今回の話は4回バラバラにに分けて不定期に追加していきます!そこだけご了承を!
新人歓迎会兼特別演習から半月が経った、新入生は少しづつだが自分の乗る戦車の動かし方などにようやく慣れてきて、二年生、三年生は大会優勝を目指して日々鍛錬に励んでいた。
中でも三年生にとっては最後の年になる為、全てを掛けて大会に臨んでいる。
「撃て!」
ジーナ達KV1-s組の四人はタイチ抜きのなか練習をしていた、タイチ抜きでも彼女達は自分のするべき事を知っている為何も支障なしで普通にこの日も練習を終えた。
戦車道部女子ロッカー室
「今日も疲れた〜!」
「日に日に練習キツくなってますね…!」
「私は特に何も思わなかったけど…」
「やっぱりタイチ君がいないと寂しいわね〜」
今日もタイチが姿を表さず四人で練習をしているため四人とも退屈していた。
「もう!どうしてアイツは来ないのよ!!」
「きっと作戦室に篭ってるのよ〜♪大会が近いから」
「確かにそれはあるわね…」
「タイチ君の事だから大丈夫だと思うよ…!」
「無理してなければいいけど…」
ジーナは心配性なのでタイチの事をかなり気にかけているが周りの人たちから見ればまるで彼女のようだ。
「ジーナ、タイチの事になるといっつも大げさになるわね」
「なっ!そんなこと無いわよアーニャ!どうしてアイツの事なんか心配しなきゃダメなのよ!」
「私もそう見えちゃいますジーナちゃん♪」
「リーネ!あなたまでそんな事…うぅぅぅ…」
二人がジーナをいじっている中カリーナはスマホで何かを調べていた。
「カリーナも何か言ってよ!」
「じゃあ、これでどう?」
カリーナは3人にスマホの画面を向ける、そこにはスイーツ食べ放題の店の広告が出ていた。
「こ…」
「れ…」
「って…」
『スイーツ天国!?』
「今から行かない?」
カリーナは3人に食べに行かないかと誘う、無論3人の答えは…
『行きます!!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4人がやってきたのは期間限定でプラウダ高校学園艦に来ていたスイーツ天国だ、船の中心部に位置する巨大ショッピングセンターに展開している為、船の女子高生はこぞってお店に来てお店は超満員だった。
「相変わらずの人気を誇っているわね…」
「去年は満員で入らなかったから今年こそは入って食べる」
「私も、今日は張り切っちゃいます!」
「3人とも食べる気満々ね♪」
「当たり前よ!何の為に交通費まで払ってここまで来てると思うの!?」
ジーナ、リーネ、アーニャの3人は去年満員で食べる事が出来なかったので尚更楽しみにしていた為闘志に燃えている。
今日は練習が早く終わった為、混み合う前に入店できた。
「さぁ〜今日は食べるわ!」
「ジーナちゃん沢山持ってきたね…」
「当たり前よ!普段のストレスを発散しなくちゃ!」
「また太ってタイチに怒られてもしらないわよ?」
四人はテーブル一杯に沢山のスイーツを並べた。ジーナはケーキを、リーネは蜂蜜バターたっぷりのホットケーキ、アーニャはパフェ、カリーナは紅茶とクッキーだ。それを皆んなで分け合ってシェアするのが流行っているらしい。
「ん〜!流石学園艦一のスイーツ店!!来た甲斐があっとわ!」
「本当ですね!」
「美味しい」
「皆んなに満足してもらってよかったわ♪」
スイーツを食べ始め彼女たちのガールズトークが始まった。
大体彼女達のガールズトークの内容はタイチの事だ。
「ジーナちゃんタイチくんこの前どうだった?」
「相変わらずよ」
〜帰り道〜
眠っているカチューシャをおんぶしながらタイチはジーナと帰っていた。沈みゆく太陽の光で辺は赤くなっていた。
「相変わらずタイチはカチューシャ隊長のお守りなのね?疲れない?」
「もう何年もやってるから慣れたけどな、でも悪くないぞ、こうしてると何故か落ち着くんだ」
「そ…そっか…!!」
するとジーナは少し早歩きしタイチの前に立つ。
「ね、ねぇ…」
「ん、どうした??」
「あ…あのね…」
「.あ…あぁ…」
少しづつジーナはタイチに近寄る。至近距離で体に触れてしまう位に。
「じ…実は…」
「実は…!」
「私…!」
「あー!!!」
「!?な…何よ…!」
ジーナが緊張しながらタイチに喋り掛けようとした時タイチは大声で叫ぶ。
「分かったぞジーナ!」
「まだ…私まだ何も言ってないんだけど…」
「言わなくても分かるぞ!」
「言って見なさいよ」
「お前また俺に今夜の夕食代奢れって言うんだろ!?」
「え?」
タイチが言った言葉は予想とは180度違う言葉を言った。俗に言う鈍感だ。
「確かに月末だからバイトの給料がなくなって困っているのは仕方ないが……何とかならないのか?」
「ち……違うわよ!」
「え?何がちがうんだ?」
「それは……」
「あれぇ……タイチまだ家じゃないの??」
話を再びしようと思ったらカチューシャが目を覚ました。
「あっ!カチューシャ起きちゃったか?もう少しで着くからな」
「じゃあ……もうひと眠りする……」
「すまんジーナ今日はこれで勘弁してくれ!!」
そう言うとタイチは財布を取り出しジーナに千円札を渡した。
「じゃあまた明日学校でな!!」
「あ……また明日……」
ジーナに別れを告げたタイチはカチューシャをおんぶしたまま走って帰った。
「……バカタイチ」
~~~~~~※~~~~~~
「そんなことがあったの!?」
「あれ?カリーナは知らなかったけ?」
「全然知らないわよ!!」
「私とアーニャちゃんは教えてもらったけどその時居なかった??」
「違うカリーナはその時運悪く寝ていた。起こそうと思ったけどめんどくさくて辞めた」
「あーん!せっかくジーナちゃんの恋話を聞こうと思ったのに急に眠たくなってそのまま寝ちゃったの~!!起こしてくれればいいのに!!」
一人で軽く怒りながらどさくさに紛れてリーネに抱き着く。ちょうどその時ジーナの携帯に電話が鳴り響く。
「あれ誰かから電話?ジーナちゃん??」
「そうなんだけど……」
「どうした?」
「出ないの?」
「そ……それが……」
その電話の相手は非通知であった、恐らく公衆電話で誰かが電話しているのであろう。
「でるわ……もしもし……」
『もしもしジーナか!?俺だタイチだ!!』
「タイチ!?」
「「「!?」」」
まさかの電話の相手はタイチだった、しかしタイチは自分の携帯を持っている為、故公衆電話を使っているのか四人は疑問に思った。
「あなた最近どうしたのよ!?学校に全く来ないし、今どこ!?」
『今俺はシベリアだ!』
「はあぁ!?何でそんなところにいるのよ!?」
『い!当分そっちに戻れる自信がない!!』
「ちょっ!?練習どうするのよ!」
『お前らだけでやってくれ!!』
「えええ!?それはないわ!」
『頼む!!やべぇ!?もう追手が来やがった!じゃあまたすぐ連絡する!!」
そう言い残しタイチは電話を切った。
また次回のガールズトークで会いましょう!!
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