俺はフード付きの子の近くまで来たが顔が何故か見えない、だが何故か懐かしい感じがする。前にずっと一緒だった様な感じだ。まあいい礼をしないとな
「あの〜さっきはマジで助かったありがとな」
「ええ、そうねだってあなたを助けないと私の紀章は帰ってこないもの、だから返して」
「紀章?……何の事だ?」
「とぼけないで、私の稀少を取ったのは金色の髪をしている人なの、そんな子滅多にいないのだからお願い返して……じゃないと私、すご〜く困っちゃうの」
「悪いけど、俺は紀章なんて知らない。でも、金色の髪の女の子なら、さっき俺の横を通り過ぎた」
「でも、そんなの」
「嘘じゃ無いよ、リア」
リアと呼ばれた女の子の横に猫?が浮いている
「うおっジバニャンじゃ無かったか、もしかしてこの猫精霊か?」
「そうだよ~まあ、分かって当然って所だね~でも、君も似たような物じゃないの?」
「パック、それって?」
「あ~彼が精霊って訳じゃないよ。似たような何かって事だから」
何か喋っているが、俺の意識はそっちじゃない、パックが出てきた時フードが外れたのだ、その顔に俺は衝撃を受けた。とんでもない美少女だ。
「それより、あなたが見たっていう、金色の髪の子は何処に行ったのあっちだ」
俺は少女が向かった方向に指さす
「向こうって貧困街の方」
「その、良かったらだけど俺も手伝おうか?」
「えっだって私、ハーフエルフだよ」
「それが、どうかしたのか?」
「それに銀髪で嫉妬の魔女の容姿そのものなの」
「そんなの関係無い、おれが助けたいから、手伝うんだ」
「でも……」
「いいんじゃ無いのリア、なんか彼はいい人そうだしね」
「じゃあよろしくな、ああ、俺は菜月昴、君は?」
「私は、エミリア、ただのエミリアよ」
その子の笑顔を俺は一生忘れないと心に誓った
「じゃあ早速だけど行きましょうか」
「だけどリアもう夕方だから僕はもう休むね、何か合ったら彼に頼りなよ~おやすみ」
「お休みパック」
「じゃあ行こう」
「ええ、でも、なんかあっちキラキラ光ってるけど」
そこには、ヴィマーナが有った
「すごいスバルこれすご〜く速い」
「ハハハそうだろ」
速いと言っても今は40キロ程しか出ていない
アニメではもっと速かったんだけど、何か遅いな?エミリアから見たら十分速いだろうけど、現代子の俺には遅く感じる
「どこら辺に行けばいいんだ?」
「そろそろ、あそこのうじゃうじやしてるとこ」
「うじゃうじや?ああ、あそこか」
着陸しようとするとヴィマーナが急加速突如マッハを超えた
「もうっスバルったら急に速くして脅かすなんてずるい」
「悪いなエミリア」
俺はそう頬を膨らまして怒るエミリアの機嫌を治そうとする。だが俺の気の所為だろうかこの子の年齢に比べ言動が幼い気がする
「でも、スバルって何処かの貴族なの?」
「いや、俺は平民の産まれだけどどうしてだ」
「だってスバルの服すっごく高価そうだもの」
そう言われて服を良く見ると、staynightのギルガメッシュのライダースーツにいつの間にかジャージが変わっていた
「いや、まあまあってとこかな」
なんでだ?俺は着替えた覚えが無い。まさか、俺が能力を使った分この体はギルガメッシュの物になってくのか、まあそれはいいが、それとも依代かでもそしたら、あの英霊に依代にされた時点で俺には自我が無いはずだ、まさか、侵食か……だが、staynightのギルガメッシュは不味い、仮にも少女の心臓を抉り取る奴だ、この世界の人類を選別する可能性すらある
「スバル着いたわよ」
「ほんとにここで合ってるのか」
「ええ、ここのはずよ」
そして、俺はドアを開ける。
「なんじゃ全くノックくらいせんか馬鹿者」
「ごめんなさい、でも、私の紀章を返して欲しいの、本当に大切なもので無いと大変なの」
「紀章?…ああフェルトの奴が持ってくると言っていたか、だが、あれはもう取引相手がいると言っていた筈だが」
するとドアを叩く音かする
「大鼠に」
「毒」
「白鯨に」
「釣り針」
「我らが尊きドラゴン様に」
「クソッタレ」
爺さんと聞き覚えのある声恐らくはフェルトだろう
扉はゆっくり開かれる