あれから一年の月日が経とうとしていた、月明かりが辺りを照らす中二つの影が幾度となく重なり火花を飛ばしていた。
「流石だ!炭治郎!!!、まさかここまで腕を上げるとは!」
「いえ!オレはまだまだです!!!!!!」
猗窩座と闘い初めて半年が過ぎた辺りで炭治郎の額に縁壱そっくりな痣が浮かび上がっていた、痣のおかげで炭治郎はメキメキと力をつけて行った。
(珠世に、痣の代償を無くさせる薬を頼んでおいて正解だったな)
縁壱は痣の代償を知っており珠世に相談していた、そこから縁壱の血を採取し痣特効薬を作り出す事が出来たのだ。
「これは受けきれるか?炭治郎!!終式・青銀残乱光!!!!」
「勿論です!!!!!日の呼吸、日暈の龍・頭舞い!!!!!!!」
猗窩座の全方位への攻撃を炭治郎は龍を思わせる動きで全て弾き飛ばす、そのまま炭治郎は更に技を繰り出す。
「日の呼吸!!!!、陽華突!!!!」
「今のは、危なかったぞ!!!!炭治郎!!!!!!!」
鱗滝は縁壱と共に二人の闘い?を見ながら思っていた。
(炭治郎強すぎじゃね?え?この状態で最終選別行くの?え?そんなにあの山の鬼を駆逐したいの?)
縁壱は隣で。
「まだまだ甘い、あれでは最終選別合格は出来ぬか」
鱗滝は考えるのを辞めた。
炭治郎は猗窩座とのやり取りの中で昔父から教えてもらった技術を思い出す事が出来た、その感覚を意識しながら距離を詰める。
(!!!!何だ?炭治郎の気配が……………まるで縁壱様の様な……………)
猗窩座は近付いて来る炭治郎を裏拳で攻撃しようとするが炭治郎はその攻撃を避けそのまま空中で体を捻りながら腕に斬撃を放つ。
「日の呼吸、斜陽転身!」
「見事だ、炭治郎!!!!!!」
こうして漸く、炭治郎は最終選別を受ける事となる。
(錆兎、義勇よ駄目だ、この子は強すぎる…………………………)
そして最終選別が行われる期間迄は炭治郎は家族の元に帰り、漸く最終選別が行われる前日になった。
「よし!これで準備は完了です!ってあれ?何で縁壱様もついて来ようとしてるんですか?それに猗窩座さんも」
「炭治郎よ、私は今更思ったのだが鬼殺隊員ではない、しかし今後は禰豆子の事もあるし試験を受ける事にした」
「オレは、縁壱様に付いて行く、別に炭治郎が心配だなんて思ってないからな!」
(え?まさかの縁壱殿も?それに猗窩座お前もかよ、最終選別いる?)
こうして炭治郎と縁壱「猗窩座」の最終選別が始まった。
「炭治郎よ私達は先に山に入るぞ、この山の鬼を全て倒せばそれで終わりだ」
「なるほど!!!流石は縁壱様!!!!わかりました!!!!!」
「皆殺しですか!わかりました!縁壱様!!!炭治郎どっちが多く鬼を殺すか競争だ!!!」
こうして三人で藤襲山にいる鬼を僅か半刻で全員倒し、三人は敵もいないし合格だよねと考え山を降りる事にした今回の最終選別の結果は全員合格と言う結果となった。
尚三人は動きが速すぎて鴉でも把握出来なかったとか。
晴れて炭治郎と縁壱は鬼殺隊員となった。
そして縁壱と炭治郎は一旦別行動を取る事にした、理由は特に無し猗窩座は炭治郎を見守りつつ縁壱の指令を待つ事になった。
「縁壱様!猗窩座さん!鱗滝さん!!行ってきます!!!!!!」
炭治郎は目覚めた禰豆子を木箱の中に入れ、鴉から指令が下りその街へと赴くのであった。
「あっ、炭治郎に珠世を紹介するの忘れてた……………まぁいいか」
縁壱も兄を探すべく行動を開始した。
(疲れた……………暫く一人になりたい)
鱗滝は疲れていた。
任務の道中浅草である鬼と炭治郎は出会った、珠世と言う。
「貴方の耳飾りはもしや縁壱様のお知り合いですか?」
「はい!縁壱様は!オレの先生です!!!」
「なるほどでは、貴方の連れている妹が鬼なのですね………しかも二年間も人を食っていない」
「あの!珠世さん!!鬼を人に戻す方法はありますか?」
「あります、今その薬を作っているのでもう少しお待ちください」
「え?はい……わかりました……………」
その後は初任務の沼鬼も昼間の内に透き通る世界を、持って何気なく壁を三回斬り付けると鬼が断末魔を上げながら死んで行った。他にも手毬を投げてくる鬼や矢印を操る鬼もいたが無傷で倒した。
(鬼は悲しい生き物だ…………………)
任務の合間に知り合った、同期らしい我妻善逸は炭治郎の音を聞き。
(いやいや、悲しい生き物って言いながら鬼、瞬殺してんじゃん!!!!!)
とツッコんでいた。
縁壱は、目に写った鬼に兄の事を聞きながら旅をしていたが何の情報も手に入らなかった。
そして舞台は
那田蜘蛛山へと移って行くのであった。
炭治郎超強化完了ですね。
この時点で炭治郎は今現在の柱より強いです笑笑