鉄華団全員生存ルートRTA 【参考記録】   作:オールF

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今作最大のガバが起きたので初投稿です。


夜明けの地平線団戦②〜名前のない戦争①

 さぁみんな集まって! 頭に的のついてるおじさんを生け捕りにしちゃうRTAがはじまるよー! 

 

 

 なお、ホモくんは不参加です(なんでぇ?)

 計算してみたら、ホモくんが火星に着く頃にはアーヴラウ防衛軍結成式典が始まっているので過去最高のガバが発生するので待機です。

 

 

 というわけで今回もホモくんの戦闘介入はなしです。つまんねぇの。やめたら? 

 

 

 ラディーチェとの好感度チェックをしてなかったので、しておきたいと思います(謎の宣言)。

 原作では本部から獅電が送られてくるはずだったのですが、その本部が海賊団狩りのためこちらに獅電を送る余裕がなくてラディーチェさんが「話が違うじゃないか!」と憤慨(やや脚色)して、アーヴラウ防衛軍の大人とアストンが揉めたりと彼の心労が祟ってヒゲガ・モッサモッサに鉄華団を売るわけですが。

 

 

「あぁ、支部長おはようございます。今日もいい天気ですね」

 

 

 ソダネー……って、ん?

 

 

「火星は何やらごたついているようですが、我々は我々で仕事をこなしていきましょう」

 

 

 

 あぁ、うん。ちょっと待ってね……君誰? 

 ラディーチェ・リロトさんですよね? お間違いない……?

 おかしいな、試走では支部長でも経理とかでも「……どうも」と陰キャ丸出しだったんですが。

 

 

「サヴァランさんから聞いてると思いますが、テイワズからの獅電の納入は少し遅れるそうです。まぁ、仕方ありませんね」

 

 

 凛、知ってるよ! かよちんはアイドルになりたいんだよね! (現実逃避)

 きこりの泉にでも入って綺麗なのに変わったのかってくらい聖人君子になってる……?

 いや、良く考えればモビルスーツの戦力はホモくんのバティンにマンロディが4機いますもんね。防衛軍の指導役にしては戦力過多ですしおすし……。

 獅電の納入が多少遅れたくらいでキレないのも当然です。け、けど、防衛軍との軋轢……感じるんでしたよね? (淡い期待)

 

 

「え? それは支部長が解決してくれたじゃないですか」

 

 

 ???????????? 

(自分を35歳係長の国民的お父さんと思っている精神異常者の画像)

 

 全く身に覚えがない件。そして、今見たらラディーチェの好感度が70と高い件(驚愕)。

 このダブルブッキングを対処する方法の思いつかない我々探検隊(1人)はアマゾンの奥地へと向かった……(現実逃避その2)。

 

 

 

 こ、これは……裏切らないのでは? 試走とは態度が全然違っていて、加えてこの好感度……さてはおめーホモくんに心酔してるな? (名推理)

 どうやらこの綺麗なラディーチェ、略してキラは裏切る気配がないです。まぁ、裏切ったところで謀殺滅殺絞殺銃殺刺殺あらゆる殺戮をここに顕現させますが。

 

 

 やめてよね。本気で殺りあったら、キラがホモに敵うはずないだろ(至言)。

 

 

 チャート変更の可能性が出てきましたが、まだ慌てる時間じゃない。

 もしかしたら、ガランが他の鉄華団団員を懐柔してる可能性もありますしね(地球支部の団長の平均好感度61)。

 

 

 ────低くても58って教祖になれるぞ、オイ! 

 

 

 けど、困ったなガランが動いてくれないとキリギリス・ファリドに恩を売れないんですが……。2期始まっていきなりのガバ。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。

 経過観察しつつ、本部の行う夜明けの地平線団狩りの支援をしてあげましょう。鉄華団だけではどうにも出来ませんが、キリギリスの懐刀である石動の部隊と後から地位と運しかない男の大部隊がやってくるのでとことん利用します。

 ここは原作通りでも問題はありませんし、なんなら参謀にビスケットがいるのでより被害を抑えられるはずです。

 

 

 夜明けの地平線団壊滅作戦までお暇ですので、子供達の相手をして寝てを繰り返して時間経過を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 

 

 

 

 

 

 鉄華団の地球支部が出来るにあたって、テイワズのボス、マクマード・バリストンから言い渡された条件はテイワズから1人監視役をつけることであった。その監視役がラディーチェ・リロトという人間である。

 彼は理屈や論理が通らない人間が好きではなく、それに多くの者が該当する子供が非常に嫌いであった。子供はリスクリターンを考えず感情で動く生き物であり、また子供が故の自己中心性を持っているため対話するのは困難である。

 そんな子供の多い鉄華団という職場はラディーチェの心のストレスになること必至であったのだが、まず救いだったのは自分と同じくらい事務職ができる大人がそこにいたからであろう。

 

 

「え、ドルトの企業に?」

 

 

「はい」

 

 

 デスクも隣で職種も同じなら会話を交えるのは当然の理であり、休憩時間のほとんどはサヴァラン・グリフォンと過ごしていた。元々はドルトコロニーの企業に勤めていたというサヴァランの話を聞いてラディーチェは思わず聞き返してしまった。

 自分と同じく出向でこちらに来たのかと尋ねれば、目の前の男は首を振った。

 

 

「契約したんです。支部長と」

 

 

 何を言っているのかよく分からなかったが、つまりはヘッドハンティングだろうかと憶測を立てたラディーチェは支給されているお弁当のほうれん草の胡麻和えを咀嚼した。

 サヴァランとは年齢は少し離れていたが、互いに程よく距離を保ちながら接する同僚としては理想的な関係であったために、彼の心は出向を言い渡された時と違って僅かに穏やかになっていた。

 だが、それでも職場は子供ばかり、アーヴラウ防衛軍の指導役として雇われている鉄華団が彼らにモビルワーカーやモビルスーツの操縦指導をするのは当たり前である。けれど、授ける側が子供で受け取る側が大人という世間的に見ればややおかしな状態に、アーヴラウ防衛軍との軋轢はすぐさま生じた。

 

 

「ンだとこのガキ!」

 

 

「事実を言ったまでだ」

 

 

「偉そうに!」

 

 

「教えられる側が上だなんて聞いたことがない」

 

 

 頬に傷を負っている少年、アストン・アルトランドが言うことは正しい。でも、大人には大人のプライドというのがある。もっと上手く伝えられるやり方があるというのにそれが出来ないのは子供だから仕方がないことなのだろうとラディーチェは初めのうちは思っていた。

 しかし、それがわかっていても、何度もアーヴラウ防衛軍との衝突を起こして、事務員であるラディーチェにしわ寄せが来ると話は別だった。

 

 

「あんたアイツらの上司だろ! どうにかしてくれよ!」

 

 

 そう何度も自分の机が叩かれればラディーチェも頭にきて、感情の制御できる大人らしく苛立ちを隠して立ち上がると件の少年兵達の元へと向かおうとした時、その背中に声をかけられた。

 

 

「おい、お前はいつからアイツらの上司になったんだ?」

 

 

 後ろを振り向けば紫色の髪を逆立てた男が背後に眼鏡をかけたメイドを従えてこちらに歩いてきていた。

 背丈はあるものの、兵士に比べるとやや細めという印象を受けるその男を見てラディーチェは閉じていた口を開いた。

 

 

「支部長」

 

 

「支部長だぁ?」

 

 

 ラディーチェより上でしかも支部長となれば、この組織内のトップでありそうと分かったアーヴラウ防衛軍の兵士はオラついた顔を支部長に向けると先程と同じ文言を叩きつけた。

 

 

「あんたがアイツらの上司か!」

 

 

「そうだが?」

 

 

「アイツらにどういう教育してんだ! 俺ら大人をバカにしやがって! 操縦しか取り柄のないガキのくせによ!」

 

 

 兵士が怒鳴るように喚き散らすと支部長は窓の外を見ており、耳障りな声が聞こえなくなったと思うと「終わったか?」と再び目を向けた。

 

 

「て、てめぇ舐めてんのか!?」

 

 

「持つ者が持たざる者に教授するのは当たり前だよな?」

 

 

「あぁ!? 何の話だよ!!」

 

 

「……アイツらも言ってただろ? 教えてもらう側が下なのは当然だって」

 

 

 それとも教育を受けるのは今回が初めてかと嘲笑うように言い放った支部長に、我慢の限界を迎えたのか兵士は拳を振りかぶると彼の顔に目掛けて振り抜いた。

 しかし、それは当たることなく後ろのメイドに手首を掴まれることで防がれてしまう。

 

 

「支部長どうしましょう、この男……!」

 

 

「あがががが! いてぇ! いてぇ! な、なんなんだこの女!?」

 

 

 そのまま掴んだ手首を鮮やかに兵士の背中に持っていったメイドに兵士は当然の疑問を口にする。

 

 

「ラディーチェ」

 

 

「は、はい」

 

 

「ガキ共の躾は俺がやる。お前はアドモスとこの男の処理を頼む」

 

 

 そう言うとアドモスと呼ばれた女性の肩をポンと叩くと支部長は外へと出ていった。残されたラディーチェは目の前で起こった事態に未だ驚きを隠せずにいたが、メイドからアーヴラウ防衛軍本部へ兵士の暴行未遂とどちらが上か下かを理解した上で軍事演習に来るように伝令するよう言われて、その通りに行った。

 

 

 すると、どうだろう。翌日から外を歩いても大人と子供の言い争いはなくなり、ラディーチェのデスクが乱暴に叩かれることも無くなった。また煩わしいと感じていた子供達も積極的に関わってくることはなくとも、すれ違いざまに挨拶をしてくるようになった。

 予想していた労働環境と違い、与えられた仕事をこなせば定時に帰宅出来て、関係性は良くも悪くもなく、無理矢理パーソナルスペースに踏み込んでくる者もいない。上司も以前の職場の上司のようにガミガミと口うるさくなく、承認印を貰いにいけば一通り目を通し、さらにメイドとのダブルチェックにより抜かりなく印が押される。不備があっても特に咎められることなく、直してくるように言われて終わりとラディーチェにストレスが溜まることは無かった。

 なんならたまに「これくらいならこっちでやっとく」と仕事を減らしてくれる始末だ。

 こちらがホワイトなのか、異常なのかはラディーチェには図りかねたが、職場としては悪くないの一言であった。

 

 

 鉄華団地球支部の経理の役職を任されてから一月経った頃、この仕事にも慣れてきて彼は職場にいる人間の誰もが信頼を寄せる支部長の星原・モーリノという人物がどういう人間なのか興味を持った。

 

 

 これまでの印象としては、外出時以外は常にメイドであるフミタン・アドモスという女性を侍らせて、問題事には彼自らが仲裁に入っており、停滞のない業務遂行に勤しんでいるように見える。

 

 

「支部長? あぁ、星原さんのことか。どんな人かですか……うーん」

 

 

 初めに尋ねたのは地球支部の中では付き合いの長いチャド・チャダーンという男であった。支部長は星原だが、現場指揮はほとんど彼に一任している。それだけ信頼を寄せるに足る人物かと問われれば、まだ印象の薄いラディーチェからは首を傾げるしかないのだが。

 

 

「いい人ですよ。俺たちのこと家族だって言ってくれたのもあの人だし」

 

 

「ほう」

 

 

 それは意外だとラディーチェは自然とそんな声を漏らしていた。普段支部長の席ではタロットカードをシャッフルしているかバティンに似合うカスタムパーツを検索しているところしか見ていないが、そんな熱い人物だったとは。

 

 

「優しいですよ! 妹の学費のことで相談に乗ってくれたり、この間は奨学金っていうのについてサヴァランさんと一緒に教えてくれたんです!」

 

 

 2番目に聞いたタカキ・ウノという少年にも彼は好印象であった。最近、ラディーチェと同じく出向で来ているエーコとサヴァランを相手にトランプのババ抜きで無双して高笑いしていた彼がそんなことをするなんて。

 

 

「支部長……? あの人、周りには死神とか言われてるけど、俺たちにとっては神様みたいな人だよ」

 

 

「うん、俺と兄貴を引き合わせてくれたし、ヒューマンデブリって枷を取り払って、家族として接してくれるし」

 

 

 最近、シミュレーターで大人気なく少年兵の団員達に指導と称して、一方的な戦いをしていると思っていたが、それでもかなり支部長は好かれているらしい。

 誰に聞いても「いい人」「優しい」「たまにゲスみたいな顔してるけどそれがいいんだよ」「私には必要な人です」などと、ごく稀に凄く個人的な意見を聞いたが、概ね好印象であることは間違いなかった。

 そうして、支部長の話を聞いてるうちにラディーチェもまた彼に惹かれていった。1度、彼の趣味だというタロットで占いをしてもらった。買うか悩んでいた電化製品について占ってもらうと"節制の逆位置"で無駄に終わるということだった。そして、彼の言った通り、数週間後、その商品がとある海賊団の詐欺商品であったことが報道された。

 

 

「あ、支部長お疲れ様です。どうされました?」

 

 

「オルガから連絡あったって聞いてな」

 

 

「どうぞ。イサリビとホタルビへの通信体制は整えてあります」

 

 

「ん」

 

 

 支部長はそれから、火星近くの宙域で夜明けの地平線団の本隊と戦闘を行うオルガやユージンに指示を出して、なんとあのギャラルホルンを利用して危なげなく勝利を収めさせたと言うのだ。

 

 

「お見事です支部長」

 

 

「……まぁ、こっちは楽させてもらってるんだ。これくらいはな」

 

 

 勝利しても決して驕らないその勇猛さにラディーチェは心を打たれてしまった。彼女達が彼に惚れるのも頷けた。ぶっきらぼうかと思えば、たまに優しさを垣間見せてくれる。さらに顔は整っており、趣味もタロットと占いの類が好きな傾向にある女性からモテるのも頷ける。それを、まぁ、本人は気付いてるのかあえて知らないふりをしてるのか知らないが。

 

 

 

 あれだけ来る前は悲壮な顔であったラディーチェも、今ではこの職場に来た時の自分が見たら信じられないくらいに今の職場を気に入っていた。テイワズからの呼び出しがあるまで耐えぬこうと思っていた故の無表情さは既に解消されており、少しずつではあるが朗らかな笑顔が出てくるようになった。

 そのおかげか、彼に不信感を持っていた少年団員たちとも徐々に蟠りがなくなってきて、テイワズからこちらに転職しようかと悩むレベルとなっていた。

 

 

 そして、そんな時にあの男が現れた。行きつけのバーで、結婚相手も恋人もいないラディーチェが1人で飲んでいると隣の席にどかっと大柄の男が座り込んだ。

 

 

「やぁ、お兄さん。ちょっと失礼」

 

 

「え? ……あぁ、どうぞ」

 

 

 そういうのは座る前に言うべきではないかと思ったが、今は同僚に勧められた酒に舌鼓を打っているところなので別段気にしなかった。その姿が隣の男には物憂げに見えたのだろう。

 

 

「……何かお悩みかな?」

 

 

 

「……はい。そうなんです。少し職場のことで」

 

 

 

 ラディーチェの反応を見て、男は思った、コイツは使えると。

 

 

 彼の隣に座った男、今はガラン・モッサと名乗っている男は月外縁軌道統制統合艦隊アリアンロッドの総司令、ラスタル・エリオンと繋がりを持っている。

 今回、ラスタルの政敵であるマクギリス・ファリドが夜明けの地平線団狩りを進行している裏で、密かに彼が手を結んでいる鉄華団の戦力を削ごうとラスタルは盟友であるガランにその仕事を頼んでいた。

 そして、ガランは早くも行動を開始し、鉄華団に不信感やストレスを抱いているであろうラディーチェに接近したのだった。

 

 

「ほぉ、他人だからこそ聞けることもある。話を聞いてもいいかな?」

 

 

「はい……まさかあんな職場だとは思わなくて……どうすべきかと……」

 

 

「ほぉ……そいつは……」

 

 

 

 やはり思った通りだと、ガランは内心で微笑んだ。こいつはガキの集まりである鉄華団の無秩序な論理のない環境に苛立ちを感じていると。そこに付け入る隙があると。

 

 

 

 ─────事実は全く違うのに。

 

 

 

「そういうことなら、俺が力になれるかもしれない」

 

 

「……本当ですか?」

 

 

「あぁ、もちろん」

 

 

 もしどうしても耐えきれなくなったら連絡してくれと渡された名刺をラディーチェは度数の高い酒を飲んでまともに思考できない頭で受け取ると、習慣としている名刺入れに収納しお返しに自分の名刺を手渡す。

 

 

「じゃあな、いつでも待っているぞ」

 

 

 そういうと男はお酒を一滴も飲むことなく席から立ち上がり、店から出ていく。その時は特に不審に思うことも無く、いい人がいるのだなとラディーチェは思っていたのだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 

 

 

 

 はい勝ちましたー! (パフパフ〜)

 額にあんな的当てしてって感じのタトゥー入れるからだよぉチミィ。さて、ミカが殺さないように戦う難しさを痛感して、ギャラルホルンの面々を上手いこと使って、鉄華団はけが人のみで死人はなし! うん、おいちー! 

 また団長からの評価が上がってしまった。けれど、彼のミカを思う気持ちには勝てないのだ(驚異の150)。

 

 

 これで運と地位だけのイオクが死ねば万々歳なのですが、彼の護衛がハチャメチャに優秀なので生きてるようです。隙あらば趣味の悪い色のレギンレイズを狙うように言っても良かったんですが、仮にもセブンスターズの人間を殺意マシマシでやっちまうのもねぇ……。

 

 

 さて、あくまで指揮はオルガ、現場監督をユージン、参謀をビスケットがやっており、ホモくんのしたことと言えば、敵の海賊団が3隻と見せかけて10隻いるよーとか、サンドバルの機体はヘキサフレームだよーくらいしか教えられませんでした。あとは石動とは別働隊のギャラルホルンが来るかもとか。

 ビスケットに「いつもそういう情報ってどこで仕入れてるんですか?」と訊かれたけど、秘密にしておきました。リビングでなんてとても言えないよね。

 

 

 これにて2期の鉄華団チュートリアルは終わりです。以後は新参者も立派な鉄華団の一員としてゴリゴリ働いてもらいます。殺さないようにって難しいんだよなぁ……(労基)。

 

 

 本部の問題が片付いたので次はこちらなのですが……ラディーチェの好感度が高くて裏切りイベが発生しませんね……。これだと何にもわかんないうちにSAUとアーヴラウの名もなき戦争に巻き込まれちゃうパターンになります。

 バティンは既に小型艦に乗って到着しているので、いつ開戦しても問題はないんですが、チャートと大分変わるのでどうなるか分からないんですよね。オリチャーいっとく? いっちゃう? 

 

 

「あの、支部長、少しよろしいでしょうか?」

 

 

 ええよ(寛容)。どしたの? 

 

 

「実はこのような方から名刺を頂いたのですが、どうにも信用ならないというか……」

 

 

 どうも話を聞いたら、1人でお酒を飲んでるところに分かった気おじさんが来て、名刺を渡してきたようです。おやぁ? これはもしかして……? 

 

 

 

「ガラン・モッサという名前なのですが、支部長は聞いた事ありますか?」

 

 

 ありますねぇ!!!!! (クソデカボイス)

 ありますあります……(小声)

 

 とは、現状言えないので首を振っておきます。元傭兵ならワンチャン知ってるんですが、知らない可能性もありますし、というか偽名ですから知ってたらおかしいです。

 外見も整形はせずとも戦場ごとに変えてるでしょうし、特徴を言われてもピンとは来ないはずです。裏稼業の人間にもある程度詳しいフミタンにも髭のオジサンは多すぎるとの事で分かりかねるようです。

 

 

 

「そうですか……一体何者なんでしょう……」

 

 

 髭のオッサンまさか存在を暴露されるとは思ってなかっただろうな(愉悦)。しかし、相手に連絡する手段があるということなら使わない手はありません。利用できるものはなんでも使いましょう。

 とりあえず、ラディーチェさんにはおじさんにどのように相談に乗ってくれるのかを聞いて、話を聞いてきてもらいましょう。その際になるべく無表情でいるようにお願いして、イッテイイヨー! します。

 

 

 ラディーチェがどうしようが、ガランがこちらにつこうがつかまいが、戦争は確実に起こるので……。

 今度はほんとだよ? SAUに好感度もクソもねぇよ! (逆ギレ)

 元々SAUとアーヴラウは睨み合いをしていて、そこにガソリンばら蒔いて大炎上させようとけしかけたのはアリアンロッドのアライグマラスカル・エリオンの命令を受けたガランなのですよ。つまり、ラディーチェが関与しない今回の戦闘は100%ジジイ共が悪いです。まとめて成敗してくれるわ! (邪剣夜逝斬魔性根(じゃけんよるいきましょうね)

 

 

 

 元々スパイになる予定だった男が逆スパイになって帰ってきたので情報共有です。当然のようにガランは鉄華団をぶっ潰そうとしてきましたね。それで経理の男を操って思い通りにしようとするなんて笑止千万!

 バエル柱 バエルの呼吸の使い手であるマクギリス・ファリドに代わって、野獣の呼吸 810の型しか使えないこのホモくんが目にもの見せてあげましょう。

 

 

 狡猾な男(笑)のガランくんですが、ラディーチェに盗聴器や発信機の類をつけてないので、こちら側とバレることはなさそうなのでそのまま間者として動いてもらいましょう。

 何? どうやって動けばいいかわからない? 後ろに元間者のエキスパートがいるので彼女に聞くといい。力になってくれるだろう。

 

 

 それで次に死神と名高いホモくんがいるとガランはこちらと手を組もうとタカキ達と接触してこないので、偽情報を流してもらいます。ホモくんは歳星に自分のモビルスーツを取りに行くために、最高責任者をチャドに委譲。あと、バティンがここにあるとガランがスペースキャット状態になると思うので、名称未定小型艦にぶち込んでやりましょう。あ〜^ もう、たまんねぇぜ!! 

 ついでにラディーチェ以外の大人がいると警戒しそうなので、フミタンにサヴァラン、エーコもちょっと付き合えと引っ張りましょう。

 みんなで船の名前決めようぜー! と支部からそう離れていないホモくんのお家でパーリー! しましょう。チャドにはガス抜きも必要だからとか、信用してるぞとか言っておきましょう。あとでちゃんと助けてやっから安心しろ。

 

 

 じゃあ、早速、サヴァランとエーコをお誘いしましょう。おーい、エーコ! お泊まりしようぜ! お前枕な! (冗談) ホモくんは言ってませんよ? (念の為)

 

 

 

 

 

 ───────え? なに? 着替える? いつものパーカーとショートパンツでいいでしょ。泊まるかもしれないから? あぁ、じゃあそだねうん。……フミタンも? その格好でも……ん? 買い出しも行っときたい? おけおけ。で、なんでサヴァランはそんなウキウキしてるの? ……誰かの家で遊んだり泊まったりするのは初めて?

 

 

 

 

 

 …………そうか、楽しもうな!! 

 

 

 

 

 

 

 開戦まで大人はパーリーするので今日はここまで。

 ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 




ホモくんの家でお泊まりで大人たちはウキウキワクワク! こんなんで戦争に行けるのかって? いっちゃうんだなこれが……!!





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