日輪はゆく   作:namely嘗め↓↑

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縁壱は忙しい。


有と無

ある建物の中で男と鬼が向かいあっていた、男は真顔のまま鬼は何かに怯えた様な表情をしている。

 

(なるほどこの建物自体が鬼の能力によって動いているのか)

 

(何なのだ…この男は小生の術が全く通じない!?十二鬼月の小生が)

 

太鼓をしきりに鳴らし縁壱の斬撃を何とか躱すが何か考えたのか、縁壱は建物を破壊し始めた。

 

「日の呼吸、円舞、灼骨炎陽、碧羅の天、烈日紅鏡っとどうやら建物も頑丈ではなかったな」

 

剣技を繋げて放ち鬼の要である、建物を倒壊させる縁壱は静かに鬼の頸を落とす。

 

「さて、買い物の続きをするとするか」

 

縁壱は古い町で買い物をし宿でゆっくり休み、別の町へと向かおうとした時だった何か懐かしい気配を感じ辺りを探すと双子の少年が山の方へと歩いているのが眼に入った。

 

 

(あの雰囲気似ている、兄上と……確か兄上には子がいたと………なるほど)

 

 

双子が気になり後をつける事にした縁壱だった、山奥に住んでいるのかかなりの距離を歩いているのが二人は全く疲れる様子を見せずに歩いている途中で斧を使い木を斬ったりしているのを見ていると。

 

 

(よい斬撃流石は、兄上の子孫…………なるほどさしずめ私の甥か…………)

 

 

「へぇーーなら縁壱さんは旅の途中で迷っちゃたの?」

 

「あぁ山の中で用事があってな気付いたら小屋が見えたので」

 

「全く大の大人が情けない!泊めてやるのも今日だけだからな!!!!」

 

 

とりあえず道を迷ったフリをして縁壱は双子の住む場所に泊めてもらう事にした、この二人は何やらわだかまりがあるなと感じたまるで私と兄の様に。

 

 

世話になって数日がたったある夜の事だった、私は山で食料の調達をし小屋に帰った時だった入口に鬼がいた。

 

「どうせ、てめぇら二人が生きてても何も変わらねぇよ」

 

「兄さん!!!兄さんは逃げろ!!あいつはオレが倒す!!!!!」

 

「よせ!無一郎!!!お前じゃ……………………わかったよでもオレも戦う!」

 

「けってめぇら見たいなガキに遅れをとるオレじゃねぇよ!!!!!」

 

「ならば大人の力はどうだ?日の呼吸、碧羅の天」

 

「「え?」」 

 

 

二人は唖然としていた二人は共に戦い死ぬつもりだったこの場に縁壱がいないのがせめてもの救いだったとだが突如現れた縁壱は強かった圧倒的に。

 

 

「どうやら誤解は解けた様だな、無一郎、有一郎よ」

 

「あぁお陰様で…………知ってたよ無一郎は凄いって無一郎の無は無限の無、誰かの為に無限の力を出せる選ばれた人間だってさ」

 

「兄さん………………そんな事ないよ!兄さんも凄いよ!!」

 

「無一郎……………………ごめんな」

 

二人は抱き合うそれに縁壱は静かに近付き頭を撫でるそして声を掛ける。

 

「確かに無一郎は無限かも知れぬ、だがな有一郎よお前の力は有限だ数は限りなく増え続ける果てしなくな、流石は我が兄上の子孫だ」

 

「へ?おじさん?オレは信じるよ!だってオレ達を守ってくれたもん!ね?有一郎兄さん!」

 

「そうだな!それにこんな凄い人の子孫ならオレ達は強くなるかもな!」

 

 

二人が寄り添い合う姿を見て在りし日の兄との思い出が蘇る。

 

(必ず兄上を…………)

 

「縁壱さん!オレ達剣士になりたいです!!!!」

 

「オレも………………強くなりたい!!!!!!」

 

「わかったならば私が稽古をつけようさっそく始める、有一郎、無一郎よついて来い」

 

三ヶ月鬼の様に双子を鍛え二人は刀を赫く染める事もでき、尚かつ透き通る世界すらも体得し有一郎は星の呼吸を、無一郎は霞の呼吸を会得し二人は、上弦の陸を倒し柱となる。

 

 

 

 

 

 

 

「縁壱様、これが例の薬です後あなたの事は恐らく無惨はまだ把握してないと思います」

 

「やはりか私が闘う時、そこにいる愈史郎の気配がすると思ったが」

 

「珠世様の頼みだから仕方なくなそれにまだお前の存在を無惨に知らせるのは不味いからな!」

 

「二人には感謝してもしきれぬ………」

 

珠世は頭を下げる縁壱を何とか頭を上げるように言い、今後の話しをする事にしたどうにかして無惨を炙り出す方法はないかそれは今後珠世と愈史郎が考えると。

 

「それで縁壱様はどうするのですか?」

 

「私はお前達の案ができるまである一族を探そうと思う」

 

「一族?」

 

「あぁ私の心を救ってくれた竃門炭吉の子孫がどこかにいる筈会ってみたい」

 

「なるほど、では私の使い魔を数体お貸ししますので是非お使いください」

 

「恩にきる」

 

 

縁壱はある一族を見つける旅に出た。




再び縁壱と竃門家の縁が。
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