黒鋼の天使は、自由の翼と共に   作:ドライ@厨房CQ

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CHAPTER 1-2

「本当に現実だよね、昨日のこと……」

 

 桜の蕾が開き始めている春先の並木道を千景は歩いている。しかし、散歩というよりは上の空で昨日起こった出来事と出会った人物について考えを巡らしているところだった。目の前で航空機が爆発してそこから異世界人が現れて言葉を交わし、追いかけてやってきた別の異世界人にその異世界人が雁字搦めになって連れられて行く。目にした当人が言葉にしてみても荒唐無稽だと笑い飛ばせる代物で、今朝母に話したら『大変だったわね』の一言で済ませていた。

 一晩経ってまるで夢の出来事みたいになっているが、あの時イーサンと名乗った異世界人から股間を鷲掴みにされた痛みはしっかり覚えている。あれは現実であることは間違いないのだが、少し心許ないのでもう一度あの海岸へ向かっている次第だ。しかし、そんな彼を呼び止めるように一台の車がが止まって老人が出てくる。

 

「やぁ、君が放上千景くんじゃな? 御堂一尉に頼まれてお迎えにきたんだよ」

「御堂さんが? そっか今日会う約束してたんだ。ありがとうございます、えっと博士?」

「お、おう! ワシ博士っぽく見える? そうともそうとも、ワシはまさしく博士なじゃ!」

 

 顔を出していたのは白髪頭の老人でまるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクがそのまま飛び出してきたような容姿をしていた。なので博士と呼んでみたら案の定嬉しそうに喜美を見せる。御堂一尉という人物は自衛隊内で行われている、千景も参加しているストライダー製造計画の中心にいる人で、どうやらこの博士とも知り合いのようであった。

 今日会う予定だった事を思い出して千景は車に乗り込み、博士もそのあとに続く。運転席にいる自衛隊員に合図を送ると車は走り出して、当初の目的地であった海岸からどんどん離れていった。

 

「それでどこへ行くんですか?」

「ムッフフ、それは着いてからのお楽しみじゃ」

 

 

 

 

 

「お待ちしていた! 自分が現場指揮を執る御堂(みどう)日向(ひゅうが)一等空尉だ。イーサン・バートレット君よろしく頼むよ! ……って気分が悪そうだけど、大丈夫かい?」

「ご心配なく、キャプテン・ミドウ。船酔いってやつっす、じきによくなる思うんで……」

 

 ゲート前線基地から御統市を繋ぐ定期船で一晩過ごしたイーサンは人生初の船旅ということで、見事に船酔いを身を以て経験した。視界がまだ揺れているが陸地に上がっているので気持ち悪さもだいぶ薄れてきているので、気を紛らわすように腕輪に目を向けて翻訳機能を調整する。

 イーサンに人懐っこい笑顔を向けて気遣いを見せた御堂一尉は自衛隊内に作られたガレリア対策室に設立当初から属しており、10年前のゲート開通及びそれに伴うガレリアの大侵攻では戦闘機パイロットとして戦ったベテランだ。今は戦闘機から降りてはいるが、昇進を蹴ってまで対策室の現場指揮官に留まっている。

 海上ではクレーンを載せたサルベージ船が浮かんでいて既にストライダーの残骸回収が進めれられており、イーサンの役割は同じく沈んでるガレリアの残骸を完全殲滅させることだ。ガレリアはあらゆる物質を取り込んで同化していく恐ろしい性質を有し、オルゴンというエネルギーだけが唯一対消滅させることが出来るが、そのオルゴンはゲネシスにしか存在しないので、地球では一欠片でもガレリアが残っていたらそこから無尽蔵に侵食と増殖を繰り返す危険性がある。

 もっともストライダーそのものがオルゴンの塊で出来ていて突撃した時は全開にしていたので、対消滅しきるには十分すぎるオルゴンを叩き込めたので残骸が残ってるとイーサンには思えなかった。

 

「しかし、君たちヘゲネシスの技術には驚くばかりだよ。こんな風に残骸が打ち上げられるほど軽いのに強度は金属なみという素材があるんだからさ」

「ストライダーなんかはオルガナイト、オルゴンの結晶を混ぜ込んだ複合材でできてますねぇ。値段はなかなかするんですけど、色んな機能があって特に―」

『御堂一尉、聞こえますか! こちらサルベージ版、海底より何かが高速でそちらに向かっています!?』

「なに、ガレリアか!?」

 

 沖合で活動していたサルベージ班からの緊急連絡に御堂一尉はすぐさま海の方目を向けてイーサンもそれに従う。見れば確かに波濤を立てながらまっすぐにこちらへ向かってくる何かがおり、砂浜にいる自衛隊員達は緊張した面持ちでライフルを構えて御堂一尉もホルスターから拳銃を引き抜いた。

 岸まで上がってきた黒い影は海面を割って飛び上がると、直径にして60センチほどの真っ黒な球体で生物とも機械ともとれぬ異様な姿に誰もが息を呑む。御堂一尉が号令をかける寸前のところで閃光が走り、球体のド真ん中に風穴が開いた。

 懐から黒塗りの拳銃を取り出していたイーサンが球体状のガレリアを撃ち抜いており、続けざまに引き金を引いて2発3発と光弾が銃口から放たれていく。どんどん穴あきになっていったガレリアは溶けるように形が崩れていき、跡形もなく綺麗サッパリ消えるのだった。見事なまでの早撃ちに見惚れた御堂一尉はホルスターに拳銃を収め、イーサンも得意げな表情を浮かべながら手の中でクルクルと銃を回す。

 

「凄いなぁ、それがオルゴンの力って奴か。あ、いや早撃ちも見事だったよ」

「ま、あのくらいちっこいガレリアなんざ指先一つで蹴散らせるさ。それよりもだ、ガレリアが出たってことはまだ残ってんだな、メンドーだぜ……。御堂一尉、サルベージ出来たやつの中にオレンジ色した六角形のパーツ見つかってないですかい?」

「オレンジ色の六角形だな、今確認してみる。サルベージ班、聞こえるかッ!」

 

 ガレリアが出たからには本格的に対処していく必要がある。イーサンはには考えが一つ浮かんだので、それに必要なストライダーの部品が見つかったか御堂一尉を介してサルベージ班に確認し、無線機越しより肯定の旨を確かに聞いた。

 回収に向かうということでボートを出してもらい、件のパーツを回収した墜落地点のほぼ直上にあるサルベージ船へ向かう。出迎えてくれたスタッフ達が早速回収されたパーツを持ってきており、確かにそれは注文通りのオレンジ色をした六角柱であった。

 

「それで、この秘密兵器を使ってどうガレリアを駆除するんだい? まだ連中はこの水底に潜んでるかもしれないが、探すのは一苦労だ」

「探す必要なんてないさ。さぁ皆の衆刮目せよッ!」

 

 オレンジの六角形を受け取りつつ疑問を浮かべる御堂一尉へイーサンは不敵な笑みを向け、天空へ捧げるように両手で持ち上げると芝居がかった大仰な言い回しで力強く叫ぶ。するとその声に呼応して手のひらから緑色の燐光が溢れるように漏れ出し、持ち上げられた六角柱も光を取り込んで更に激しい煌きを放っていき、宣言通りに御堂一尉を始めとしたその場にいる全ての者が刮目して眺めていた。

 六角柱の形が判別できない程の眩しさに包まれたところで、イーサンは垂直に5メートルほど飛び上がる。そして水面に向けて手にしていた光り輝く柱を投げつけ、まっすぐに海中へ没していった。海底まで到達したところで溜め込まれていた光が一気に開放されて、周辺の海域が翠の燐光に染まり上がり、しかし光はすぐに収まって海は何事なかったかのように青色を取り戻す。

 

「イーサン君、今の一体ッ……?」

「オルゴンによる浄化ってやつですよ。さっき打ち込んだのはストライダーのオルゴン増幅装置でオレのオルゴンをたっぷり高めたって感じっす。まー普通のランナーならこんな小細工しないでオルガナイトをバラまきゃいいわけだし、オレもまだまだ精進が足りないっすねー」

 

 目の前で起きた出来事を信じられない様子で呻くように呟いた御堂一尉はまだ未熟だと嘯くイーサンには開いた口が塞がらなかった。オルゴンそのものはイーサン達の世界“ゲネシス”では普遍的に存在するエネルギー源であるが、それを結晶化させたオルガナイトを生み出されるのはランナーと呼ばれる、自らオルゴンを生み出すことが出来る特殊能力者だけである。

 なのでオルゴンが存在せぬ地球においてもストライダーなどのオルゴンを動力としたマシーンを動かすことが出来た。その他にも色々と一般の人々にはない能力を持ち合わせているのだが、高い能力に比例してその人口はかなり少なく現時点でも1万人いるかいないかという具合である。

 

「これがランナーの力か……。それじゃあ、一般の人達はオルゴンを活用してエネルギーとしてるけど、ランナーは自らエネルギーを生み出せるってわけだね?」

「そうそう、普通だとオルゴン取り込んで色々出来るってわけね。向き不向きがあるから補助器具使うのが一般的さ。そのケータイってやつみたいに皆持ってんの」

「なるほど、そういうものか。だけど携帯電話を持っていない人は結構多いぞ」

 

 ボートに乗って岸まで戻ってきたイーサンは一仕事終えたように身体を伸ばす。ガレリアを綺麗に全部掃除できたからお払い箱であるが、まだ飛行停止期間中なので暇を持て余すことだろう。そこへ渡りに船と言えるお誘いが御堂一尉より来る。

 

「イーサン君、本当に助かった。それでお礼といってはなんだが、君に見せたいものがあるんだ。少し付き合ってくれるかい?」

「いいですぜ、どうせまだまだ飛べませんから。それで何を見せてくれんです?」

「フフフ、我々の秘密兵器さ!!」

 

 

 

 

 

 博士とともに車に乗った千景が揺られながらたどり着いた先は飛行場であった。御統市の郊外にはゲート前線基地との空路を担う御統飛行場があり、民間人の航路から国連関係の特殊航路の拠点として使われている。飛行場内んは航空自衛隊の基地も併設されており、千景もランナー適性を調べるためによく通っている。

 博士と千景を乗せた車はそのまま基地入口を顔パスで進んでいき、滑走路の隅を走りながら一番奥にひっそりと建っている格納庫の前で止まった。どうやたここが目的地のようでぴょんと飛び降りた博士が早く来るように手招きしている。

 

「えっと、ここが目的手ですか?」

「そうじゃそうじゃ。ささ、中に入られよ」

 

 背中を押されるように中へ入ると外から見たよりも広い感じの格納庫であり、多くの作業員が詰めているのがわかった。作業用の重機や雑多な部品類がいくつも置かれているが、その中心には整然と鎮座するは銀色の航空機である。

 この機体に千景にも見覚えがある“F-104 スターファイター”であるが、設計自体60年以上前で自衛隊からもとうの昔に退役してるはずの古い機体がここにある理由がわからなかった。しかしシルエットそのものは同じでも各部が微妙に違うのでレプリカらしく、特にエンジンは双発になって翼端のステーションにはミサイルでも増槽でもないパーツが取り付けられている。

 

「見せたかった物って、このマルヨンですか?」

「その通り! 見た目は確かに君から見れば旧式もいいとこなF-104であるが、中身は一切別物! これこそ初の地球製ストライダーなのだ!!」

「地球製、ストライダー……」

 

  博士の言葉を反復して千景は呟いた。既に組み立ては終わって最終調整が済めばあとは飛ばすだけというが、ちゃんと飛ばせるのだろうか不安と自分だけが動かせるマシーンというに存在への期待が同時に湧いてくる。相反する感情が迸って身震いする千景へ博士は相変わらずのマイペースといった具合でコックピットの中へ入ることを進めた。

 コックピットの中心にはペダルと操縦桿がついたシートとその後ろには折り畳み式の簡易シートが置かれ、千景がメインの操縦席へ博士が簡易シートへ乗り込んで操縦システムを立ち上げる。普通の航空機に設置されている多数の計器類は見当たらず、キャノピーの下もモニターになって外の様子を映しており、操作系統も大きく違うのが如実に表れていた。

 

「どうじゃ、サイトロンコントロールシステムは良好じゃろ?」

「はい、まるで身体を動かしてるみたいです。でも2つの身体を動かしていく勝手の違いにはまだ慣れませんけど……」

「最初は皆そんなもんじゃ。超伝達物質のサイトロンを増幅させて疑似的に接続してるのだからな、文字通り人機一体になるぞ~!」

 

 操縦システムとなるサイトロンコントロールシ(SCS)テムが作動して千景はすぐに羽が生えたかのような感覚を覚え、手を握る足を動かすといった身体を動かす感覚で方向舵などの翼可動部が連動している。機体を動かそうと思えば肉体も動いてその逆も然りというわけで、慣れは必要だが感覚を掴めれば自由自在に空を飛べるだろう。

 計器類などもSCSを通じて脳内へ伝えられたりヘルメットから網膜へ直接投影されたりするので、そちらの確認に気を取られることなく操縦に専念できた。コックピットより出てその出来に満足している博士は嬉しそうに千景の手を握りしめた。

 

「放上くん、おかげ様で調整も早く済みそうだわい。地球唯一のランナーと聞いておったが、なかなか良い筋をしている。注文があるなら希望通りにチューンするぞ?」

「ありがとうございます、博士。でも僕はこれにしっかり乗るはまだ先ですよ。まだまだ子どもですから」

「そうか、ならそれまで飛べるようしっかり整備しとかんとな。ちょうど孫もな君と同じくらいの年でランナーなんだが、空を飛ぶことしか考えてない大バカ者でな。話が合うかと思ったが、悪い影響しかないのう」

 

 近くに置いてある木箱に腰掛けると博士は家族のことを話し始める。向こうの世界で娘さんは昔はエアレース選手で現役を引退した今でも運び屋として飛んでいるようで、孫もその血を色濃く引き継いで物心ついた時から空を飛ぶという筋金入りの空バカだという。

 手本にはまるでならないと博士は笑い飛ばしているが、その様子を想像すれば不意に父の顔が思い浮かんできた。空を飛ぶのが好きでいつも飛行機の話をしていたのだから、なら飛行機と結婚すればいいと母が呆れたふうにぼやいたのを幼心ながらしっかりと覚えている。だから、自由に空を飛ぶ彼に好ましい感情が浮かび、昨日であった傍若無人な少年も悪く思えなかったのだろう。

 ちょうど格納庫に御堂一尉が姿を現してその後ろに誰かを連れていたので、何者かと顔を覗かせると二人はギョッとした。何故なら千景にとっては昨日出会ったあのランナーで、博士にとってはゲートの向こう側にいるはずの不肖の孫だからである。

 

「やぁ、バートレット博士に放上君。お二人に会わせたい人がいてね」

『どうして、ここにいるんだ!?』

「えっ、どういうこと?」

 

 3人が同時に同じセリフを叫ぶという状況を呑み込めず目を丸くしている御堂一尉をそのままに、連れられてきていた少年―イーサン・バートレットは溜息混じりにやれやれと言わんばかりな表情を浮かべて博士の元へやってきた。

 博士の孫が昨日出会った無茶苦茶なランナーである少年ということに、どんな縁で繋がっているのかと驚愕するが、同時に納得する。博士の話を聞いた限りその特徴は紛れもなくイーサンと合致したからだ。

 

「まったく、最近出かけてることが多いと思ったら、こんなとこでストライダー作ってなのかよ。じっちゃん、ばあちゃんととーちゃんが心配してるぜ」

「なになにもう少しで大詰めじゃから、すぐに帰れるよ。それに協力者として地球唯一のランナーがいるしな」

「ほーじゃあお前さんの機体って、昨日の!! あーえっと名前なんだっけ!?」

「千景だよ、放上千景。昨日ぶりだね、イーサン君」

 

 数奇な縁で結ばれた関係ということに驚いているのはイーサンも同じようで、年甲斐もなくフットワークが軽すぎる祖父に呆れている。3人がそれぞれ関係があったり、知り合いであったことをようやく理解して御堂一尉は合点がいったようだ。

 こうして3人を一ヵ所に集めたのは彼の仕業であり、イーサンと博士の苗字が一緒だからもしやとは考えていたが、千景とも顔見知りだったとは見抜けず、昨日の一件で出会ったと聞いたら更に目を丸くして驚く。

 

「そんなことが……。これはもう運命というやつだね、よし決めたぞ、イーサン君!」

「なんか嫌な予感するんですけど、なんですかいキャプテン?」

「君は凄腕のランナーと聞いている。だから、放上君のサポートをお願いできないか。先輩として色々とアドバイスしてほしいんだ」

「ダメですよー。不肖の孫は最も手本にしちゃいけないランナーですぞ。それに感覚で飛んでるもんだからアドバイスなんてそもそも出来ん男ですわい」

 

 祖父から思いっきりダメ出しされてムッとした表情を浮かべるが、評論そのものは正しいことを頷いて示した。昨日の空戦を直接見たわけではないが、その直後に遭遇してその時の言動や行動からかなりエキセントリックであるのは、千景だってはっきりと分かっている。

 それでも彼がどんな風に空を飛んで、どんな事を考えて空を飛ぶのか気になった。そんな率直な気持ちを言葉にしてぶつければ、イーサンは肩を落とす仕草を見せるも表情の方はどこか嬉しそうである。

 

「アドバイスとはいいんだ。ただイーサン君がどんな風に飛んでなんで飛ぶのか気になるんだ。そこを教えてもらえませんか?」

「……どうせあと6日は飛べなくて暇してるんだ、ちょうど話し相手に土地勘のある人間が欲しかったんでね。短い間だが、よろしくだぜ千景!」

「うん、こちらこそ!」

 

 親指を立てたサムズアップで快諾したイーサンに千景も同じくサムズアップした右手を突き出した。少年同士の他愛のない、それでいて世界の垣根を超えた連合に立ち会った者は皆感慨深げに眺めるのであった。

 

 

 

 

 

「さてとサルベージはこれで完了だな。あの増幅装置ってやつは回収しなくていいのか?」

「あぁ、おかげでガレリアなんて怪物がきれいさっぱりになって、サルベージ出来たからな。さ、これを博士のもとに運ぶぞ」

 

 陽光が落ちかけて空も海もオレンジ色に染まる中、墜落したイーサンのストライダー、その部品を全て回収し終えたサルベージ船が帰路についている。ただ一度回収したがイーサンの手によりもう一度海底へ沈められたオルゴン増幅装置については回収は行わず、おかげでガレリアが姿を見せたのはあの一度っきりでもう影も形もなかった。

 回収された積荷を降ろしために船は港に向けて舵を切られた。その船底に小さな小さな黒い塊がへばりついているのを誰も知らぬまま。


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