PROJECT HEALINGOOD THOUSER〈完結済〉 作:TAMZET
ビョーゲンズによる私有地襲撃を、キュアグレースによるものと勘違いした仮面ライダーサウザーは、彼女と矛を交える。襲撃が誤解だと分かった天津は態度を改め、同じ夢を持つ彼女に新型のザイアスペックの試作機を託すのだった。
この小説には、オリキャラが1人とオリジナル設定がたくさん出てきます。また、最終的にオリジナルライダーが2人出てきます。
花寺のどかにとって、2度目のビョーゲンズとの戦闘から、はや1日。
この街に来たばかりの彼女にとって、今日は記念すべき2度目の登校日だ。しかし、その足取りはどこか重い。
原因は昨日の部活体験だ。
運動経験の不足から散々な姿を見せてしまった自分を受け入れてくれる部活など、最早なくなってしまったのではないかという不安。それが、彼女の足を重くしていたのである。
鞄の隙間から、ヒーリングアニマル達が顔を出す。
「のどか、元気を出すペエ!昨日ダメだったからって、今日もダメとは限らないペエ!」
「うん……多分、大丈夫だと思うんだけど、ね」
ペギタンの慰めにも、のどかは曖昧な返事しか返せない。
春の朝風はまだ少し肌寒い。冷える手を温めようと突っ込んだポケットの中で、彼女の手は小さな金属の塊に触れた。
塊の正体は、近代的な眼鏡・ザイアスペックだ。ZAIAエンタープライズが開発した人工知能搭載型思考補助キットである。
「ザイアスペック……昨日は家に置いてきちゃったけど、これを使えば、今日こそは」
ザイアスペックをかけ、スイッチを入れようとするのどか。しかし、フレーム目蓋に触れる寸前、横からそれを奪い去っていく者があった。
フワフワしたピンクの体毛に、真っ赤な瞳……ウサギのヒーリングアニマル、ラビリンである。
「こんなもの、今すぐ捨てた方がいいラビ。知らない人からもらったものは危ないって、お母さんに教えてもらわなかったラビ?」
「言われたけど……でも、せっかく天津さんからもらったんだし、使わないと失礼じゃないかな?」
「ダメラビ!断固反対ラビッ!」
昨日の『パートナー解消の解消宣言』以降、ラビリンはのどかに対し少々過保護な姿勢を取るようになっていた。
ラビリンにとってのどかは大切なパートナー。プリキュアに変身できるのどかに万が一の事があっては、ラテ様を守りきれないという考えがあっての事であった。
それに、ほんの少しずつではあるが、ラビリンの心の中で、のどかは大きな存在になりつつあったのである。
過保護とも言えるラビリンの対応に、のどかは口をへの字に曲げる。
「心配しなくても、天津さんはもう知らない人じゃないよ。名刺もくれたし。例えばそう、身分違いの、白馬の王子様に見えたなぁ……」
「のどかは騙されてるラビ!肌年齢が王子様なんて歳じゃなかったラビ!」
「でも、このザイアスペック、昨日調べてみたらすごい値段したんだよ。それをタダでくれるなんて、いい人だと思うけどなぁ。ねぇ、つけちゃだめかなぁ」
「あんな怪しいおじさんの言う事なんか、信用する方がおかしいラビ!」
「ねぇ〜えぇ〜」
「ダメラビ!」
のどかが天津からザイアスペックを受け取った際眠っていたラビリンには、2人の会話を聞く術は無かった。天津の人柄を知らないラビリンにとって、彼は『怪しく、嘘をついている人間』という認識だったのである。もっとも、彼こ本来の人柄を知れば、その疑念はより深まるのだろうが。
加えて言うなら、外の世界をよく知らないヒーリングアニマルにとってAIとは完全に未知の存在であった。ザイアスペックを取り上げたのも、あくまでのどかを危険から遠ざけたい一心での行動である。
しかし、目を閉じて腕組みをするラビリンには、のどかが徐々に距離を詰めて来ていることが分からないようであった。
それを告げようとしたペギタンは、言葉を発するより前に、ニヤケ面のニャトランに取り押さえられる。
「何するペエ!」
「いや、面白いもんが見れそうだし」
「ZAIAもすっごい会社みたいだしぃ〜」
「うぅ……」
「ほら、一回だけだかぁ〜らッ!」
「あーもう!想像を絶する頑固さラ……ビッ!」
刹那、のどかが跳んだ。
低空を飛行いたラビリンにとっては不意を突かれた形となり、重いザイアスペックを抱えていたラビリンにそれを避ける術はなかった。
「ラビイッ!?」
驚いたラビリンはザイアスペックを手放し、結果としてそれはのどかの手元へ戻った。ここまで、まさに一瞬の攻防である。
そして、ラビリンが体勢を立て直すよりと早く、のどかはザイアスペックを装着していた。
「あぁーっ!」
ラビリンの悲鳴が、桜並木の小道に虚しく響く。
直後、のどかは糸が切れた操り人形のようにだらりと両腕を垂れ下げ、動かなくなってしまった。
「動かなく、なったニャー」
「やっぱり!早くそれを外すラビ!それはビョーゲンズの仕掛けたトロイの木馬ラビ!」
「まぁまぁラビリン……落ち着いて様子を見るペエ」
「すごい……すごいすごいよ!これがザイアスペック!」
「すごいヤバイラビ!だから早くはず……ん?すごいラビ?」
ラビリンが違和感に気がついた時には、既にのどかは動き出していた。
その動きは、ラビリンの知る病弱な少女のものではない。片足を軸に器用に一回転してみせるその仕草はまるで一流のスケート選手のそれであり、そのジャンプは陸上選手さながらである。
少なくとも、ラビリンの知るのどかには、「やろうと思ってもできなかった」類の動きだ。
「な、何が起きたラビ?」
「ねぇ!すごいよラビリン!これつけてると、どうやって体を動かせばいいか分かるの!これなら、今日は大丈夫だよ!」
「むむ……ちょっと貸してみるラビ!」
はしゃぎ回るのどかからザイアスペックをもぎ取ると、ラビリンは両目で覗き込んだ。
真っ赤になる視界、目に悪い。
だが、それ以上には何も無い。
「おかしいラビね。ただ目の前が赤くなるだけラビよ」
「うーん。私じゃないと使えないのかな?本当にすごいのに……とにかく!」
ラビリンからザイアスペックを奪い返すと、のどかは足早に駆け出した。
先ほどまでの気落ちなどまるで感じさせない軽快な足取りである。
「あのー!そこの黒いフードのお姉さん!ぜつめ、らいざー?ドードー、ぜつめ?これ!落としましたよ!」
「ああ、ありがとう。小さなお嬢さん」
「はい!どういたしまして」
道ゆく人を助けつつ、学校の方へ走り去ってゆくのどかを眺める、3匹のヒーリングアニマル達は、三者三様の表情を浮かべていた。
「ニャトラン、どうしたペエ?」
「なーんか、心配なんだよなぁ。危なっかしいというか、なんというか」
「……のどかはラビリンの選んだパートナーラビ。セキニンは持つラビ」
記念すべき2日目の登校日。少なくとものどかの悩みは一つ、この朝に消えた訳である。
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A.I.M.S.に一報が舞い込んだのは、15分前のことであった。通報内容は、暴走したヒューマギアがZAIAエンタープライズ日本支部周辺の埠頭で人々を襲っているというものである。
連絡を受けた捜査員は可能な限り隠密に、それを彼の上司に報告した。そう、現状この国には、彼以外にマギアに対抗できる公務員は存在しないのだ。
A.I.M.S.隊長……不破 諫。彼は部下の報告を聞くや否や、嵐の如くバイクを駆り、出動した。
彼の行動は凄まじく迅速であった。通常30分はかかる道のりを僅か10分で飛ばしてきたわけである。道中で彼を見た者は、後に彼を『まるで暴風のようであった』と表現している。
だが、そんな彼を待っていたのは、予想だにしない人物達であった。
「おや、これは奇遇ですね」
白装束の男と、その右腕となる女性社員。どちらも、彼のよく知る人物である。
「お前は……ZAIAの社長!それに刃もか。丁度いい。暴走したヒューマギアがいるとの通報があってきたんだが、何か知らないか」
「全く存じあげませんね。だが、私にとってもこれは丁度いい。私も丁度君に用があったんだ。とても大切な用事でね。それに比べたら、ヒューマギアの暴走など瑣末事にすぎない」
「なんだと……!!」
不破は天津に摑みかからんばかりの勢いで歩み寄る。
通報先にマギアはおらず、限りなくグレーに近い存在がクロすれすれの言動を取っている。とても偶然とは思えない。
「これは君達の、いや、これから先の人類のためでもあるんだ」
「俺に何の用があるって?少し事情を聞かせてもらおうか?」
天津の胸ぐらをつかもうとした不破の手を、隣にいた刃が俊敏な動作で抑えた。
刃は柔術めいた動きで不破を翻弄し、彼の左腕を後手に回す形で取り押さえる。
ちょうど警官が犯人を取り押さえたような構図である。
「……ッ!!」
「悪いな、不破。社長命令だ」
「お前達……何してるか分かってるのか!」
警告など意に介さず、天津は取り押さえられた不破の元へと歩み寄った。その顔に張り付いた笑みの不気味さに、不破の本能が警鐘を鳴らす。
コイツは、何か企んでいる。この強引さを見る限り、それはいつも以上にヤバイことだ。
それが分かっていながら、抵抗ができない自分の無力を、不破は呪うしかなかった。
「君にして貰いたいのは他でもない、サンドバッグだ。新型プログライズキーのテスト運用のためのね」
「そんな下らん事のために、お前に付き合う義理はないッ!」
「焦らずともすぐに分かる。見たまえ、ZAIAの新たなる牙を」
天津が懐からドライバーを取り出すと、それに応えるかのように、建物の影からマギアが姿を現した。
茶色のずんぐりとした軀体……マンモスマギアである。武器らしい武器を所持しない、パワータイプのマギアだ。
その姿は不破にも見覚えがあるものであった。
「あの個体、体育教師の時のマギアか!」
しかし、彼が注目した点はそれとは違う……アークマギアの腰元に巻かれている、『見覚えのあるベルト』にあった。
「アレは、ゼツメライザー!」
ゼツメライザーがZAIAエンタープライズの元で製作された事実は、飛電或人が既に滅が聞き出している。
つまり、このマギアを作ったのは、この天津 垓である可能性が高いということだ。
ならばどうする。
不破の中で、既に答えは決まっていた。
不破は全身に力を込めると、刃の拘束を振り切った。
「俺はA.I.M.S.だ!人工知能特別法違反の容疑で、お前達を拘束する!」
天津に向き直り、アサルトウルフのプログライズキーのスイッチを入れる不破の前に、刃が立ちはだかる。
「この状況でもお前は邪魔をするのか!」
「当然だ。私はZAIAの社員だからな」
「そうか……そうだったな!!」
不破が己のプログライズキーのスイッチを入れるのと同じくして、刃も自身のそれを起動させる。
『BULLET!』
『DASH!』
不破はシューティングウルフを、刃はラッシングチーターを……それぞれ己のショットライザーに装填した。
『『Autorize』』
「「変身!!」」
鋭い掛け声が交差し、2人のエイムズショットライザーから放たれた弾丸がその身を削り合って交錯する。
『SHOTRIZE!シューティングウルフ!
"The elevation increases as the bullet is fired." 』
『SHOTRIZE!ラッシングチーター!
"Try to outrun this demon to get left in the dust." 』
弾丸はそれぞれの体の元に還り、鎧の形を取った。不破はいつもの如く攻撃的に構え、対する刃は天津を守る形で守備的に構えた。
そんな2人を一瞥し、天津はマギアの方に目を戻す。
「さて、ここに暴走したヒューマギアが一体。残念ながら野良犬君は手が離せない。とすると、このヒューマギアは善良な一市民たる私が、どうにかしなければならない」
天津は独り言のようにそう呟くと、腰元から二つのキーを取り出してみせた。
「見たまえ……破壊と再生の両方の力を司る、新たなるサウザーの力を」
天津の両手に握られた二つのキー。ゼツメライズキーの方は、今までと同じアウェイキングアルシノゼツメライズキーである。
しかし、もう一つの『花』が描かれたプログライズキーは……
『サウザンドドライバー
ゼツメツ!Evolution!
ローゼンリング! 』
「変身!!」
鋭い発声と共に、天津はザイアサウザンドライバーに二つのキーを差し込んだ。
小気味良い電子音と共に、鉄骨のサイと真紅の薔薇が彼の周囲で踊り狂う。
『パーフェクトライズ!
When the horns and flowers cross,
the precious soldier HEALING THOUSER is born.
"Presented by ZAIA." 』
英語で読み上げられる高速の口上ののち、海浜公園には金色の戦士が誕生した。通常と違うのは、今までは銀色だったサウザーの各部位が、目立つ臙脂色に変化していることである。
色以外には、形態に目立った変化は見受けられない。しかし、天津は満足そうに笑って見せる。
「これがあの『花の戦士』とザイアのテクノロジーを融合した新たな力……ヒーリングサウザーだ。さあ、存分に傷つけてみせたまえ」
ヒーリングサウザーは、両腕を大きく広げ、悠々とマンモスマギアへと向かってゆく。
マギアも彼に気がついたのか、その豪腕をいからせ、突進を開始した。
「ヴオオオォッ!!」
踏み込みだけで、大地が抉れる超重の打撃。反面、速度を捨てた鈍重と言って差し支えないその豪腕の一撃を、ヒーリングサウザーは正面から受け止めてみせた。
「どうした?ヒューマギアとはそんなものか」
鋼で鋼を打つような凄まじい轟音が何度も鳴り響き、マンモスマギアの豪腕がヒーリングサウザーの装甲を打ち付ける。
彼には、マギアの攻撃を躱す素振りも、防御する素振りも見受けられない。
ただやられるままである。
刃との交戦に集中していた不破も、流石に困惑を隠せない。
「おい刃、お前のところの社長はどうなっちまったんだ」
「まぁ見ていろ。あの形態になったサウザーの本領は、ここからだ」
ひたすらにサウザーを打ち据えたマンモスマギアは、息荒く距離を取る。
ヒーリングサウザーの装甲は歪み、その仮面の一部からは天津の顔がのぞいている。
凄まじいダメージである事が見て取れるが、彼はそれを感じさせない軽やかな動きで前に歩んでみせる。
さらに追撃を加えるマンモスマギアだが、ただ歩いているだけのはずの彼の歩みを止めることができない。サウザーがそれほどの馬力を有しているという事だ。
「ふむ、通常のゼツメライズキーではこれが限界か。続きはA.I.M.S.の彼で試すとしよう」
ヒーリングサウザーはベルトに軽く手をかざして見せる。すると瞬間、驚くべきことが起きた。
修復不可能なほどに歪んでいたその装甲が、みるみる修復を始めたのである。
それは、かのゼロワンメタルクラスタホッパーが、自分の身体を銀色のホッパー達で構成していく様子に酷似している。不破の数度の瞬きの間に、ヒーリングサウザーは元の傷ひとつない装甲を取り戻していた。
「なんだ……アレは……」
「暁光だ。これこそ、ザイアの創り出した新たなる芸術作品。これは、ヒューマギアの作り出した贖いえぬ罪……それすらも許す神の技だ」
ベルトのスイッチを入れ、黄金の騎士は上空へと飛んだ。右足には臙脂色のエネルギーが渦を巻いている。
『サウザンドヒールバック……©️ZAIAエンタープライズ』
サウザーの飛び蹴りはマンモスマギアの頭部へと直撃し、凄まじい衝撃を巻き起こす。その衝撃は離れた所で戦闘を継続していた2人も身震いほどである。
「名も知れぬヒューマギアよ、お大事に」
マンモスマギアは桃色の花嵐に包まれ、爆散した。煙の果て、そこにあったのはヒューマギアの残骸……ではなく、変身前のヒューマギアであった。
言わずと知れた建築型ヒューマギア、最強匠親方である。
「俺は、何を?」
「ヒューマギアが……元に戻っただと!?」
これは驚くべきこと……というより、決してあり得ない現象だ。爆散したヒューマギアが復元されたなどという前例は確認されていない。
ヒューマギアは元より機械である。破壊された個体が瞬時に修復されるなど、あり得ないのだ。
しかし、不破にはあの現象に見覚えがあった。そう、あの技を打ったサウザーの特性は自己再生。その再生の対象がもし、自分だけでなく他の対象にも向けられるとしたら。
「お前の再生能力を、ヒューマギアに利用したのか……!!」
「見てもらえたかな、私の能力を。この驚異的な再生速度を以ってすれば、あのメタルクラスタホッパーを打ち破る事すら容易い」
「ああ。見せてもらった。そして、ひとつ心に決めた事がある」
不破は腰元からアサルトウルフのプログライズキーを取り出し、ベルトに装填する。
『アサルトウルフ!』
「お前が知っている事、その全てを聞き出してやる!」
『SHOTRIZE!!レディーゴー!アサルトウルフ!
"No chance of surviving." 』
アサルトウルフへと形態変化を遂げた不破は、間髪入れずヒーリングサウザーに躍りかかった。
「まずはそのプログライズキーについて、詳しく聞かせてもらおうか!」
「ふむ、理想的な展開だ。君の協力により、ヒーリングサウザーは更なる進化を遂げるだろう」
ヒーリングサウザーとアサルトウルフの拳が交錯し、その衝撃は埠頭の波を大きく揺らした。
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埠頭の影から、彼等の戦いをひっそりと影から見つめる者が2人いた。
1人は黒いフードを目深にかぶっており、その性別すら分からない。フードの人物は埠頭での戦いに口端を歪め、隣のもう1人に声をかけた。
「ねぇ、君はどう思うかい?彼等の事」
「もし存在の事を問うているなら、俺に答える術はない。強さという点でなら、全員俺1人で十分だ」
「ふふ、頼もしいね」
黒フードの問いに答えたのは、かつて1号機から4号機がドードーマギアに改造された祭田ゼットであった。
その手には、ドードーのゼツメライズキーが握られている。
花寺 のどか、天津 垓。そして、彼らを取り巻く者達……彼らを中心に、事件は起ころうとしていた。
第二話をお読みくださり、ありがとうございます。
ザイアスペックを使い始めたのどかですが、この頃のまだ彼女は信頼できる仲間に出会えていません。純真無垢な彼女が、ザイアスペックの全能によりどういった変化をしていくのか……楽しみですね。
一方、サウザーも新しい力を手に入れました。自信と他者を回復する再生の力。彼には似合わなそうな力のようですが、果たして……
このシリーズは、平日は17時頃、休日は朝の10時前後に投稿します。
是非次も読んで下さい。
P.S. この小説は、以前pixivに投稿したものを編集したものです。変更内容は、表現が若干変わっている程度です。