ダンジョンで手を休めるのは間違っているだろうか 作:語り下手な語り手
読みやすいのはどんな形なのか、とか、この字数はこのくらいの文量になるとか、色々実験中です
完結させれたら、リメイクして表に出すつもりです。
下手ですが読んで頂けるとありがたいです
「カイドウ殿、よろしく頼む。」
「よろしく」
そこからカイドウは馬車の進む速度を落とし始めた。
カムイは急に自己紹介をしたカイドウに疑問を抱く
「カイドウ殿、何故、今自己紹介を」
「その方が色々都合が良い」
やけにあやふやな回答に更に疑問が高まる。
事を考える内に、カイドウが道の端に馬車を完全に停止させた。
止めた後、カイドウが馬車の先頭から立ち上がり荷台の方へ来た。
そして腰からナイフを取り出して、片手で構えカムイの前に立った。
「カムイ、こんな形だが提案をさせてくれ。」
「わかった」
「先ず、オラリオまでの道の間、傭兵となってくれ。受けてくれるなら、其奴を外す」
カムイの前に鍵を見せる
「2つ目、俺に歯向かわない事。こいつぁ、お前さんの誇り、誓い、プライド関係なく降りるまで俺の元で働いて貰う」
どうだ、とカイドウが投げかける。
「乗らせて頂こう。恐らく、私にはそれが必要だ。」
2つ返事で返したカムイにカイドウは満足そうに口角を上げ、鍵を使い枷を外す。
「誓約成立だ」
カイドウはカムイに手を伸ばす。
「ああ」
伸ばされた手を掴む。
硬い握手をした。
カイドウが馬車の先頭に戻って双刀を手渡す。
「なあ、カムイこいつはぁ俺の故郷、東の国の技術が使われてるようにしか見えないんだが。どうだ、あってるか?」
貰い受けたカムイは頷く
「あっている。東の国の技術を用いた物だ」
やっぱりかとカイドウはしてやったりと言うように返しながら、弓と矢を刀を置いておいた箱とは別の処から取り出す。
「カムイ、お前さん側から見たら騎士様に見えるんだが、どうもこの獲物たちを見ると狩人でもしていた。いや、騎士の使う物には到底見えないんだが」
受け取り背中に背負いながらカムイは可笑しそうに笑う
「なんだ、面白い事があったか」
「いや、見事に全部当てるもんだと感心したのさ。」
やっぱりか、とカイドウはしてやったりと言うように笑う。
そんなカイドウの様子をみながらカムイが口を開く
「なぁ、貴公は一体何者なのだ」
「そつぁ、馬車を動かしながらにさせてくれ、下手に此処に立ち止まってるとひが暮れかねん。暮れまでには街の宿屋に着きたい」
カムイはそうか、と言いカイドウは元の位置に戻って馬車を動かし始めた。
白い布で覆われた馬車の荷台から、青色で染まった中に点々と白い雲が見える。
カムイにとってこの風景は、ひどく懐かしくなぜか今しか見れないのだと、理由が生まれる過去を思い出せないながらも感じていた。
「さて、さっきのことだが、俺は冒険者兼行商人だ」
「成る程、だからか」
「なんだ、もう謎は解けたのか」
まあな、とカムイは答える。
「最初に此処にいる事がわかった時、馬車である事、荷台の物を見て此処が商品を置いておく為の荷台出ること。この事から何かの商業の物だとわかっていた」
「そんな事なら俺に聞くまででもないじゃねぇか。」
「その通りではあるが疑問は此処からだ。何故1人なのか、という事だ。この品物を見ると多種多様で一国や二国間を旅したところで到底集まる量ではない。と考えると、その距離間をただの商人が1人旅する事はほぼ不可能に近い。」
荷台の商品たちを見る
「だが冒険者と言えば違ってくる。阿呆な者は冒険者を名乗れん。名乗れるまでの力を持つものは単に運の良い奴か、本当に実力のある者のみだ。」
「そらどうも、そこまでの実力を持つものと認識してくれるなんて光栄だ」
カカカと笑う
「だがよぉ、カムイ。冒険者なんて誰でも名乗れるもんだろ」
「いや、そうでもない。貴公が最もわかっていると思うが、旅には相当な経験が必要だろう?」
カムイの問い掛けは続く
「経験のないものは自らの力を見誤り、そこらへんで野垂れ死ぬものと相場が決まっている。見て、戦ってきたからわかっているつもりなんだが、違うか?」
「ああ、間違いねえ。大半は先ず道に迷う。迷わないための知識が必要になる。道に迷わないヤツの半分は人に騙され消えていく。それすらも乗り越えた者の更に半分は自然に飲み込まれて消えてゆく。それも乗り越えて最後に自身の力で人付き合いをウマくヤる事が出来るヤツが生き残る。」
そうして消えていった奴らをよーく見てきたと呟く
再び静寂が訪れる。馬車の車輪と道の石がぶつかる音を響かせながら、見晴らしの良い草原を駆けてゆく。草原が続く中、突如カムイが口を開いた。
「カイドウ殿馬車を止めてくれ、野盗がいる」
指差す方向には人が隠れるには良い小さめの林が
カイドウは分かったと答え、馬車を止めた。
「カムイ何処に奴らはいる」
カイドウは腰に携えた望遠鏡を覗く
「白い枝を持つ木の左の方にある大きめの木の上とその根元だ」
「距離としては…500mくらいか?」
多分とカムイが同意する
「確かにこいつは野盗だ。カムイ、お前さん望遠鏡も無しに良く気づいたな」
「これでも狩人だからな」
狩人ねぇとカイドウが笑う
「此処なら距離的にまだ攻撃されないが、ちかずきゃ分からん。あっちは進行方向なんだがなぁ」
「どうするカイドウ殿。迂回するか」
「戦いは避けたいが、実のところあの林以外の道はかなりの悪路なんだよな」
面倒そうに頬を掻く
「やる…しかないって感じだな」
「……そうだよ。」
了承したとカムイは言って背の弓手に持つ
「はぁ、カムイ此処から狙えるのか?」
「厳しいな」
「何メーターだそこまでは近ずいてやる」
「150m、あの岩あたりなら上の奴は確実にヤれる」
カムイはカイドウの隣りへ行き草原の岩を指差す
「ただし、上の奴がやれるだけだ。下の奴は角度的に不可能だろう。」
「わかった。近付けよう」
馬が走りる中カイドウが尋ねる
「カムイ、残りはどうする。」
「貴公…わかって言っているだろう」
「ヘヘッ、接近戦は嫌いなのか?」
「まあ、嫌いと言えばそうだろう。」
カイドウは意外な反応に呆気を喰らう
「意外だな。近接の方が得意そうなんだがなぁ」
「弓よりはな、近接はなんせ、一対多数になったら可能がある。そうなればどうにもならん」
「そーいう意味ね」
「そもそも殺し合いなんぞないのが最もだろうよ」
「はッ、違いねえ。まぁ、道さえ塞がれてさえなければスルーしていくつもりさ」
そう言って淡々と馬車を走らせてゆく
「着いたぜ」
カイドウは馬車を岩の隣りに止めていう
止まると同時にカムイは無言で馬車から降りて弓を構え、呼吸を整え矢を放つ。放ったのちにすぐ矢を取り出してもう一度狙いを定める繰り返し同じ事を10回に届く頃カムイが口を開いた。
「あれで全部のはずだが」
「合ってる」
望遠鏡を片手にカイドウが答える
「俺が望遠鏡で索敵しても上にはいない、後は下の4人だけだ。」
「了解した」
荷台へ勢い良く飛び乗ったのを見計らいカイドウが馬車を出発させた。
馬が地を蹴る間カイドウが言う
「お前さん、弓を扱うのがクソうめぇな」
「そうでもないさ」
「一発目はあらぬ方へ飛んだと思ったら二発目には、首筋へストン。だ」
「それは誰だってそうさ。地面は風がなくても、空がどうかなんぞ誰もわかりはしないものだ」
カムイは謙遜して言う
「だとしてもすげえよ。じゃあなんだそんなにすげぇ奴でもいるのか」
「ま、昔の英雄様だな」
「英雄だあ?」
カムイがそうだと言い頷く
「どんな奴なのさ」
「最初に断っておくが、なんせ古い話だ。本当かどうかは分からん。」
「英雄なんて大抵がそんなもんだ。いいよ、話してみな」
わかったと一息ついて話を始める
「遥か昔のことで、今は亡きアノールロンドという国での話だ
その国には王とその王に使える4人の物がいた。深淵歩きアルトリウス、王の刃キアラン、竜狩りオースタイン、そして最後に話の要の鷹の目ゴーだ。
彼らは1人1人が一騎当千の英傑だった。その中のゴーは一発で竜を撃墜する事が出来たそうだ。竜つながりで悪いが、竜狩りオースタインはよく知らんのだ。話を戻す。ゴーはただの人ではなかったらしい。人の何倍もの大きさがあったという。所謂、巨人の1人だったそうだ。だが、そんな彼はある時王のもとを離れたそうだ。そしてある塔の上で木彫りをしていたらしい、そんなところにとある人物が訪れた、彼らは友好を築きその証としてゴーは弓の腕を見せたそうだ。見事飛び回る飛龍を一撃で落としたそうだ。目の隙間が蝋で潰された兜をつけたまま。」
「そいつは、異次元だな」
だろ、とカムイが同意する
「だがカムイ、それを手本にしても意味がなくないか」
「貴公のいうとうりだが、上を目指すなら一目置いておきたいだけだ。」
「そう言うもんかぁ」
と話をする間に元いた場所からは見えなかったところに木製の野党の拠点が見え始めた。拠点近くの林にはバツ状に組み建てられた塀で囲まれてる。馬車を進めながら様子を確認しながら進む。そんな時、カイドウが口を開いた
「あーカムイ、悪い知らせだ。」
「まぁ、仕方ないさ」
「…やるしかねえのかーはぁ面倒だ。」
頰を掻て嘆いた
次の話の完成度40くらい
次こそオラリオに着ける…筈
リメイクするならここの話をもっと簡潔にして素早く本編と絡めるようにしたいな…
(少しづつ、どのくらい完成しているか記していきます)
5月の中旬迄には次出しますね
野党のプロットは勢いで行けるとか思ってたので書いてなかった…
オラリオ?知らない事ですね(震え
次が出来ました