今回でやっとなぎさ達がプリキュアに変身します
長らくお待たせいたしました
それではどうぞ
~4月20日 AM.11:25 TAKO CAFFE~
休日で部活もないので皆で集まろうと秀夫が提案し、みな賛成したのでなぎさ達が前から進めていたTAKO CAFEで過ごすことになった
秀夫は久しぶりのたこ焼きなので大いに楽しみにしていた
「いやー、たこ焼きなんて何年ぶりだ?関西からこっちに引っ越しして以来か?」
「え、関西出身なんですか?」
「うん、神戸生まれで五歳の時だったかな?引っ越ししてこっちに来たのは」
「神戸かぁ~、行ってみたいなぁ」
「まぁ、ほとんど記憶はないけどな。海に近かったのだけは覚えている」
秀夫が関西、神戸生まれであることを知り驚く2人
省吾は文通で交流していた時に教えてもらっていたから驚くことはない
「はい!たこ焼きお待ちどうさまです!」
「ありがとうございます!」
「久々に食べるんだって?期待していいよぉ、うちのたこ焼きは絶品だから」
「それは楽しみです。いただきます!」
秀夫たちの前にアカネとひかりがたこ焼きを運んでくる
出来立てのたこ焼きは熱そうに湯気がたち
ソースとマヨネーズが照り、青のりとかつお節が踊っていた
「こーれーはうまそー!」
「TAKO CAFEのたこ焼きはほんとに美味いんですよ」
「それじゃあ早速」
「「「「いただきまーす!」」」」
「はーい、ご賞味あれ!」
「よく味わってください!」
「はうはふ、うん、うまぁふぃ」
「口の中つまった状態でしゃべるんじゃないよ」
ゴクン「そういうお前の彼女凄い勢いでたこ焼き掻っ込んでいってるけど?」
「ふぉんふぁのふぉうふぁふぁいびゃふぁいふぇしゅふぁ」
「「な、なんて?」」
「たぶん『そんなのしょうがないじゃないですか』って言ったんだと思います」
「「分かるの!?」かよ!?」
「だってTAKO CAFEのたこ焼きがおいしすぎるんですもん」
「今の間で飲み切ったのか!?」
「なぎさ、火傷してないかい?」
「だっ大丈夫ですよ、藤P「な・ぎ・さ?」・・・しょっ省吾さん・・・」
「うん、それでよし」
「どうやらまだ恥ずかしさのほうが勝っているようですな、雪城さん?」
「うふふ、そうですね。それから、呼び捨てでも構いませんよ?秀夫さん」
「そう?でも呼び捨てってなんか雑な感じしないか?」
「そうですか?」
「妥協案として下の名前をちゃん付けして呼ぶってのはどうだい?」
「ええ、構いませんよ」
「それじゃあそうさせてもらうぜ。それから、そんな固い言葉遣いにしなくてもいいぜ?気軽にヒデさんって呼んでいいんだぞ?」
「ならこれからそうさせてもらいますね、ヒデさん」
「あぁ、よろしくね、ほのかちゃん」
「あの、秀夫さん。私もヒデさんって呼んでもいいですか?」
「もちろん構わないさ、ひかりちゃん」
「あ、秀夫さん。アタシのおすすめのたこ焼き食べてみませんか?」
「ヒデさんでいいよぉ、なぎさちゃん。それでおすすめのたこ焼きって?」
「よく聞いてくれましたぁ!その名もチョコソースたこ焼きです!!」
「・・・今、たこ焼きに関係ない名詞を聞いた気がするんだが・・・チョコソース?」
「そーです!」
「それはあれかい?たこ焼きの中がグミとかマシュマロで甘いやつにチョコソースをかけた奴?」
「いえ、普通のたこ焼きにチョコソースを「悪いが断らせてもらうぜ」えぇえーー!?」
「おい!お前の彼女生物兵器すれすれの代物生み出しているぞ!!」
「もっもしかしたら美味いかもしれないから、一回t「その時はお前も一緒に食べてくれるんだよなぁ?」ぐっ・・・」
「しょっ省吾さんも食べますか・・・?」
「あ、なっなぎさその「おーやー、どうやら彼女さんが食べてもらいたいそうだぞ?」ヒッヒデお前!?」
「俺が一人で死地に向かうと思ったか!?お前も道連れだ!!それに彼女の頼みを断る気か??」
「こ、このゲスめぇ!」
「なあ・・・生きてるか・・・?」
「うん・・・何とかね・・・」
哀れ二人はチョコソースたこ焼きの毒牙にかかったのだ
味や匂いを今すぐにかき消したい二人はブラックコーヒーをひかりに注文した
「そんなにひどいですかぁ・・・」
「ごめん、なぎさ。これを美味しいとは思えないよ」
「そもそもなんでチョコソースとタコが合うと思ったよぉ」
「あの、ブラックコーヒーお持ちしました」
「うん、ありがとうねひかりちゃん」
二人がチョコソースたこ焼きに悶絶している間にアカネは買い物に出て店を空けていた
今TAKO CAFEには5人しかいない
「そういえばヒデ、手紙に書いてあった謎の機械って、今持っているの?」
「ああ、あれか。見せようと思って持ってきているんだ」
そう言い秀夫は胸ポケットから件の機械をテーブルの上に乗せた
「これが・・・」
「不思議な・・・」
「機械・・・ですか?」
「そうなんだよ」
金属質で球体状のそれには数種類のボタンがあり、真ん中にはつまみがついており回せるようになっている
そして機械上部にカメラの映写口のようにガラスが張られた丸い穴があった
「なんだろうね、これ」
「一瞬この形状だから爆発物かと思ったけど違うようだし」
「気になるのは・・・ボタンだよね?」
「押したら爆発とかしないよね?」
「その可能性も捨てきれないわね」
「怖いこと言わないでくださいよ!?」
だが実際問題気になるのはボタンである
それを押してどうなるのかはわからないが、パッと見て電源ボタンのようなものもある
「これを押したら映像が出てきたんだ、そして英語の吹き替えが流れてきたんだ」
そう言い真ん中のボタンを押す
すると映像が浮かび上がってき、音声も流れてきた
《Anyone looking at this video, sends this to the Pretty Cure.
Otherwise It is not only this world, in the garden of the light,
the garden of the rainbow is destroyed, too!
Send this to the Pretty Cure , Please!≫
「こっこれなんていってるんですか?」
「簡単に言えばこれを必ずプリキュアに届けてくれってところだな。じゃなきゃ光の園も虹の園も破壊されるれしい。光の園も虹の園が何を意味しているのか分からないが、聞き逃せないな」
「プリキュア・・・」
「そういえば知っていそうだったな、話してくれないか?」
「といっても噂程度だけどね。プリキュアの話が出てきたのは2年前、ベローネ付近によく出現するんだ。
その時必ずと言っていいほど巨大な正体不明生物が街で暴れているんだ」
「なるほど、プリキュアはその巨大生物を退治、排除する役目を持ってるのか。その巨大生物の大きさは?」
「大きくても商業ビル三階程度、それ以上もいるらしいけど詳しくは知らない」
「プリキュアの風貌は?」
「確認されているのが3人。キュアブラック、キュアホワイト、そしてシャイニールミナス」
「それぞれの特徴は?」
「ブラック、ホワイトは名前の通りコスチュームの色が黒と白。髪の色はブラックが茶色、ホワイトは黒」
「シャイニールミナスは?」
「コスチュームはピンク、髪色は金」
「なるほどなるほど・・・うん?どうした3人とも?黙って?」
「いいいいやなんでもないですよ」
「え、ええ、そうよね?」
「はっはい!」
「・・・・・怪しい」
内心びくびくだった三人の心臓が跳ね上がった
そもそも私たち、プリキュアのことが噂として結構詳しく出回っていたこと自体に危機感を抱いていたし
省吾がここまで詳しくプリキュアの噂を知っていたこと自体驚きだ
もっとも、秀夫に少しでも詳しい情報を伝えるために仕入れていたのかもしれない
「髪の色がそれぞれ茶、黒、金?3人と同じ髪色だな?」
「ヒデ?何言って・・・」
「それになぎさちゃんの名字が美墨、ほのかちゃんが雪城。それぞれ黒と白に関している名字じゃないか?」
「さすがにそれはこじつけが過ぎるぞ・・・ひかりちゃんはどうなる?」
「シャイニー、ルミナス。どちらも光に関係する単語だよ」
「・・・いや・・・まさか・・・」
「「「・・・・・・」」」
い、生きた心地がしない・・・!
3人の胸の内は一致している
髪の色という共通点を見つけ出し
こじつけとはいえ名字や名前から色との関係を導き出した頭の回転の速さ
メップル、ミップル、ポルン、ルルンはひかりの部屋にお留守番してもらっているが正解だった
なぎさとひかりはほのかに目線で助けを求めた
〈〈あたし達じゃ無理!(です!)なんとかして!(ください!)〉〉
プリキュアと身バレするかしないかはほのかに託される
覚悟をきめ反論意見を口にしようとしたその時
『ZaaaaaaakkkkkkkkeeeennnnnnnnnnnnNaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!』
聞くことのないはずの叫び声
そして二度と踏み入れることはないはずの異界
「なんだ!?今の叫び声は!?!?」
「この叫び声!さっき言った巨大生物の叫び声に似ている!」
「!?おい、ショウ!周りを見てみろ!!」
「!!なんだこれ!?」
『Gyyyyyyyyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaahhhhhhhhhhhaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!
ZaaaaaaaaaaaaakkkkkkkkkeeeeeeeeeeeeeeeeennnnnnnnnnnnnnNaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!』
「こっちに向かってくる!?ショウ!!お前はなぎさちゃんを!!俺は二人!!!」
「分かった!!」
省吾はなぎさ、秀夫はほのかとひかりの手を握り走り出した
『ZaaaaaaaaaaaaaaaakkkkkkkkeeeeeeeeeeeGyyyyyyyyyyyyaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!』
振り返ると巨大な化け物が5人を追っている
狙いは俺たちか!!秀夫は内心そう思いながら考える
何故だ?なぜ俺たちを狙う?
プリキュアの話をしていたからか・・・
いや、違う!これか!!この機械が狙いか!!
違う・・・こいつは今まで相手してきたザケンナーとは似ても似つかない何かだ
3人は手を引かれながら考える
プリキュアではと疑われている中、どうやってあのザケンナーを撃退するのか
「あの路地に!」
5人はビルとビルの間の路地に駆け込んだ
「で?これからどうするつもり?このままイモっても埒が明かないけど」
「今考えているところだ。そもそもなんで俺たちを追いかけてきているのか、こいつのせいだと俺は思う」
そう言い上着のポケットから件の再生機械を取り出す
「あの化け物はそれを狙っているって言いたいのか?」
「あの化け物は映像で言っていた光の園と虹の園を破壊しようとしているMr.Xの仲間、いや下っ端っていうところと予想する」
「ならどうする?その機械を囮にする?」
「そうしたら光と虹の園はBANG!破壊される」
「ならどうする!?」
「待てって、俺も考えをまとm「「「「大変メポ!!!」ミポ!!!」ポポ!!!」ルル!!!」はい?」
空を見上げると落ちてくる物体が1つ、2つ3つ4つ・・・
「ってこっちに落ちてきぐヴぉんがはぁ!!??」
「ヒデェェェェ!!??」
顔とおなかに2つずつ謎の物体がクリーンヒット
「メップル!?」「ミップル!?」「ポルン!?ルルン!?」
「おい、ヒデさんの心配はしてくれないのかい・・・」
「あ!?ヒデさん大丈夫ですか!?」
「あ!?って言ったかい!?」
「それよりもなぎさ、ほのか、ひかりちゃん・・・その子?達のことを知っているのかい?」
最早これまで、隠し通すことは不可能となった
まわりの人を巻き込みたくない、その一心で自分たちがプリキュアであることを隠してきたのに
よりにもよって、一番大切な人とその親友にばれてしまうなんて・・・
「省吾さん、秀夫さん、黙っていてごめんなさい。でも、二人を巻き込みたくなかったからなんです」
「なぎさ・・・?何を・・・」
「ほのか、ひかり、行くよ」
「ええ」 「はい」
覚悟を決めた3人は路地から出、ザケンナーのような生物に向き合った
「何してるんだ!?なぎさ!ほのか!ひかりちゃん!」
「今すぐ戻ってこい!!無茶だ!!!」
『GiiiiiiiiiiiGaaaaaaaaa!?
Prrrrrrrrrrrrrreeeeeeeeeeeeeeeeeeecccccuuuuuuuuuuuuuuuuurrrrrreeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!』
「「デュアル・オーロラ・ウェーブ!!!」」
「ルミナス!シャイニングストリーム!!!」
「光の使者、キュアブラック!」 「光の使者、キュアホワイト!」
「「ふたりはプリキュア!!」」
「闇の力のしもべたちよ!」 「とっととおうちに帰りなさい!」
「光の心と光の意志、全てを一つにするために!」
第三話いかがだったでしょうか?
いつもは1000文字超えないとヒイヒイ言っていますが
今回は5000字を超えていました
題名の「再臨」はザケンナーとプリキュア、両者のことです
次回はいつになるのか・・・・
速やかに投稿できるように善処します
それでは次回もお楽しみください
追伸
4月15日時点で本作をお気に入りに登録してくださっている方が5名も
こんな作品ですが末永いおつきあいをよろしくお願い申し上げます