日輪はゆく   作:namely嘗め↓↑

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鳴女はママに。


鬼になった理由

黒死牟は混乱していた眼の前にいる主が幼児化しているからだ、赤ちゃんの様に鳴女の膝の上で気持ち良さそうにくつろいでいる。

 

「あっキャッキャッキャッ!!!」

 

「はぁーい無惨〜〜それーーこちょこちょ!!!」

 

一人動揺していると、鳴女は無惨様をあやし始めた。

 

(鳴女…………妙に慣れているな……………だが!!…………赤子に慣れているのはお前だけではない!!)

 

考えながら黒死牟が無惨に近付こうとすると。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!!!うぁぅぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

突然無惨が泣きじゃくってしまう。

 

「貴方!!!!!無惨に何をするの!!!!こんなに怯えちゃって」

 

「うぅぅぅぅぅぁ」

 

「嫌……………私は別に…………………どういう事なのだ鳴女よ…………」

 

鳴女は泣きじゃくる無惨をあやしながら黒死牟の問いに答える。

 

「それが突然無惨様が慌てた様子で私に助けを求めて来たので城への入り口を開きました、そしたら無惨様がバラバラのお姿で城へと落ちてきて私が駆け寄ったらあんな感じになってました」

 

「バブー」

 

「何と……………無惨様をバラバラに出来る剣士か………………………」

 

「黒死牟様何か心当たりがあるのですか?」

 

(無惨様を死の淵迄追い詰める事が出来る剣士は一人しかおらぬ…………しかし既に奴は死んでいる筈だ……………)

 

「嫌……………残念ながら私にもわからぬ…………時に猗窩座はまだか?」

 

「猗窩座様でしたら無惨様をこんな(笑)状態にした奴を殺すと言ってましたよ」

 

「何と!!!…………猗窩座め勝手な事を………………」

 

「私は無惨の面倒を見なくちゃ行けないので暫くは能力は使えませぬのでご了承ください」

 

「わかった…………私も鬼狩りを一人でも多く狩るとしよう」

 

ここで無惨が眼を覚ます。

 

「あら無惨丁度パパが仕事に行くのよ、ほら行ってらっしゃいしてあげて」

 

「ううーー?ばぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「鳴女……………お前楽しんでないか?…………無惨様を頼む………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縁壱と炭治郎(禰豆子は籠の中に入れている)は錆兎と義勇の育手の元へと向かっていた、道中

お堂で人を襲おうとしている鬼がいたので縁壱は一振りで頸を落として先を急ぐ。

 

(え?はやっ、縁壱さんの動きが全く見えない……………………凄い!!!)

 

 

「炭治郎よ、あれくらいの事は誰でも出来るお前も頑張れば必ず辿り着くさ」

 

「はい!!!縁壱さん!!!」

 

 

二人が先を急ごうとした時、眼の前に何者かが降り立った様で土煙が昇っているが縁壱は刀を抜き軽く刀を振り風を起こし土煙を吹き飛ばす。

 

「炭治郎よ、ちょっと後ろに下がっておれ」

 

「はい!」

 

 

「お前だな無惨様をよくもよくも!!!!!オレの名は上弦の参猗窩座だ!!!!!」

 

(あれ?オレ無惨様の名前を何故だ?それにこの男………何だ闘気が感じないまるで巨大な大木………………この雰囲気誰かに似ている)

 

この瞬間猗窩座は人間時の記憶が蘇る。

 

 

「生まれ変われ少年よ!!!弱き人の為に拳を振るえ!!!!!」

 

「私は貴方がいい、貴方と一緒に生きていきたい」

 

 

「オレは………絶対に貴方を最後迄守り抜きます必ず」

 

 

 

(師範………………恋雪さん…………オレは…オレは………………………)

 

 

縁壱は即座に猗窩座との距離を詰め、頸を落とさんと刀を振るう。

 

「日の呼吸、烈日紅鏡」

 

猗窩座の頸に刃が届く瞬間だった。

 

 

「待ってください!!!!縁壱さん!!!!!!!」

 

 

炭治郎が縁壱を呼び止める、そして炭治郎は二人に近付いて来る縁壱は猗窩座の表情を確認すると。

 

猗窩座は泣いていた。

 

縁壱は驚いていた、そして炭治郎は手をそっと猗窩座の肩に乗せる。

 

「泣いててもいい、今迄の行いは誰も許してはくれないでも泣いててもいいんだ」

 

猗窩座は炭治郎を見る。

 

(何て優しい眼何だ…………………こんな眼をした人をオレは知っている………親父…………師範……………そして恋雪)

 

 

「炭治郎よ、お前は鬼にすら情けをかけると言うのか?」

 

「縁壱さん、鬼は人間だったんですオレ達と同じ鬼は醜い化物なんかじゃない鬼は悲しい生き物です」

 

(炭吉よ、どうやらこの炭治郎は私の想いだけでなくお前の優しさも繋いでいる様だぞ)

 

「炭治郎よ、私もそう思うこんな悲しい事を増やさない為にも無惨を倒そう」

 

 

二人は会話を終え猗窩座の方へと視線を向けると、猗窩座は頭を垂れていた。

 

「縁壱様、オレに貴方様の手伝いをさせてはくれないでしょうか?」

 

「ほう」

 

「無惨を倒せばオレは死にますそれまでオレに炭治郎を優しい少年を守らせてください!オレは今度こそ必ず…………………」

 

「わかった………猗窩座よお前の覚悟しかと受け取った、これからお主には主者に会ってもらう」

 

即座に縁壱は猗窩座を珠世の元へと送る手筈を整えた、今のままでは人を喰いかねないので珠世に体を弄って貰い彼女らと同様人の血を飲むだけで生きていける様にしてもらう為に。

 

 

「炭治郎もそれで良いか?」

 

「はい!今のこの人からは嘘を付いてる匂いはしませんから!」

 

 

(今わかったオレはこの人達を…………………………………………守る為に)

 

鬼になったのだ。

 




尚、猗窩座は今後は炭治郎の特訓相手になります。

縁壱は鱗滝さんと将棋をします。


すいません猗窩座は鬼の中では好きなキャラなので笑笑
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