食べたみたいだ、と感想を持っていたが……。

 

 

「逆もまた、然り――――って事ですか。よくよく考えてみたら、その可能性もありましたね……、失念してました」

「……そう、だね。誰が聞いても伝わるって言うのは、分け隔てなく皆に伝わるって事は、まんま――――」

 

 

神様じゃん。

そう思うしかない。今更だが。

 

 

「……更に加えて収穫量の件を受けて――――お二方にそう噂が立つ様になった、と言う事でしょうな。グレイシオール様の伝承は1人の男性、となってますが……、例え2人いたとしても、神の存在を連想させてしまったとしても、不思議じゃないかと思われます」

「うーん……、どうすれば良いと思います? 俺としては普通を心がけてますから、これ以上の対策? は仕様がないと言うか……言語に関してはどうにも……」

「それを言ったら、こっちも……ね。今更通訳さん通して、なんて出来る訳もないし、寧ろ信ぴょう性まで上げる結果になりそうだし……」

 

 

今の今まで率先して、先頭で指揮し、更には労働までやっていた人達が突然引っ込んだ、となれば余計な勘ぐりがめぐる可能性大だ。

更に言えば神に不敬を働いてしまったか? と思われればそれもまた誤解なので、厄介だ。

 

 

「ご安心ください」

 

 

そんな時、ナルソンが柔らかい笑みを浮かべながら告げた。

 

 

「噂を信じている者は現在少数の様ですから、【グリセア村の周囲の森の土には、加護の力が強く備わっているらしい】と言う噂をこちら側から流せば問題ない筈です」

「え? それだけで??」

「そんなに上手くいきますかね……?」

 

 

ナルソンは自信がある様だ。

ナルソン程頭が切れる男は今の所知らないから、信じて良いとは思うのだが、その心は? と聞いてみたい。

 

 

「土を撒いたことで収穫量が増え、その出所があの村だと知れればそう考えるのが普通かと。グリセア村は、元々グレイシオール様の伝説が残っている土地、発祥の地と言って差し支えありませんから。それに……」

 

 

ここで、今の今まで淀みなく説明をしていたナルソンに少し躊躇いが視えてきた。

 

 

「それに、そのお二方は何とも親しみやすいと言うか、実に人間味がある、と言う事で……」

「!! ひょっとして、神様に見えないって感じて貰えてます??」

 

 

ずいっ、と前のめりに訴えかけるのはカズキの方だ。

カズラは、腕を組んでうんうん、と頷いていた。元々普通を求めているカズキとは似通っていて、普段から神様的な態度をしようと思った事はない。分け隔てなく接しているつもりだし、クレアの所では子供たちとも打ち解け合っていて、それなりに親しみを覚えて貰ってるつもりだ。

 

総括すると、普通の人間である、と自己評価を十分与えれる。

 

カズキの前のめり感に、穏やかで仄かに笑みが零れ出る。

本来ならば、不敬ではないか? 如何に口ではそうは言っていても、要求していたとしても、実際に言われたら違うのではないか? と少なからず構えていたナルソンだが、強張らせていた表情を綻ばせた。

 

何せ、よっしゃぁっ! と盛大にガッツポーズを目の前でしていて、喜んでいるのだ。これ以上ない安堵感を齎してくれている。

 

 

「世の中に溶け込めて良かったよね。まぁ、実際こんなんだから、苦労らしい苦労はした覚えがないけど」

「ですねっ! でもまぁ幸先良いって思っておきます」

 

 

普通人化を目指して、十分な成果を得られたとカズキの中では加点だが……、それにより次の問題が発生する。

 

 

「グリセア村が、これで名実ともに特別な土地である、って事になれば……前の輩が増えたり、今後狙われたりしませんか?」

「うーん、今村は殆ど要塞化してるから、大丈夫だとは思うんだけど……前科がある分、正直心配かな」

 

 

そう、グリセア村からの加護、土だけであれだけの成果が出るのだ。噂が噂を呼び、どんどん大きくなって、その結果――――カズキが言う様に、野盗の様な連中が押し寄せてくる可能性だって否定できない。

 

その辺りは、ノワ達がしっかり守護してくれているとは思うが……あまり血生臭い事を、あの村周辺で行われる、と言うのは諸手を上げれない。

 

やっぱり、一番は 手を出すのは不味い、相応のリスクがある……、と周囲に解らせるのが一番だ。インパクト重視で言えばノワ達、つまりウリボウが守護している宣伝だろう。

そんなの知られたら益々大変な騒ぎになりそうだから、NGだが。

 

 

「村の要塞化につきましては、こちらも把握できておりますが、万が一に備えて、近くに防衛部隊を駐屯させていただければ―――と思われますがどうですかな?」

「確かに、そうしたほうが安全ですかね……」

「賛成、とお願い、ですね。こちらも」

 

 

ナルソンの案、それが最善と言えば最善だ。

軍隊が駐屯している~と言う情報が回れば迂闊に手が出せないのは当然だし、下手をすればイステール家に喧嘩を売るも同義。このご時世、そんな無茶をやろうとする輩は極々少数だろう。

 

 

「(……結局村に迷惑かける事になっちゃったなぁ)」

「(せめてものお詫びに、戻る頻度上げましょうね? 何なら、オレが運んでも良いですよ? びゅんっ! と帰れまず。いや、ぴゅんっ! かな?)」

「(って、それは駄目駄目! 駄目だって。……あんな高いの、オレ絶対震えあがって大変だし! それにリーゼとも約束してたでしょ? あ! なんか、リーゼから睨まれてる!!)」

「(地獄耳??)」

 

 

空中遊泳の権利は今の所リーゼが独占中と言う。

有事ではその限りではないかもしれないけど、なんだかジト目で見られている以上、許容範囲を超える様だ。それにしても凄い地獄耳? 或いはたまたまだろうか?

 

 

「では。そのように手配いたしましょう。アイザック」

「はっ!」

 

 

部屋の隅で控えていたアイザックは良い声の返事と共に、一歩前に出てくる。

 

 

「お前の信頼できる者を選出しろ。その者に駐屯軍の指揮を任せる」

「私の一存で構わないのですか?」

「うむ。一応私も確認はするがな。それでよろしいですかな?」

 

 

ナルソンの決定に、文句などはない。

間違いなく、今とれる最善の策だから。

 

だから、カズキもカズラも頭を少し下げた。

 

 

「はい。アイザックさんが選んだ人なら安心ですね」

「戦闘技術よりは人柄を優先させてもらうのが一番ですが、大丈夫そうですか?」

「はっ! お任せください!」

 

 

ついこの前まで普通の村だったのだ。

物々しい軍隊が駐屯し、且つ期限も定まってないともなれば、村の皆との信頼関係を築く事が重要だと解る。

 

護ってくれる力量は当然必要だが、それ以上に村人たちを心から安心させる……そこに寄り添ってくれる人が一番良い。

だが、心配はしていない。

そう言った面でも、アイザックの人選は大丈夫そうだと思えるから。

 

 

アイザックは深く頭を下げ、部屋から出て行った。

 

 

「兵は第1軍団の予備役を使い、50名ずつ交代で配備しようかと思います。年配者が多く、体力は劣りますが、経験豊富な精鋭です。今回の任には最適かと」

「その辺りはお任せします。村の内情には干渉しない様に、とだけ言っておいてください」

「かしこまりました」

 

 

1つ片付いた。

これで噂関係は大丈夫だろう。

 

だが、勿論これで終わりと言う訳ではない。

 

 

「――――他にもご報告がありまして」

 

 

書類の束を手に持つナルソン。

それを見て、少し身構えてしまうのは仕方ない。

 

 

「わかりました。そちらが済みましたら、工事計画の話を詰めましょうか」

「では、順次上げていきます」

 

 

内容はそれなりに……と言うか結構多い。

箇条書きにすると以下の通りだ。

 

◇ 穀倉地帯の開墾状況と新たな候補地の選定

◇ 街中の井戸掘りの進捗

◇ 氷池建設の進捗

◇ 氷池建設予定地の候補

 

 

これでもまだ一部である。

 

 

「お、おお、結構ありますね……」

「こっちも馬車改善案や豆油の搾りだし、それらの機器説明会……等々目白押しでしたが」

 

 

苦笑いをしつつ、先ほどの内容を少し思い返して……。

 

 

「ああ、ナルソンさん。他に手を取られてましたが、井戸掘りの件ですけど、進捗状況が芳しくない所に、私を配置してくれても良いですから。びゅんっ! と終わらせちゃいますよ」

「っ―――。それはありがとうございます」

 

 

やっぱりまだまだ慣れが必要なピカピカの凄まじい力。

資料の中にもあるが、あの巨大な氷池建設の土台、大穴を1人で開けてしまったのだから、力加減さえ間違わなければ、井戸掘りなどそれこそ一瞬でやってしまう事だろう。

 

 

「はい! ただ……、文字通り、あっと言う間に出来上がっちゃうので、変に不信感を与えない程度、と言うのが好ましいですが……難しいですかね?」

 

 

光の力、ピカピカの力なら簡単に土中に穴を開けられる。

氷池の件での大部分の仕事はカズキがやってしまったから、それと同じことを街の井戸でもやってしまえば、インパクトがデカすぎるだろう。それこそ、言葉が通じた、作物の育ちが良い、とは比較にならない程に。

 

 

「いえ、それは大丈夫です。こちらにお任せを」

 

 

ナルソンはそういうと残ったハベルの方を見た。

カズキの正体を知っていて、且つ軍に顔もきくのは、アイザックを除けばハベルが最適だろう。

 

 

「ハベル。各自連絡を頼めるな? カズキ殿のお力をお借りする場面では迅速に行え」

「はっ。了解致しました」

 

 

ハベルを通じて、カズキが実際に作業をする井戸については人払い等を行い、それとなく帳尻を合わせてくれる様だ。

 

 

「では、工事個所が決まり次第私に連絡を。それとハベルさんもよろしくお願いします。何か、その上手い言い訳、みたいなのを……」

「お任せください!」

 

 

ハベルは胸をどんっ! と叩いて返事をした。

中々井戸掘りも重労働。加えて岩盤が固くてなかなか掘り進むのも難しい。

日本製の道具を使用したカズラであっても、相当な時間がかかった作業だが、カズキのピカピカビームに掛かれば本当にあっと言う間。

やるのは簡単、でも後処理が少々面倒なので、頭を抱えたが……、ハベルは自信満々の様なので、頼る事にしよう。

 

 

「では、どうかよろしくお願い致します」

「はい! 任せてください! あ、勿論氷池候補地の穴開け作業もジャンジャン回してくれて構わないですから」

「おおう……、百人力ってのはこういう事を言うんだと改めて実感……」

 

 

大きな作業はカズキが対応してくれるから、大部分の時間削減が出来るのは、ナルソン側にとっても非常にありがたい事だ。

他の面子もそうだが、ナルソンでさえ、光の神を前にすれば、気を抜けば跪き、拝んでしまいそうになる――――が、そこはカズキが全力で止めているので、やらない様にしている。

 

街の為、国の為、そして心優しき神々に感謝しつつ―――それでも、愛想をつかれない様に、彼らに頼り過ぎない様に、出来うる事は人間たちの手でやる事も心がけ、ナルソンは書類に目を通し、再び話し合いを続けるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話し合いが一段落ついたのはもう夜の10時を回ったころだった。

先ほど解散し、ある程度まとまったとはいえ、大分疲れが溜まってきた――――が、カズキは就寝についたりはしない。

かと言って、夜の訓練に向かう訳でもない。

 

今日は部屋で待っている。

多分……リーゼがやってくるから。

 

 

 

そして、予想通り、部屋の扉がノックされた。

 

「開いてますよー。入ってくれてどうぞ」

「はい……」

 

声をかけると、そっと扉が開いてリーゼが入ってきた。

普段ならば、この時間もう彼女は就寝の時間だが、先ほどのドレス姿のままだ。

 

 

「ん。来る、って思ってた。……じゃあ、話聞かせて貰える?」

「……うん。カズキ、その、さっきはありがとう」

 

 

リーゼはふっと、カズキの胸に飛び込んだ。

やや不意打ち気味だったので、カズキはぎょっとしながらも、その身体を受け止める。

 

 

「どういたしまして。……でも、変にカマかける様な言い方してごめん。リーゼ、頑張って我慢してる感じだったのに」

「んーん。……嬉しかった。カズキの優しさが、カズキの光が、私の中に入ってきて……、とっても暖かった、から」

 

 

何やら、赤面しちゃいそうな言葉だ。傍から聞いたら……ちょ~~っと大人な関係? と思われなくもないセリフなのだが、事情が事情、こほんっ、と軽く咳払いをしてカズキも続ける。

 

 

「―――やっぱり、ニーベルってイヤなヤツがリーゼに何かしてきた。その結果、塩の取引に影響を及ぼしてる。……って事であってる? リーゼが口にしたくないなら、無理にでも聞き出すって事はしないけど。オレの事、頼って欲しいって気持ちだけは解って欲しいな」

「ッ………」

「それと勿論、カズラさんの事もね。塩に関しては知識は凄く持ってるみたいだから、一時的に価格高騰はすると思うけど、きっと解決してくれる。……オレ達を信じて。君を、君たちを守護する神々(2人)なんだから」

 

 

ぎゅっ……。

リーゼはカズキの服を握る強さが増した。

小さく、小さく嗚咽を漏らすリーゼを見て、沸々と湧いて出てくるのはニーベルと言う男に対しての憎悪だ。

自分でこれなのだ。ジルコニアが聞けばどうなるだろう? 即斬首まで持って行ったとしても不思議じゃない。

 

記憶はまだ鮮明じゃなく曖昧だ。

ある程度、掘り起こしておきたい。

なので、強行手段(ジルコニア報告)は今のところ取る気はないが……視野に入れておいても良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

震えるリーゼの肩を摩り、軈て落ち着きを取り戻したリーゼが話してくれた。

 

 

「やたらと、身体触ってきたり、外に連れ出そうとしてきて……、今までは何とか受け流していたんだけど、ここへきて急に取引縮小の話が出たから……」

「……ふむ」

「2日前にも、あの人と面会した時、《本当はこんなことはしたくないが、リーゼ様がご協力してくださるのなら、私も身を切る覚悟で取り組ませていただきます》とか言ってきたの。……これって」

「何もしなくて良い」

「ッ――――」

 

 

リーゼが何をされるのか。

安易に想像がつく。下種びた笑みを浮かべる顔も知らぬその男の姿が、鮮明に浮かぶ気分だ。

 

 

「リーゼは何もしなくて良い。皆の為に、自分の心まで殺す必要は絶対ない」

 

 

今度はカズキからリーゼの身体をぎゅっ、と抱きしめた。

震えているまだまだ華奢な身体。年齢を考えるとそうだ。この世界と日本とでは違うのかもしれないが、それでも見てられない。

だから、カズキは強くリーゼに言い聞かせる。

 

 

 

「オレが、オレ達が絶対に何とかする。だから、その腐れ外道の言う事を聞く必要は一切ないよ。これまで頑張ってきたんだ。だから、守らせてよ」

 

 

 

柔らかい物言いだが、その目には強い決意がある。

 

 

 

 

【絶対に守る】

 

 

 

そう言う決意が。

 

リーゼは、目に涙を浮かべながら、その力強い言葉と優しい温もりに、その甘美に、身を委ね続けるのだった。

 

 

 

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