結局私は、佐倉さん達を連れて私の家に帰宅をした。そして、一番最初に高巻さんが玄関の中に入りその後に続々と他の人が入ってくる。
「お邪魔しまーす」
「あ、今は、両親も妹や弟も居ないのでそのまま上がっても大丈夫ですよ」
現在、私の両親と弟、妹は外出しており、夜になるまで帰ってこない事がわかっていたので、先に中に入って土間に上がっていた私は振り返り皆さんにそう伝え、それに頷いた彼等を連れて私はリビングに入る。
「ここが、私の家のリビングです」
「おぉーここが、美咲ん家のリビングなのか」
リビングに一番最初に入った佐倉さんが興味津々な声を出しながらリビングの中を見回して近くにあった一人用のソファに座る。
「日常的な風景……これはこれでいいものだな」
「おいなり、一般的な家庭にまでそれ言うのか」
その後に入ってきた喜多川さんがまるで薫さんみたいな発言をしながらリビングに入り、それに対して佐倉さんのツッコミを入れる。
「うぉぉぉ……友達の家に来た感じだな」
「あぁ、そうだな」
その後に続いて坂本さんとリーダーが入ってきて、リーダーのカバンの中から黒猫が飛び出して机の上を占拠する。その後に、お邪魔するわねっと新島さんがお邪魔しまーすっと奥村さんがリビングに入ってきた。
「改めてお邪魔するね」
一番最初に家に入ったのに、一番最後にリビングに入ってきた高巻さんを確認してから私は頷いて、リビングのソファーやダイニングルームの椅子に座ってる彼等の方を見る。
「それで、私の家に来ましたけど、これからどうするんですか」
「あーえーと、それについて三ヶ月前、美咲がやった友達登録すればいいんだが……ソフィーここからなら本当に大丈夫か?」
佐倉さんがそう言うと、いつの間にか机の上に置いてあったリーダーのスマホがブブッと鳴りソフィアさんが顔を出してくる。
『よし、ここなら大丈夫だ、シャドウも警戒していない』
「それじゃ、早速ジェイル……とも言い変な世界に行こっか」
私の為に言い換えてくれた奥村さんの一言に他の人達が頷き、EMMAが表示されているリーダーの携帯に向かって、リーダーがこころのトモダチキーワードを声で入力する。
『ーーーキーワードが入力されました、ナビゲーションを開始します』
リーダーがその友達キーワードを言い終えるとEMMAが三ヶ月前に放った言葉と同じ言葉を放つ。そして、グニャリと言う体験したことのない感覚が私に襲いかかってくるのだった。