サイコロの1は幸運か?   作:白熊隊員

5 / 8
設定盛り過ぎた…


4/24シナリオに重大な矛盾があったので一部修正



本編前4

私はある問題を抱えていた…

 

「なんでまた…こんな事になったのかな…」

 

目の前にある…生徒会の大量の書類との格闘で、休み時間と放課後の時間が、全く無い社畜状態になっているのはどうゆう事だろう?

 

まあ…理由は私が生徒会長として活動しちゃったのもいけない事だけど、ぶっちゃけせっかくの学園生活を大いに楽しくしたかったのも原因でこんな事になった…

 

一応、他の役員もいる事はいるけど…私の処理能力について行けない事で辞めてしまう生徒が多過ぎて困っている。

これ、前世での仕事で慣れた事だしね。

 

唯一私が就任してから傍で支えてくれる副会長のおかげでどうにかなっていいたが、彼が暫く病気で休むことになり仕事量が増えてしまったのだ…

 

「会長お疲れです…」と書記として採用した少女に出されたお茶を飲みながら、この状況早い所どうにかしないといけないと思っていた…

 

前会長の罠に嵌められたとはいえ、優雅にお菓子とお茶を楽しむ生徒会なんてものはリアルでは無かったと言いたいし、此処まで職務怠慢で何もしてなかったから押し付けて逃げた事は今でも恨んでいる。

(安請け合いした私もバカだったのだけど…)

 

この書記の子も有能だけど少しドジっ子な所もあり書類の記入ミスとかたまにあるので確認で時間が掛かってしまうのはご愛嬌としている…

少しの息抜きに雑談をしていた時に、私の暗黒史と言ってもいい話題を書記ちゃん…史ちゃんにある出来事の詳細について聴かれていた…

 

それは私の趣味の一つのサイクリング中に某走り屋の聖地である有名なカーブが多い観光地でも有名な山道で、コレ死んだ?みたいな大事故を起こしたからだ。

その内容は、普通に自作のロードバイクで紅葉が綺麗だな…みたいな感じで眺めていたら、正面から同じような人と正面衝突しそうになって避けたら、運悪く走り屋の兄ちゃんに轢かれそうになったのでそれも回避したまでは良かったのだけど、いいスピードでカーブに差し掛かった為にブレーキも効かずカーブを曲がり切れずに…そのまま崖下に転落したという事件だ。

 

この時、警察沙汰になり全身傷だらけの私とボロボロになったロードバイクと共に帰って来た事で、お世話になってる高町家の皆さんや生徒会の皆に心配させたのはものすごく悪かったと思っている。

 

「それにしても会長は何であれだけで済んだのですか?普通なら死んでるって言ってましたよ?」

 

…念能力のおかげです。と言いたい所だけど、落ち葉のおかげで助かるかなと思っていたので使わなかったんだけど、もし念能力を使用していたら逆に怪我が無くて不自然に思われたかもしれないから使わなかったのよね。

 

それに仕事で行くような事もありジャンプヒーローズ(主人公の英知)を利用して旅行気分で出掛けたかったのも理由の一つだ。

 

因みに発現させたキャラはちょっとバイオレンスなキャラの1人だ…

 

雪藤 洋士(ブラック・エンジェルズ)

 

私のロードバイクが自作したのは、これが理由で結構お金が掛かっているのよね。

 

ロードバイクのスポークやサドルや車輪に仕込んだ暗器を主な武器にして戦うからもあるけど、この時、ロードバイクで時速100㎞で走行した後にバック走行で正確に走行出来るか試したらそれ以上の事が出来ちゃった(並みの普通車では追いつけない程の速度が出せた)ので、一人ぶらり旅が大好きで仕事終わりに気分よく調子に乗ったらこの事故なので、この時に警察沙汰になった時にロードバイクを調べられたら結構問題になったかもしれないと反省した。

 

この事を史ちゃんには笑い話を含めて問題は無かったと言ったけど、これ以上の問題が発生しているので私は平穏には暮らせないと少しガッカリしている。

 

それは、私がお世話になっている高町家の問題にある…

 

私はこの管理外世界とされている地球で暗殺やボディーガードを主にした裏家業をしていた事が美由希のお父さんである士郎さんにばれた事だ。(因みに裏世界の通り名はスイーパー)

 

何故ばれたのかといえば、美由希の家に道場があり古流剣術を嗜んでいると聞いたので…

 

「私も武術を嗜んでいるので少し勝負しない?」

 

と軽い気持ちでやったけど、ほぼ実戦使用の剣術で人外じみた反応速度もあった為に念能力を使う程に本気になってしまった事で、それを見ていたお兄さんの恭也さんに疑われ、咄嗟の嘘で各地を巡って武術を習っていてる事と、特殊な流派の末裔だと言った(まあ…本当に武術は爺ちゃんと師範代方の鬼特訓と各管理世界で修行していたのは本当だし)

そこで、とどめになったのは私の銃撃された事件で裏家業をしていたのがばれたのだ…

 

その理由は、恭也さんの彼女でのある忍さんと繁華街で偶然に会った時に少し雑談をしていた時に、忍さんの後ろに立つ青年の動きが怪しくて観察した時に紙袋に拳銃を隠すようにして襲撃しようとしていたので、偶然を装って私が庇って撃たれて入院した事と、その後に犯人に落とし前を付けようと銃撃してきた奴を調査していた。

いつも頼りにしている情報屋から高町家や忍さんの家系の事を聞いた時に少し強めに警告されたけどね。

 

「悪い事は言わん…今すぐ町を出て他の場所で仕事をした方が身のためだ」

 

「平気だ…俺の正体は誰にも分らんさ。それに俺は無駄な殺しはしない主義…それに今世話になっている高町一家やその知人の詳しい事情が知りたかっただけで、あの襲撃者の目的を知りたかっただけだ。本当の外道にしか興味はない…秀幸さんも知ってるだろう?」

 

と言った後に、「お前なら心配ないが、用心した方がいいぞ」軽く注意されたことで、此処で私が動かなくてもこの人達で自然解決しそうだな~と気軽に思っていた。

 

だって、士郎さんが要人警護のスペシャリストで多くの要人の知り合いを持っていて、美由希の本当のお母さんもそっちの方の事を知ってるみたいだし…今回の件だって権力欲しさで起こしたような事件みたいだし…

忍さんも家庭の事情の事でどうやら深い事情があるみたいだし、詳しくは聴けなかったけど、相当に知ってはいけないやばい事だったのだろう…

 

それと言い訳になるけど…

 

本来は裏家業なんて全くやる気は無かったのだけど、地球に来てある町に暮らしていた頃にお世話になっていた武術の師範とそのお孫さんにすっごくお世話になっていて、住む場所が決まっていなければ此処に住めばいいと歓迎され楽しく平和に平和に暮らせそうだなと思っていた時に、その二人が不良警官に殺されたのだ…

理由も下らない事で、お孫さんの婚約者に性的な理由で手を出そうとした時に阻止され事と、その事を糾弾した事を根に持った逆恨みだ。

しかも、犯人を私に擦り付け主犯の警官は無罪放免で検事も弁護士…裁判官も全員グルの出来レースで裁判結果は有罪決定となった。

後で知った事だけどかなり裏でそういった悪事やっていた事と父親が政府の高官で自分の地位の維持の為にクズ息子の事件をもみ消していた事を警察も知っていたけど、権力が強く表立って動いた時に捜査官の不審な死が多く、余り関わりたくないと消極的な対応だったのもあった事だ。

この新しい人生でもう殺人は二度としないと思っていたけどこいつ等は許せない…しかも唯一私を信じてくれたお孫さんの婚約者も事件の真相を知った時に口封じで凌辱されそうになった時に脱獄した私がボコって助け出し、信用出来る人に預けた。

 

その後どうなったかは、私が今、女として暮らしている事で察してほしいけど、この事件に関わった人は主犯格以外は。全員地獄に落とした。(殺してないよ…只、死んだ方がマシと思えるほどの拷問はしたけど)

後々で聞いたけどその後、芋吊式でわんさか不正に関わった警察や検事と弁護士が捕まった事はご愛敬だ…

 

この時に出会った頼りにしている情報屋で本職は刑事の秀幸さんだ…

彼の協力で奴等を地獄に落とし事件の関係者は他の同業者によって海外に拉致されたと聞いたけど、どんな目に遭ってるかは聞かない方が身のためかな…

 

それと、秀幸さんもこういった身内の腐敗事件や法では裁けない悪人を影で地獄に落とす裏の仕事を自分一人でしていたけど、大変そうなので私も手伝ったのが理由だ。

秀幸さんも私に気を遣って余り依頼を出さない人で、情報屋として重宝しており依頼料もしっかり払っている。

あの事件から警察内部でも同業者はいるらしく私を頼る事は本当に稀な事だ。

それに、こういったトラブルは結構多くて呪われているんじゃないかとあの神に文句言おうか考えた事もあるぐらいだけど、自分で人生楽しもうと思った結果がコレなので筋違いかと反省した。

 

それに、今まで依頼で受けたか調べてもらった人は本当に救いようがない外道だったし、誰かが行動しなければ被害が大きくなるのは目に見えていたのでやっていたけど、こりゃ何時か自分が殺されても文句は言えないな…

 

因みに通り名をスイーパーにしたのは、察してください…

 

その後、その狙撃事件は解決して犯人も捕まり安心していたけど、美由希と鍛錬をした後に翠屋でおやつをご馳走にしていた時に、緊張感が伝わるような雰囲気で士郎さんに二人っきりで話がしたいと言われ…嫌な予感はしたけどどうやら本当のお話だけみたいなので夜に道場で裏家業の事などみっちり聞かれました…

 

何でばれたのかな…と理由を聞いてみれば忍さんを庇った時に不自然なほどに銃弾による怪我が軽かった事と、怪我をして入院中の時に私の手を見て武術だけではなく銃器の取り扱いも手慣れてる証拠である指に出来たタコと指に沁み込んでいる油が私の趣味の自転車以外でも使われている事と愛用のロードバイクが改造されていて車輪のスポークの細工に気付いた事…そんな感じで色々と詰めが甘いと思う所ばかりだ…さすが元要人警護のプロですね。

 

これについては私もうっかりしていた…だって念願のコルトパイソンが手に入って射撃練習やジャンプヒーローズ(主人公の英知)冴羽 リョウ(シティーハンター)の発動が可能になったかを検証していたのもあったけど、前の体で出来た早撃ちなどのスキルを高める事もしていたので自然に銃器のメンテも日課となっていてばれないだろうと余裕持った結果がこれです。

自転車の手入れでオイル使いましたって言っても、車輪に仕込んだ刃やハンドルに仕込んだ隠しナイフとかでバレバレなので言い訳しませんでした…

 

まあ、その結果だけど、士郎さんは特に気にしてはいなかった事で、美由希とは良き友人でいて欲しい事を言われたぐらいだった。

その後、私が一人暮らしをしていると話した時に桃子さんの提案で空き部屋を借りて居候している…(なんでだ?)

 

そして今は、ごく稀に裏家業が出来ない程の生徒会の仕事であたふたしている自分が此処に居るわけで…

そんな生徒会も忙しいけどやっぱり学園生活って楽しいよね。

苦労はあるけど、普通に話せるクラスメイトの友人とかくだらない雑談とかはこの地球に来てから初めてだよ…

爺ちゃんの所でも武術の鬼修行以外は門下生の皆と楽しくしていたし、管理世界の授業も面白かったしね。

あの世界だと…考えるのはやめよう(大体、書類仕事以外は…あれぐらいしか暇つぶし無かったしね。部下とは雑談はしていたけど、大体下ネタか仕事の不満だ…男女関係なく)

 

でも、その他にも困った事がある。

 

それは、この書類仕事が片づけたらある場所に、待ち合わせしている最近知り合った美由希の妹のなのはの友達とおまけの三人が関係している事…私と同じ転生者で明るく元気でのんびりマイペースな華純と大人しく少し気弱な印象な悠樹と今では悪友みたいなノリで話し合えるほどには仲良くはなったけど、初めて会った時は我儘なクソガキが今でも印象的な一途とちょっとしたトラブル対応と戦い方を教えているからだ。

 

華純と悠樹はごく普通に知り合っていて翠屋でのバイトで知り合ってなのはと一緒に少し話すぐらいだったんだけど…一途が二次創作小説でよくいる踏み台主人公みたいなノリで私を殺す気で挑んできたからだ。

 

その結果は…フルボッコにしました(やり過ぎたと思うけどね)

 

でも、一途はその敗北から折れることは無く何度もストーカーじみた執念で私に挑みまくった。

何度も敗北するのにも関わらず、結構努力はしていて多分特典で手に入れていたと思える魔術に適した二挺拳銃と幻影魔法を使った奇襲とか、切れ味が凄まじいブーメランにでっかい手裏剣になる双剣による時間差攻撃とか、自分の命が狙われているのにも忘れて戦っていたぐらいに楽しく戦っていた。

 

何回も戦って此処まで努力しても私と互角にもならない事と(まあ、小学生だししょうがないかな)後は戦略ミスで負けていて勿体無いと思うような強さで、闘いながらも私が鍛えてあげようかなんて戦闘が終わった時に冗談で言っていたら、ボロボロの状態で地面に擦り付ける程の土下座で「お願いします」と戦い終わった後に懇願され、今に至るわけで…

 

実は、華純と悠樹にもかなりの嫌がらせに近い接し方をしていたのだけど、ある日を境にしなくなった。

 

その理由を聞いたことがあったけど、何でも転生特典の『使用した相手の前世の記憶を見る事が出来る』を使用した時に、私の過去を知った時に罪悪感で今後この特典を使わないと心に誓ったらしいけど…

 

気になる事として何で私が転生者と分かったのか聞いた時に、管理世界では一般的な魔力による念話で華純と悠樹と私が転生者だと伝えられたと聞き、特に私は原作崩壊させてこの世界を好きにしようとしている最悪の犯罪者だと言っていたみたいで、一途はどうやら自分のセカンドライフを原作ヒロイン達とハーレム生活をしようと努力したらしいけど、私によってその努力が無駄になると危惧して殺そうとしていたと本当に申し訳ないと謝りながら話してくれた。

それと、私の過去を知ったせいかハーレム生活が本当に気苦労しかないと知った一途は今では、普通のセカンドライフを楽しもうと本気で感じたらしい(そんなに酷かったかな?私の過去)

そういうわけで本格的な危機感を感じて、華純と悠樹にも事情を話し最低限足止め程度は出来る様には戦えるぐらいにはしようと頑張ってもらっているけど…

 

一途はこの世界がどのアニメもしくは、漫画なのかを何となくは知ってみたけど、何故か思い出せないと言った事と、転生先のメインヒロイン達が美少女で好感度上げればハーレム狙えると思って楽しみにしていたのに、何でだろうと疑問に思っていた時に、その記憶を私が弄っていたとその念話で伝えた転生者に言われ、そんな特典持っていたら確かに危機感を持つし、もしかしたらその念話を使った転生者は特典で『自分以外の転生者が原作世界の知識を全て失う』みたいな事を特典として選んでこうなったんではないかと言ってみたらそうかもしれないと一途は答えてくれた。

 

三人の特典の事を聞いた時に一途のおかげで転生者によっての妨害がある事を確信したからだ。

 

それは一途の三つの特典の一つである『魔力ランクSSSにする』

 

これのおかげでオタクであれば何かしら影響を受けているのは確かで、さらに一途にはユニゾンデバイスのアル・アジフとインテリジェンスデバイスのデモンベインの制御の為に魔力ランクを上げた事は確かだけど、まさか、機神咆哮デモンベインを特典に選んでいたのが分からなかったのは私の落ち度よね…

 

デモンベインの原作は、はっきりとすべてのシナリオは思い出せないけど魔力ランクなんてものは無い…

 

そんな設定のある世界観は他の管理世界に同じような設定があるとしても、大体は地球とされている星で起こっている事なので、一途はそれが出来るのは他の転生者で警告した転生者も含めて出会ったら始末しようと考えていた為に華純と悠樹は弱そうだからいつでも殺せる為、不安要素の高い私を如何にかして排除して暮らしたかったけど、どう考えても利用されてる事に気付かなかった自分もバカだと反省していた。

 

あの神の言った警告に巻き込まれと原作介入する転生者の事も聞いていたけど、華純と悠樹はどっちかが巻き込まれ派かスローライフ派で…一途は自分の欲望で動くか、原作介入派ってとこかしらね…

 

でも、残り三人の転生者の動向が良くわかないけど、最低一人は敵意があると判断していいわね…

 

全く、気楽で平和な転生生活はどこいった?(私が言うのもなんだけど)

 

それで、敵対者の対応として各自の特典聴いたけど…

 

特典一つだけって私だけか…とほほ(涙)

 

一途の転生特典は…

 

1.神咆哮デモンベインのアルアジフとデモンベインをデバイスとして使用

 原作とゲームなどで使用された武装と術式も対象とする

 

2.魔力ランクをSSSにする。

 

3.転生者だった場合の前世の過去の出来事を知る事が出来る。

 

4.転生世界の主人公と必ず出会える。

 

一途になんでこんな特典選んだのか聞いてみたら…

 

前世での生活が本当に同じ日々でつまらなく只、生きているだけの人間になりたくないから、転生世界で主人公と同じような英雄又は同等の存在になりたいと…顔真っ赤にして答えてくれました…

その中でもデモンベインの主人公でもある大十字 九郎は大好きな主人公だったそうで特典と採用したみたいだ。

 

だったら、たしか…デモンベインのメインヒロインのアルルートのエンディングで九郎は旧神になったから、そこまでの力を取らない方向で申請しなかったのかを聞けば…

 

「そんな…力あっても使い方分からないし、アルがいたから特訓して鍛えればいいかなって思って…そこまでのチート能力使いこなせないし…」

 

その性格で踏台転生主人公になろうと思っていたわね。(そして、以外に真面目か!!)

 

でも、3と4の特典で二人にちょっかい出した理由もわかったし、この世界観の違和感の解消になったのは大手柄よね。

 

 

華純の転生特典は…

 

1.何があっても病気にならない健康な肉体

 

2.どんな土地でも農地に開拓できる農具がほしい

 

3.自分だけの農園が欲しい

 

4.自分オリジナルの果物・野菜を作る事が出来る魔法がほしい

 

5.美味しい料理を作れるようにしてほしい

 

……………………は????

 

初めて聞いた時にそのリアクションしかなったわね…特典がこんなに申請出来てるのに新天地で農業でもしてスローライフするお婆ちゃんですか?

 

でもね…問題はこの特典が見事全てヤバい方向に向かっていた事に私だけが気付いた。

 

華純は特典で得たこの農具を『万能農具』と名付けて使用してるけど性能が激ヤバで下手をすると全力の私でも負ける程の凶器だと分かった…

 

華純の担当の神は相当心配したのかド天然なのか、『異世界のんびり農家』の主人公の火楽の能力をそのまま採用したみたいだ。

 

この万能農具本当に危険なもので試しに鉄パイプを念能力の周で最大強化したのに、軽く万能農具の刃を鍬に変えてもらって当てたら鉄パイプの鍬の内側から土に還りました…

 

この瞬間に華純はこの転生者で最強となる武器を持っている事が確定した。

しかも、異空間に自分専用の農場があって様々な野菜や果物があってそれらを数分で調理して極上の味を出せる小学生ってとんでもないわね…

 

華純に何でこんな特典にしたのかを、聞いてみれば生前は家から一歩も出れずに育てられ最後はご両親と無理心中したような話を、のんびりした口調で言っていたけど、本人は恨んではなくむしろ何も出来なかった事が悲しかったらしい…(この子の前世の両親の方が闇が深いわね…)

 

その為か、テレビで某アイドルが農業しながら村作りするバラエティー番組みてやりたくなったのと、せっかくだからその食材をおいしく食べたいから料理スキルを選んだらしいけど、小学生では確実に出来ないようなやり方で料理していた…

 

野菜の皮むきとか魚の三枚おろしとかが数秒で終わるとかありえないから!!

 

それでどこぞの中華の達人の如く中華鍋を豪快に振って炒めるとか見てたら、華純の担当の神様何考えてるのとか本気で思ったわね。

よく特典の出来る範囲の事を聞いてみたら…

 

「よく分からないんですけど~料理の腕は最高クラスにしてくれるって言ってましたよ~ただの料理人だとつまらないから~漫画やアニメの最高最強の料理人のスキルを全て習得してくれたみたいですよ~」

 

前言撤回…華純の神様は後々で面倒事を避けるために此処まで過剰な特典を付けたな。

でも、その選択は正しかったかもね…

一途…アンタ命拾いしたわね。万能農具で攻撃されたら確実に死んでたわよ…

 

悠樹の特典も少し特殊だった…

 

1.幼い子供や女性に対して性的暴行をした時に即死亡するようにする。

 

2.世界トップクラスの医療技術の習得

 

3.転生した先の世界のレアスキルをランダムに付ける

 

4.転生者のスキルを指定した日数で使用不可にする

 

一応、一個目が不吉すぎるので理由を聞いてみれば、その内容が余りにも悲しくて辛い経験から自分を裁く為の特典だと言った。

 

その内容も二人っきりの時に聞いたけど、本当に聞かなきゃよかったと思えるような生き方をしていた事と、それを防ぐために性別を変えた事も話してくれた。

 

「僕は…罪人なんです。

担当してくれた女神様も気にしなくていいから、普通に暮らしてほしいと言われましたけど、僕は普通にしちゃいけないんです。

蕾はこんな僕を知っていて愛してくれた優しい人でしたけど…あんな酷い事して幸せだとは思えませんでした」

 

悲しげに言った悠樹の言葉は私にも痛い程分かったけど、幸せになる権利がないと言わないでほしいかな。

 

確かに…元男で、合意ではあったけど体中に痣や一生残る傷痕が残る凌辱プレイを奥さん(見た目小学生)にしていた事と、まだ当時小学生の実の娘を一緒にお風呂に入っていた時にレイプしそうになった事で、海外の仕事場へ転勤した事で家族を守ろうとしたけど、それでも幼い少女への凌辱願望は消えずに、何時かこの性癖が起こす犯罪で家族に迷惑が掛かると判断しナイフでアレを切り落として出血多量で自殺したような人だし…それが神によってそうなるように仕組まれていたなんて言われたら普通にブチ切れるわね…私だったらね。

 

そう思わなかったのは、悠樹の担当の女神が特典の事も説得して、落ち着いた事を一途から後で聞いた…

何やら、本当は一番初めの特典しか申請しないで転生しようとしていたから、自分が罪人だと思うなら沢山の命を救えるようにと戒めの為に医療スキルの特典を付け、万が一人の道を踏み外した行為をしている転生者に対する処置として特典の使用不可を与えた事と、余ったのは運任せにしたと聞いた…

ランダムで貰った特典は今でも分からないらしく、この世界のレアスキルだし損はないだろうと思う。

 

まあ、私の神はいい加減な対応だったけど、特典の説明は丁寧だったし役に立たない特典のアドバイスもしようとしてたからまともな方だったのかな?

でも、なんでだろ?

 

あの神に対して話をしていくだけで苛立ちが収まらなかった理由が分からないのよね…

 

…今、その事気にしても仕方ないか!!

 

それと、一途はまだ私の事について何か知っているみたいな事も言ったし…

 

「師匠って前の転生世界であんな酷い目に遭ったのによく転生しようと思いましたよね」

 

うん…あの世界は本当に酷い目には遭ったけどアリアや部下達のおかげで楽しめたし、その後でクラウスとオリヴィエとエレミアとの出会いも今ではいい思い出だ…大体死に別れたのは謝りたいけどね。

 

思い出話はここまで…現実逃避しないで書類早く片付けよう。

 

 

 

その後、やっとの思いで生徒会の仕事を終わらせ、史ちゃんに用があると言って後のかたずけをお願いして、訓練した後に喉も乾くので飲み物を買っていこうとコンビニに寄った時に副会長の誠一がいたので、少し話し込んでしまった。

なんて事ないお喋りぐらいで、家族を待たせてるので数分で終わり、生徒会の仕事も数日後には手伝えると言ってくれたけど家艇の事情だから無理しない程度でいいと言って立ち去ったけど…誠一は結構良い奴で仕事も性格も顔も良いなんてどこぞの主人公みたいだね…

 

そんな事よりも、一途達の特訓に行かないと…

 

待ち合わせした場所に行くと、一途は華純と話し込んでいて、悠樹は律儀に私が来たら二人に「無空さん来たよ」と伝えてくれたので、少し遅れた事を謝った後に何の話をしていたのかが気になって聞いてみると…

 

「華純がプライベートファーム(自分の秘密の農園)で作った疲労回復させる果物で作ったジュースの効き目が凄すぎてこれなら、家族に修行で疲れて心配かける事が無いようにできるからどんなにきつい修行も乗り越えられそうだなって…」

 

「私も初めての訓練のあとに~ご飯食べながら寝てて~お風呂で溺れかけて~パパとママに怒られたんで、どうすればいいかな~って思って前々から考えて作ってみたけどすぐに効果があってよかったです~」

 

「でも華純…訓練の後にプライベートファーム(自分の秘密の農園)での作業もしているから、僕は少し心配…手伝いたいけど、無空さんの訓練がきつくてすぐ寝ちゃうから無理だったけど、これで僕も訓練の後に手伝えるよ」

 

三人ともゴメン…そこまで疲労が激しいなら言ってくれればいいのにと思っていると、一途の一言にさらに罪悪感が出た。

 

「師匠に頼ってばっかりじゃいけねえから出来る限りの事はしようと言ったけど、最初の一日は一時間山の中をマラソンして休みなく組み手一時間でその後、師匠に一撃入れるまでの実戦訓練…本当に地獄だったよ…

師匠もあれはやり過ぎたって反省してくれたけど、いきなりすぎて体力追い付かなかったしな…その後も…うん、思い出したくは無い…って言うか普通の人が見たら虐待されてるって思うような内容だったりしないかな…」

 

本当にごめんなさい!!

 

今、思えば初日のこの地獄メニューをクリアできたのは華純だけだったわね。

 

でも、特典で体力が凄いのは知ってはいたけど此処までとは侮れないわね…さすが〈何があっても病気にならない健康な肉体〉それと華純は万能農具が切り札だし最悪の事態の時は、本人は不服でしょうけどそれで攻撃してもらえばいいかなと考えていて棒術を教えているけど結構筋が良く万能農具を使えば私だって倒せるわね…

原作では何重にもパブを掛けた防御術式を無効化させた最強の農具だったからね。

 

それとジャンプヒーローズ(主人公の英知)のあのキャラの発現の協力にも感謝したいけど、ワンピースの悪魔の実は作らないように厳重に注意してある。

少し前に訓練の前に何か禍々しい見た目の果物持ってきたのでまさかと思って華純聞いた時に…

 

「クーさんから聞いた果物作ってみました~ゴムゴムの実とメラメラの実ですよ~それと~海で泳げないとか~すっごく美味しくないとか~二つ食べると死ぬなんて事ないようにしてみましたけど~食べてみてください~」

 

…うん、華純は下手すると本当に恐ろしい事になりそうだけど、ゴムゴムの実とある食材の開発で貢献してるのは確かなのよね…

下手すると、ドラクエでステータス上げる種を作りそうなので、管理を徹底的にすることを言っておいた事は正解だと思うわ…(因みにメラメラの実は華純に実食してもらった…理由は戦闘力の強化と死亡フラグが経たなそうだから)

 

 

悠樹は、意外にも生前に武術を習っていて、しかも黒帯持ちの実力者だった…

理由を聞けば、仕事以外にやる事なかったかららしいけど、私や一途みたいにアニメや漫画を見なかったのかと聞いてみれば、女児向けアニメはみていたけど性欲抑制の為に観ていたと聞いて、今の性格になったのかと納得出来たわ…

本来は奥さんと娘さんを守りたかったのに出来なかったからね。

 

それでも、空手や合気道を自在に使える小学生って凄くないかな?

念能力や魔法能力無しで手合わせしたけど、成長したら管理世界での格闘技大会で上位狙える程の実力はあるんじゃないかしら?

腕を取られた瞬間には投げられそうになってるし、もしも木や壁があったらそれを利用した叩きつけで気絶で終わるわ…爺ちゃんの所で修行が本当に役にたったわね。

でも、実戦となると弱気な性格が仇になって隙を作られそうだけど、怒らせたらこの中では一番怖いと思う。

…よく聞かないかな?優しい人ほど怒るとめっちゃ怖いって…それが当てはまるような気がするのよね。

 

 

一途は思っていた以上の努力家で、デモンベインの武装とアルとのユニゾンでの魔力と身体能力の向上の成長が早く、問題があるとすれば二挺拳銃…リボルバーのイタクァの標的の弱点の自動追尾の精度がまだ甘い事とオートマチックのクトゥグアの爆発制御がいまいちな所と、神獣形態の制御が出来ないのが課題となっている。

でも、間違いなく一番戦闘が出来るのは彼だと思うし、私を超える事も可能な才能は絶対にあるから今後が楽しみな逸材よね…

でも、一途は私がいなくてもそこそこ強くなれたんじゃないかと思うけどね。

 

理由はアルと話す事があったけど、意外にもアルが出す訓練メニューを文句を言わずに毎日欠かさずやっていて今の実力になった事と、前の人生で何もせずに人を恨むのではなく、自分でがむしゃらに何か夢中になれる事をして満足して死にたいと言っていたと聞いた時に、私の存在って邪魔じゃないかと思ったわね。

 

あの襲撃の時にボコボコにした謝罪として独り立ちできるまでは面倒見てあげよう…

それまでは、一途と華純と悠樹を命を懸けて守ってあげなきゃね。

 

三人には嘘ついちゃっているけど、私の特典が一つだけなのは本当で、その特典内容を「ドラゴンボールの孫悟空と同じにする」と言ったからだ。

 

最悪…敵対心がある転生者が拷問や脅迫で三人に私の特典を吐かされた時に、ジャンプヒーローズ(主人公の英知)で対応できると判断したからだ。

悟空以外にも規格外のキャラがもう一人いるけど…本当の意味での奥の手だ。

 

たった一時間だけど、3対1の実戦式の訓練が終わった時には三人とも疲れているので、華純の作ってくれたジュースを三人に配った後に、私はコンビニで買ったスポーツドリンクを飲みながら、今でも嫌がらずについて来てくれるなと本気で感謝しているぐらいだ。

 

疲れが無くなって帰り支度をしている三人に何か学校で変化がないかを聞いてみても、特に何もないらしい。

普通に今日の訓練がきつかった事や、華純のプライベートファーム(自分の秘密の農園)で特殊な果物と野菜を作ろうという話題に…

 

「グラグラの実と~マグマグの実…ゴロゴロの実を使えたら面白そうだから作ってみますね~」

 

これに関しては私と一途で必死に説得して今後、悪魔の実を作るのを禁止にした。

マジで勘弁して…華純!貴方この世界を滅亡させるようなもの栽培しないで!!

地震雷火事親父じゃないんだから…

 

下手するとドラゴンボールのサイバイマンを作りそう。

一途に「ドラゴンボールの仙豆の事は良いけどサイバイマンの事は話してないよね?」と聞くと目をそらしたので多分コイツやりやがった…

どうやら、悠樹もドラゴンボールは知っていて一途と盛り上がったらしく口を滑らしたと反省していたけどね。

 

…数日後に皆で華純が変なものを作っていないかを確認しに行った時にプライベートファーム(自分の秘密の農園)にお手伝いさんと働いているサイバイマンがいた事は目を瞑ろうと思う…

 

 

 

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