鉄華団全員生存ルートRTA 【参考記録】   作:オールF

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投稿はしないと言ったな……アレは嘘だ。
ホモは嘘つき。よってホモくんはホモなので初投稿です(支離滅裂な発言)


地球降下作戦

 生まれ変わったバティンの力、見とけよ見とけよ〜なRTAはーじーまーるーよ〜。

(今回は淫夢要素は)ないです。

 

 

 前回はホモくんのバティンがいなくなって憤慨したところで終わりました。いや、エーコネキほんまに何してくれてんの? いくら好感度が低いからってそんな嫌がらせはなしやで? 

 

 

 ナボナさんが死んだことで労働者達のうちの武装してるけど武装できてない勢力がアリアンロッド艦隊にボコられてるのをミカが助けつつ、応戦しています。

 会話スキップしてる間に虐殺ダメ絶対と鉄華団で意見が一致したのでしょう。ボードウィン家の蔵から骨董品を持ち出されたキマリスと復讐に燃えるアイン! にミカが防戦一方です。

 

 

 戦闘に下品な色(ピンク)に染められたクランク二ーのグレイズこと、シノ様の流星号が出撃しました。おそらく、もう少ししたらグシオンリベイクに乗った昭弘もやってきて、トクムサンサ!! がピンチに陥ります。

 

 

『あぁ、悪ぃ!』

 

 

「何やってんだ! おめぇのツメがあめぇんだよ!」

 

 

 あ、シノのミスでイサリビに被弾しました。まぁ、これも原作通りなのでどうでもいいです。彼の能力の低さはここから露見してたのかも……? シノアンチでは無いんですが、ミカや昭弘と比べるとどうしても戦果に乏しい気がするんですよね。けれども、制圧戦ならば群を抜いて勝るので、ダイジョブダイジョブ。

 この後、アリアンロッド艦隊の本隊……つまり焼肉大好きおじさんの部隊が出てくるのですが、クーデリア様の高貴なるご演説でここは見逃して貰えます。

 なので、ここで得られる経験値なんて微々たるものだったので、戦闘に参加できなくても別に良かったのです……(強がり)。

 

 

 クーデリアちゃまがドルトコロニーの真実をノブリス・ゴルドンを通じて報道することで、しばらくすると労働者達の不当な労働環境は解除されます。この演説が行われると確定で、戦闘回避とサヴァラン兄さんの願いは叶えられます。

 ナメック星の神龍ならもう1つ願いが叶えられるんですが……バティン返せ。

 

 

 

 三日月が1匹1匹プチプチ潰してたやつがクーデリアの演説で止まるので、早めに戦闘から抜け出してもらいましょう。

 

 ここからは、地球降下作戦まですることがありません。タービンズと合流して作戦を練りましょう。

 ホモくんはその間にサヴァラン兄さんのストレス値チェック、フミタンからの好感度チェック、改修されたバティンを見に行きましょう。やること多くない……?

 

 

 消耗した体力自体は移動中の時間に仮眠を取って回復してありますので、胡散臭い仮面男が来る前に済ませておきます。

 

 

「……あぁ、キミか」

 

 

 まずはナボナさんが死んでストレス値が自殺スレスレのサヴァラン兄さんです。折角、首吊りを回避したのに船内で自害とかたまったもんじゃありませんからね。

 

 

「キミは約束を破ったばかりか、オレをこんなところに拉致して……」

 

 

 こんなところで悪かったな。

 約束に関しては結果が出るのはモンタークが来てからになるので、まだなんとも言えません。ルイスが敵になって、姉が死んだ時の沙慈くんみたくなっててめんどくさいのですが、彼はビスケット生存や2期で楽するのに必要なので死なせる訳にはいきません。

 

 

「結果はまだ分からない……だって? …………ふざけるな! ナボナさんも! 他のみんなも! みんな、みんな……死んだじゃないか! そんな中でオレだけ生きても……生きても……」

 

 

 

 泣けば許されると思ってる男が1番女々しいよねぇ……(ド外道)。彼のSAN値チェックは済みました。ビスケットを寄越して、生きる理由を作ってもらいましょう。

 ビスケットがいる限りは死なないので、ストレス値が減らないようなら地球に降下させればOKです。

 

 

 次に好感度が異常な上がり方してるフミタンです。コイツはマジで何があったんだ……? 

 あ、もしかしてホモくん、なんかやっちゃいましたか?? (名推理)

 これは困りましたねぇ。フミタンはクーデリアのメイドとして君臨して欲しかったのですが……いや、けど原作と違って演説の時の衣装は彼女が見繕ったようですし、まだちゃんとメイドしてますね。

 うーん、これは今チェックしなくても良さそうですね。むしろ、今すると悪効果な気がしてきました(走者の直感)。

 

 

 

 なので、今はスルーです。ランチでタービンズに移動しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、来た来た」

 

 

 

 おう、来てやったよ。出迎えてくれたのは最近愛しのダーリンが構ってくれないことに不満を持つラフタです。安心しろよ、2年くらいしたらお前からめちゃくちゃギューってしたくなるような恋人作ってやっからな! 

 で、ホモくんのバティンですが……? 

 

 

「いいタイミングだったね、ちょうど終わったところみたい」

 

 

 視点を変えて少し見上げてみると、確かにバティンがいました。大まかに見た目は変わっていませんが、なんか赤くない? 黒一色だったのが主体が赤に変わって所々に黒が残っていてオシャンティな機体になってますね。

 

 

「エーコ! 来たよー!」

 

 

「ちょっと待っててー!」

 

 

 エーコ・タービン。貴方を詐欺罪と器物損壊罪で訴えます! 理由はもちろん、お分かりですね! 貴方が私のバティンを奪って色替えと改造をしたからです! 覚悟の準備をしておいて下さい! 近いうちに訴えます! 裁判も起こします! 名瀬・タービンにも来てもらいます! 慰謝料の用意もしておいて下さい! いいですね!? 

 

 

 

 

 ふぅー(クソデカため息)。

 で、何してくれてんの?? 

 

 

「言われた通りに近接武器の追加しといたよ。ナイフは左腕のスモールシールドの裏とバックアーマーに仕込んでるから。それと羽根にもスラスター足して加速性も上げといたよ」

 

 

 ふむ、殺人的な加速で殺す気かしら? まぁ、ここはホモくんの耐久を上げればOKです。スモールシールドは頼んでませんが、メカニックの勝手な改造はホモくんの財布は痛まないので大丈夫です。

 で、他に何したん? 

 

 

「武器が少ないって言うからテイワズ製のサブマシンガンを改造したのと、さっき言ったスモールシールドにナイフ2本。それと大鎌は壊れたらアレ1本だから予備で似たようなの作っといたから」

 

 

 は? お前有能かよ!? 憤慨してごめんな。俺お前のこと誤解してたよ。どうだ? 甲板に上がって太陽の軌道上で焼いてかない? あ、行かない……そっかぁ……(諦め)

 それでこの色は? 

 

 

「黒一色だと味気ないし、なんか味方なのに敵みたいじゃん? ……嫌だった?」

 

 

 うーん、これもう俺にもわかんねぇな。悪くないからいいんじゃないすかね(ホモは寛容)。

 

 

「そっか! よかった! あ、名前とかどうする? バティンのままでもいいけど」

 

 

 おっと、ここで名前に付け加えが出来るようになりました。リベイクとかルプスみたいな感じで機体が強化、改修される度に新しく名前を変えることができます。当たり前ですが、バティンの後ろにつける形になるので汚い名前とかはやめておきましょう。

 とりあえず無難に『MK-2(マークツー)』にしておきました。

 ちなみに何も打ち込まずに決定を押すとエーコちゃんか整備長などが勝手に決めてくれますので面倒な人は決定一択です。

 

 

「おっけー! じゃあ、それで登録しとくね」

 

 

 はい、これでバティン MK-2の詳細が更新されました。スクショして画面端に置いておきます。新しい鎌は両鎌のようです。コンボの派生を狙いやすいので良きです。メインウェポンに固定しときましょう。

 

 

 やることは終わったので、あとは地球降下作戦まですることはないです。なので、地球降下作戦までの流れを説明しておきましょう。

 ホモくんが仮眠を取ってる間に、既に演説から数日経過しており、もうすぐで地球に到着します。しかし、アナ〇ホルンに尻を付け狙われている鉄華団は当初の予定とは違う形で地球に降りることになります。

 

 そこで、地球降下船の用意をしてくれるのがバエル大好きの名を捨てて、今はモンターク商会の頭領として現れるマクギリス・ファッ!? リドくんです。彼と鉄華団の癒着はここから始まったと言っても過言ではないどころか、その通りなんだよなぁ……。

 マクギリスのせいで鉄華団は色々と面倒事に巻き込まれるんですが、正式に手を結ぶ前に団長を説得すれば回避できるので、ホモくんのアツゥイ信頼を信じます。

 

 話を戻して、地球降下船の用意をしてもらっても、地球の周りにいる地球外縁軌道統制統合艦隊という名のお飾り組織が妨害してくるので彼らを足止めしなければなりません。

 陽動は最高にカッコイイユージンがやってくれるので、彼にお任せです。

 ホモくんのお仕事はギャラルホルンの虐殺になります。さっき戦闘に出れなかったお返しをたっぷりさせてもらいますよ。

 

 

 

 

 

 生まれ変わったバティンの力……ゆっくり見ていってね! (4倍速)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おっと、イキスギ、イキスギィ! (停止)

 

 

 

 

 

 テイワズの下部組織として名の売れてるタービンズは今回の戦闘にあからさまには参加出来ないので、イサリビから離れたところでホモくんは出撃となります。

 あとから偽装装備した漏影に乗ってラフタやアジーも来ます。ホモくんは先行してグレイズを撃ち落としましょう。

 

 

 性能が上がって、モーションが若干変わってますが誤差の範囲です。今回は殺しアリの戦闘なので何の気負いなく敵を殺れます。うれちー!! グレイズは俺のおもちゃでいいんだ上等だろ。

 

 

『見つけたぞ!!!!』

 

 

 アレ? 見っかっちゃった? 誰に?

 紫色のシュヴァルべってことは……アイン! 

 おかしいですね。この戦闘ではミカがキマリス対策してガリガリをボコって、そのピンチにアインくんが馳せ参じるはずなのですが。

 画面端でブースター付けたキマリスがビュンビュンしてることからまだそのシーンではないという事でしょうか。

 

 

『クランク二尉を手にかけた罪深きお前を! 俺は絶対に許さない!』

 

 

 殺してないんだよなぁ……被害妄想乙! 

 どうやら初戦時に言った発言を真に受けてるみたいですね。クランク二ーを殺したのはミカなのですが、真実の分からないアインくんはホモくんの方へと銃撃してきます。

 前回の怒り心頭状態ならわりと簡単に倒せたのですが、真面目でコツコツと努力を積み重ねていくアインくんのステータスは火星でやり合った時よりも上がっています。

 油断してかかると痛い目を見るので、ほらいくどー。

 

 

 

『貴様ァッ! ……ちっ!』

 

 

 

 ガンダムフレームとグレイズフレームじゃそもそも機体性能の差が違うんだよ!! (イキリ) アインくんがどんなに強くなろうとも、阿頼耶識手術を受けなければ、俺には勝つことは出来ぬ! 

 しかし、ここで殺すとチャートにガバが出るのでガエリオがピンチになるまで引き付けておきます。新造の両刃サイス……武器名は「バティンマカサー」っていうので切り刻んでやりましょう。コマタナ! 

 

 

『ぐうぅっ……!』

 

 

 相変わらず取り回しは悪いですが威力は十分です。迫撃されてもスモールシールドのおかげで防御力も上がっています。勝ったな、ガハハ! 

 

 

『……ッ!? 特務三佐!?』

 

 

 ガエリオお坊ちゃんを助けに向かいました。これで次に現れる彼は生まれ変わってることでしょう。機械仕掛けのバケモノにね……(哀愁)。

 

 

 ある程度敵を減らすと大気圏に入っちゃうので、降下船の上に取り付いて危機を脱しましょう。ミカがまだ大気圏上でグレイズと交戦してますが、あのグレイズがサーフボードになって無事に大気圏突入できます。

 ねねねね〜、サーフィンってたのしい? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さ〜て、無事に地球に降下成功です。オセアニア連邦の領地内で、3日くらいまでならギャラルホルンの追撃もありません。そこを過ぎると、セブンスターズっていうギャラルホルン創設時からいる……まぁ歴史とかしがらみに雁字搦めにされた哀れな家系ですね。これも厄災戦とアグニカってやつの仕業なんだ……! 

 そんな哀れな家系のひとつであり、地球外縁軌道統制統合艦隊の艦長を務めるイシューの一人娘が、宇宙での腹いせに我々鉄華団に攻めかかってきます。

 この戦いがビスケットの死亡地点なのですが、お兄ちゃんも生きてるし、オルガとの確執もないので死亡フラグは今のところありませんが、それでもやはり死の運命から免れるにはイレギュラーが必要です。そう、ホモくんっていうね! 

 

 

 

「これが地球……初めてきた……」

 

 

「え、兄さんも?」

 

 

「あぁ、オレはデスクワークで会社にいてばっかりだったからな」

 

 

 おっ、サヴァラン兄さんのストレス値が先程に比べるとかなり減ってます。ビスケットも些か減っていますので、2人が自殺を選ぶことはなくなりました。それでも死なれたらリセット案件です。ビスケットも分岐によっては自殺するから気をつけてね! 

 

 

 子供達が初めての海水に驚いてる間に、蒔苗東護ノ介というおっちゃんがきます。やっぱりガンダム作品におっさんというのは付き物なんすね。可愛い女の子よりもおっさんが多い気がします。その中でもガンダムUCのおっさん達はみんなかっこいいから見とけよ見とけよ〜(宣伝)

 

 

 翌日になって、団長達が蒔苗じいちゃんの所に行ってる間ですが、ホモくんは休憩です。スタミナがすっくないので隙を見て、程よく回復しなければなりません。またここから先は戦闘の連続なので、ちゃんとした休憩が取れるのは今しかないのでしっかり回復しておきましょう。

 

 

 

 

 

 休憩後はすぐに戦闘になるのでキリがいいので今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 

 

 

 

 

 

 

 地球に降下して、鉄華団の面々ははしゃいだり、積荷を蒔苗という男がオセアニア連邦に連絡して使わせて貰っている倉庫へと運び込んだりとそれぞれの時間を過ごしていた。

 ひとまず、クーデリア・藍那・バーンスタインを地球に送り届けるという当初の目的を果たした鉄華団は、漠然とこれからのことを考えていた。

 

 そんな折にオルガやビスケットは蒔苗東護ノ介というクーデリアと交渉を行う予定であった老人に降下した次の日である今日。彼の屋敷へと呼び出されて、メリビットやフミタンを伴って彼の屋敷へと行くことになった。

 

 

「行ってくるよ兄さん」

 

 

「あぁ」

 

 

 色々とあってくたびれたスーツの裾に海水を染み込ませた元エリート商社マンであったサヴァランは弟に手を振り、彼の姿が見えなくなると脱力してその手を下げた。

 悪魔との契約。星原・モーリノとの契約はサヴァランの理想とは違うものであったが成し遂げられた。ナボナの死はあったものの、ドルトコロニーで働く者たちの環境は整備され、良い方に向かっていることを聞いた彼の心中は些か複雑であるものの、穏やかであった。

 

 会社に連絡を入れようにも、鉄華団はギャラルホルンに目をつけられており、通信を傍受されて居場所が特定されるようなことは避けねばと控えていた彼は砂浜に腰掛けると闇を照らす三日月を見上げた。

 

 

「綺麗だな……」

 

 

 地球に来るのは初めてで、それがまさか自分の忌むべき組織と共に降りてくることになるとは思わなかった。イサリビやハンマーヘッドに残る選択肢もあったが、久しぶりに再会した弟との時間を埋めたいと思ってしまったのかここまで付いてきてしまった。

 それもこれもモーリノという男のせいなのだが、どうしてか文句を言う気にはなれない。

 

 

「仲間と家族と共に堅実で幸せな暮らしをか……」

 

 

 そんなものが自分に訪れるだろうかとドルトコロニーでは思い悩んでいたものの、あらゆるしがらみから解き放たれた今の気持ちは清々しい。

 辞表を提出出来ていないが、もしかしたら会社の人間は自分がデモに巻き込まれて死んだと思っているかもしれない。その方が自分には好都合だと自嘲地味に笑った。

 

 

「火星に行ったら彼に仕事でも探してもらうか……」

 

 

 契約者なのだからそれくらいはしてくれるだろうと呟いたサヴァランの顔に愁いや気負いはなかった。それも、これから直ぐに再び戦火が灯ると知れば曇ってしまうものであったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─────── 一方で。

 タービンズとして動くことの出来ない名瀬は、弟分のオルガを心配してか3人の人間を地球に降下させていた。パイロットのラフタとアジー、そしてエーコもまたオセアニア連邦の用意した倉庫にいた。

 名瀬の頼みということもあるが、何かと鉄華団と関わることの多かった3人なだけあって、今回のことには協力的であり、作戦が完了して手持ち無沙汰な彼女らは暇そうに足を伸ばしていた。

 そんな時だった。ふと、ラフタが唐突に話を切り出した。

 

 

「2人とも、鉄華団のメンバーで彼氏にするなら誰にする?」

 

 

「はぁ?」

 

 

「……どしたの急に」

 

 

 彼女の突拍子もない話にアジーは怪訝な顔になり、エーコは大丈夫かこいつという目を向ける。

 

 

「名瀬に不満でもあるの?」

 

 

「あるわけないじゃん。……いや、ないこともないけど」

 

 

 最近出来た弟分のせいで構ってくれてないことが今回の話を出した遠因でもあるのだが、単純な興味というのもある。

 名瀬がいなければ自分はここにはいなかっただろうし、生きてもいなかったと断言できるラフタにとっては彼は愛する男であると同時に生きる希望をくれた光でもある。

 そんな名瀬を嫌うなど彼女達にはありえない話、ではあるが妄想は個人の自由なのでこの場では関係ないこととした。

 

 

「こういうのは言い出しっぺじゃない?」

 

 

「確かにね」

 

 

 エーコがそう言うとアジーも頷いてラフタの方を見る。

 

 

「うーん、誰だろう」

 

 

 腕を組みながら考えるラフタに、人に振るだけ振っといて考えてなかったのかと顔を見合わせて呆れる2人。そんな2人に気付かずラフタは考えを整理するために、口を開く。

 

 

「ダーリンの次に私を熱くしてくれるのは三日月なんだけどー、なんか違うし」

 

 

 しかも彼が熱くしてくれるのはモビルスーツ戦闘の一点に限る。それに彼には以前から心を寄せられている幼なじみやウブなお嬢様もいる。彼も自分とは付き合う気がないだろうしと自然と除外した。

 

 

「彼氏、というかほっとけないって言う点では昭弘かな」

 

 

「あーたしかに」

 

 

 同意するようなエーコに、アジーは「そうか?」と首を傾げる。

 

 

「弟分が沢山できて張り切ってるじゃないか」

 

 

「それが空回りしそうだって話」

 

 

 ブルワーズの少年の中で姓を持たない者たちにアルトランド姓を与えてからというもの、昭弘は彼らに本当の兄のように慕われ、ハンマーヘッドでリベイクの調整に入るまでは実の弟である昌弘と共に筋トレに励んでいたのをこの場にいる全員がみている。

 

 

「今はイサリビにいるんだっけ?」

 

 

 ラフタの問いにアジーが首肯する。いきなりあれだけの弟が増えれば頑張りたくなるのも男のサガというやつなのだろうかと考えながら、ラフタは本来の話に戻そうと笑顔を向ける。

 

 

「はい、私は言ったんだし、次は2人の番」

 

 

「私は別にいないかな」

 

 

「私も」

 

 

「えー!? それはズルくない!?」

 

 

 私だけ告ったみたいじゃん!! と声を荒らげたラフタはぐぬぬと身を震わせると、何か思い出したようにそういえばとエーコの方を見た。

 

 

「最近どうなの星原と?」

 

 

「……はぁ!?」

 

 

 急に振られて今度はエーコが大きな声を上げるが、それが却ってラフタの好奇心をより高めてしまった。

 

 

「結構2人でよくいるくない?」

 

 

「それはバティンの整備とかあるからだよ」

 

 

 いたくているわけじゃないと唇を尖らせるエーコに「ほんとかなぁ〜?」とニヤニヤしながら顔を寄せるラフタに、アジーが「その辺にしときな」と間に入る。こんなところで仲間同士の喧嘩など見たくない。それも名瀬以外の男の話で。それがアジーの思いであったが、彼女も「あ」と声を出す。

 

 

「アンタらこの前歳星から2人でバティンに乗ってきたんだよね? 何も無かったの?」

 

 

「何も無いよ!?」

 

 

 逆にあったらまずいでしょと言うエーコにそれは確かにと2人とも動きを揃えて頷いた。姓をタービンと名乗っているのはエーコのみだが、3人とも名瀬の奥様なのだ。

 

 

「まぁ、アイツ私達になんか素っ気ないしね」

 

 

「そう? 普通じゃない?」

 

 

 というか鉄華団のほとんどはそうではないかとアジーは思う。団長や参謀のビスケットを初めとして、女に免疫がないせいでマグロのように固まっている男の方が多いように見える。シノは別だが。

 

 

「悪いやつ、ではないよ……」

 

 

 モビルスーツの整備の話はちゃんと聞いてくれるし、いい所は褒めてくれるし、意外とロマンチストで、補助席が揺れないように気を遣って操縦してくれてたしと、エーコは2人の知らない星原・モーリノの良さを知っている。

 マグカップを両手の手のひらで包むように持ちながら呟いたエーコだが、その小さな声は2人の耳には届いておらず、違う話へと移行していた。

 エーコは仲間の会話に相槌を打ちながら星のマークのついたマグカップの残り少ない中身を飲み干した。




おや? エーコの好感度の様子が……?
ホモくんの受難はまだまだ続く……?





バティン MK-2
ガンダムバティンを星原用に一部強化した機体。本体の見た目の変化は色のみであるが、内部に関しては駆動系や関節、各部スラスターの調整を行っており、ウイングにも新たにスラスターを追加して加速性を上げている。
武装も追加しており、大鎌である『バティンサイス』に加えて両鎌の『バティンマカサー』を製造した。任意で、刃部分がタガーとして分離することが可能。
さらにバティンの攻撃の隙を補うために百錬のスカートアーマーを加工したスモールシールドを装備しており、裏には専用ナイフを1本携えており、バックパック下に同じものをマウントしている。
ライフルは百錬用のマシンガンを改造しており、威力を落とした代わりに弾数の増加に、速射性のブレの軽減に成功している。


ホモくんのお相手にふさわしいのは?

  • オルガ・イツカ
  • タカキ・ウノ
  • エーコ・タービン
  • フミタン・アドモス
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