日輪はゆく   作:namely嘗め↓↑

8 / 20
無惨は………………笑笑


オレは………………

その日オレは三郎爺さんに山に行くのを止められ一晩泊めてもらう事になった、その時鬼の話しを聞いたけど鬼なんかいる筈ないと思っていた。

 

 

 

急いで自分の家に戻っていると眼の前に妹禰豆子の姿が。

 

 

「禰豆子?どうした?オレが心配になって迎えに来てくれたのか?」

 

しかし妹は返事をしないただ下を向いていた、手からは握りしめているのか血が出ていたオレは心配になり禰豆子に近付くと。

 

 

 

禰豆子は鬼になっていた。

 

 

 

 

 

話しは少し前に遡る。

 

 

 

縁壱は葵枝と兄妹達を寝かせて一人外で警備に当たっていたが朝日まで鬼が攻めてくる事はなかった為、禰豆子の事が心配だがここは美味しい物を食べさせてやろうと考え一人山に入って行った。

 

 

次男の竹雄が眼を覚ますと禰豆子が一人起き上がっていた。

 

「ねーちゃん?!よかった!眼を覚ましたんだ!!!」

 

しかし禰豆子の様子がおかしかった獣の様なうめき声をあげながら何か我慢している様に見えた、その声に母の葵枝が眼を覚まし視界に禰豆子の姿が入る。

 

「禰豆子!!!よかった!!!よかった!!!!!」

 

葵枝が禰豆子に駆け寄ろうとすると、禰豆子は外へと飛び出して行ったと同時に縁壱が帰ってきた。

 

 

「ん?どうしたのだ?葵枝殿、竹雄よ」

 

その声を聞き安心するのも束の間葵枝と竹雄は縁壱にすがり付く。

 

「縁壱様!禰豆子が眼を覚ましたのですが何か様子が変で………………」

 

「そうなんだよ!縁壱さん!オレ見えたんだ………牙が」

 

縁壱は二人の言葉を聞き即座に禰豆子の後を追う。

 

「葵枝殿、竹雄案ずるな禰豆子の事は私に任せろ」

 

 

 

 

禰豆子は突然オレに覆いかぶさってきた何とか口元に斧の柄を咥えさせ噛まれないようにする。

 

「禰豆子!!!頑張れ!!!鬼に何てなるな!!禰豆子!!!!!!」

 

(糞…………オレが他所様の家でぬくぬく過ごしている間に何が?母さんは?竹雄達は?まさか……………いや!!そんな筈ない!!!!)

 

オレの頬に濡れた感触が禰豆子の瞳から涙が流れていた、その時二つの人影が禰豆子に迫るがオレが禰豆子を庇うと、二人は刀の振る力を緩め髪と着物を掠めるにとどまった。

 

 

「何故鬼を庇う?」

 

二人の内、赤い着物、蒼い瞳が印象的な男が炭治郎に問いかけるもう一人の宍戸色の髪色をした男は後ろで黙ってこちらを睨み付けていた。

 

「妹なんだ!!オレの!!!!」

 

炭治郎は禰豆子を庇うように前に出ながら叫ぶ。

 

「妹?それがか?」

 

赤い着物の男がこちらに向かって突っ込んでくる炭治郎は堪らず禰豆子を覆い隠す姿勢をとるが禰豆子は男に奪われてしまう。

 

 

「オレの仕事は鬼を斬ること、勿論お前の妹の頸も」

 

男は刀を禰豆子に近付ける。

 

「待ってくれ!!!妹はまだ誰も殺していない!何でそうなったのかはわからないけど、だけど!」

 

「簡単な話しだ、傷口に鬼の血が入ったそうやって鬼は増える」

 

「禰豆子は人を食ったりなんかしない!!!!、それにオレが人間に戻してみせるから、だからどうか妹を殺さないでくださいお願いします」

 

炭治郎はいわゆる土下座の姿勢をとる。

 

 

「生殺与奪の件を他人に握らせるな!惨めったらしくうずくまるのはやめろ!そんな事が通用するならお前の妹は鬼になどされていない!奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?笑止千万!!弱者には何の権利も選択肢もない!悉く力で強者にねじ伏せられるのみ!妹を治す方法は鬼なら知っているかもしれないだが鬼共がお前の意思や願いを尊重してくれると思うなよ!当然オレもお前を尊重しない!何故妹に覆いかぶさった?あんな事で守ったつもりか?何故斧を振らなかった何故オレに背中を見せた?そのしくじりで妹を取られているお前を妹と一緒に串刺しにしても良かったんだぞ!!!!!」

 

炭治郎は涙を流しながらその場に蹲る。

 

その時、もう一人の宍戸色の髪色の男が口を開く。

 

「なぁ義勇……………お前ってそんなに饒舌に喋れたんだな……………」

 

「え?」

 

炭治郎、更には義勇に捕まっている禰豆子ですらも驚いた顔をした、一瞬拘束の力が緩まったのを感じた禰豆子は振りほどき炭治郎の前に立ち二人を威嚇する。

 

 

義勇はその姿を見て驚くがもう一人の男はそれよりも義勇が饒舌に喋った事に驚いていた。

 

「義勇お前普段からそれぐらい饒舌に喋れ、胡蝶妹も心配してるんだぞ冨岡さんは言葉足らずですしそれに天然も入ってるって義勇お前も男なんだ!今度からはしっかり胡蝶妹と話せよ!」

 

「錆兎オレは口下手でも言葉足らずでもないよ………………今はそれどころでは」

 

「わかっているよ!義勇!今度ゆっくり胡蝶妹と饒舌に語り合うといい!!オレは真菰と将来について語り合うから!」

 

義勇は突然妹弟子の名を口にした錆兎にえ?と言った顔をするが錆兎はスルーして。

 

 

視線を炭治郎と禰豆子に向けどうしたものかと考える、すると眼の前に一人の剣士が音もなく現れたその姿を見て錆兎と義勇は即座に頭を垂れる。

 

「「貴方に会える日を心待ちにしておりました、縁壱様………………」」

 

 

 

「久しいな錆兎、義勇よ、すまぬがその鬼の娘を斬らせる訳にはいかぬ」

 

 

 

 

 

 

 




錆兎も抜けている所は抜けています笑笑

この作品では真菰は妹弟子と言う事でお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。