荒野からやってきました外伝 荒野の災厄のやらかし集 作:マガミ
「リハビリで来訪済みの世界に行くとか、普通やりませんよ?」
「身体能力で全力尽くさないと、勘が取り戻せないと思ったんですよ。今の模擬戦だと読み合いの方が多いので」
「ふむ。それで、行った世界ってどんな感じなので?」
「モ○ハン。FとかGは無い世界線」
「もん○ん? FとかGとかが何かは解りませんが…」
「ありゃ、モモンガさん達の世界だと無いのか」
(荒野の災厄説明中…)
「成程、ハンティングアクションなのはわかりました。俺達のリアルでも似通ったタイプのタイトルがありましたからね」
「でしょ? 生前は下手の横好きでしたが、現実化すると無かったアクションとかで無理やりパターン入れられるんです。アシストなしで全力ですから、いい運動になりました」
「モモンガさん、映像確認しましょ。俺らも行って楽しい世界だって話ですし」
(異形種フレンズ、レポート映像確認中)
「「「現実だとガチの危険地帯じゃないですか!?」」」
カメラ位置がTPS視点なのもあって大迫力過ぎ、総ツッコミ。
「レイドボスと思えば撃破できない事は無いでしょ」
「あーいや、確かにそうなんだけど」
「大丈夫ですってー、古龍除けばでかいだけの生物ですし」
「トールさんの打撃を耐える危険生物とか、あの射撃を物ともしない巨大生物とか、俺ら以上のオーラ纏った巨大危険生物とか、存在するだけで天候や地形が変わる超巨大危険生物とか、それが跋扈する世界とか何なん?」
「それが世界中にって、どうやって生きてるんですか人類…?」
「生態を調べて、その間隙を縫って生存圏を確保してるんですよ。それに、設定上は古代種の血統なんですよね、ハンター達。私ほどじゃないにせよ、頑丈でした」
ハンターの頑丈さは人外レベル。はっきりわかんだね。
「頑丈で済むのか?」「あ、済んでる」「いやそういうレベルじぇねぇよ!」「頭から落下して無事とか…」
「そもそもだ、レイドボス級なのに4人とかソロとか」
「あの世界の狩人は頭がイカれてんのか!?」
「ゲームだけだよな普通、RTAとか防具無しとかって…」
「一部の奴、絶対あれTASだろ。露骨すぎる」
「生身で受けて生きてる時点でおかしい」
「アイルーレスキュー優秀」
「優秀ってレベルじゃねーぞ」
「アイルー可愛い」「確かに可愛いけど!」
わいわいやるギルメン達の前に、トールはにこやかに笑って宣言する。
「カンスト勢にユグドラシル装備があれば楽勝! いけるいける!」
「「「いけるかぁ!?」」」
「あ、ギルド規定で持ち込み装備禁止だった…」
「「「おい!」」」
※後日訪れて、ハンター登録して確かにいける事は確認したものの、最上位系は「ワールドエネミー級」という事が判明したそうな。