戦車道、古くから『乙女の嗜み』として存在していた武道の事である、礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸とされている為女子に非常に人気がある。女子が戦車に乗り戦う事で今後の進路を有利に進める事ができるらしいが、それは極一握りでしかない、殆どが乙女の嗜みとしてやっている事が殆どだ。
では何故女性に人気なのか?これは諸君らが一番気になっている事であろう、昔々日本に戦車が輸入された当時、武士道精神を重んじる男性には「戦車は非力な者が操るもの」という流れが広まっていたため男子は余り戦車道をやる者が少なくなっていた、しかし現在ではその風潮も薄まり、戦車道に興味を持つ男性も多く存在している!
「そこで!我らプラウダ高校戦車道部への新人を募集しています!是非興味のある方は挙手を!」
殊の外説明会は上手くいき挙手する男子、女子生徒がチラホラいた。やはり女子の方が多いが男子もそこそこの人が挙手してくれている。
「ちょっと待ちなさい!!!男子の諸君!!我がプラウダ高校戦車道部に入るのは歓迎するわ!でも、今後の試合で負けた場合シベリア送りにしてあげるから覚悟しなさい!」
金髪のショートボブの背の小さい我が戦車道部の隊長カチューシャが鋭い目つきで男子生徒を見る。
「げっ!?カチューシャ新入生にそれ言ったらまずいだろ!?」
「現にアナタ、この前の試合で作戦をミスって負けそうになってその責任でシベリア送り10ルーブルだったでしょ?」
「それは言わない約束だろ?」
それを聞いた新入生男子生徒達は手を下ろしてゾクゾクと体育館を後にした。結局残ったのは女子生徒だけである。
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「ったく〜結局今年も男子生徒を一人も入部出来なかったじゃねーか!」
「それはアナタの説明不足ね、カチューシャは悪くないんだから」
「ふ〜んそこまで言いますか?なら今後夜中トイレに行きたくなっても同行しないからな?」
「ちょ!?それと、これとは別よ!」
「カチューシャ、またタイチと喧嘩してるのですか?」
「だってコイツが!!」
「お前はどう思うノンナ?」
「私はどっちも悪いと思いますが?」
カチューシャと言い合いになっている所に副隊長であるノンナが午後のティータイムの時間の為、紅茶とコーヒーも持ってきて優雅なお茶会が始まった。
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おっと、この物語を読んでくれてる人にはコイツらの事は知らない人がいるはずだな?軽くだが説明しよう!
さっき男子生徒に鋭い目つきで威圧したこの金髪のショートボブの小さな女の子が我がプラウダ高校戦車道部隊長カチューシャだ、背は俺よりも圧倒的に小さい、がこの事に関しては彼女は相当なコンプレックスだから声に出してはいけないぞ!
こんな小さな女の子なんだが、中身は恐ろしい暴君だこの間の試合も俺のミスで危うく負けそうになったけど何とか勝つことが出来たが危険な目に合わせたという事で10日間シベリア送りにさらていた、まぁ読者が思っている様なシベリア送りではないからな!ただ単に暗くて雪が降り注ぐ窓もない教室で勉強するだけだ、だがこれは死ぬほどヤバい俺も何度も死にかけたからな。
話は戻るがコイツには驚く事に戦車道になったら人が変わるほど戦闘が上手い隊長になってからは指揮を取っても崩れる事なくチームを引っ張るカリスマ性を持っているそのお陰で去年の全国大会は優勝する事ができた。他校の奴らからは恐れられていて「地吹雪のカチューシャ」なんて呼ばれている。使用戦車はt34/85 好きな戦車はkv-2
次にカチューシャの隣にいる彼女より遥かに背が高い彼女の名前はノンナプラウダ高校戦車道部の副隊長をしている。クールな性格で髪の毛は黒髪のロングヘアー顔も可愛くスタイルも抜群に良い!常にカチューシャと一緒に行動していて移動の際は何故かカチューシャを肩車している、本人も内心喜んでいるらしい。
カチューシャには絶対的な忠誠心を持っておりいかなる時もカチューシャの命令を聞いている。俺とは一年生の頃から戦車道を共にやっているため仲は良い共にカチューシャを支えているため良く相談相手になっている。
試合では主に車長兼砲手を担当している、砲手は特に上手く正確な射撃が得意だこの前の試合も撃破車両12両中8両は彼女だ。常に冷静に物事を判断し、その正確な射撃で相手を撃破する姿を他校の奴らは「ブリザードのノンナ」で恐れられている。
使用戦車はIs-2 好きな戦車はSU-100
そして俺はこの戦車道部唯一の男子タイチだ!性格は…まぁ…明るい方だと思う少しおっちょこちょいな部分があるけど…髪の毛の色はノンナと一緒の黒髪だ、プラウダ高校戦車道部での俺の役職は参謀総長、主に対戦相手の選手の特徴、使用してくるであろう戦車の予想、試合会場のマップを把握して作戦を立案する事を主な仕事だ、さっき話たノンナは副参謀として共に勝利の為に戦っている。
元々戦車が好きでこの部に入ったんだが…もう一つ理由がある。実は俺タイチはカチューシャの世話係をやっている。カチューシャとは小学校の一年生から一緒で常に彼女と同行していた。無論彼女の無謀な命令も遂行してきた。高校生になってからは学校ではノンナが色々とやってくれているが家、プライベートでは俺が面倒をみている。家、プライベートもって?って思うだろ?俺は世話係の為カチューシャの家に半ば居候している。何年もやっているからなれたが…そろそろ自立して欲しいと思っている。
使用戦車はkv-1S 好きな車両はkv-1
そんな所かな?今後こんな感じに間に解説してくからよろしくな!
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「所でタイチ?」
「ん?」
「今年の入部する生徒は何人だったの?」
「えーっと50人だな卒業した先輩方と人数は一緒だから戦力としては変わりなしって所だな」
「ノンナ」
「はい?」
「今年も新入生のポジション決めはノンナがやってね」
「わかりました」
「んじゃあ俺はそれのサポートに入るわ」
「分かったわ私はこの後お昼寝するからあとよろしくね〜」
「ノンナ、カチューシャの事は頼むな」
「わかりました」
そう言うとカチューシャとノンナは部室を後にした。
「さて…俺は次の試合の作戦でも立てようかな。」
次回もお楽しみに!
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