Re:零から始める慢心生活   作:虫の佃煮

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蝕まれる意識

これは本気でやばい、体に満ち溢れる力とは別に、自身の意識を強大な自我に侵食される。肉体が変容する感覚を味わいながら、彼は覚悟を決める。自身の意識がどれだけ薄くなろうとも、自身が別の者になりはてても、彼女を守り通して見せると

 

「あら残念、もう飲まれてしまったのね、でも貴方の腸きっと綺麗な色をしているわ」

 

「フハハハハ俺を殺すと大きく出たものだ、フハハハハハハハハハハ何だ貴様、我の腹筋を崩壊させ動けなくなった所を狙うつもりか……フハハハハハ、サテラとやら後に記しておけ、王腹筋大崩壊とな……では早々に幕引きとするとしよう、潔く死ね……雑種ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは不味いことになった、俺は良く通う近所のコンビニの自動ドアから出たらそこは見ず知らずの大通りのど真ん中だった、まあこれはオタクの夢見る異世界転移ってやつだ、ニートだった俺には神がくれた第二の人生てとこだ。だが、言葉は通じるが文字は分からんそこまではまだ良い。だが、ここからが不味い、何を隠そう俺は天魔不滅の1文無しだ

 

「まあ、高校中退、無一文の俺だが、異世界のお約束てのもあるし「ブツブツ言ってねえで早く出すもん出せっつてんだろ」」

 

状況も最悪チンピラ3人に絡まれ中だ、先程女の子に冥福を祈られた、強く生きろ…か、まあいい今はそれよりこいつらだ

 

「(だが俺にはお約束の転生特典がある)おい、てめぇらこの俺様に盾突いたにはどうなるか分かってんだろうなぁ」

 

そう言い俺は、まずデカい男の顔面を一切の加減なく右ストレートで打ち抜き、ちっちゃい奴を格ゲーお馴染みのローキックからの肘打ち溝に決まった。最後の一人はナイフを持ってたから

 

「すいません俺が全面的に悪かったですッツガフぅ」

 

スバルは細い男にまるでサッカーボールを蹴るかの様に、蹴り飛ばされる。

 

「もう遅せぇよ、ドォラ」

 

俺にナイフが振り降ろされる。俺の肩にくい込む……いやくい込む筈だった。だが、その軌道に黄金の歪みが現れており、そこから出ている。剣?用途不明のものがナイフを防いでいた。

 

「てめっ何しやがった」

 

「いや、俺にもわから……ぬは…グッ……はっ」

 

何だ今の勝手に喋って、危ねぇ一瞬ボーとした。

 

だが、いまのは、何なのかは分かるギルガメッシュの王の財宝だった詰まり俺の特典は、英雄王の力だ。だったらもう、無一文もチンピラも関係ねぇ後はこいつらぶっ飛ばして、自由きままな異世界生活だ

 

だが、スバルは気がついて居ない、自身の頭髪の実に三割が黄金の髪にかわり2cm程背が伸びている

 

「覚悟はいいな雑種共」

 

まただ、俺は、本来ならチンピラ共と言おうとしていただが、実際俺の口が発したのは、英雄王の、口調だ

 

「疾く失せよ」

 

展開された門は、三門だが、俺の意思で狙いを地面に変更した

 

英雄の証宝具の原点たる武具が街の道にクレーターを作り出すまるで火薬が爆発したかの様な音がなりチンピラは大通りまで吹き飛ぶ、だが吹き飛んだのが問題の始まりだった大通りでは叫び声と衛兵を呼ぶ声が聞こえる

 

不味い、さっきより何かボーとする…………いっその事全て殺してしまうか……???不味い、意識まで英雄王のそれに

 

俺は門を展開お馴染みのあれ謎のUFOことヴィマーナをだして逃走と言うか町を護るため

 

「そこまでだ」

 

その声は凛として戸惑いが無いそれでいて相手を圧倒する声だった。

 

普段の俺なら、焦ったのだろうが英雄王に侵食されつつある俺は、何も感じない

 

「たとえ、どんな事情があろうとこれ以上の町への破壊行為は僕か認めない」

 

その声の主は青年だ燃える赤髪、勇猛以外例え用のない輝く蒼い瞳

 

この男が只者では無いとひと目で分かる

 

「あ〜確かに道を壊したのは俺だけどこれは政党防衛だ。そこは我を信じよ」

 

俺は全く物怖じせずに言い切った

 

「そうなのかい、しかし、僕の独断では……」

 

「その人は全くの無実よこれで捕まっちゃったらその人がすご〜く可哀想だから許してあげてラインハルト」

 

「そうですか……分かった上の方には、悪漢3人に仕方なく応戦した者が居たとだけ伝えておくよ。後、お詫び?と言ってはなんだけど僕はラインハルト詰所に名前を出して貰えれば後で何か手伝うよ」

 

「我は英y…菜月昴まあ、ウルk、遠い所から来たまあ、よろしくなラインハルト、後、なんか悪いな」

 

「………………」

 

「何を惚けておる?」

 

「いや、立場上、対等に話してくれる人は少なくてね、つい、ね……てっえ綺麗な金色の髪だね……!!深紅の瞳?!もしかして君は王族かい」

 

「何をあt……いや、俺は天魔不滅の無一文だ王族がどれだけ羨ましいか、でもそんなに珍しいのか?答えよ」

 

「王族の特徴だからね……おっと不味い、大通りが揉めて来たからまた今度」

 

そう言い残すとラインハルトは大通りの人混みへと入って行ったチンピラが逃げたようだ

 

「(さて、あのフードを被った小娘は以下に大儀をねぎらうか、ほお、なるほどあのフード僅かばかり魔術かけてあるようだ)」

 

俺は、フードの小娘の方に歩む

 




途中からギル混ざりすぎて髪が金色になっているのが意識ができなくなっている

172から現在179cm

金髪、深紅の瞳

スバル6割ギル4割もうすぐで俺がルールになる

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