サイコロの1は幸運か?   作:白熊隊員

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遅くなった…

この後、華純と一途とその他転生者三人を書く予定です。

プロフィールを追加しときました…(忘れてました)

2020/10/26

少しプロフィール追加


番外1 転生者 悠樹

「悠樹は…少し深刻に考えすぎだと思うけど…今は自分が何をしたいかを考えた方がいいかもしれないわね」

 

そう言って、穏やかに笑っている無空さんが命を狙われてるのにも関わらずに毎日を何もないようにのんびり楽しめている理由が分からなかった…

 

僕は前世では恐らくこう見た目と態度でこう思われていただろう…

 

優しくて頼りがいのある人だと…

 

それは大嘘で、本当は子供達を見守る立場になりたかったのに幼い子供達をこの手で調教し、最後はボロボロになるまで犯し尽くし殺したいと思うような最低な人格者だった…

 

それを隠すためにインターネットでそういった物を探し性欲を満たす事でどうにか正気を保っていた。

本当は愛する人と結ばれその人の子供と一緒に穏やかに暮らしたいという願いは一生叶うことは無いと思っていたけど、こんな僕を愛してくれた女性もいた…

 

それは、幼馴染でずっと傍に居てくれた蕾さんだった。

 

成人していても、小学生と間違われる事も多く本当の意味で僕にとっては自分の欲望をぶつけるのにちょうどいい人だったけど、僕はそうしなかった。

彼女は僕にとって大事な人で汚してはいけない人だったから、僕の性癖を全て話した。

僕の妻としての幸せな生活は保障しない…むしろ毎日のように使い捨ての日常品のような扱いで凌辱されて心も体も死んだような生活を送るようになる。

 

それでも彼女は…僕の事を好きでいてくれて結婚して初夜で…

 

僕は彼女を殺しかけた…

 

首を絞められお腹を殴られ胃の中の物を吐き出して、その後、失禁し僕の出したもので汚されていた蕾さんを僕は涙を流し許しを請う事しか出来なかった。

その後、何度も傷つけ殺されかけても傍に居てくれたけど、僕は蕾さんにこれ以上傍に居れば死ぬ事になるから早く離婚するようにお願いしたが頑なに拒否された。

 

「私は本気で悠樹の事が好き…私がいれば他の子供には絶対にそんな事はしない優しい人だって事は知ってるから…貴方がやりたいと思っている事を私にやっとほしいの…それが正しくないのは分かってるけど、私はそれを受け止める覚悟があるから…」

 

蕾さんは僕にとっての希望だった。

地獄ともいえるような性衝動を全て受けてもいつも明るい笑顔と優しさで僕と向き合ってくれた本当に心から愛した自慢の妻…

その希望から生まれた命である真白は僕にとっての宝物となった。

 

その時から、僕に蕾さんに猟奇的な性交をしなくなった事で、子供が出来た事であの呪いから解放されたと思っていたがそれは…間違いだった。

 

甘えん坊で僕に懐いてくれた真白とは理想的な親子でいたいと思っていたのに…

 

僕は…それを壊した。

 

呪いはまだあった…対象が蕾さんではなく真白となっただけ、そして僕は実の娘を犯そうとした恐怖で二人を捨てるように仕事に逃げた。

あの時の真白の怯えた顔に興奮し強姦の一歩手前で理性でしなかった事は本当に幸運だっただろう…

 

ただ生きているだけのつまらない毎日で、インターネットで少女の凌辱動画を観て欲を満たして仕事する。

 

蕾さんの送ってくれた真白の写真で年月を確認していく毎日だった…

その写真を何枚汚したかもわからず…いつしか興味を持たなくなったのは成人した真白の写真を送られた事で、今度は見知らぬ誰が標的になるのだろうと、それで僕は…生きる事を諦めてしまった。

 

蕾さんは手紙でも、早く帰ってきてほしい事と、真白も僕の事を許してくれたけど、いつか僕は最低の人間になる。

 

だって。呪いの対象が別の幼い子供になるだけだと…海外の出張先の少女を見るたびに未だにその欲望は収まることは無く僕はその絶望から自ら命を絶った。

 

風呂場で下半身の禍々しく人生を狂わせた物をナイフで切り落とし痛みを堪えて握りつぶし最後は首にナイフで切りつけ、すごく痛かったのは憶えてはいるけど、その前にもう子供達を傷つけることなく逝ける事に安堵していた。

蕾さんや真白は家族と認めてくれたのに…こんな最後でごめん。

 

今度、生まれるなら…女の子ならいいな。

男だったからあんな酷い事考えるような人間だったから…今度は間違えない。

 

その願いは叶えられた…神の贖罪という形で…

 

僕の事を担当してくれた女神様は今回の事を謝罪した後、こう言ったくれた。

 

「貴方の最大の罪は自殺ですが…これは私の同僚の下らない遊びでこうなってしまったので私からは謝罪する事しか出来ないわ…

 

でも、あの性衝動を耐えきったあなたの精神力は並の人よりも…いや、神にも負けない程の強さを持っていた事を誇りとしてください。

 

そんなあなたを担当できる事を私は誇らしく思います」

 

そう言ってくれた事は嬉しく思ったけど…僕は蕾さんや真白と幸せな生活が出来ればそれでよかった。

僕は、特典を自分を罰する為の枷にしようとしたが、女神様の説得で転生世界でもしも悪質な転生者がいた時の対応と世界貢献の為の特典と、本当に何でもいいと思い、今の特典が特典世界でランダムに決まるようにして、僕は新たな人生を送る事となった。

 

僕の両親はとても優しく次元管理世界の管理局に勤める研究所の職員である事件がきっかけで、退職し管理世界に関わりたくないという理由で魔法とも縁がない管理外世界に移り住んだ経緯を持っていたけど、思った以上に平和に暮れせていた。

 

その管理外世界…別名『地球』で暮らし始めた時に初めて友達として知り合った華純さんのおかげで僕は呪いなんてものは僕には無い事を始めて知って嬉しかった。

 

僕の両親からも内気な僕がどうして仲良く出来たのかは分からなかったみたいだけど…

 

その理由は僕もよく分かるけど、幼稚園でのグループ決めの時に、何故か僕と一緒にいたのがきっかけで此処まで仲良くなったのは華純さんがのんびりしてるようで何でも興味を持ってしまって、それに僕がブレーキ役として傍に居るのが普通になり今でも大切な友達だ。

 

そんな彼女が遊びに来る時に大量の果物をくれた事があって、趣味で作ったとしか言ってくれなかったけど…まさか僕と同じ転生者と知ったのはどうやって作ったのかを聞いた時だった。

 

「私の秘密の場所で~作っているんだ~ゆうちゃんにならいいかな?」

 

その時にニコニコしながら手を繋がれ瞬間移動でして連れて行かれた見渡す限りの広大な農地のプライベートファーム(自分の秘密の農園)や自由自在に出す事の出来る万能農具で僕は7人の内の転生者の1人であると確信した。

 

華純さんはこの時に自分が転生者で前世の両親にほぼ監禁状態で成人を迎え…両親に殺された事を聞いた。

 

僕は両親に殺された事を恨んでいないのかと聞いたけど、病気で家の中で外の事を何も知らずに生きていた事で、両親に役に立てなかった事と両親の悩みに気づけなくて最後はあんなことになってしまった事を謝りたいと嘘偽りなく言ってくれた。

病気が治って元気になったら両親に恩返ししたかったと言っていたけど…

 

まさかと思うけど、華純さんの医療費援助でお金稼ぎして治って一文無しになったから殺された…なんて事ないよね?

 

僕も人の事は言えないんだけど…

 

華純さんも僕が転生者とは思っていないらしく、色々な事を話してくれた。

 

担当の神様から特典を貰いこの力で楽しく暮らしていきたい事と、自分と同じ転生者がいるから仲良くしたい事を笑顔で話してくれた。

その会話の後で僕は転生者だと告白し、華純さんとは本当の友達になれたと思った。

 

…でも、僕は自分の前世での事を話してはいない。

 

僕にとっては禍々しい大罪でこの事を知った時に華純さんに見限られたらと思うと話す事は出来なかった…

 

後で教えてもらった事だけど、僕が隠し事をしているのは分かっていて…

 

「ゆうちゃんが話したい時に話してくれればいいよ~私は…それでも友達だって思っているから安心してね」

 

華純さんはのんびりマイペースなようで人の事を良く見ている…だからこそ、一途さんと無空さんとは無条件で仲良くなれたと思う…

 

一途さんとは、小学校に入って同じクラスメイトとして知り合ったけど、始めは普通に接してくれて仲良くはしていたけど、一時期は露骨に関係を避けるようになって、話しかけても無視されたり、なのはさん達に近づくと警戒されたりした。

後々で警戒心が最も高くて殺そうとしていた無空さんとの一対一の戦いからのお話で自分の勘違いだった事を一途さんに土下座で謝れた。

僕たちが転生者でこの世界の日常を壊そうとしていた事と、普通に日常を過ごしていた僕たちに不快な思いをさせてしまった事を話した後に、明らかに悪意があるもう一人の転生者がいる事を話してくれた。

 

「実はさ…俺ある人に弟子入りして戦い方を教えてもらってるんだけど、一緒にやらないか?」

 

翠屋でバイトしていて顔なじみだった無空さんが、転生者だとは知らなかった事だけど、驚くべきことは管理世界の事も知っていて武術だけでなく魔法も巧く使える事だった。

 

予め特典について聴かれた時に僕の特典は何を基準にして決めたのかを聞かれ、僕が犯罪者になる因子を持っていた事と、その因子が無くても僕は犯罪者になっていたのではないかと話した後に…

 

「僕は…罪人なんです。

 

担当してくれた女神様も気にしなくていいから、普通に暮らしてほしいと言われましたけど、僕は普通にしちゃいけないんです。

 

蕾さんはこんな僕を知っていて愛してくれた優しい人でしたけど…あんな酷い事して幸せだとは思えませんでした」

 

「だったら…私も同じね」

 

と、言った後に衝撃的な告白をした。

 

「私、こう見えてもこの体になる前は…軍人で人殺した事もあるんだから」

 

無空さんが悲しそうに語りだしたのは、幼少時代から薬物投与で絶対服従の誓いをされ暗殺任務を遂行し関係もない一般人をも皆殺しして心が壊れかけた事や、捕虜を生きたまま解体する拷問を強制的にされた事などを話した後…

 

「私は…生きる為に他人を犠牲にした。

その事で本当に自棄になって死のうかな?なんて思った事なんて数え切らない程あったけど…それを止めてくれた人たちがいた。

軍にいた時の部下や、恋人になってくれたアリアにいつも戦場で死なないでくれって泣きつかれたのよね…

 

でも、最後は最終決戦での影響でほぼ死んだと同じ様な状態で異世界に転移しちゃって、その先で出会った時の友達には本当に感謝しているのよ…

 

私は…生きていた価値があったんだ…そのために生きられたんだって」

 

苦笑しながらも僕を励ましてくれる無空さんは僕はとても寂しそうだったけど、憧れの感情に変わっていった。

 

「僕も…強くなれるのかな?今度こそ大切なものを守れる強さを持った人になれるのかな…」

 

「それは知らないわよ…」

 

無空さんは冷たく返事をした後に…

 

「でも転生するよりも前より悪くなるなんてこと無いわよ…一途もそうだけど前世で性格腐らないぐらいに生きた人を私は弱いとか最低だとは思いたくないわ。

悠樹はこの世界で何がしたいの?」

 

僕は…答える事は出来なかった…

 

後で一途さんや華純さんに聞いてみたけど…

 

「俺は…普通に生きたいかな?

 

前の人生は本当に運に見放されてたし…どうやら俺も『成功した結果を全て他人に盗み取られる』みたいな呪いがあったみたいで、何回も手柄を同僚に取られて最後は無能社員って事で会社クビになって、母ちゃんに泣きついて実家暮らし始めて数年後に、どうやら成功していたのが俺のおかげだったと分かって再雇用の話を会社にされたけど『誰が行くかバカ!!』の一言で断って畑仕事楽しんでたんだけど…母ちゃん事故で死んじまって…葬式終わった後で緊張の糸プッツンして脳血管もプッツンしたみたいで死んだ人生だったし。二度目の人生は漫画やアニメの主人公みたいにカッコよく生きたいと思ったけど…上手くいかねえもんだな。

 

それに今の父ちゃんや母ちゃんを大切にしたいし…可愛い妹だっているんだからそれが事件に巻き込まれるなら俺が守ってやりたい…勿論二人の事も必ず守るから安心して暮らしてくれ」

 

「私も同じかな~

 

クーさんやゆうちゃんやいっくんと一緒にいると~とっても楽しいから~今のままでも十分に幸せだよ~」

 

僕は…本当に大げさに考えすぎていたのかな?

 

蕾さん…真白…

 

僕はこの世界で幸せに生きたいけど良いのかな?

もし、僕が死んだ後に会えてこの世界で幸せに生きた事を二人に話して許してくれるのなら、僕は幸せに生きたい。

 

女神様…僕を友達と言ってくれる人に会わせてくれて本当に感謝してます。

 

 

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プロフィール

 

名前: 柊 悠樹

 

前世での死因:自殺(陰部の切り取りと首の刺し傷の出血多量)

 

神の呪い:幼い子供に対する性衝動の増大

 

容姿:ウェーブの掛かった金髪のショートヘアで背は低め(この先身長が伸びにくくなる事を本人は知らない)

 

特技:合気道と空手(段位持ち)身体強化魔法(修行中に習得した)

 

神からの特典

 

1.幼い子供や女性に対して性的暴行をした時に即死亡するようにする。

 

2.世界トップクラスの医療技術の習得

 

3.転生した先の世界のレアスキルをランダムに付ける

 

4.転生者のスキルを指定した日数で使用不可にする

 

その他のスキル

 

魔力ランクAAA 天才 魔道工学知識

 

 

性格:大人しく優しい(怒らせると大人でも引くぐらい怖い)

 

両親からや担任教師などの用事を知らない内に人に頼られる事が多い

 

過去の負い目から普通の恋愛は出来ないと判断して異性からの告白を全て断っている。

 

本人は自覚していないが、天才と魔力ランクAAAしかも、武道の達人と特典の『転生した先の世界のレアスキルをランダムに付ける』で知らない内にその気になれば世界を亡ぼせる実力がある事実を知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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