カシャネコを求めて早くも3日目そろそろこのこのあたりかとロロ達は休憩をとっていた。
「ロロ殿、先ほど調査員から山羊座のアイギパーンが敗北し日落ショウイが台座より帰還したとの情報が。」
「そうかい。十二宮ブレイヴ使い序列、第9位の山羊座をね~。」
ロロはある程度感心したように話す。
「でも、これからがまずい。一位から四位までが封印から出て来ているとなるとね……。特に3位の牡羊座とはもう交戦したそうじゃない?」
ロロが女性に問いかける。
「はい、ですが途中で牡牛座によって中断されています。まあ、結果は見えていたようですが………」
「仕方ないよ。牡羊座の子は裏十二宮ブレイヴ使いの中で唯一ソウルバーストを使っているからね。あのレアカードを2枚も持っているとなると…………」
ロロは考え込む、そして、
「兼続君か………………彼に勝てる力量があるかな…………?」
ロロは女性に意見をもとめた。
「無理ですね。今のS級バトラーではせいぜい10位の蟹座に勝てれば御の字……と言ったところでしょうか。」
女性は肩をすくめて答える。
「だよね~。このままじゃあ戦力が足らなくなるかもしれない。神話以前の時とは状況が違う。何よりあのブラックの名を持つジローがデッキを取り戻したって聞いたからね。彼とのバトルは誰にも……ホワイトの名を持つレティーさんにしか………」
ロロが再び考え込む。
「あの男は危険ですね。あの時に1000人の精鋭を倒しきったと聞いています。ですが同時に銀楽・F・リーレン・ホワイトが裏十二宮ブレイヴ使いの討伐をしていたため攻め込まれた………とも聞いておりますが。」
女性がロロに真実を聞こうと暗に問いかける。
「あの時の話かい?もうずいぶんと時が経ったけど未だに覚えているよ。当時の王族、成典家を支える2人のうちの一人、金城・G・ローテルの反乱の話し……」
ロロはゆっくりと口を開けて語り出そうとしたが、
「でも、この話はみんなにも話したいからまた今度ね。」
そう言いつつゆっくりと立ち上がり目的地へと足を踏み出した。
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今は修学旅行の4日目の夜。温泉で有名な山にある宿に泊まっている。そして、今は夕食の時間。
「にしても明日で終わりか~。」
楽が修学旅行で起こったことを思い出しながら修学旅行の終わりを噛み締めながら呟く。
「そうだなー。楽は何が楽しかったんだー?」
集が楽に問いかける。
「そりゃ、まあ、………」
「ほほー、これは美味しそうですな~。」
「って、聞いてねーし。」
楽は溜め息をつく。
「でもまあ、修学旅行で一番よかった事って言や希望は有るって事だな………」
集は箸をいったん止め思いに更けるように楽に言う。
「そうだな……でも意外だな。集がこの事に興味が有ったなんて。」
この事とは勿論消えたソードアイズ達のことだ。
「あたりめーだろ。もう後悔しないって決めたからな。」
「?何のことだ?」
「そりゃあ、空の事もそうだし、キョーコちゃんのことも……この話はいいや。」
「何でキョーコちゃんが出てくんだよ。もしかして……」
楽が続きを言い掛けたとき、
「楽様~!!今日で修学旅行が終わりなんて淋しいですわ!と言うことで一緒にお・ん・せ・
んに入りましょう!」
橘が抱き飛んできた。
「うお?!万里香!?てか、ここは混浴じゃねーだろ!」
「大丈夫ですわ。個室の温泉なら………」
橘は目を輝かせ少しよだれを垂らしている。
「万里香ちゃん。個室温泉の使用は禁止だそうよ。」
話を聞いたレティーが注意をしに来た。
「構いませんわ!」
「いや、そこは構えよ!」
何て言っていると学年主任の先生が明日の朝までの注意事項を話し始める。
『えー、本日の旅館には、バーチャルバトルフィールドが有りますがそこも使用の禁止をいたします。他の旅行客の方もいらっしゃるのでご迷惑の無いように!なお、しおりにもあるように消灯は10時30分なので、それまでに自室に戻れるようにしてください。以上で解散とします。』
楽は集と取りあえず部屋に戻ることにした。
・・
部屋までにはエレベーターで2階から8階まで行かなくてはならない。そして、今はエレベーターまでの廊下。そこで昨日見たことのある後ろ姿の男を見かける。
「兼続さーん!バトルフィールドの手配が終わりましたー!」
楽達の後ろから声がし、兼続が振り向く。
「そうか、ではさっそくバトルを………おまえ達は……!?」
振り向いた時に楽達の姿を確認した兼続は眉を動かした。
「確か、昨日に和菓子店にいた者達だな?ちょうど良い、俺とバトルしないか。」
そして、楽達にバトルを申し込んできた。
「悪いが此処でのバトルフィールドの使用は禁止されてんだ。」
楽は事実を言う。
だが、
「良いんじゃない?やっちゃえば。」
レティーが許可を出す。
「ただし、私が見張りをする30分間だけね。」
「いいんですか?本当に………」
楽が問い直す。
「30分間ね。」
「決まりだな。」
兼続がニヤリとした。
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地下バーチャルバトルフィールド。
「来い!緑風神!」
「「ゲートオープン!開放!!」」
・・
「俺のターンからだ!カッチュウムシを召喚!ターンエンド!」
「緑……闇朱のターン!マジック、ストロングドロー!3枚ドローし、2枚破棄!バーストをセット!ターンエンド。」
「マジックカードか。まだ判断を下すには早いかもしれんな。シノビコガネを召喚!コアブースト!さらに召喚にソウルコアを使用していたのでさらにカッチュウムシにコアブースト!アタックステップ、カッチュウムシでアタック!」
「ライフで受ける!」
「ターンエンド。」
「闇朱のターン。カグツチドラグーンをLv2で召喚!アタックステップ、カグツチドラグーンでアタック!アタック時効果で一枚ドロー!激突だ!」
「シノビコガネでブロック!」
「ターンエンド。」
「赤デッキだったか。蜂王フォンニードを召喚!ボイドよりコアを3個蜂王フォンニードにコアブースト!アタックステップ、蜂王フォンニードでアタック!」
「ライフで受けてバースト発動!天険の覇王ジークスサノフリード!カッチュウムシを破壊しこのスピリットをLv2で召喚!」
「ターンエンド。」
「闇朱のターン。邪神龍ドュームドラゴンを召喚!召喚時効果発揮!トラッシュにある獣竜アルドゥームと、鳥竜エルドゥームを召喚!獣竜アルドゥームの召喚時効果!邪神龍ドゥームドラゴンがいるのでフォンニードを破壊!」
「アルティメットだと!」
「アタックステップ!ガグツチドラグーンでアタック!」
「そのアタック、ライフで受けよう!」
「邪神龍ドゥームドラゴンでアタック!」
「フラッシュタイミング!ソウル神速!リザーブのソウルコア一つをコストとする事で烈風忍者キリカゲをLv3で召喚!そのアタックはキリカゲでブロック!」
「コア一つでコスト7のスピリットがでてくんのかよ!ターンエンドだ。」
「アルティメット討ち取ったり!ソウルコアの使い方がまだまだのようだな。その程度では俺には勝てんぞ!カッチュウムシを召喚!更にネクサス、吹き荒ぶ旋風を配置!そして、マジック、ネオハンドリバースを使用する。手札を全て破棄して3枚ドロー!バーストをセット!」
「このタイミングでバーストか……」
「そして、ソウルコアを烈風忍者キリカゲに移動!アタックステップ、烈風忍者キリカゲでアタック!獣竜アルドゥームを疲労!そして!!アタック時効果、起動発揮!!ソウルコアをトラッシュに送りソウルバーストを発動させる!忍将軍クロハガネのバースト効果、天険の覇王ジークスサノフリードを疲労!さらに起動による追加効果!鳥竜エルドゥームを疲労!そして、召喚される!」
「そのアタックはライフだ!」
「カッチュウムシでアタック!」
「フラッシュタイミング、マジック、ファイヤーウォール!ガグツチドラグーンを破壊してアタックステップを終了させる!そのアタックはライフで受ける!」
「エンドステップ、吹き荒ぶ旋風の効果により烈風忍者キリカゲを回復させる。」
「俺のターンか、相手は緑……何にも無しってのは考え難いな……ドローステップ?!」
「ほう、何か引いたか?だが、この俺の愛の前では何人も勝てぬ!」
「それはどうかな。ダークディノニクソーを召喚!そして、乱世に大平をもたらす龍よ!この戦国の地に降り立て!戦国龍ソウルドラゴンをLv3で召喚!さらに、人狼ベオウルフを召喚し戦国龍ソウルドラゴンにブレイヴ!コアはダークディノニクソーと鳥竜エルドゥーム、獣竜アルドゥームより確保!アタックステップ、戦国龍ソウルドラゴンでアタック!アタック時効果発揮!連刃!!ソウルコアをトラッシュに置き相手に2体でブロックさせる!同時バトルだ!」
「同時バトルだと?!忍将軍クロハガネと烈風忍者キリカゲでブロック!」
「刃狼ベオウルフのブレイヴアタック時効果!BPを比べ相手だけを破壊したときライフを2つリザーブへ!」
「ぐっ!だが、それだけではライフを削りきれんぞ!」
「まだだ!戦国龍ソウルドラゴンのLv2、3、4効果発揮!破壊したスピリット一体につきライフを1つリザーブへ!つまり、2つリザーブに送る!」
「な……なんだとーーーー?!」
一条楽ーwin
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「まさかあそこから逆転されるとはな。」
汗塗れの兼続が手を差し出す。
「ああ、またやれたらいいな。」
楽はそれに答え手を握った。
「そうだな。ではまた。」
兼続は背中の『愛』の文字を見せながら立ち去っていった。
「なあ、楽~。あのブレイヴって。」
「あれか?あれは弾から貰ったんだよ。またバトルしようってな。」
バトルスピリッツの世界にいたとき何回か弾とバトルした。最後のバトルの時に弾が楽に何枚かカードを渡していた中の一枚だ。
「そうか、もう負けられねーしな。」
集は空のデッキをポケットの中で握り締めそう呟いた。
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双子座の日陰とミクスのバトル第15ターン
日陰のライフは3
ミクスのライフは2
「一つ聞いていいか?」
ミクスが自分のターンの終わりに日陰に聞いた。
「何だ?」
余裕を持っている日陰は扇子を広げながら応答した。
「何でおまえ等は世界の破壊に拘る!」
少し感情のこもったといをミクスは投げかけた。
「何故か…………そう言えば何故だろうな?」
目を細め遠い目をする日陰、だが、どうでも良さそうに続ける。
「人間も、魔族もいなくなれば…………この傷も癒えるかもしれんな。」
「何がそんなにおまえを……」
変えたんだ?と続けようとしたが日陰に遮られる。
「双子座のターン。聖魔皇メフィストフェレスでブレイヴアタック!フラッシュタイミングでマジック、イリュージョンミラーを使おう!これにより幻獣神姫エキドュナはアタックとブロックができなくなった!さらにメフィストフェレスの効果でデッキを5枚オープン!その中の砲天使カノンのバースト効果を使用!相手のスピリット全てのBPを-10000しBP0になったスピリット、幻獣神姫エキドュナ以外のスピリット全てを破壊!」
「くそ!ライフで受ける!」
双子座の日陰ーwin
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「私達の勝ちだよ!」
さっきまで一人しかいなかったがいまは2人いる双子座。その片割れである日和がそういった。
「だからバイバイ」
もう一人の陰和が抑揚の薄い言葉で言った。
「我々もここまでか………だが忘れるな!今回のソードアイズは今までとは違うと言うことを!」
ミクスが光に包まれ出した。
「御託はいい!」
「負け惜しみ?」
二人は最後までミクスとリリアを見ずに立ち去った。
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「さーてと、とりあえず赤、黄、青、白、は出揃ったな?過去に………この大戦こそ取るぞ、勝利を!!」
ジローが裏十二宮ブレイヴ使い達に叫んだ。
それにミロク、ガルドスも頷いた。
裏十二宮ブレイヴ使い達の序列だけ紹介しておきます。
一位・牡牛座
二位・獅子座
三位・牡羊座
四位・天秤座
五位・魚座
六位・双子座
七位・水瓶座
八位・蠍座
九位・山羊座
十位・蟹座
十一位・乙女座
未知数・射手座
十三番目の光導・蛇遣い座
この序列は単純な強さで決められています。
感想などお待ちしています。