汚れた暗殺者達の道   作:カムラス

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ついに暗殺(戦闘)チームが創設された!!

そしてメンバーが二人加入し、次の指令は『ネアポリス中央警察署に行け。』

もっとも近くて遠い警察署に三人は向かうことになる……


中央警察所へ行け!!

降りてきた男はスーツを着ていた。髪型は短めで、何よりもスーツには不釣り合いの花のボタンが二個ついていた。

 

そしてビアンコとグノッコはその顔を見ると思わず叫ぶように声を上げた。。

 

「「なっ、フンゴッ!?。」」

 

「よお、ビアンコにグノッコ、お前らが戦闘チームのメンバーか。これからもよろしく頼むぜ。」

 

フンゴはその辺のソファーに荒々しく座り、胸元から煙草を取り出し一服した。

 

「なっ……お前幹部候補だろッ!?それがなんで戦闘チームに?」

 

「そうだよッ!!どうした?お前もなんかやらかしちまった感じか!?ケケケ。」

 

「あのなあ……お前ら噂に振り回されるんじゃあねえよ。ただおいぼれ幹部の小間使いって感じでお傍役を押し付けられてただけだ。」

 

「ちッ、面白くネーの。」

 

グノッコは悔しそうに舌打ちをした。

 

「んで、てめえは相変わらず人の不幸を笑うクセは直ってねーよーだな。」

 

「他人の不幸は蜜の味だろ?」

 

「まったく……そういやリーダーはいないのか?」

 

「リーダーは俺だ。」

 

「ビアンコがリーダーか。まあくたばっちまうことはね~だろな。」

 

三人は軽く雑談し、これからの行動を伝えると、フンゴが煙草を吸い終わったのを見て、三人はアジトから出て、ネアポリス中央警察署に向かった。

 

 

「まったくよォ~、何で今から犯罪やらなきゃいけね~のに警察署いかにゃいかんのだ。」

 

「おいおいフンゴ、一回捕まったからってそう嘆くなよ。」

 

「けどな~、行きたくねえな~。めんどうくせェ~なァ~。ビアンコもそう思わないか?」

 

フンゴの問いにビアンコは少しだけ同意したような顔をした。

 

「確かに面倒臭そうなことが起こりそうな気がする。まあそれなりに覚悟しようか。」

 

「ハァ~~。」

 

 

ネアポリス警察署のエントランス、警察官が嫌に忙しなく動き回っていた。その中で三人は特に異質であった。

 

「何処だァ~~?俺達が会うっていう奴は?」

 

「見ればすぐ分かるって言ってたけど………!?」

 

「どうしたグノッコって……おいフンゴ、見つけたぞ。」

 

三人が見た先には頭がパドランプの警察官が立っていた。明らかにスタンドでそいつも三人を見つめたのか手招きをしていた。

 

 

「あいつだな……」

 

「手ぇ振ってんぞ。」

 

「どうするビアンコ、行くか?」

 

「行こうじゃないか。多分だが警察署、しかも中央警察署で騒ぎを起こす馬鹿は居ないはずだ。」

 

三人は警戒しながらそのスタンドに着いて行く事にした。不思議と警察官達は三人を身向きもせずにいた。スタンドは三人と付かず離れずの距離を保っていた。

 

「なあフンゴ、何で警官共俺達に見向きもしないんだ?」

 

「さあな、忙しすぎて俺がにきずいてないんじゃあないのか。」

 

「今から合う人物はよっぽどの大物かもしれないな。」

 

やがてスタンドは警察官ですらもすれ違わない『資料倉庫』に到達した。『資料倉庫』の扉を開け、スタンドは中へ入って行った。

 

フンゴとグノッコは後ろを警戒し、ビアンコは『資料倉庫』の扉を開けた。

 

 

 

そこには一人のギリギリ中年と言えるような男が一人立っていた。その傍にはあのスタンドが立っていた。

 

男は警戒を怠らない三人をじっくり見ると、スタンドを仕舞い、三人に話しかけた。

 

「君が組織から派遣された戦闘チームかね。」

 

「そうだが……あんたは?」

 

「私はネアポリス中央警察署署長、名前はあえて名乗らないことにしよう。」

 

「おいおい、こんなお偉方が俺たちに何のようだよ。」

 

「いいかね。よく聞け。私はジョルノ君のおかげでここの所長になった。その恩返しに私はジョルノ君達に一部の警察特権を与えることにしたのだ。それが君たちだ。」

 

「「「ハァ?」」」

 

ビアンコ達三人の戸惑いに動じずに所長は話を進めた。

 

「ああ、物分りの悪い奴は大嫌いだッ!!つまり君達は組織の指令は勿論のこと我々警察の為に働いてもらうのだよ。覆面刑事としてな。その間に君たちが行った違法行為や証拠の隠滅は我々が引き受けるのだ。分かったかッ!!マヌケッ!!」

 

「おいおいおいおいおいおい、マジかよ~。」

 

信じられないと言ったグノッコやフンゴとは違い、ビアンコは冷静に話した。

 

「つまり俺達はあんたら警察とのパイプって訳かよ。あんたらが裁きにくい犯罪……スタンド使いによる犯罪者の始末を俺たちが請け負う。仮にこの関係がバレたとしてもあんたの手は一切汚れないわけだ。」

 

「そういうことだ。そして早速だが、君達に始末してもらいたい奴がいる。」

 

「おいおい、いきなりかよ~。」

 

「ああ。こいつは警察という立場を利用しながら市民を殺しまくっているクサレ外道だ。今日はここから西の方でパトロールという名目で獲物を探しているはずだ。探して殺して欲しい。」

 

渡された写真は、いかにもその辺にいるような警察官であった。

 

「おいおい、署長が言う台詞じゃね~よ。」

 

署長の台詞にグノッコが呆れながら写真を受け取り、三人で見た。

 

「何でそんな凶暴な男が警官に入ってんだよ。警察もポルポの糞野郎と同じで人事がなってないな。」

 

フンゴが吐き捨てるように呟くと、ビアンコは男の写真をまだ見ていた。

 

「しかしこういういたって普通の、ありきたりな人生を歩んできたような面の内側にとんでもねー狂気が隠れているもんなんだな。」

 

「いいからさっさと行け。」

 

三人は追い出されるように部屋を出た。いよいよ戦闘チームの最初の任務が始まる……。




現在のメンバーの関係

三人はほぼ同時期に組織に加入、同じチームに三年間配属され、その後フンゴが他の幹部に引き抜かれ、同じくコンディメンも他チームに引き抜かれた。


署長のスタンド

スタンド名-『ホット・アクション・コップ』
本体名-ファッジョーロ
能力-指名手配されたターゲットを追跡するスタンド。
   ターゲットの指紋やDNAなどで追跡する。ターゲットを捕まえるとターゲットを    押さえ付けて身動きを取れないようにし、近くの警察官やパトカーを誘導させ     る。

破壊力-C(押さえる力はA) スピード-B 射程距離-A 
持続力-C 精密動作-D 成長性-C 
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