ニセコイアルティメットゼロ   作:三桁

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ミクスとリリア

「それ何?」

 

小野寺が春に聞く。

 

「ああ、これね、ミクスさんがくれたんだ。」

 

楽達がミクスの方をみる。

 

「ちょっとあなた。女の子になんて物持たせているのかしら?」

 

橘が頬に怒りマークを作りながらの笑顔でミクスに問う。

 

「ちょっと待てよお嬢ちゃん。それはあれだ、ソードブレイヴだ。」

 

「ソードブレイヴ?!」

 

「ああ、そうだ。探しに来たって言うから上げたんだ。でもおかしいな…、ジャスティスの話だとその子が持つべきだって写真までくれたのに、渡してもカードになんねーじゃん。」

 

そう言いつつミクスが一枚の顔写真を出した。

 

「ジャスティスに文句いいにってやる。」

 

「やめなさい!全く、あなたはいつもそうなんだから……」

 

立ち上がったミクスにリリアが制止を促す。

 

「ミクスさんって腕が4本有るのに親しみやすそうだね。」

 

楽に小野寺が小声で話した。

 

「そうかなー。かなりフレンドリーそうだけど……ねぇ?」

 

楽が小声で返す。

 

「あれ?これって春ちゃんじゃなくて小野寺さんじゃない?」

 

集が写真を覗いて楽達を呼ぶ。

 

「確かにこれ小野寺じゃねーか。」

 

楽も覗いて確認する。

 

「そうなのか?!って俺には人間の細かい顔がわかんねーんだよ。」

 

「そういうものなの……?」

 

春がバローネに聞く。

 

「俺達は確かに人間の細かい顔の事は分からない。だが、あいつも魔族なのか?」

 

魔族とはちょっと違うような感じがしたようでバローネは疑問の念を出す。

それにミクスはふんっと鼻で笑う。

 

「確かに俺は魔族じゃねーな。言っておくが俺はお前の味方でも、そいつ等人間の味方でもねー。」

 

「だったらあのジャスティスってやつの味方なのか?」

 

レイが睨みをきかせミクスに問う。

 

「やっぱり出来る奴は出来るんだね~。こういう奴を集めればいい物を……神は何を考えいるんだか……。それにそこのメガネ2人は良いとしてその鍵穴ぶら下げてる奴はだめだな。多分下手したら死ぬぞ。」

 

初めはおどけた口調だったミクスも最後は真面目になった。

 

「死ぬって……?」

 

楽が真実味のある話に呟く。

 

「そのまんまの意味だ。只でさえあいつ等が入り込んできてやばいってのにお前みたいな奴が選ばれた理由が分からんな。ある程度バトルが出来るだけじゃあいつ等には勝てんぞ。」

 

ミクスが脅すように楽に言う。

 

「ねぇ、あいつ等って?」

 

リクトがミクスに聞く。

 

「それは……」

 

「それは禁忌です。話しては意味がありません。」

 

ミクスが説明しようとしたがリリアが止めた。

 

「申し訳ありませんがそれは話すことが出来ません。神に止められています。ですがいずれ分かる……と言うことだけ伝えておきます。」

 

「取りあえず、お前等が呼ばれたのはそいつ等の対抗勢力だ。それがこの程度だけどな……」

 

丁寧なリリアに対してミクスは明らかに楽を挑発している。

 

「ちょっとお待ちなさいな。」

 

橘がミクスにまるでゴミを見るかのような目で睨みながら言い放った。

 

「楽様にそのような暴言をきいてはこのわたくしが見逃すわけには行きませんわ。」

 

「詰まり、バトルをして勝ったらこいつに謝れと?」

 

「当然のことですわ。」

 

その言葉を聞いてミクスは大声で笑う。

 

「何がそんにおかしいばい!」

 

素が出てしまうほど橘が憤慨した。だがミクスは態度を変えない

 

「お前、何も分かってねーな。」

 

「なんが!」

 

「それでもし謝らせたとしてこいつの立場はどうなるんだよ。」

 

「………………?!」

 

「分かったか?こいつが俺に突っかかって来なきゃ意味がねーんだよ。」

 

正論を言われた橘は言い返せない。

少しの沈黙が場を覆う。

 

「だったら……」

 

その沈黙の中で言葉を発したのは小野寺だった。

 

「だったら、私がバトルをします。」

 

「お前、さっきの話聞いてなかったのか?」

 

「だけど、なんとなく私はあなたとバトルがしたいです。」

 

「なんとなく……、詰まり、俺が気に入らないから潰しておくってことか?」

 

「い、いや…そんなわけじゃ……」

 

「………まぁ、良いぜ。俺が負けたら……そうだな、あっ、あれがあったな。」

 

そういい、ミクスが丸められた紙を出す。

 

「俺が負けたらこれをやる。本当はこれすげー高けーんだ。」

 

「分かりました」

 

「お姉ちゃん、これ。」

 

春が剣を小野寺に渡す。

 

「お姉ちゃんのでしょ。」

 

「わかった。ありがとう、春。」

 

「纏まったな。ターゲット。」

 

ミクスがデッキを小野寺に向ける。

 

「ゲートオープン開放!」

 

・・

 

「小野寺さん、大丈夫でしょうか。」

 

橘が心配する。

 

「わたくしのせいで小野寺さんがあのようなバトルを……」

 

「大丈夫、小咲なら初めからああなってたかもね。」

 

「そう言っていただけると嬉しいですわ。」

 

「すまないな、私の連れがあのような愚行を…」

 

やれやれと言った感じでリリアが手を頭に当てる。

そこに今まで珍しく黙っていたレイがリリアの元にやってきた。

 

「なんだ?その様に睨んで。」

 

「いや、此処にアルティメットがありそうだったから。」

 

「?!」

 

リリアが意外そうな顔をする。

 

「あなた、分かるの?」

 

「まあな。どこにあるんだ?」

 

その言葉にリリアが杖を振る。

すると只でさえそこまで広くない部屋に4分の3ぐらいは埋め尽くすアルティメットクリスタルが出てきた。

それにレイが触れる。

 

“……誰だ。“

 

“俺は一番星のレイ。宇宙で一番強い男だ!“

 

“………して、その後ろにおる娘は?“

 

“わたくしは橘万里香と申します。“

 

“二人もくるとはな……二人とも良い気質故に選ぶことなど出来んな…。“

 

“だったらバトルだ!俺達がバトルして勝った方が手に入れる。それでどうだ!“

 

“うむ、それが上席と言うものだろう。指定色は白のみ。思う存分やるが良い。“

 

「と言うことだ!ターゲット!」

 

「わたくしも楽しくなってきましたわ。ソードブレイヴ!」

 

「ゲートオープン開放!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「スタートステップ。メインステップ。ランブレイセアを召還。そしてネクサス、天使舞い降りた場所を配置。ターンエンドです。」

 

「交渉人のターン。朱に染まる薔薇園。配置!ターンエンド。」

 

「スタートステップ。此処でネクサス、天使舞い降りた場所の効果で手札のアルティメットプラズマをオープンする事でデッキから一枚ドロー。さらにドローステップ。メインステップ。天使舞い降りた場所をLv2にアップ。効果でアルティメットを召喚するとき全ての歌姫にシンボルを一つ追加。」

 

「さっそく来るか。」

 

「アルティメットミカファールを召喚!コアはネクサスより使用。アタックステップ。ランブレイセアでアタック。」

 

「ライフで受けよう。」

 

「更にアルティメットミカファールでアタック。」

 

「そいつもライフだ。」

 

「ターンエンドです。」

 

「一気に2つか。熱いね~。だが俺も黙っちゃいねーぜ。幻獣姫神エキドュナをLv2で召喚!更に朱に染まる薔薇園をLv2に。アタックステップ。幻獣姫神エキドュナでアタック。神聖命発揮!ライフにコアをボイドからおく。更に朱に染まる薔薇園の効果でデッキから一枚ドロー。」

 

「ライフで受けます。」

 

「ターンエンド。」

 

「スタートステップ。ネクサスの効果でアルティメットプラズマをオープンしデッキから一枚ドロー。メインステップ。アルティメットミカファールをLv4にアップしてアタックステップ。アルティメットミカファールでアタック。アルティメットトリガーロックオン。」

 

「残念、コスト6輝龍シャイニングドラゴン。ガード!」

 

「フラッシュでアルティメットプラズマを使用。アルティメットミカファールの効果でノーコスト。効果でエキドュナをデッキの下に。そして一枚ドロー。」

 

「ライフで受けよう。」

 

「ターンエンドです。」

 

「んじゃ、交渉人のターン。ミイラバードを召喚。召喚時効果でオープンしてあるアルティメットプラズマを破壊しランブレイセアからコアをボイドにおく。更に、シキツルを召喚。効果でドロー。バーストセットでアタックステップ。シキツル、アタック!」

 

「ライフで受けます。」

 

「うーん、ミイラバード、続け!」

 

「それもライフで受けます。」

 

「ターンエンド。」

 

「メインステップ。ノアフルールを召喚。アタックステップ。ノアフルールをオンステージ。このスピリットをデッキの下に戻すことで[超新星アイドル]ノアフルールを召喚してデッキから一枚ドロー。更に[超新星アイドル]ノアフルールの召喚時効果でライフを一つ回復してミイラバードを手札に戻します。ノアフルールでアタック!」

 

「ライフで受けてバースト発動!赤き炎を纏て舞い降りよ!爆炎の覇王ロードドラゴンバゼル。召喚!」

 

「ターンエンドです。」

 

「アルティメットはブロッカーか。交渉人のターン。バーストセット!更にロードドラゴンバゼルをLv3にアップ。アタックステップ。ロードドラゴンバゼルでアタック。アタック時効果でバーストオープン。甲竜風絶波!ネクサス、天使舞い降りた場所をデッキの一番下に送りロードドラゴンバゼルは回復する。」

 

「アルティメットミカファールでブロック。」

 

「フラッシュタイミング、五輪転生円!ロードドラゴンバゼルのBP+4000!」

 

「ミカファール!」

 

「さらにロードドラゴンバゼルでアタック。」

 

「ライフで受けます。」

 

「ターンエンド。」

 

「スタートステップ。メインステップ。」

 

小野寺は一呼吸おく。

 

「ランブレイセア、ラブィダーリンを召喚。そして、闇の黄色のソードブレイヴ、夢幻の天剣トライデントファンタジア、ノアフルールに直接ブレイヴ!さらにLv3にアップ。」

 

「来たか…ソードブレイヴ!」

 

「ラブィダーリンのオンステージ。[プリティーガール]ラブィダーリンを召喚。さらにドロー。

そしてラブィダーリンの効果でコア一つをラブィダーリンの上に。

続けてランブレイセアのオンステージ。[スマイルガール]ランブレイセアを召喚。そして一枚ドロー。召喚時効果でシキツルを疲労。そしてさらにドロー。さらに、ラブィダーリンの効果でコア一つをランブレイセアの上に。アタックステップ。」

 

「くるか?」

 

「ノアフルール、ソードブレイヴアタック!ノアフルールは衣装を持つ名前の違うスピリットが3体いるときシンボルを一つ追加する!」

 

「ライフを全てくれてやる!」

 

小野寺ーwin

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レイvs.橘をひとまず置いておいて、此方はキリガとポーラ

 

「取りあえず、此方に来なさい。」

 

誘導されて洞窟の奥まで連れて行かれる。

 

「此処は……ロロの居たところとにていますね。」

 

辺りは白く光っている。

 

「あなた達、ロロと会ったの?」

 

少々驚いた様子で聞く

 

「はい、」

 

「と言うことはあなたが噂の……」

 

そう言ってケイがポーラをまじまじと見る。

 

「そう、ならこれを渡さなくちゃ行けないわね。」

 

そう言いつつケイは一枚のカードをポーラに渡す。

どこか見たことがあるような枠だけのカードだ。

 

「これはロロから頂いた物と果てしなく似ていますね。」

 

のぞき込んできたイアンが言う。

 

「あら?ロロから何にも聞いていないの?あの人結構勿体ぶるところがあるから…まぁいいわ。それなら私も内緒にしておくわ。」

 

「それより、異界見聞録は此処にあるか?」

 

キリガが話を進める。

 

「それならえーと…どこに置いたかしら?」

 

「出来れば探してほしい。」

 

「でもちょっと時間掛かっちゃうわよ?」

 

「それでも良い。」

 

真っ直ぐにケイを見つめる。

 

「……ふぅ。それなら此処に行きなさい。」

 

ケイが地図を広げて指差す。

 

「此処にマナカがいるわ。その後にまた来なさい。」

 

「なぜそこに幾必要が?」

 

「まぁ、もっと後でもいいんだけれど、その子も早く集めないと。」

 

「集めるって何を?」

 

ポーラがケイに聞く。

 

「カードを5枚。それで星と覇王を使える。ロロが選んだ子何だから出来るわ。」

 

「???」

 

ポーラは何がなんだかさっぱりと言ったところだ。

 

「はぁ、まぁキリガ様。先にそちらに向かいますか?」

 

「そうしよう。何かあるなら行くべきだろう。」

 

「分かりました。行きますよ、ポーラ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

此方は人類軍本部

ダンが自分の部屋から出てきて大部屋に出てきた。

 

「やあダン。デッキは出来たのかい?」

 

クラッキーが問う。しかしダンは返事をしない。代わりに

 

「クラッキー、今すぐ地球に行けないか?」

 

といった。

 

「地球に?何でまた。」

 

「欲しいカードがある。」

 

「地球にしか無いのか?」

 

「あぁ。それならまた、戦える気がする。」

 

「……分かった。行こう。」

 

「ありがとう。クラッキー。」

 

クラッキーは頷く。

 

「プリム、ユース。出発の用意をしろ。目的地は地球だ!」

 

「了解しました。」

 

「メカッと了解!」

 

・・・

 

「出発準備整いました。」

 

「そうか、では麗しのソフィア号。発進!」

 




「今回のゲストは?」

「セクシー?」

『ノー、ギャラクシー!』

「………はい、今回はギャラクシーです。」

「そう言えばギャラクシーってどんなデッキを使っているんですか?」

「僕はデッキ破壊もするし、いっぱいアタックもするさ。」

「詰まり決まったデッキはないと?」

「そう言うことだね。」

「ありがとうございます。それでは次回、レイvs.橘のバトルはどちらが勝つのか?」

「更にダンは何のために地球へいくのか?それでは次回も、」

「「よろしくお願いします!」」
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