あれから半月が経ち、今日原作がスタートする。
そんな時に俺は何をしているかと言うと。
「美味い、流石原作に出て居た喫茶店」
偶然見つけた原作に出て居た喫茶店で、チョコケーキを食べカップに入ったコーヒーを飲んでいた。
「にしても今日で原作開始か、まあ正確に言うとあと数時間後にだが」
ケーキを食べコーヒーを一口飲む。
そして改めて念の為に装備の確認とステータス画面を出す。
『可能性の双刀・白黒天Lv38』
【STR+412】
スキル【限定融合】
スキル【集魂】
スキル【赤い流星】
スキル【刹那の守護者】
スキル【成長】
スキル【神の選定】
【破壊成長】
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ヒバリ
Lv46
HP2040/2040
MP1540/1540
【STR■エラー■〈+■エラー■〉】
【VIT0】
【AGI■エラー■〈+1000〉】
【DEX0】
【INT0〈+75〉】
装備
頭【流星の帽子】
体【流星のロングコート】
右手【可能性の双刀・白黒天Lv38】
左手【可能性の双刀・白黒天Lv38】
足【流星の長ズボン】
靴【流星の靴】
装飾品【流星の腕輪】
【空欄】
【空欄】
スキル
【爆走】×210【気配遮断Ⅹ】×210【気配察知Ⅹ】×210【加速】×210【★加速】×210【超加速】×210【★超加速】×210【しのび足Ⅹ】×210【双剣の心得Ⅹ】×210【連撃剣Ⅹ】×210【剣ノ舞】×210【体捌き】×210【体術Ⅹ】×210【魔強化】×210【MP消費半減】×210【見切り】×210【MP強化小】×210【MP回復速度強化大】×210【登り走り】×210【水泳Ⅹ】×210【潜水Ⅹ】×210【水走り】×210【エアステップ】×210【空蝉】×210【鬼切り】×210【鏡花水月】×210【鬼人化】×210【鬼の威厳】×210【鬼に金棒】×210【星の精霊の加護】【走破】×210【神速】【居合切りⅩ】×210【投擲Ⅹ】×210【飛撃】×210【廃人】【紙装甲】【不器用】【全害状態異常反転】【パッシブ化再取得】【同スキル複数所持】【疾走】【ガードブレイカー】【電光石火】×210【獅子奮迅】×210【疾風迅雷】×210【背水の陣】×210【質実剛健】×210
【電光石火】
ステータスの【STR】数値は【AGI】に【AGI】数値は【STR】に加算される。
・取得条件・
右手と左手の装備を空欄でドレイン攻撃せずボスに一定回数攻撃すること。
【獅子奮迅】
倒す度に【AGI】を1%上昇、最大100%。1時間経過する事に1%減っていく。
・取得条件・
右手と左手に装備空欄でボスを倒す。
【疾風迅雷】
【AGI】を50%上昇させダメージを50%上昇させる。
・取得条件・
ボスを1分以内に倒す。
【背水の陣】
スキルで致死ダメージを無効化した時にHP、MP以外のステータスが二倍になる。
・取得条件・
装備を全部空欄にして回数制限のあるスキルを使い果たしてからボスを倒す。
【質実剛健】
【STR】【VIT】【AGI】を上げているスキルの上げ幅を二倍にする。
・取得条件・
【STR】【VIT】【AGI】を上げる装備をしてしない状態でボスを一定回数倒す。
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いや、大変だったなここまでスキルを揃えるのは。
特に【電光石火】を手に入れるのは大変だったな。
まさか訓練がてらに装備を外して、再び黒オーガと戦ったら偶然手に入れたスキルで。
一回目は簡単だったが二回目以降は、ボスが消えない一瞬に連続パンチ。
そうしないと手に入らなかったから苦労をした。
スキル上げをしなくてはいけないスキルは割と簡単だったが
「最初は【パッシブ化再取得】が発動しない時は、どうしてかと思ったが、アクティブスキルとは思わなかった」
そのせいでスキル集めをする時間が減り、必死に集める様になったのは言うまでもない。
「そろそろ此処を出て、半月ぶりにガンテツに会いに行こう」
ケーキを食べ終えコーヒーを飲み干し、喫茶店を後にした。
――北の森のログハウス――
「・・・・半月ぶりだな、で、今日は何だ」
ログハウスに入るとガンテツがカウンターで、飲み物を飲みながら答える。
「装備について、聞きたい事がある」
「・・・・何だ」
「スキル【空蝉】に似たような、効果がある装飾品は無いか?」
「・・・・複数ある」
「製作依頼で手に入れられるのか」
「・・・・一部そうだが、売っているのは三つある」
「売っている三つは、どんな装飾品なんだ?」
「・・・・一つずつ出そう」
そう言うとガンテツが、カウンターにネックレスを出す。
「・・・・一つ目『犠牲のネックレス』だ」
「効果は?」
「・・・・一日一回だけ致死のダメージを無効化し、HPの半分を回復する」
悪くはないが、今は必要性を感じない。
「次を頼む」
次にガンテツがカウンターに出して置いたのは、真ん中に星の形をした宝石が付いた腕輪を出す。
「・・・・二つ目『シューティングスター』だ」
「効果は?」
「・・・・一日五回だけ致死のダメージを無効化し、ダメージを無効化した数だけ自分のHP、MP以外の一番高いステータスが倍になる」
なかなか良いな、だがまだもう一つあるから様子見だな。
「次を頼む」
最後にガンテツが出したのは、何か赤い模様が書かれた長方形の金板が十二枚着いたペンダントを出す。
「・・・・三つ目『十二の試練』だ」
「効果は?」
「・・・・一日十二回だけ致死のダメージを無効化し、装備してから二百八十時間経過して一回でも、致死のダメージを受けなかったら、特定の効果がランダムで追加される」
なるほどこれは俺好みだな、よしこの装備を俺専用に買って、
二番目に出した装備は、今後出て来るであろうサリーの為に買おう。
「二番目と三番目に出したのを一つずつくれ」
「・・・・全部で二百五十万だ」
そう言われゴールドを支払う。
「・・・・確かに」
ガンテツから二つの装飾品を受け取り、時間を見るとそろそろ主人公が来てもおかしくない時間だった。
「もう始まっていたか、またなガンテツ」
ガンテツにそう言って、ログハウスを出る。
「まずは主人公の姿を念の為確認したいから、西の森に行って陰ながら様子を見よう」
そう思いながら、西の森に向かって軽く走った。
――西の森――
本来レベルでは北の森から西の森までは、走っても五時間は掛かるだろうが。
あいにく【AGI】がエラーのせいか、軽く走っただけでほんの数秒で西の森に着いた。
「もう主人公はどこかに居る、可能性があるから探そう」
森全体を走り探す事数十秒、一人の大盾を持つプレイヤーを見つけた。
リンゴで作った兎と耳が緑である事以外で変わらない、配色をした兎の体当たりをさっきから受けている。
それを気配遮断をし茂みに隠れて、プレイヤーの特徴を詳しく観察。
身長は俺より低めで標準体型、黒髪黒目で髪の長さは肩に届くくらいの少女。
行動と特徴から察するに、この少女が主人公のメイプルで間違いないだろう。
あ、兎がメイプルに体当たりしようとしたが、メイプルがよそ見してその拍子に大盾に動き。
「キュウ!?」
そのまま兎は大盾に体当たりをし、兎自身がダメージを受けて倒れそのままポリゴンエフェクトになり消えた。
「兎さあああああああああああん!」
メイプルの悲鳴が森に木霊して響き渡った。
「はぁ・・・・何で勝手に死んじゃったの・・・・もう、倒す気はなんて無かったのに・・・・」
兎の死を嘆くメイプルだったが、しばらくすると立ち直った様で自分のステータスを確認していた。
「あ! ステータスに割り振れるポイントが五増えている!」
「うーん・・・・でも今更防御力以外を上げてもなあ・・・・」
「よーし・・・・決めた!【VIT】に振ろう!」
そう言うと同時にメイプルが、ステータス画面を操作しそれが終わると森の奥へと進んで行く。
とりあえず俺はこのまま様子を見る事を決める。
メイプルと接触をするのは、イズ工房の時にでもいいだろう。
だから今は原作と変わりないか観察をし、確認していかなくてはと思い、
茂みから茂みに気配を遮断し隠れながら、メイプルを追い、結果は原作通りで何も変わらず。
そしてメイプルがログアウトしたので、俺も今回はログアウトする事にした。
感想や誤字脱字があればよろしくお願いします。
次回の投稿は当分は未定です。