日輪はゆく   作:namely嘗め↓↑

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ひょっとしたらうたさんの生まれ変わりがあるかも。


これが恐怖

夜の街に二匹の蝶が舞っているそう錯覚させる程に美しい二人の少女がいた、片方は紫がかった髪色に紫の蝶の髪飾りを後ろに付けているもう片方の少女は長い黒髪に二つの蝶の髪飾りを左右に付けている。

 

この二人はただの少女ではない、黒髪の少女は鬼殺隊最高剣士の一人花柱胡蝶カナエ、もう一人の少女の名は胡蝶しのぶと言う。

 

しのぶは鬼をも殺せる毒を作っており、階級も乙である。

 

 

「ちょっと姉さん?聞いてる?今回は女性ばかりを狙われてるのよ?」

 

「聞いてるわよ?姉さんはね心配なのよしのぶはとってもかわいいから」

 

「そう言う事じゃないの!二人で行動した方がいいわ!絶対に!」

 

と二人は走るのをやめしのぶはカナエの腕に抱き着く。

 

「あらあらしのぶったら、うーんしょうがないなぁーわかったわ一緒に行きましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、この街の雰囲気…………………静かだが確かにいるな」

 

縁壱はカナヲを肩車した状態で静まり返りった街並みを歩いているとカナヲは何処かを見つめ始めた。

 

「?どうしたのだ、カナヲよ?」

 

「蝶がいた」

 

「ほう夜に蝶かそれは美しいな………カナヲ場所を案内してくれぬか?」

 

カナヲを担ぎ縁壱は屋根へと飛び乗りその場所へと急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁこんばんはいい夜だと思わないかい?そこのお二人さん?」

 

 

その鬼の威圧感は今迄出会って来た鬼の中でも圧倒的に凄みが違った、二人は本能的に自分達の死を覚悟した。

 

「しのぶ……………貴方は逃げなさい…………あいつは私が相手をします」

 

「嫌よ!!!姉さん!!!!!私も闘う!!!!!!」

 

 

「そんなに怯えなくてもいいよ!オレは優しいからね!二人共かわいいから残さず食べてあげるよ!!」

 

「やはり貴方が女性ばかりを狙う鬼ですか、私は胡蝶カナエ花柱の名を貰っています」

 

「へぇ!凄いねぇ!女の子なのに柱なんだ!あっとごめんよオレも名乗らなくてはね僕は童磨!一応上弦の弍って地位を貰ってるよ!よろしくね!カナエちゃん!」

 

二人はそれぞれ童磨は扇をカナエは刀を持ってしのぶの眼では追えない速さで打ち合っている。

 

(駄目よ……………駄目よ……このままでは姉さんは殺されてしまうわ……………)

 

 

 

「はは!!中々やるねぇ!流石は柱だ!!ますますかわいがりたくなってきたよ!」

 

「残念ですけど私は貴方みたいな人は嫌いです!花の呼吸、伍ノ型、徒の芍薬!」

 

童磨に近付き、連続斬りを放つが童磨は扇で全て防ぎきるそのまま扇でお返しと言わんばかりに連続で振りかぶってきてお腹に攻撃が当たる。

 

(っつ……………速い…………この鬼…全然本気じゃない)

 

とカナエが息を荒らしながら膝を地面につく。

 

「大丈夫かい?カナエちゃん?オレはまだ血鬼術も使ってないんだけど………」

 

「姉さんに近付くな!!!!蟲の呼吸!!蝶ノ舞、戯れ」

 

鋭い三段突きを童磨の顔と腹更には足にも当てる、しのぶは祈るように毒が効くのを待つが童磨は即座に対応し分解して回復する。

 

「へぇ〜君かぁ!毒を使う剣士って凄いね!でもこんな毒じゃオレは殺せないぜ!」

 

しのぶは涙を流しながらその場に座り込む、カナエはしのぶを庇う様にしのぶに抱き着く。

 

 

「うんうん美しい姉妹愛だぜ!安心しなよ!二人共仲良くオレと一つなろ!血鬼術!」

 

童磨が血鬼術を放とうとした瞬間、腕が斬り落とされる。

 

「日の呼吸、火車」

 

 

 

 

カナエとしのぶはこう思った、神様が助けに来てくれたとそう思う程に突然現れた剣士の剣技は美しかった。

 

 

童磨はすかさず距離をとった瞬間ある事に気が付く、腕が再生しない事に再生が遅くなっているのではなく全く再生しなくなっている。

 

(え?どうして?何で?オレの右手が再生しないこんな事は初めてだ…………)

 

 

「私の赫刀は鬼の始祖無惨にも覿面に効く」

 

 

「何なんだ君は………………………それに何であのお方の名前を………」

 

 

「とりあえず逃げられては困るから足を斬っておくか」

 

「っつ!!!!!!!血鬼術!!!!!!霧氷睡蓮菩薩!!!!!!」

 

 

 

辺り一面を凍らせる事に成功する童磨はこれで倒したと考えた、だがその剣士はその場から一歩たりとも動いてはいなかった。

 

縁壱は頸を傾げながら童磨に問いた。

 

「今何かしたのか?私の体温は氷をも溶かすこの程度で私を凍らせるなど」

 

と縁壱は刀を握り構えに入る。

 

童磨は初めての感覚に襲われている、自身最強の血鬼術を以ってしてもかすり傷も付ける事ができない事もそうだし誰かの記憶を見せられている様でこの男を見ていると体の震えが止まらなくなる童磨はこの瞬間確かに理解したこれが恐怖と言う感情なのかと。

 

 

なおカナヲはあの二人に何も言わずに預けている。

 

 

 

「う…………………あぁぁぁぁ!!!!!血鬼術!!!冬ざれ氷柱!!!!」

 

無数の氷柱が縁壱に向かって襲いかかる、他の剣士や柱なら刀を使って防ぐが縁壱の場合は刀を使う必要はないただ立っているだけで氷柱は溶けていく。

 

 

「……………これ以上は、時間の無駄………日の呼吸、灼骨炎陽」

 

 

神に捧げる大振りな動きで童磨の頸は静かに斬り落とされる。




強すぎるよね、縁壱は笑
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