ただただ強さを追求した者   作:鏡餅丸

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2.状況確認と準備

 気が付くとベットに寝ていて、知らない部屋の天井を見ていた。

 

「此処は・・・・そうだ俺、転生したんだ」

 

 上半身だけ起こし服装を確認。

 

 カッターシャツに黒いズボンを着ていた。

 

 横の方に光を感じて見ると、そこには窓があり青い空と雲が見える。

 

 この風景や状況から察するに、今は昼くらいで二階の部屋にいるみたいだ。

 

 それを確認した後ベットから起き上がり離れ、自分が居た部屋のドアノブに手を掛け出る。

 

 アレ? なんか動きが早くなっている?

 

 ・・・・まあいい、別に体調が悪い訳でもないし問題ないだろう。

 

 開けると左を見ると少し奥の方に左右にドアが一つずつあり、前にはドアが一つあり右には通路が続いている。

 

「とりあえず、右に行こう」

 

 右の通路を少し歩くと、右側には階段がありそこを降りる。

 

 降りたすぐ前には玄関、左の部屋をドアを開けると洗面所や風呂場があり。

 

 そこには洗濯機もあった、どうやら家具も揃っているらしい。

 

 風呂場の部屋から前には襖があり、そこを開けて入った。

 

 そこにはテレビと何も入ってない戸棚があり、真ん中には四角い大きな卓袱台があった。

 

 下はさっきまでフローリングだったが、この部屋だけ畳で襖の反対側の方にテラスがあり、そこに大きな長方形の引き窓がある。

 

 この居間の様な部屋を出て、階段の左側に通路がありその奥へと行く。

 

 そこのドアを開けるとそこには、キッチンがありテーブルと椅子がある。

 

 テーブルの上には四つ折りされた手紙、長方形の大きな財布、通帳、印鑑があった。

 

 通帳を確認するとゼロがいっぱい書かれていた。

 

  一、十、百、千・・・・わお、本当に五億円入っている。

 

 通帳はいったんテーブルに置き、手紙を手に取り広げた。

 

『こんにちは、クレアです。これを読んでいると言う事は転生は成功したと思います』

 

 ああ、ちゃんと成功しているぞクレア。

 

『家の方は確認しましたか? 瞬さんが普通の家と言っていたので、ドラえもんののび太の家を参考にして、二階は部屋を増やして建てました』

 

 なるほど、何処かで見たことがある間取りな訳だ。

 

『手紙の横にあるのが瞬さんの財布、通帳、印鑑ですので好きに使ってください、そしてここからが本題です』

 

 お、何かあるのか? 転生あるあるかな? ・・・・無理難題でなければいいが。

 

『瞬さんが思ったほど無欲だったので、サービスで二つ追加で特典を付けました』

 

 なんだそんな事か、俺はてっきり無理難題を言われるかと思っていた。

 

 それにしても俺って、そんなに無欲だったか?

 

 結構欲張ったと思ったんだけど、まあ、貰えるものは貰っておこう。

 

『一つ目は、身体能力の伸びしろを上げました、具体的にどれくらい上げたと言うと、頑張って努力すれば鬼滅の刃の全集中の呼吸や技を使え、柱になれるくらいに上げました』

 

 は?・・・・いやいや、ちょっと待って、何でそうなる。

 

 この世界にそんなの有っても、無用の長物じゃないのか?

 

 ・・・・まあ、リアルであれくらい動けると嬉しいけど。

 

 特に雷の呼吸は一度は使ってみたい。

 

『二つ目は、PS(プレイヤースキル)に関する事は全てが超一流で、伸びしろがある様にしました』

 

 これはありがたい、お陰で予定が大分繰り上がる。

 

 いや落ち着け、ここで慢心をしてはいけない。

 

 予定通りにプレイヤースキルを鍛えるべきだ。

 

『説明は要らないかもしれないけど説明すると、勘や体捌きの才能等のゲーム内で使う、自分本来の才能や感覚をあげました、具体的にはどのくらいかと言うと、PSに関係する事なら現段階でもオリンピック選手が相手でも余裕を持って勝てるくらいです』

 

 なるほど、それでいて伸びしろがあると・・・・頑張ろう。

 

『それとお詫びが一つ、天界に長くいたせいで瞬さんの一部の感情、特に焦りや動揺とかの感情ががかなり希薄になっています、誠にもし訳ありません』

 

 そうかだから、転生した後も慌てず冷静に要られたのか。

 

 俺としてはむしろありがたい、どんな状態でも冷静でいられるは。

 

 生前の俺は焦りや動揺で、失敗が続けまくって全く何も出来なかった。

 

 それが無くなるかもしれない、努力が出来る思うと本当に嬉しい限りだ。

 

『最後にアドバイスを、家に引き籠って鍛えるのも良いですが、色々な大会に出て対人戦の経験を積んだ方が良いです、あとは瞬さんの好きな様に生きてください。私達は瞬さんが寿命を迎えるか死なない限り干渉いたしません、では悔いのない人生を送ってください』

 

 手紙は読み終えると同時に、光の粒子になって消えた。

 

 ありがとうクレア。お陰で、貰ったこの人生を出来るだけ悔いなく生き抜いてみせる。

 

「さてまずは散歩がてら、外に出て周辺地理を理解しながら、VRMMOの機械とトレーニング道具を買いに行くとしよう」

 

 財布と通帳を手に持ち、通帳を入れようと財布を開くと。

 

 中にはパンパンに札束が入っており、通帳を入れるのに一苦労して入れた。

 

 そして財布を入れて、玄関に行き靴棚から靴を取り行こうとした時ある事を思い出す。

 

 外に出るそれを確認しに行かなければ。

 

 そう思い自分が最初に居た二階の部屋に行く。

 

 部屋に入ると予想通りの物が、ベットの横にある机の上にそれはあった。

 

 良かったあった、黒いノートパソコンだ。

 

 これが無くては情報収取が出来ないからな。

 

 ノートパソコンを開き、電源を入れておく。

 

 家に帰ってきたら、クレアのアドバイス通りに開催する大会を調べるためだ。

 

 確認は済み電源も入れた、改めて外に出よう。

 

 再び玄関まで行き靴を履き外に出た。

 

――夜――

 

「配達の物は以上となります」

 

「ありがとうございました」

 

 そう言い俺は玄関で業者の人を見送った。

 

 あれから近くにあるはずのコンビニを探しすぐに見つかり、品揃えを確認したあとコンビニ店員に、VRMMOの機械をここで買えないか聞く。

 

 すると買えはするらしいが、「ここより少し離れた所の玩具屋の方が種類が豊富でいい」と言われた。

 

 何か違うのかと聞くと、「機種のメーカーによって自分の扱いやすいのが違う」や「安全性や安定性が違う」らしい。

 

 店員にそのおもちゃ屋の場所を聞き、お礼を言ってコンビニを後にした。

 

 そしてコンビニ店員が教えてくれた、玩具屋に着き中に入る。

 

 中には色々な玩具が所狭しと、置いてあってレトロな内装だった。

 

 玩具屋の店員にVRMMOの機械が、何処にあるのかとおすすめを聞いた。

 

 店員さんは快くVRMMOの機械の売り場に案内してくれ、どう言うのがおすすめかも教えてくれた。

 

 しばらく色々なVRMMOの機械を試させてもらい、俺にあったVRMMOの機械を見つけそれを財布から即現金で買った。

 

 ちなみヘルメットタイプで、名前は「ナーブギア」と言うらしい。

 

 大丈夫だよな・・・・多分。

 

 そののま家に持って帰って二階に上がり、ナーブギアをインターネットに接続した。

 

 これでいつ原作のゲームが来ても大丈夫になった。

 

 それからノートパソコンでネット通販で、トレーニングに必要な道具やプロテイン等色々と買い。

 

 届くまでの間に武道系を中心に何か大会は無いか、調べていると五ヶ月後に剣道大会がある事が分かった。

 

 その剣道大会にノートパソコンで参加申し込みをし、しばらく待つと申し込み完了の通知が来た。

 

 申し込み完了を受けた時、家にインターホンが鳴り玄関に行きドアを開ける。

 

 するとそこに業者さんがおり、俺が頼んだ物の数々があった。

 

 それらを全部二階にある俺が居た部屋ではなく、隣部屋に全部運び入れてもらい。

 

 そして現在に至る。

 

「今日は届いたトレーニンググッズを確認して、本格的に鍛えるのは明日にしよう」

 

 二階に上りトレーニンググッズを置いた部屋に行き、グッズに巻かれている梱包材を取り払う。

 

 その後は組み立て無くてはいけない物は、配置を決めてその場で組み立てた。

 

 組み立て作業と配置を終え、自分の部屋に戻り時計を見ると深夜になっていた。

 

 服を脱いでさっき買った中にあった、ジャージに着替えてベットにの中に入り寝た。

 

 明日から努力して、五ヶ月後の剣道大会で頑張ろう。




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