今回はみんな大好き光属性ちゃんです。
今回は時系列飛び飛びでめっちゃ読みにくいと思いますがご容赦ください。
私はサンラクさんの事が好きだ。
友達としてもそうだけど、一人の男性としてサンラクさんの事が好きだ。
私は
この関係を壊したくなし、ずっとみなさんで遊べたらいいなって思う。
私はサイガ-0さんの事が好きだ。
ゲームもすっごい強いし、仲間としてとても尊敬している。
そして、サイガ-0さんはサンラクさんの事が………
「わかんないよ……」
「わ゛か゛ん゛な゛い゛よ゛ぉ゛……ッ!!!」
誰か、教えてよ………
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◇
【旅狼女子寮】
鉛筆騎士王:みんないるー??
ルスト:なにこれ
京極:また何か企んでるのかい?
サイガ-0:これ、なんですか?
秋津茜:何か面白い事がはじまるんですか!?
鉛筆騎士王:よぅし!みんないるみたいだね
鉛筆騎士王:あ、とりあえず疑ってかかった京極ちゃんは後で罰ゲームね
京極:なんで!?!?
ルスト:ペンシルゴン、説明
鉛筆騎士王:今回はレイちゃんに関するお話だよー
サイガ-0:えと、私ですか?
秋津茜:サイガ-0さん何かあったんですか?
サイガ-0:いえ、私は特に……
鉛筆騎士王:何もないのが問題だったんだろうねぇ……
ルスト:……???
鉛筆騎士王:とある匿名希望-100さんから依頼を受けました
鉛筆騎士王:『最近妹が想い人と進展していないのが見ていて辛い。どっちとも知り合いなんだから何とかしてやってくれ』だそうで
鉛筆騎士王:せっかくだからみんなを巻き込もうかと
サイガ-0:ふぇえああ!!??
秋津茜:想い人ですか!!
ルスト:とある匿名希望-100………
京極:不安すぎる……血筋的な問題で
鉛筆騎士王:本当にねぇ……
ルスト:……血筋?
鉛筆騎士王:血筋
秋津茜:それで、サイガ-0さんが好きな人って誰なんですか?
サイガ-0:えと、いや……
鉛筆騎士王:サンラククンです
サイガ-0:ペンシルゴンひゃん!?!?
秋津茜:サンラクさんですか!!
ルスト:一切容赦のない暴露
京極:ちょっと不憫
鉛筆騎士王:それで、具体的にどうレイちゃんの背中を押してあげようかな
ルスト:……私達に聞かないでほしい
サイガ-0:えぁ………
オイカッツォ:………ねぇ
オイカッツォ:その前にさぁ……
オイカッツォ:何で僕がここに呼ばれてるかから教えてほしいかな……
ルスト:女の子だからじゃない?
◇
多分、最初はこの時だった。
初めて『サンラクさんって、異性なんだなぁ…』なんて今まで意識すらしてこなかったことを思って、少し胸がぽかぽかした。
そして、サイガ-0さんがサンラクさんが気持ちを明らかにしていくたびに、『がんばれー!!』って思いながらも少し胸がチクりとした。
サイガ-0さんの作戦をみんなで練ってる時も、具体的な話に近づくにつれて気持ちが“ぐわーっ”ってなって大変だった。
この時はまだ私の気持ちに気づけていなかったと思う。
心の底からサイガ-0さんを応援したいと思った。
その後、シャンフロの中でもサイガ-0さんはサンラクさんにアプローチをかけるようになった。
二人が一緒にいるのをよく見るようになった。
新大陸で、旧大陸で、ラビッツで、二人が一緒にいるのを見た。
私が見た二人はとってもキラキラしていて、まるで別世界の、二人だけの世界に生きているようで、とても眩しかった。
あぁ…すごいなぁ…
羨ましいなぁ…
それが正直な感想だった。
まだ恋を知らなかった私は、漠然と恋に憧れを持つようになった。
そしてある時、私とサンラクさんが二人でいるとき、不思議なことがおこった。
そこにいたサンラクさんはいつもサイガ-0さんといるときと同じように輝いて見えて、私は妙に満ち足りた気分になっていた。そこは妙に居心地がよくて、いつまでも居たいと思えた。
その日が終わっても、何となくサンラクさんを見つけるとそばに寄ってしまうようになった。
その時もサンラクさんはキラキラして見えた。
また別の日、いつものようにサンラクさんを見つけると、今日はサイガ-0さんが一緒にいて、相変わらず二人はキラキラして見えた。
すごいなぁ…
羨ましいなぁ…
そこで気づいた。私は二人のことを応援しているはずのに、私はサイガ-0さんに
そこまでわかったら、もう駄目だった。理解してしまえた。
『
だから、彼の周りがいつも輝いて見えたのだ。
これが恋なんだと一度理解してしまうと、彼を見るだけで胸がドキドキして、顔が熱くなる。浮ついた気分に身を任せて、彼に思いを告げようと思った。
思いを告げようと彼に近寄って……
そして思いとどまった。
彼の隣で幸せそうにしているサイガ-0さんが見えたから。
幸せそうな二人が見えたから。
『落ち着け私。二人を応援するって決めたんです!!』
そう自分に言い聞かせて、私はこの気持ちを封印した。
二度と出てこないように。
それから、私は自分の気持ちを抑え込んでサイガ-0さんの応援に徹した。
そのかいあってか、サイガ-0さんはよく私に相談をしてくれる。『今日のサンラクくんはどうだった』とか『明日のサンラクくんとの約束はどうしよう』とか、二人でいろんな話をした。
その時のサイガ-0さんはとてもうれしそうな顔をしていて、とても楽しそうな顔をしていて、私自身もとても楽しくて、すっごいうれしかった。
この人を応援してきてよかったって思った。
今もサイガ-0さんはサンラクさんと夜のゲーム内デートを楽しんでいる。さっきシャンフロ内で二人だけの作戦会議をした後、送り届けてきた。
ログアウト直後の私はヘッドギアを頭から外して、そのまま視点をそこへと向ける。
この向こうの電脳の海で、今も二人はキラキラとした時間を過ごしているんだ。
私、今日もいい仕事をしたな。あれだけ綿密な計画があればきっと二人は楽しいデートをできる。
デートを楽しむ二人のことを考えると、すごい満足感が全身を包む。
自然と気分が高揚して、
口角は上がって
頬は緩んで、
「ふふっ…」と笑みが漏れて、
頬を一筋の涙が伝った。
「え……」
手で拭ってみると確かにそこには涙が流れていて、気が付くとどんどん涙が溢れてくる。
「なんで……」
いや、原因はわかっている。涙とともに封印したはずの恋心がこんなにも溢れ出してくる。
私はサイガ-0さんのことを応援していて、それで満足できたはずなのに。
サンラクさんと幸せそうにしているサイガ-0さんを見て、私も幸せな気持ちになれたはずなのに。
私の本心は、それじゃダメだっていうの?
「じゃあ…私は…どうすれば…」
わかんない。
わかんない。
わかんないわかんないわかんない!!!
「わかんないよ……」
私はサンラクさんのことが好きで、サイガ-0さんもサンラクさんのことが好きで、私はサイガ-0さんのことも好きで、サイガ-0さんには幸せになってほしくて、二人にはうまくいってほしくて、二人にはうまくいってほしくなくて。
「わ゛か゛ん゛な゛い゛よ゛ぉ゛……ッ!!!」
家族みんなが寝静まった夜の家では当然私の声にこたえる人なんていない。
私の声は誰に届くでもなくただ宵闇に消えていった。
誰も、私に答えを教えてはくれない。
秋津茜ちゃんは旅狼のみんなが大好きだから恋も友情も大事にしたい。ただし、そこでの自分の優先順位は低くなりがちなんじゃないかなって思うんです。
病弱で孤独な過去を送ったからこそ今の人間関係を壊さないことを最優先に考えてしまう。だからこそヒロインちゃんと対立するような決断はできない……という解釈です。
やっぱり茜√の最大の障害はヒロインちゃんですね。サンラクを取り合うという意味ではなく、茜の中での存在感という意味で。
感想お待ちしています!!!
……………ところで、とある匿名希望-100さんって誰なんでしょうね(すっとぼけ)