ニセコイアルティメットゼロ   作:三桁

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作戦

「お前ののデッキはどこにあるんだ?」

 

元に戻ったレイがショウイに聞く。

 

「俺のデッキは魔族に取られた。」

 

「何でそんなことに?」

 

答えたショウイに宮本が聞く。

 

「なんでって…人間に知らねー奴がに居るとわな。」

 

ショウイが鼻で笑う。

 

「ごめんなさい。私たち元々この世界の人じゃないの…」

 

その言葉にショウイが驚く。

 

「おめーら、魔族じゃねーだろーな?ってそんなわけねーよな。俺がデッキをとられた話しだよな。魔族が人間を攻撃しだした理由って分かるか?」

 

「うーん、人間が魔族を捕まえてたとか?」

 

桐崎が真面目に考えて答えた。

 

「惜しいな、5000年ほど昔の奴隷ってほとんど魔族だった、ってのが古い記録なんだ。そんで1500年ぐらい前に魔族の反乱が起こって以来、人間は魔族に支配されてるらしいな。」

 

「そんな…それじゃ、人間が悪いんじゃ…」

 

小野寺がうろたえる

 

「さあな…最初がどうとか、そう言うのは本当かどうかわかんねー。全部魔族が書物やらなんやらって作ることもできる。」

 

「じゃあ、俺たちがやろうとしていることって……」

 

楽が頭をかきむしって悩む。

 

「でも、あいつ等がやろうとしていることはだめなこだ」

 

既に集は割り切っている。

 

「でも………」

 

楽が言おうとしたとき、

 

「それでも楽様、わたくし達には関係ありませんわ。悪いことは悪い。そう言うものですわ。」

 

橘が口を開いた。

その時、一番星号からリクトが走ってきた

 

「レイ、通信が入ってるよ。」

 

「誰からだ?」

 

「クラッキーさんから、急用だって。」

 

「何かあったのか?」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「こちらレイ、なんか用か?」

 

『明日、魔族の本拠地に向かう。そこでお願いがあるんだが、着いてきて欲しい。』

 

「いいけど、またなんで?」

 

『相手の戦力が膨大なんでね。カードバトラーがいくら居ても足らない状態なんだ。』

 

「分かった、どこで合流する?」

 

『そうだな、ところでそっちはどこにいるんだ?』

 

「こっちは第一階層の船の墓場だ。」

 

『船の墓場?!何でまたそんなところに。』

 

「ちょっとアルティメットを取りにな。」

 

『そうかい、ならお互いの中間地点に当たる惑星グリーンで落ち合わせよう。』

 

「分かった。それじゃあ後で、」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

と言うことで、惑星グリーンのショップ

 

「よう、待たせたな。」

 

レイが右手を軽くあげ挨拶する。

 

「お嬢~、あいとうごさいました。」

 

鶫が桐崎に抱きつく。

 

「ちょっと、鶫!今そんなことしてる場合じゃないでしよ?」

 

すると鶫はしょんぼりして席に着く。

 

「それで?乗り込むのは明日になるわけだが、何しに行くんだ?」

 

レイが何もなかったかのようにクラッキーに話しかける。」

 

「それは魔族側の女王に話をつけにいくんだ。」

 

「話?」

 

レイが顔をしかめる。

 

「それだったらカードバトラーなんてそんなにいらねーだろ?」

 

「まぁ、我々も魔族側に色々してきたからね。」

 

クラッキーは今まであったことを思い出す。

 

(ねぇ、鶫。色々って?)

 

(魔族の支配している星を取り返したりとかです。いわゆるかちこみです。)

 

ヒソヒソと鶫と桐崎が話す。

 

「それで、沢山バトルをいどまれると思うからね。それで君たちを呼んだというわけさ。」

 

「分かった。俺達も行くぜ。それで構わないよな?」

 

最後のは楽達に振り向いて聞いた。

 

「俺達は構わないけど。」

 

「それじゃ決まりだ。」

 

「ありがたい。」

 

話が纏まった所でショップの扉が開き店内がざわついた。

しかし、クラッキー達、ソフィア号の人たちは笑顔になる。

 

「やっときたか……おーい、こっちだ。」

 

楽達が扉の方を向くと驚いた。

男がひとりと想像もしていない人物がそこにはいた。

 

「遅いぞ、バローネ。」

 

「ふんっ、おまえ達が早すぎるだけだ。」

 

ダンとバローネがいつものように話している。

しかし、楽達はバローネに付いてきている女の子に開いた口が塞がらないと行ったところだ。

 

「所でその子は?」

 

「勝手に付いて来た。」

 

バローネが一言で答える。

 

「勝手にとは何ですか?あなたがいいと言ったから付いてきただけです。」

 

その女の子は口をとがらせながら講義する。

 

「でも、そんなことよりも気になることが、」

 

「なんだ?」

 

「なんでお姉ちゃん達がここに居るんですか?」

 

「むしろ何で春がいるの?」

 

・・・・・

 

春は楽達にここまで来た経緯を話した。

 

それからはバローネ共に行動しているらしい。

 

「それよりもお姉ちゃん、お母さんが……って言うかみんなで探しているんだよ?何でこんなところにいるの?」

 

「そんなの私が聞きたいよー。気付いたら此処に居たんだもん。」

 

久しぶりの姉妹での会話が盛り上がる。

しかし、そんな余裕はそもそもない。

 

「姉妹、久しぶりで悪いんだが明日のことについて話したい。」

 

「「すいません。」」

 

「あの、一ついいかしら?」

 

宮本がクラッキーに質問する

 

「なんだい?」

 

「ここの人、多分魔族ですよね?」

 

「それがどうした?」

 

バローネが答える。

 

「彼はバローネ、何度かダンと戦っていてね。でも大丈夫、彼は信用してもいい。僕が保証する。」

 

クラッキーが補足してしぶしぶといったところだが宮本も納得した。

 

「所であの話しは本当か?女王を殺せなんて…」

 

「嘘をいってなんになる。貴様等とは約束がある。」

 

「一体何が目的なんだ………」

 

「知らん。だがそんなことをしてはまた混乱が起こる。」

 

「そうだな。その事については後で考えよう。取りあえず明日の役割についてだ。」

 

「役割?全員で乗り込むんじゃないの?」

 

「そんな事したら船を壊されかねない。つまり、それなりの力を持っている留守番、更にチーム分けをしなくちゃい。」

 

「チームってことはただ話をつける訳じゃなさそうだな。」

 

珍しくレイの感がいい。

 

「一つは先に言った留守番。二つ目は女王と話し合いするチーム……と言っても僕は確定だけどね。最後に後から来て逃げ道を確保するチーム。これがないと話し合いをしたあと皆殺されちゃう可能性もあるからね。」

 

「そんなにすごいの?」

 

小野寺がうろたえる。

 

「取りあえず、留守番役は…」

 

「はい!わたくしがやりますわ。」

 

橘が手を上げていった

 

「わたくし、こうみえて体力には自信がありませんの。よって、わたくしが留守番をする事に問題はごさいません。」

 

しかも自信たっぷりに、

 

「じゃあ、君は決まりだね。後プリム、ユース。君たちもだ。」

 

「メカッと了解!」

 

「分かりました。」

 

「ブリンガーも残ることを要求する。」

 

「分かった。後先発は、僕とダン、バローネ、鶫に後君たちだ。」

 

最後に指さしたのは宮本と集。

 

「なぜ?」

 

宮本がクラッキーに聞く。

 

「君たちのデッキカラーさ、全員かぶりがない。大抵の相手と対応できる。」

 

「なるほど…」

 

「そして、必ず失敗出来ない後発は残りだ。意見がある者は挙手を頼む。」

 

クラッキーは全員の目を見る。

 

「オッシャー!やる気が出てきたぜ!」

 

レイが左の手のひらに拳を叩きつける。

 

「さて最後に一番大事なことを皆に聞こう。」

 

“ゴクッ“と皆が息をのむ

 

「この作戦名は何がいい?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここはとある星

 

「ん?あなたは誰ですか?」

 

「私はガルドスと申します。あなたは硯秀人様とお見受けします。」

 

「そうだけどなに?」

 

「ターゲット。」

 

「なんだい?いきなりバトルかい?」

 

「わたくしが勝てばあなたの十二宮Xレアはすべていただきます。」

 

「嫌だけどやるしかないんでしょ?」

 

「ゲートオープン開放!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「スタートステップ。メインステップは何もせず。ターンエンド。」

 

「僕のターン。まぁ、バースとセットでネクサス、崩壊する戦線を配置。ターンエンド。」

 

「我がターン。ソウルホース、ターンエンド。」

 

「アタックしないの?僕はツンドックゴレムをLv3で召喚。アタック。アタック時効果で、粉砕。崩壊する戦線の効果も発揮でデッキから5枚破棄。」

 

「そのアタックライフで受けよう。」

 

「ターンエンド。」

 

「我がターン。スレイブガイアスラ、騎馬せーい。ターンエンド。」

 

「デッキ破壊相手にゆっくりだね。こっちはツンドックゴレムを更に召喚。Lv2。アタックステップ。ツンドックゴレムLv3でアタック、アタック時効果でデッキから5枚破棄。」

 

しかし、一番最初の破棄したカードはパイルドラコ

 

「パイルドラコの効果でアタックしたツンドックゴレムを破壊しこのターンデッキ破壊されない!」

 

「それは残念。ターンエンド。」

 

「我がターン。ネクサス、天下眺める絶景門を配置。配置時効果でツンドックゴレムを破壊。」

 

「ならその破壊でバースト発動。双光気弾。デッキから2枚ドローしてネクサスを破壊。」

 

「ターンエンド。」

 

「僕のターン。戦輝神ゼルドナーグをLv2で召喚。このままアタック。アタック時効果でデッキから6枚破棄。更に破棄した中にマジックカードがあったからシンボル一つ追加するよ。」

 

「我がライフくれてやる!」

 

「ターンエンド。」

 

「我がターン。このカードは…、やはり我が手の中にあるのが良いな。ソウルホースを更に召喚。そして滅龍帝ジ・エンドドラゴニクス、騎馬せーい。アタックステップ。スレイブガイアスラ、行けーい。フラッシュでネイチャーフォース、コアはソウルホース2体から確保する。トラッシュのコア全てをジ・エンドドラゴニクスに。」

 

「ライフで受ける。」

 

「更にジ・エンドドラゴニクス、行けーい。アタック時効果でスレイブガイアスラを破壊し回復する。」

 

「ライフで受ける。」

 

「最後だ。行けーい。」

 

「ふんっ、ライフで受けるよ。」

 

「常勝、故に正義!」

 

ガルドスーwin

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「我の勝ちだ。約束通り貴様の持つ十二宮を頂くぞ。」

 

「この一枚だよ。」

 

「天秤造神リブラゴレム。確かに貰った!」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

ガルドスは硯を破りザジの元に帰ってきた。

 

「はいはい、お疲れ様。早速で悪いけどなんか明日、人類軍の方達が魔族の本拠地やってくるそうで…そこで!ガルドスちゃんにやって欲しいことが。」

 

「して、それは?」

 

ザジは地図をだす。

 

「ここに最高のお宝と言われるアマテラスドラゴンのオリジナルがあるそうな。それをとってきて欲しいんだよね。」

 

「人類軍とやらが本拠地に来るのと関係ないのでは?」

 

「ガルドスちゃん甘いね~。人類軍の主力が皆出払っちゃうんだよ?絶好の機会じゃぁあーりませんか?」

 

「確かに。それで何をしようと?」

 

「それは秘密だよ。1日掛かるから早速行ってらっしゃーい。」

 

「分かりました。では、」

 

ガルドスは早速地図をてにとり出発した。

 

「相変わらずですね。」

 

ザジの付き人のひとりが話しかける。

 

「そりゃーね。所で資料は?」

 

「これです。」

 

「ふーん、なる程、なる程。この桐崎ってお嬢ちゃんならこのデッキで勝てるね。」

 

「はい。しかしあのカードは使わないのですか?」

 

「何言っちゃってるの?脳ある鷹は爪を隠すってね…」

 

そう言いつつザジは一枚のカードを手に取る。

 

「このカードはまだ、温存だ。だからね?」

 

「そうですね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

次の日、

 

「では、作戦(名前は結局決まらなかった。)を実行する。それぞれミスは許されない。総員、各船に乗れ!」

 

クラッキーはソフィア号の席に着く。

 

「では、出発!!」

 

 




「今回のゲストは?」

「わたくし、橘万里香ですわね。」

「万里香さんはかつての王、白夜王ヤイバのデッキをそのまま使っています。」

「そのままではありませんわ!わたくし自身のカードも入っています。」

「そうなんだ。何が入っているの?」

「それはですね、リクトさん。」

「ってダメです。それは本編で!」

「という事で次回、遂に乗り込んだ皆は魔族の女王と会談!」

「でもでも、大変な事が起こっちゃう!ということで次回も、」

「「よろしくお願いします!」」

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