ヒーリングっど❤プリキュア〜新たな伝説の誕生〜   作:ssgss

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戦士たちの休息 ドキドキ二人の初デート?

 翌朝。

 時刻は8時を回っている時に、治は家族で食卓を囲みながらのどかと二人で出かけることを話した。

 

「「なんだってーーーーーーーー!?」」

 

 テーブルが吹き飛ばんばかりの大声を出す永徳と弥生。

 それを聞いた治は耳に手を当て言う。

 

「大声出さないでよ…。そんな大事じゃあるまいし」

 

 治はそのまま朝食を口に運ぼうとする。

 だが、

 

「大声も出すって! 治! その子といつお出かけするの!?」

 

 彼の箸を奪い取って聞く。

 

「あー、十時くらいに集合しようって約束したけど……場所聞いてねえや」

 

「十時、か。それでお前、まさかその格好で行く気か?」

 

「え、駄目…?」

 

 治は自身の服装を見て聞いた。

 今の彼は白無地のTシャツを一枚上に着て、下は運動性を考慮して伸縮性のあるズボンを履いていた。

 

 それを聞いた彼の両親は額に手を当てる。

 

「俺達の息子がこうなってしまったのは、トレーニングにしか協力しなかったのもあるのか…?」

 

「多分、でも流石に女の子が頑張って誘ったのに、当の本人この格好じゃ……いくらなんでも親として情けなさすぎるわ…」

 

「何なんだ、二人揃って…。俺早く飯食べたいんだけど」

 

 治が言う。

 彼にとって今最優先させるべきは朝ごはんであった。

 

「そんなものは後だ! とにかく来い!」

 

「え! ちょっと、朝飯ーーーー!!!」

 

「行ってらっしゃ〜い」

 

 永徳に連れて行かれる治。

 そしてそれを柔らかく見つめる弥生。

 自分の息子が地球を救うために戦っているなんてことを思わせない、ありふれた家族の姿があった。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 それから一時間後。

 治は永徳の運転する車に揺られながらムスッとしていた。

 

「まったく、いきなり連れ出したかと思ったら急にこんな服着せてどういうつもりなんだよ…?」

 

 彼の服装はガラッと変わっていた。

 上に着ていた白無地のTシャツ自体は変わらないが、その更に上に一枚、黒のセミロングコートを羽織り、下はジーンズに切り替わっていた。

 

「下もこんな革の服じゃあんまり動けねえぞ」

 

「それでいいだろ。別にその格好でトレーニングするわけじゃないんだし」

 

「まあ確かにそうだけどさ…」

 

「時間的にも都合いいし。このまま送ってやるよ。どこに行けばいいんだ?」

 

 永徳に言われ、治は先ほどのどかから場所を指定されたのを思い出し、父に告げ、その場所へと送ってもらった。

 そこは、彼とのどかにとっては思い出深い場所。

 初めてのどかがプリキュアに変身し、二人で地球のお手当てをする事を決めたあの公園だった。

 

「じゃあ父さん帰るけど、しっかりやれよ」

 

「何を?」

 

 キョトンとする治を見て永徳はまた頭を抱える。

 しかし、この子はこういう子だったと気づき、彼に言う。

 

「まあとにかく楽しめって事だ」

 

「あー、そういう事。それなら問題ないよ。絶対に楽しいと思うから!」

 

「……じゃな」

 

 それだけ残した永徳は去る。

 その後しばらく、治はその場に立ち止まっていた。

 

「えーっと今の時間は……9時50分か。そろそろ急がないとな」

 

 そして治は、永徳から託された腕時計で時刻を確認し、待ち合わせ場所まで走り出す。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 ―――少女は一人、その場で待っていた。

 その時吹いた風に揺られた髪を整える。

 その仕草すらも絵になるほど静かにベンチに腰掛けて座って少女は呟く。

 

「治くん。早く来ないかなぁ…」

 

 その声と裏腹に緊張する少女、花寺のどか。

 彼女もまた、普段の服装とは違っていた。

 下は珍しく肌を露出させたホットパンツを履き、上は反対に露出を少なくさせた淡いピンクの服を着ている。

 

「あ、居た居た! おーい、のどかー!」

 

 そんな彼女を名指しで呼ぶ聞き慣れた声。

 いつも聞いている声であるにもかかわらずのどかは不意なことでドキッとしてしまう。

 

「あ、お、治くん! お、おはよう!」

 

「おう、おはよう。ずいぶん早いんだな」

 

「う、うん。遅刻したら悪いかなと思って…」

 

 いつの様に治と話そうとするのどか。

 だが極度の緊張からか彼女は見慣れたはずの治を見れていなかった。

 

「そっか…。……もしかして、待たせちまったか?」

 

「え、ううん! 全然待ってないよ!」

 

 慌てて治の言ったことを否定するのどか。

 ……だが、この時の彼女は嘘をついていた。

 実際には約束の時間よりも一時間以上早くこの場所に来ていたのだ。

 

「……そうか? じゃあ、そろそろ行くか」

 

「あ、う、うん! そうだな。きゃっ!」

 

 そのまま歩き出そうとする二人。

 だがのどかは、急に前に歩き出したせいでその場にあった石に躓いて倒れそうになってしまう。

 

「おっと。危ねえ、気をつけろよ?」

 

「ーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

「おわっ! いて、いて…、どうしたんだよのどか!?」

 

 しかし、その前に彼女を抱きとめた治によってのどかは転ぶ事は無かった。

 だがその代わり、のどかは治の胸に顔を埋める事になってしまい、気が動転した彼女は彼を思わず叩いてしまう。

 

「そういや、今日行く場所とか決めてるのか? 先に言っとくけど、俺何も決めてねえぞ?」

 

「あ、うん。あのね、お母さんに貰ったんだけど、この前にちゆちゃんとひなたちゃんと一緒に行った水族館に今度は治くんと行きたいなって思って」

 

 のどかはすこやか水族館のチケットを二枚治に見せる。

 

「そういえば俺行ったことなかったな。折角貰ったんだったら、行くか!」

 

「うん!」

 

 行き先も決まり、二人は歩き出そうとする。

 しかし今度は治が足を止め、少し離れた場所を見た。

 

「? どうかしたの?」

 

「……いや、何か誰かに見られてる気がして」

 

 そう言われのどかも治の視線を追う。

 だが、そこには誰も居らず、ただ木々が並ぶのみである。

 

「誰も居ないよ?」

 

「気のせいかな……まあいいや。行きますか。あ、そうだのどか」

 

 彼はふと彼女を呼ぶ。

 それに釣られて彼女が彼を見ると、

 

「その格好、スゲー似合ってて可愛いぜ」

 

 彼は笑いながら彼女の頭に手を置いて言う。

 その時、のどかの顔は一瞬にして茹でだこのように真っ赤に染まる。

 

「お、治くんも…、カッコイイ…です」

 

 逆に彼の格好を褒めようとするのどか。

 ここはただ、途切れ途切れでも言葉を出すことが出来た彼女を褒めるべきであろう。

 

「おう、ありがとよ」

 

 治はのどかの手を引いて、その場を後にした。

 そして、一時彼らが見つめた木の後ろから二つの人影が姿を見せた。

 

「ふー、危なかったね〜、ちゆちー。おさむんってば急にこっち見るんだもん」

 

「ええ、けどラビリンから連絡を受けた時は驚いたわ」

 

「ラビリンもラビ。けど、この一大事は見過ごせないラビ」

 

 ラビリンが言うと全員は頷く。

 だが、

 

 ひなた:のどかの恋を応援したい

 

 ちゆ:ラビリンに協力したい

 

 ラビリン:二人が何をしようとしてるのか突き止めたい

 

 ニャトラン:面白そう

 

 ペギタン:ちゆが行くから行く

 

 その心は一致してなかった。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 あー、ったく、ホントになんなんだ?

 あの戦いからやけに気配みたいもんを感じる。

 正直気持ち悪いぜ…。

 

 けど、

 

「…………えへへ」

 

 こんなに楽しそうにするのどかを前に、帰るとは絶対に言えないよな…。

 てか、なんでのどかはそんなに顔赤いんだ?

 熱でもあんのかな?

 

「なあのどか」

 

「ふぇ? なに、治く……!!??」

 

 俺はのどかの額に自分の額を当てる。

 昔から俺が熱っぽくなったら父さんも母さんもこうしてくれたから、これが確実だよな。

 

「お、おさ、おさむひゅん……あ、あの……」

 

「熱、は無いみてえだな。けど、もし具合が悪くなったら言えよ。家までくらいなら運んでやれっから」

 

 俺はのどかに言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「あ、ありがとう……治くん。けど大丈夫。今のでもっと元気になっちゃった!」

 

「そうなのか? なら良かった!」

 

 わたしが返すと、治くんは笑ってくれた。

 そして、わたしを心配してくれるその優しさと、その笑顔に触れてわたしはまた自分の気持ちを確かめる。

 

 ―――わたしは、治くんの事が好き。

 

 多分これは、お友達としてじゃなくて、男の子としての治くんが好き……って事なんだと思う。

 だから、今日のお出かけが終わったら、治くんに打ち明けよう。

 わたしの気持ちを―――。

 

 




後書きで書くこともなくなったんで前回書いたドッカンバトル風のをもう一度、もしかしたら今後定期的に書いていくかも…?

【二つの奇跡の技】彩野治/キュアグレース&キュアフォンテーヌ&キュアスパークル

レベル:100→120(極限Z覚醒前)

属性:超技

リーダースキル(極限前):怒り爆発カテゴリと技属性の気力+3、HPとATKとDEF50%UP

パッシブスキル名:託された力

効果(交代前):自身のATK120%UP&登場から4ターン経過後交代する

効果(交代後):自身のATKとDEF60%UP&ターン開始時にHPの12%分回復する

必殺技(交代前):元気玉

効果(交代前):1ターン自身のATK大幅上昇し、相手に超特大ダメージを与える

必殺技(交代後):プリキュア・ヒーリング・オアシス

効果(交代後):3ターン自身のATKとDEFが上昇し、相手に超特大ダメージを与える

リンクスキル(交代前)

勇気

驚異的なスピード

臨戦態勢

限界突破

リンクスキル(交代後)

勇気

女戦士

臨戦態勢

限界突破

カテゴリ

コンビネーション

怒り爆発

最後の切り札

極限後

名称、パッシブ名、カテゴリ、リンクスキルは同じ為割愛

レベル:120→140

リーダースキル:怒り爆発カテゴリとコンビネーションカテゴリの気力+3HPとATKとDEF77%UP

パッシブスキル効果(交代前):自身のATK140%UP&登場から4ターン経過後交代する

交代後:自身のATKとDEF100%UP&ターン開始時にHPの15%回復する

必殺技名(交代前):元気玉(極限)

交代後:プリキュア・ヒーリング・オアシス(極限)

必殺技(交代前):1ターン自身のATKが超絶大幅上昇し、相手に超特大ダメージを与える

交代後:DEFが上昇し、相手に超特大ダメージを与え、HPの6%回復する








超絶大幅上昇とかいうオリジナルの効果を加えていくスタイル……
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