鉄華団全員生存ルートRTA 【参考記録】   作:オールF

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討伐って書いてるのに倒してないRTAはこちらになります。


モビルアーマー討伐

 

 

 天使を起こさずに狩るRTA、よーい、よーい、ドーンだYO! 

 

 

 前回は地球から火星に行くところで終わりましたね。終わったよね? (確認)

 出航前にマッキーから「私はイけないが代わりに石動をイかせる(要約)」という伝言があったらしく、スキップしたらいきなり隣にいる石動くんに驚きましたが、まぁ誤差だよ誤差。

 

 

 火星につけばもっと恐ろしい爆弾が待ってるからな……(戦慄)。そんなわけで地球から火星にパパっとイッちゃいます。ヒュ──ーっ!! 

 

 

 

 

 

 

 着いてました(事後報告)。実際は1ヶ月以上かかりそうなところをゲームだとあっという間なの……最高やな! 

 なお、こちらが操作してない間にホモくんが変なイベントを起こしてないかイベントログで確認しましたが、大丈夫なようです。(重要なイベントが発生する場合はスキップ出来なくなるので無くて)当たり前だよなぁ? 

 

 

 火星到着後はすぐにモビルアーマー狩りではなく、本部へと行きます。理由は久しぶりなこともあるので顔見せですね。ここで新人たちは初めてホモくんの勇姿を見ることになります。

(新人たちと言っても原作で名有りのキャラは3人と少ないので、そこまで顔合わせをする必要性は)ないです。あちらの認知も「タロットの人」くらいでしょうしね。

 

 

「どうだ、久しぶりの火星は」

 

 

 なんか上機嫌なオルガに聞かれたので、「興味無いね……(イケボ)」で答えておきます。こういうノリはオルガにはいつも通りなので「そうか」と言いながら笑ってくれます。好感度トップランカーは伊達じゃない! 

 

 

「おう、久しぶりじゃねぇか。元気そうだな」

 

 

 本部に着くとおやっさんがこちらにやってきます。オッスオッス、元気ですぅ〜〜。おやっさんも元気すぎてハメ外すなよ! まぁ、この人がメリビットさんとあんなこといいな出来たらいいなするのは原作終了後なんですけどね! 

 夜明けの地平線団戦の時にこき使ったことで軽く愚痴られましたがンなの気にしない! また使える時はいつでも使ってやっからな〜! 

 

 

「あ、星原さんお久しぶりです!」

 

 

 アトラちゃんは可愛いな〜〜〜! これでハーレム推奨派とかデビルーク星の第3王女かな? ちなみに走者はIT企業の社長の娘が好きです(隙あらば)。

 

 

「あの、エーコさんやフミタンさんと何かありました?」

 

 

 何も起こしてないから、何も無いです。お泊まりしたくらいじゃないですかね。

 

 

「お、お泊まり!?」

 

 

 サヴァランもいたよと伝えると露骨にテンションダウンします。この子は疎いようでそういうのには興味津々なので、からかいがいがありますね。

 あとは新人たちに軽く挨拶しておきましょう。ハッシュドポテトくんや声がジャイアン、ZAQくんチッース! 

 

 

「あ、お、お疲れ様っす!」

 

 

「なんでそんな畏まってんだザック」

 

 

「ばっか! お前この人の事知らねぇのか!?」

 

 

「地球の支部長だろ?」

 

 

「それだけじゃねぇよ! 鉄華団の誇る知将にして、死神様だぞ!」

 

 

 オーバーリアクション気味のZAQに、ハッシュドポテトとジャイアンはぺこりとこちらに頭を下げてきます。まぁこんなもんでしょう。そういえば、アーヴラウとSAUの戦争がなかったからハッシュドポテトくんまだ戦闘未経験でしたね。成長の場を奪って申し訳ないので、また機会があれば模擬戦くらいならしてあげましょう。

 

 

「え? あ、はい。ありがとうございます……?」

 

 

 

 これであとのイベントは付いてきたチャドがおやっさんがおばさんとお付き合いしてるのを知るくらいでしょうか。

 

 

「えっ、支部長も知ってたのか……?」

 

 

 当たり前じゃんアゼルバイジャン。

 

 

「嘘……あの、俺たち仲間ですよね?」

 

 

 いや、聞かれなかったから(真顔)。

 

 

「あ、そうですか……」

 

 

 チャドのテンションが下がりましたが、何の影響もないのですが、一応ユージンやダンテに励ましてもらいましょう。彼らは仲間だからね。

 

 

 

 

 

 翌日にホモくん主導でモビルアーマー狩りを開始します。モビルスーツを持ってくとエイハブリアクターに反応して、モビルアーマーがおっきっきしちゃうので、必要最低限のメンバーを乗せる車とモビルワーカー、あとはおやっさんに大型車を運転して持ってきてもらいます。おやっさん色んな免許持ってるし、持ってなくても運転できるからかなりできる人です。それは本編見てても分かるから驚きはありません。

 

 

 

 イベントを3つ消化してベッドに寝転んで、画面がブラックアウトして光が灯れば翌日になってます。

 ハーフメタル採掘場に行く前にギャラルホルン火星支部に行きます。理由はもちろん……お分かりですね!? イオク・クジャンを遠ざけようとしたら、今作最大のガバが来ちゃったんだよ……。何を言ってるか分からないと思うが俺にもわからん(語録無視)。

 火星支部に行くと、まずはギャラルホルン火星支部の兵士と石動がいます。さらにその奥には謎の鉄仮面と金髪ショート女がいます。

 

 

「ん?」

 

 

「どうかされましたか?」

 

 

 謎の鉄仮面を見てミカが首を傾げるのに石動もまた首を傾げますが、なんでもないと首を振りましたね。ミカは『看破』スキル持ちなので、1度見たり、戦った相手はどんなに変装したり戦闘スタイルを変えてもバレてしまいます。凄まじいなその感覚。

 だから、ガリガリがマスクを被ってるのに違和感があったのでしょうが、マクギリスという前例を見てるので「あいつもか」程度の認識でしょう。

 

 

「では、参りましょうか」

 

 

 用意が済んだら石動に話しかけて、ハーフメタル採掘場へと向かいます。乗り込んだ車は鉄華団用の黒塗りの高級車です。そこで石動がマクギリスから聞いたモビルアーマーの情報を聞くわけですが、長いので人類が産んだ人類を殺戮するための兵器という解釈でOKです。

 てことで、スキップします。ジュリエッタがいつ絡んでくるか分からないという恐怖に怯えながらモビルアーマーを処理します。採掘場についたら、ハシュマルが眠っている地帯を見下ろします。

 

 

「ホントに大きいね」

 

 

「だな」

 

 

 小学生並みの感想というか見たまんまですね。埋まってるのにミカとオルガもその大きさに多少驚いてるようです。

 

 

「それでどのようにして対処を?」

 

 

 聞いてきた石動に答えるための選択肢を押します。ここで間違ってもモビルスーツによる撃破とかはしてはいけません。フラウロスのダインスレイヴにミカの半身不随など、後々に重くのしかかるイベントが満載になるので、絶対に避けます。

 動かないモビルアーマーならリアクター解除すればもう動かなくなるので、あとは本部で部品ごとに解体すれば終わります。イオクが来ないとこんなに簡単に済んだんですよ。

 リアクターの解除及び切除はおやっさんとエーコにギャラルホルンのエンジニア達に任せてホモくんは現場責任者として立ち会うので、ほかのメンバーとはフヨウラ! 

 こうすることでイベント発生率を下げたかったのですが。

 

 

「いや、何かあるといけねぇからな、俺は残るぜ」

 

 

「オルガがいるなら俺も残るよ」

 

 

「私も准将より最後まで見届けるようにと言われておりますので」

 

 

 くぅ〜〜〜!!!! 人生思いどおりにはいかないものですね!!!!

 まぁ、残ってるならトランプとかして時間つぶしましょうか。紙だと風で飛んでくとかいうクソイベがありそうなので、パッドでやりましょう。

 

 

「あ、あの!」

 

 

 あ、あ、あ、あ…………(意気消沈)。とうとう来てしまいましたか。いつ話しかけて来るんだろうかとヒヤヒヤしてましたが、まさかこのタイミングとは……。

 

 

「ん、なんだ?」

 

 

「いや、貴方ではないんですが……」

 

 

 反応したオルガにジュリエッタが答えると、今度はミカが自分を指さします。それも違うと首を振ると、では残ったのはと全員の目がこちらに向きます。

 

 

「あの、私のことを覚えていますか……?」

 

 

 愛・おぼえていますか(ないです)。

 ここでやってきた走者も知らないイベントですが、過去の因縁やら繋がりがあると高確率で発生します。こういう場合、忘れたと選択すると面倒なことになるので、覚えていると選択しておきます。

 

 

「では、これも覚えていますか……?」

 

 

 え、なにそれは(ドン引き)。ハートのチャームなんてそんなの……ホモくんなら渡すな(確信)。しかし、走者には覚えがありません。けれども、ホモくんの選択肢には「もちろん」とあります。

 

 

「私、これを肌身離さず持ってて! ラスタル様の元に行ってからもです! お兄様が覚えててくれて嬉しいです!」

 

 

「お兄……」

 

 

「様……?」

 

 

 そばに居たミカとジュリエッタの後ろにいるガリガリが反応します。まぁ、口には出さずとも作業班以外はみんなこちらを向いてます。

 聞きたいのはこっちだってばよ!! (憤慨)

 どうやらホモくんは髭のおじ様のところにいた時にジュリエッタのお兄様ポジションだったようです。ははは、何の冗談だ? 

 

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ。アンタはその、アイツの妹なのか?」

 

 

「いえ、血縁関係はありません。親も兄弟もいない天涯孤独の身。そんな私を髭のおじ様は拾ってくれて、お兄様は私を育ててくれました」

 

 

 お兄様と呼んでるのは、元傭兵なので本名がなく名前がコロコロ変わるからという説明もありますあります……。おかげでホモくんが傭兵だったことも明るみになりましたが、それを聞いて初期メンバーは納得してるようです。下手な弁明をしなくてもよさそうですね。

 

 

「そういえば、今日はお兄様に渡したいものがあるのです」

 

 

 ん? なんでしょうか。ゴミと病気とイオク以外なら貰ってあげますが。

 そう言って出したのは1枚の紙切れ。どれどれと見てみると、そこに書かれていたのは……。

 

 

「結婚しましょうお兄様!」

 

 

 

 

 

 

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 火星のハーフメタル採掘場で作業班がモビルアーマーの解体作業を進める中、それを見守る星原・モーリノの周りは慌ただしくなっていた。その原因は共にラスタル・エリオンの指令でやってきたジュリエッタ・ジュリスによってもたらされたものである。

 鉄華団の死神と評される男をお兄様と呼んで、周りを困惑させたかと思うと、彼が元傭兵であることも暴露した。けれど、そう聞いて妙に納得もした。自画自賛ではないが、ギャラルホルンで訓練を受けた自分やカルタ、アインを退けるほどの腕前と、知略を持つ男だ。元傭兵ということであれば、それくらいやってのけるだろう。

 しかし、過去にジュリエッタの世話をしていたというのは意外であった。おそらく、この仮面がなければ口を開けて呆けていた事であろう。だが、ジュリエッタのある発言に俺はさらに面食らうことになる。

 

 

 

 

 

「結婚しましょうお兄様!」

 

 

 そう意気揚々と婚姻届と書かれた紙を死神に渡して言ったジュリエッタにあくまで傍観していた俺は思わず身体と口が動いてしまった。

 

 

「な、何を言っているんだジュリエッタ!?」

 

 

「む、なんですか、ヴィダール。貴方には関係ない話でしょう」

 

 

 そう言われれば確かにそうだ。まだ彼女と俺が出会ってから日は浅い。けれども、ラスタルからいわゆる依怙贔屓というやつを受けてる者同士、肩身の狭さを味わってきた者だからこその親愛はあると思っていたのだが。

 

 

「それで、どうですか、お兄様!?」

 

 

 俺から視線を外して、婚姻届を見て瞬きを繰り返す死神に再び問いかけたジュリエッタは決して大きいとは言えない胸元に手を当てた。

 

 

「私は成長して結婚出来る歳にもなりました! 保証人は整備長と髭のおじ様に頼みました! あとはお兄様のサインだけです! さぁ、結婚しましょう!!」

 

 

「ちょっと待ってくれ……」

 

 

 頭痛を抑えるかのような声でそう言った死神は何が起きてるんだと言わんばかりに狼狽えていた。彼の傍にいる鉄華団の団長とあのガキも死神の婚姻届を見ては絶句していた。いや、あのガキは何故か興味津々だな。

 さらにその後ろにいたメイドらしき女もしばらく固まっていたが、ようやく再起動したらしい。

 

 

「お待ちください。支部長ほどの人物であれば、もっと慎重に婚約者を決めるべきです」

 

 

「……そ、そうだ。フミタンの言う通りだぜ」

 

 

 メイドの言うことに団長も同意のようだ。けれども、ジュリエッタとの婚約は鉄華団にもメリットがあるように思える。彼女を引き取った義理の父親はラスタル・エリオン。それと義理でも親子関係になれれば、鉄華団が得られるメリットも少なくないだろう。でも、ジュリエッタはその事は口に出さず、自らの想いだけであの死神を説き伏せようとしている。おそらく、奴ならばジュリエッタと結婚すれば自然とラスタルの後ろ盾が手に入ることは考えるに至っているだろう。

 

 

 

「さぁ! お兄様! 私と一生添い遂げましょう!!」

 

 

 まるで話を聞かない暴走機関車のようなジュリエッタを止める術はなく、全ての決断は星原・モーリノに握られていた。カルタを殺し、アインを殺したこの男に、殺意や復讐心といった感情は多く存在する。けれども、今この時だけは彼にものすごく同情した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ヒェッ……ジュリエッタの愛が重すぎてやばやば……。まぁ、丁重にお断りするんですが。今は誰とも付き合ったり結婚する気は無いと言っておきましょう。こうすることでフミタンやオルガへの牽制にもなります。なんで、オルガにも牽制せねばならんのだ(正論)。

 

 

 

「そうですか……。じゃあ、今日は諦めます」

 

 

 は? 今日は? ちょっと待って……これ会う度に婚姻届突きつけられるの? 何の暴力? てか、ジュリエッタ文字書けるんだね。

 

 

「それはお兄様が教えてくれたからじゃないですか」

 

 

 あ、俺か〜〜〜! そっかぁ〜〜〜!!!! 

 HAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!! リセ案件かな。

 しかし、今回はジュリエッタが引き下がってくれたので、イベントスキップが出来ます。結婚の話はエンディングまでにまともな恋人が出来なければ後ろ向きに検討しておきましょう。元間者に人妻に歳下狂犬とかよりどりみどりですね(白目)。

 

 

 

 ハシュマルのリアクターを切除出来たので、これでモビルアーマー編は終了となります。えらくあっさりしてますが、イオクが来なければ原作もこうなっていたんじゃないですかね(鼻ほじ)。暫定で残す敵はケツアゴだけとなりました。肉おじかバエルマンも敵対する可能性はありますが、今の状態を続ければ、ケツアゴ排除後にエンディングに行けるのではないでしょうか。唯一の不安要素はイオク・クジャン、おめーだけだ。

 

 

 本部に戻って、テールブレードはバルバトスへ持っていったらあとはシステム周りをいじってもらってコクピットを搭載、爪も農作業に適したものに替えたら、あらまびっくり農作業用モビルアーマーの誕生です。人類を滅ぼす兵器から、桜ちゃんを助けるロボットになれて良かったなハシュマル。

 ちなみに改造費用はプレイヤーの実費になるので、無闇矢鱈にパーツを買い込むのは厳禁です(2敗)。

 

 

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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「くそ、鉄華団のガキ共が! 調子に乗りやがって!」

 

 

 

 テイワズの本部がある歳星のとあるビルにて特徴的な顎をした男が声を荒らげた。その理由は口に出した通り、最近テイワズのボス、マクマード・バリストンと盃を交わしてからというもの、鉄華団の躍進は止まることを知らなかった。

 テイワズの航路を荒らす海賊団やならず者の撃退に、夜明けの地平線団の壊滅。さらに国同士の戦争を終わらせ、厄災戦を招いたと呼ばれるモビルアーマーの討伐にも成功したという話が舞い込んできた。

 それを聞いてマクマードはご満悦であり「また褒美をやらにゃならんな」と趣味の盆栽の手入れをしながら笑っていた。

 それを共に笑えるほど、テイワズのNo.2 ジャスレイ・ドノミコルスの器量は広くない。何とかして鉄華団を、加えて鉄華団の兄弟分である名瀬・タービンに身の程を知らせることは出来ないものかと部下たちを集めて話し合いをしていた。

 

 

「けどよ、ダンナ、鉄華団に正面から手を出すのは分が悪いぜ」

 

 

 何故か鉄華団にはテイワズ以外にもそのバックにはクーデリアに火星の大金持ちのノブリス・ゴルドン、アーヴラウ議員の蒔苗、さらにはギャラルホルンのセブンスターズのマクギリス・ファリドやラスタル・エリオンもいるのではないかという噂も立っている。露骨に手を出せばこちらもただではすまない。

 

 

「たしかにな。けど、それなら他に使える手を使うまでよ」

 

 

「というと?」

 

 

「あっちにセブンスターズの伝手があるように、こっちにもあるんだよ」

 

 

 クジャン家も今年になって病床に伏した父に代わり、息子が当主をやっているという話も聞いたが、若くてもセブンスターズの1人。しかも、若く無知ならばジャスレイからすれば使いやすいことこの上ない。

 

 

「だけど、何のネタもなくセブンスターズが動いてくれますかね」

 

 

「情報屋や探偵を雇って粗探しをしてますが、何も見つかりませんよ」

 

 

 違法兵器を保有してることもなく、モビルアーマーも農作業ロボットに改造してしまい、後ろめたいことが何も無くなってしまった鉄華団に、ジャスレイが付け入る隙はなかった。

 

 

「……クソ、なんでもいいから何かないもんかね」

 

 

 苛立ちも隠さずに呟いたジャスレイに部下の1人が何か思いついたように声を上げた。

 

 

「そういえば、鉄華団は義理と人情に溢れてるらしいですし、誰か1人くらい殺せば何かしら動いてくれるんじゃないですか?」

 

 

 ガキですしと笑った部下にジャスレイはため息をついた。

 

 

「それじゃ、暗殺者を雇う時にこっちに足が付いちまうだろ」

 

 

 無論、そんなことはないように徹底はするが、勝ち筋もないのに危険な橋を渡る必要性はない。鉄華団にはなくとも、タービンズにでもネタがあればいいのだが。

 

 

「仕方ねぇ。あの手でいくか」

 

 

 

「あの手と言うと?」

 

 

「まぁ見てなって」

 

 

 過去にゴロツキの海賊団にタービンズの航路を渡した時のように、内部組織ということもあって、彼らに何かしらの細工を施すのには危険性は少ない。ネタが無いならこちらから作ってやればいいと、ジャスレイは口角を吊り上げるとくつくつと酒の入ったグラス片手に微笑んだ。

 




戦闘シーンなくなったらえらくあっさりしてた。

ジュリエッタとの馴れ初め

  • (需要)ありますねぇ!
  • (需要)ないです。
  • あく本編書くんだよ!! あくしろよ!!
  • フミタンとエーコネキは!?(大声)

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