なにやらチートのような体を手に入れたので楽しく生きたいと思います(願望) 作:nonose
なんかすごい見られてて怖い・・・
4年前に書いたやつだから設定も残ってなけりゃ、文章もガタガタなので見るに堪えないとは思いますが・・・見てくださる人が居るなら投稿しますかの次第です
1話あたり書き換えようかな・・・
とりあえず今回、思いついたのを書き出してみただけです
設定は練り直していきます
ずっと途方もない夢を見続けている。
薄暗い森の中で何かを埋め続けている夢だ。終わりもなく、ただ只管に埋め続けていく。
自身が17の頃、ふと後ろを振り返ることがあった。
その日は一等大きなモノを埋めた日だった。いつものように台車に手をかけ ずた袋のような大きなボロ袋を山道で押していた時だった。
初めてのことだった。自身の夢の中で埋めてきたモノを見るのは。
沢山埋めてきた、墓標のように並んだ土ボコを見て、今日埋めたコレを見て、久しく見ていなかった埋めてきたものたちを見ようと、そう思った。
1つ、1つ、1つ……丁寧に掘り起こしていく。
けれどもう既にそこには、何も埋まっていやしなかった。きっと土に帰ってしまったのだろうと……そう思うと、何だか悲しく思えてきて、自身の墓場からゆっくりと立ち去って行った。
自身に必要のないものだと埋めてきたものだ。
自身が大切だと思ったから埋めてきたものだ。
これは夢だ。本当は山の中に埋めてきてやなんか居ない。
ただ少し、叶うのならば、誰か自分をあの思い出と共に埋めて欲しいとそう……切に願った。
◆
「……何、泣いているのよ」
場所は禁書庫。ナツキスバルがやってきた時よりも少し経ち、この場にはランサーとベアトリスしか居なかった。
ナツキスバルとランサーの話し合いを片目に本を読んでいたベアトリス。最中に何度か話を掛けられからかわれることはありつつも、気が付けば話し合いも終わったのかナツキスバルは姿を消しており、ふと本から目を上げればランサーは壁に背をつけ眠りこけていた。
最初は叩き起して、外に放り出そうかともそう思っていたが躊躇した。
自身の大切なあの本。長年何も綴られることなく、あの人を待っていた。
そこに5日ほど前、1文だけ新しく綴られていた。
何かと思った。色んな感情が湧き上がってグチャグチャになりながらもその一文を読んだ。
『あの子の面倒を見てあげてくれ』
途端に落胆した。
自身へ向けてのものでは無い、道を指し示すなにかではないというのが、何故かそう思えた。
また誰のことかも分からない人を待ち、そいつの面倒を見ろだなんて……どうしてこんなにも酷いことを言うのだろうと、涙を流しそうにもなった。
ただ1人悲しさにくれ、禁書庫で膝を抱えていたその日。
帰ってきた。自身が兄としたうあの精霊も帰ってきただろう、ただ少しいまは顔を合わせる元気がない。
窓目から少しだけ様子を確認したら禁書庫に帰ろう……そう思っていた。
──見つけた
アレだ。白髪の鎧を着込んだ女、本に綴られていたあの子というのは、アイツだ。
身長は半魔の娘より少し大きいかくらい。
何故あの女の面倒を見てやれとそう言ったのだろう……釈然としない気持ちのまま、アイツは屋敷に入ってきた。
面倒なんか見てやらないとそう決め込んで、本へと思考を移したのだ。
ただ本を読んでいても、ずっと頭の中にあの本の一文が過り続けている。
『あの子の面倒を見てやってくれ』
なんだと言うんだ。憤慨した、ずっとグルグルグルグル、頭の中にこの言葉だけが回り続けている。
悲しさを通り越して、怒りが募ってきた次第だった。
1度だけチャンスをやろうと、そう思った。
この屋敷に掛けてある魔法。扉渡りをあの娘の前で1度だけ使ってやろうと思った。
これで気が付いて中に入ってきたのなら、面倒を見てやろう、そうじゃないのなら……まあ。
「結局、お前は気が付いて……ベティーは怖気付いた。気にかけるお前が、ベティーに何を言うのか不安で怖くて仕方なかった……だから遠ざけようとそう思ってた……なのに」
何の因果か、偶然扉が開いているときにやってきた。
運がいいのか悪いのか……結局会ってみればなんてことはなかった。こいつは自身のことは知らなかったし、逆に向こうから突き放してきた。
でも会って、見て……触れて。分かった。
あぁ、この子は私の"妹"のようなものだと。純粋な精霊でもなく、人工だと言っても精霊とは口が裂けても言えない別の代物。でも、微かに感じるあの人との繋がりを。
肉体があり、魔力で動く……精霊と同じような形をしているけれど何かが違って見える。
でもきっとこの子は私にとって妹なのだろう。それだけはハッキリと分かった。
「こんなとこで寝てたら風邪ひくのよ。ベットまで連れてってやることは出来ないけど、毛布ぐらいは掛けてやるかしら」
まあ、情が湧いた訳では決してないけれど、少しくらいは面倒見てやろうとそう思ったり……。
「起きてたらずっと薄気味悪い顔してるけれど、寝てたら可愛いものなのよ……ふふ。ベティーがお姉ちゃん……」