Re:零から始める慢心生活   作:虫の佃煮

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愉悦部部長ここに見参する


道化師ロズワール

ギルガメッシュは説教を終えて書庫から廊下へと繋がる扉に手を掛ける

 

「こんな長時間説教された奴なんてこの世界に居るとは思えないかしら、まだ、耳が痛いのよ」

 

「フハハハ…子供は説教から学ぶもので有ろう。それに、たった5時間程度の事であろう。何だ?もしや貴様、説教は初めてか?」

 

「…チッ……あんな馬鹿でかい声で説教して良く声が枯れない事、いっそ喉が潰れていたらどれ程、楽だったか分からないかしら」

 

「まだ、反省しておらぬと?」

 

「そッそんな事は無いかしら!!しっかり反省しているのよ!!」

 

「そうか、ならば良し。それよりも貴様、寝ずとも平気か?」

 

「それは、説教している時に言ってほしかったのよ」

 

ベアトリスの皮肉を最後としギルガメッシュは部屋を出る。そして、自らが寝ていた部屋に歩を進めるが何やら騒がしい。どうやら部屋の中から話し声が聞こえて来る。

 

「姉さま、姉さまどうしましょう、お客様がおりません」

 

「レム、気を付けなさい。何処かに隠れていて私達を襲うつもりよ、きっと」

 

等と言われ黙っている英雄王では無い。ギルガメッシュは扉を吹き飛ばすような勢いで乱暴にあけ放ち、扉の軋む鈍い音と共に部屋に入り、18番の大きな声でお説教を開始する

 

「何をいうかぁ、この雑種ぅぅ、我に襲ってほしいなら責めて一言掛けよ、大体、何故、寝台の上に居らぬ位で悩んでいるのか、居らぬならば居らぬで、探せば良かろう。」

 

「姉さま、レムは耳を壊されてしまいそうです」

 

「レム、ラムはお客様の罵倒を受けてメイドとしての自信を失ってしまいそうよ」

 

赤と青…そう表現する事が最も正しいと、感じる双子のメイド、ラムとレムは頭を抱えてフラフラしている。

 

「大体何だ、書庫の小娘は、至高の王であるこの俺に悪戯など仕掛けおって、貴様らは教育もできぬと申すか???それと、この寝台だ、なんだこの質素な造りは、英雄の中の王英雄王であるこの我を寝かせるというのに、何故、黄金の飾りが千や2千あしらわれておらぬ、それにーーーーー」

 

それから、かれこれ30分はたっただろうか、救いの手が伸ばされる。扉に寄りかかりながら、呆れた視線を向けたエミリアが、ギルガメッシュに問い掛ける

 

「もう少し静かに起きられなかったの、ギル?」

 

ラムとレムは脱兎の如き俊敏さでエミリアの方に駆け寄る

 

「エミリア様、レムは、お客様に耳を破壊されてしまいました」

 

「エミリア様、ラムはお客様に雨霰の様に罵倒を浴びせられ心身共に、陵辱されて酷い辱めを受けたわ」

 

ラムとレムは、エミリアに泣き着く

 

「ギル、もう二人を許してあげて、何だか可愛そう」

 

「フンッまあ良い俺の寛大さに感謝するが良いフハハハハハハ」

 

「エミリア様、何故か凄く理不尽に感じます」

 

「レム、そう感じるのは、あの男が凄い偉そうだからよ」

 

理不尽王の前には全てが理不尽へと変わるのだ、無理もあるまい

ギルガメッシュはこの屋敷の周りが気になりエミリアを伴い庭に出た

 

「辺りは森ばかりか、まあ我が友なら喜ぶのだろうが我は余りそういった気持ちに成らぬな…エミリア、貴様はどうだ?」

 

「私は、森ってなにかいいと思うな、何か動物たちが毎日すごーく頑張ってるから…それとギルのお友達って」

 

「なに、あやつなら、等の昔に一生の別れを告げたわ」

 

「ギル…ごめんなさい」

 

「なに、そう謝ることでは無い、英霊となった今は偶にだが、奴とも顔を合わせる。何もそこまで落ち込むことは無かろう、人は皆死を最後とし生を受ける。まあ、奴は人でも、獣でも無い、兵器を自称する泥人形だったがな。まあ、噂に違わぬ「よく切れるナイフ」「ウルクのよく切れる斧」と言う二つ名がよく似合うがなフハハハ…しかし、エミリアよ、あの愛玩動物は何処に行った?さては、食ってしまったのか、待て、真に受け取るでないAUOジョークだ、戯け」

 

「僕はここだよ〜ギル、それに精霊なんて食べたらお腹壊しちゃうから、まあ、僕の場合は、胃袋諸共、体を串刺しにするけどね」

 

「フム、今ここに我が友がおらぬのが解せぬ。変人同士貴様と場を賑やかにしておったろうに」

 

「でも、しんでるんでしょう」

 

「一度、座に記録された以上は死んでも死ねぬわ」

 

と、ギルガメッシュ達は会話に花を咲かしていた所ラムと、レムからロズワールが戻ったと知らせを受け移動を始める

 

「でも、よく素直に移動するね〜ギル、君なら起こりながら「不敬であろう。我への閲覧を求めるのたらば貴様から我の方に寄って来るのは当然の理、この我を来させるなど、万死ですら生ぬるい」とか言うと思ったんだけどね〜」

 

「そうそう、私もギルが怒ったら、どう落ち着かせるか考えてたの」

 

「なに、パックの話を聞く限りロズワールとやらは余程の変人なのであろう。道化の行いを見ずして王は語れぬわ」

 

そして、食堂にたどり着き席に着こうかと言うところでギルガメッシュは奇怪なものを見つけた

 

「ククククク…フハハハッヒヒヒヒヒ…何だロズワールとやらは愉悦を知らぬと思っておったが…これは傑作だ、食事の前の催しに道化を雇うとはフハハハ余程、愉悦に飢えておるのか??フハハハ王★腹筋★大崩壊★ええい、やめい我を笑い殺す気か?何だ、ロズワールとやらは道化師ではなく暗殺者であったか、良くハサンしなかったものだ。良し、合間見えたら、称賛の言葉の一言でも送ってやるとするか」

 

「ギル、面白がっているところ魔が指すようだけど、その人がロズワールよ」

 

「フハハハハハハハハ、やめい、ヒヒヒヒヒヒ、ヒハハハハ、変人と聞いていれば、もはや奇人の域に足を突っ込んでおるではないかフハハハ幾ら、愉悦王たるこの我も、もう耐えられんフハハハハハ王★腹筋★大激痛ハハハハハハハハ」

 

「始めま〜して、いくら、こ〜んな服装をしていてもここまで笑われたのはこれが初めて〜じゃ無いかな?話は、エミリア様から聞いてい〜るよ。英雄王ギルガメッシュ君」

 

王の笑い声が屋敷の麓の村まで響いている中、食事が開催されようとする。

 

 




ギルガメッシュ、少し笑わせ過ぎるのではという方感想お願いします
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