一度作品を消してからの復活作です
今回は舞台設定、キャラ設定等ちゃんと考えてkら書きだしておりますので
途中で行き詰るということはないと思います
ところどころ読みにくいところが多々あると思います、ご了承ください
では、お楽しみください
~ 2006年 春 TAKO CAFE ~
ベローネ学院女子中等部を卒業してから3週間たったころ
美墨なぎさは親友の雪城ほのか、九条ひかりに報告したいことがあると言い集合をかけた
「今日はごめんね、いきなり呼んだりして・・・」
「ううん、なぎさが私たちに伝えたいことがあるんだもの。」
「そうですよ、それでどんな内容ですか、なぎささん?」
「うん、実はね・・・」
「おーい、なぎさ~」
なぎさの報告を遮るように響く声
声の方向を見れば、3人の見知った顔が走ってきていた
「藤P先輩!」
走ってきた藤P先輩、藤村省吾に気づいたなぎさの顔はほんのりと赤く染まった
雪城ほのかに電流走る
もしやと思い、ほのかはなぎさに確認する
「なぎさ、もしかして藤村君と・・・」
うん、と首を縦に振ってからなぎさは立ち上がった
「ほのか、ひかり。アタシ、藤P先輩と付き合うことになったの」
「二人には迷惑かけたこともあるし、最初に伝えたかったの」
「本当にありがとう!」
雪城ほのかは感極まりかけた
一番の親友がその恋を自力で成就していたのだ
ほのかは思い出す、なぎさと藤村君との出会い
良かれと思い言った言葉でなぎさを怒らせてしまったこと
その後、互いの本心を知り、そして本当の友達になったこと・・・・・
「うぇえ!ほのか!?なんで涙目になってんのぉ!?」
「だって・・・・やっとなぎさが・・・・告白できたんだもの・・・・」
「ええ、ホント・・・ほんとにそうですよ・・・」
「ひかりまでぇ!?」
わたわたするなぎさ、苦笑いする藤P先輩
TAKO CAFEに微小なカオスが降り立っていた・・・
「ほらほら、抱き合って喜ぶのもいいけど、あんまり周りに迷惑かけないでよぉ」
ワゴンからTAKO CAFEの女主人、藤田アカネがやって来て声をかける
ここは屋外である、しかも店の前
一行はそのままアカネさんに謝った
藤Pもその一人だった
「でもあのなぎさがねぇ・・・」
にやにや顔の女主人が迫ってきた
「な、なんですかアカネさん・・・・」
「いやいや、藤村君と会うと緊張でしゃべれなくて告白できないって相談していたなぎさがねぇ」
「ア!アカネさんんんんん!?!?」
なぎさは決意した、これ以上ラクロスの先輩に恥ずかしい乙女の話をばらされてはならんと
そもそも自分が一人で恋愛相談をしていたことは二人だけの秘密であった
過去にほのかとケンカしたこともあった
それはまだ二人のつながりがプリキュアだけだったということもあったが
一目惚れした藤P先輩とほのかが幼馴染であったということへの嫉妬もあったのだ
故に藤P先輩への恋愛の悩みを一番の親友であるほのかにさえ相談せずラクロスの先輩のアカネに相談していたのだ
それを今ここでばらされてはたまったものではない
「アカネさん!!それはここだけの話って言ったじゃないですか!!!」
「あれ?そうだっけ??」
この人、完璧に遊ぶつもりだぁ!!
なぎさの顔はもう真っ赤だった
「アカネさん、もうそのくらいにしてあげてください」
流石にかわいそうだったのでひかりが助け舟を出す
「えぇ?これまださわりだけどぉ?」
「これ以上続ければなぎささんの顔が赤を超えるなにかなります!」
湯気が出そうな赤さだった
「ごめんごめん、なぎさ」
「もう・・・ひどいですよぉ・・・」
「だからお詫びに今日の分のたこ焼きタダにしたんだから」
「それはうれしいですけど・・・」
「あと告白成功おめでとうも含んでるからね」
「アカネさん!!!」
といういきさつでただ今TAKO CAFE、貸し切りでたこ焼きパーティ真っ最中である
タダになるのはたこ焼きだけで飲み物類はしっかり代金を頂戴するとのこと
流石商売人藤田アカネ
4人の机の上にはたこ焼きのパックが並んでいた
「そういえば、藤村君が持ってる手紙、出さなくてもいいの?」
なぎさの告白やその後のあれやこれやで失念しかけていたほのかは藤村にある疑問をぶつける
それは藤村の手の中にあった手紙であった
「ああ、手紙はもうだしたんだ。これはこっちに届いたものなんだ」
そう言い藤村は三人に手紙を見せる
宛名には藤村省吾と彼の住所が書かれていたがおくり名は漢字だけであった
いや、日本でみる漢字ではない文字も見える
そして香港という文字に目が留まった
「香港んんんん!?藤P先輩、海外に知り合いがいるんですか?」
「うん、文通相手がね。といっても10歳まで日本にいてらしいけどね、会話はもっぱら日本語だよ」
そう言うと藤村は手紙の封を切る
「え、見られてもいいんですか?」
「まぁ、なぎさ達のことも書いているから大丈夫だと思うよ」
三人の目の目で手紙を広げる
『ショウへ
前回の手紙で日本に帰ることはもう書いたと思う
高校はまだ決まってないとも書いたと思う
確かお前はこの春からベローネ学院男子高等部2年になるって書いていたな
そのことを親に言ったらベローネ学院の近くに家を買っていたそうだ
日本に帰ったら俺をベローネに通わせるつもりだったらしい
渡りに船とはこのことだな
親はショウ、お前との文通のことは知っていたからお前がベローネにいることを伝えると
すごく喜んでいたぜ
この春からお前の同級生になる
同じクラスになることを願いつつ
これからよろしくな
ヒデより』
「マジか!同級生になるのか!」
「よかったじゃないですか、藤村先輩」
「藤P先輩の文通相手かぁ、どんな人なんだろ?」
「ねぇ、藤村君、もう一枚あるわよ」
『追伸
前の1枚をポストに投函する前にこれを書いている
つまり留めた手紙を引っ張り出してこれを付け加えているわけだ
なぜこれを書くのかというと
不思議な機械を拾った
どう不思議かというと説明は難しい
だか確実にいえることはある
この世界中の技術の粋を集結させてもこれを再現することは不可能ということだ
明らかに金属製なのに弾力がある
さしずめ金属ゴムといったところ
そんなものを機械として作ることはできるのか?
しかもこれは映像を流す
しかも立体だ
例えるならスターウォーズの映像通信だ
しかもカラー
そこに映っている人も普通の人間にはあまりみえない(類似点は多々あるが)
映っている人物は助けを求めている
翻訳機能があるのか同時通訳みたいに少し遅れて英語が聞こえるんだ
だが何個かの単語は翻訳不能だったらしくわからなかった
その一つのプリキュアという単語があった
いつかお前の手紙の中に出てきた単語だ
お前と会ったとき真っ先に件の機械を見せる
そしてお前からはできる限り詳しくプリキュアの話が聞きたい
それじゃあ日本で会おう』
「プリキュア・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
~東京成田国際空港 国際線出口~
「約、6年ぶりか・・・」
たったいま香港から日本へと帰ってきたヒデこと、大塚秀夫は独り言ちる
「結局こいつは金属探知機に感知されなかったな・・・」
そう言い懐から取り出したのは件の機械
それは球体状の機械だった
いくつかのボタン
そして映像を映すための映写口
「さてと、ここからは俺一人で行動せなならんのか」
彼の父は真っ先に彼の勤め先の本社に顔を出さねばならず、帰ってくるのは夜中になるかもと言っていた
なら母親は?
彼女はまだ少し香港に留まることを選んだ
「しかし息子とピアノと悩んでピアノをとるか・・・」
彼女は結婚する前ピアニストであった
大きな大会で優勝することはないが3位に入るほどの腕前である
その腕で香港でピアノ教室を開いていたが
あと半年、香港ピアノコンクールまでいてほしいという親がいたため泣く泣く日本帰還を遅らせたのだ
「そんじゃまぁ、家に向かうか。最寄り駅が若葉台ね」
彼は自分の手荷物を持ち直すと空港からでた
風は西から吹いていた
こんな感じです
どうでしょうか?
次回はオリキャラ、大塚秀夫のプロフィールや設定等を紹介しようと思います
それでは次回もお楽しみください