ニセコイアルティメットゼロ   作:三桁

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復活?

「俺の負けだ。自由にするがいい。」

 

観念したジローが両手を挙げて無抵抗を示す。

その刹那、ジローの周りだけ暗くなる。

 

「ならば私が連れて行こう。」

 

「あの船は…明の明星のエリス?」

 

あの船は女宇宙海賊の明の明星のエリスが乗るヴィーナス号だ。

 

「エリス様!」

 

ライラが嬉しそうに目をキラキラさせている。

 

「エリスってだれなんだ?」

 

楽がリクトに聞く。

 

「女海賊団の船長なんだ。有名なカードクエスター何だよ。」

 

「ふーん。」

 

そうこうしているうちにエリスがジロー達を連れて行った

 

「そんじゃ、アルティメット探しに行くぜ!」

 

「ちょっとお待ちいただけます?」

 

橘がレイに静止を促す。

 

「何だ?」

 

「私、船を持ち合わせていません。と言うことであなたの船に乗せていただけません?」

 

「うーん…」

 

レイが悩む。と言うのも楽達5人を乗せて以来一番星号は満員である。

 

「すまねーが、船が一杯なんだ。他を当たってくれないか?」

 

「なら私、楽様と同じへ…」

 

「それはだめだ。」

 

橘が提案しようとしたが楽が割り込んで止めた。

 

「それならブリンガーに提案がある。」

 

「何かしら?」

 

「ブリンガーがレイの船を広く改装するのはどうだ?」

 

「出来んのか?」

 

「エンジンなどは出来ないが部屋を作るぐらいなら出来る。」

 

・・・・・・・

 

「こんなんでどうだ?」

 

「おぉー、すげー。」

 

「これにはソルトもビックリ!」

 

外見は少し大きくたった一番星号だが中は部屋が多くなってコックピットも広くなっている。

 

「お前すごいんだな。」

 

「これでわたくし達も同行できますわね?」

 

「あぁいいぜ!仲間も増えた事だし、張り切っていこー!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

此処はザジの住む館の地下

 

「いや~。ダン君がたくさん獄流隊の皆さんを倒してくれたおかげで復活しますよ~。」

 

ザジの前には一つの棺がある。

 

「これで一つ近づきましたね。」

 

「あぁ、では始めますか。」

 

おどけた調子で話していたザジだが仮面をしていた顔から仮面を外し口調を変える。

 

「さぁ、復活しろ!神を収めし遺恨の塊よ!」

 

ザジが広角をあげる。

 

「ガルドスよ!」

 

棺が開き、中から一人の男が出てくる。

 

「此処はどこだ?」

 

「ここは俺の館だ。」

 

ガルドスは周りを見渡す。

 

「随分時がたったように見えるな。」

 

「あたりめーだ。6000年も眠ってたんだからな。」

 

「そうか、それで貴様は私を蘇らせて何をしようと言うのだ?」

 

「とりあえず、これでこの男を倒してきてくれ。」

 

ザジはガルドスに一枚のカードと写真を渡す。

 

「いやだと言ったら?」

 

「そんなこと出来ねーさ。意識や体はあんたのもんだがそれを支配してんのは俺の術だ。」

 

「古の魔術か……」

 

「あんたが古いってんならかなり古いだろーさ。」

 

「して、この男は?」

 

「そいつの名は……」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いや~、部屋が広いって良いわね?小咲ちゃん。」

 

桐崎が伸びをしながら小野寺に話しかける。

部屋が増えたため、くじ引きで部屋割りをした。

 

「そうだね。でもこんな広い部屋2人で使っていいのかな?」

 

「いいんだって、まだ一部屋空いてるぐらいだし。それにおとまり会って感じがしない?」

 

「そうだね。う~ん。でも帰れるのかな?私達。」

 

小野寺達がこの世界に来てから1ヶ月と2週間がたっている。

 

「分かんない。でも、いつか帰んないといけないよ。」

 

‘トントン‘

 

小野寺と桐崎が話していると戸をたたく音がした。

 

「おーい、二人とも飯だぞ。」

 

「分かったよ一条くん。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「あとどんぐらいで目的地に着くんだ?」

 

楽がピザを食べながらレイに聞く。

 

「そうだな…あと3時間ぐらいかな。」

 

「新しいアルティメットって何色かな?」

 

リクトも皆に話しかける。

 

「緑だったら私が貰うわよ。」

 

桐崎がピザを手に取りリクトに言う。

 

「いや、何色でも俺のモンだ。」

 

レイも対抗して言う。

そんな話をしていたらピザを食べ終わり、皆でバトスピをしていたらあっという間に3時間がたった。

 

「さぁ着いたぜ、船の墓場に!」

 

『船の墓場?!』

 

・・・・・・・

 

「着いたって割には全然降りないのね。」

 

「わたくしはその方が有りがたいのですが。」

 

少し進んだあたりでレイが目をつむる。

そして何かを感じ取ったのか目を見開き

 

「あっちだ!」

 

・・・・・

 

レイが指をさした方向には巨大なクリスタルがあった。

 

「紫に輝くアルティメットクリスタルだ。」

 

ムゲンがクリスタルを見ながら言う。

その時、

 

「少し待ってもらおうか?」

 

「誰だ!」

 

後ろから複数人出てきた。

 

「そのアルティメットクリスタルを賭けて私と勝負よ。あぁ、後一つそこの男の子が持つドラゴニックタウラスも一緒にかけてもらいましょうか?」

 

その中の一人がレイに向かって言い放つ。

 

「いいぜ!そのバトル乗った!ターゲット。」

 

「私の名前はケイト。魔族よ。」

 

「ますます面白そうだ!」

 

「面白がっちゃダメだろ……」

 

ボソッと楽が突っ込みを入れる。

 

「行くぜムゲン、お前を燃やす色は赤だ!」

 

「「ゲートオープン開放!」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「私のターンからね。ネクサス、闇の聖剣を配置。ターンエンド。」

 

「おっしゃ!祭りだ祭り!ムゲンドラを召喚!更にエッジウルフを召喚。アタックステップ。行け!ムゲンドラでアタックだ!」

 

「ライフで受けます」

 

「まだまだ行くぜ!エッジウルフもアタックだ!」

 

「それもライフで受けます。」

 

「ターンエンドだ。」

 

「メインステップ。ソウルホースを召喚。そして、地獄の門より出でよ冥王神獣イルフィルノ・ハーデスを召喚!バーストセットでイルフィルノ・ハーデスでアタック。」

 

「ライフだ!」

 

「ターンエンド。」

 

「灼熱のターン。アルティメットジークフリートを召喚!アタックステップ。ジークフリートでアタック。アルティメットトリガーロックオン。答えろ、コストは?」

 

「コスト5ブレイヴブレイク」

 

「ヒット!祭りだ祭り!必ずブロックしてもらうぜ!」

 

「ソウルホースでブロック。」

 

「トリガーヒット時効果でライフを一つリザーブに。」

 

「ソウルホースの破壊でバースト発動。呪の覇王カオテイックセイメイ!コアを一つエッジウルフからトラッシュに。」

 

「へぇー、ターンエンド。」

 

「私のターンだな。ネオポイズンシュート。効果でジークフリートからコア一つリザーブに。ジークフリートは消滅だ。」

 

「何だと?!」

 

「そしてソウルホースを召喚。アタックステップ。行け。ソウルホース。」

 

「ライフだ!」

 

「ターンエンド。」

 

「灼熱のターン。ファイザードを2体召喚。そして、アルティメットジークフリーデンを召喚。アタックステップ。ジークフリーデンでアタック。アルティメットトリガーロックオン。答えろ、コストは?」

 

「コスト2、スカルザード。」

 

「ヒット!破壊だ破壊!破壊祭りだ!2体とも破壊だ!」

 

「ライフで受ける。」

 

「ファイザードでアタック。」

 

「ライフで受けよう。」

 

「ムゲン、とどめだ!」

 

「ライフで受ける。」

 

灼熱のゼローwin

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「あれ?さっきの奴は?」

 

「そーいえばいないね?」

 

レイと小野寺が話している

 

「まぁいっか。そんなことよりアルティメットだ。」

 

そう言いつつレイはクリスタルに触れる。

その刹那、クリスタルは砕け……と言うよりもまっぷたつに割れ片方はレイの手の中に、もう一方はどこかへ行ってしまった。

 

「何だ?あれってどこかで。」

 

「レイ、多分あれって楽達が来たときと同じじゃねーか?」

 

レイが唸っているとムゲンが思い出す。

 

「それって…………」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

所世界ごと変わって小野寺家

 

「ねぇ、お母さん。お姉ちゃんが居なくなったのって何かあるんだよ。」

 

小野寺小咲がいなくなってからと言うもの小野寺母は毎日のように集栄組とビーハイブの者達と暇があれば共に小野寺達を探している。

 

「ホントよね…学校から急に居なくなったみたいだけど……生きてるかな…」

 

「ちょっとお母さん、縁起でもないこと、」

 

「そうよね。私ちょっと疲れてるから寝てくるわ。」

 

小野寺母が部屋に行き静まり返ったところで小野寺小咲の妹、春の目の前に不思議な輝きを持つクリスタルが現れた。

 

「なんだろこれ?」

 

興味本位で触ってみる。

その時、クリスタルが輝く。

 

“悩みを持っているのね。その者達の居場所ならば分かるぞ?連れて行ってあげる。“

 

「ちょ、ちょっと待って、。あなたは?」

 

“私はアルティメットイスフィール。あなたの力“

 

「私の?でも何でお姉ちゃん達のことを知ってるの?」

 

“さっきまで見ていたもの。それよりどうするの?今なら母に伝えられるわ。“

 

「お姉ちゃんのことお母さんに話してくる。あなたからも……」

 

“それはだめね“

 

「何でよ」

 

“あなたとしか話せないもの。少しだけ待ってあげる。相談して決めなさい。“

 

「分かった。」

 

・・

 

「ねぇ、お母さん。まだ起きてる?」

 

「何?春。」

 

「あのね、お姉ちゃんの事なんだけど。」

 

「お姉ちゃんがどうしたの?」

 

「居場所が分かったの。」

 

「それはホント?」

 

「居場所って言うか…知っている人なんだけどね。」

 

「誰?どこにいるの?」

 

「だから、ちょっと探してくるね。だから心配しないで。」

 

「春!話を聞き……」

 

“では、すぐには無理ですが帰ってきましょう。

 

最後の……8人目の希望……“

 

小野寺母が言葉を最後まで言う前に春は消えてしまった。

 

「は…る……?」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「クリスタルの片割れのことは良いんだけど……あなたは誰ですか?」

 

集がレイ……だった人に話しかける。

 

「たしかに、自己紹介を要求するわ。」

 

宮本もレイだった人を不思議そうに眺める。

 

「これはこれは失礼いたしました。私、紫電のゼロと申します。」

 

紫電のゼロと名乗り紅茶を飲んでいる。

 

「しっかし、不思議だな。見た目からしてガラッと変わってる」

 

楽もまじまじと眺める。

 

「では、そろそろ出てきても宜しいんではないでしょう?ここはゴミの山で出来ていますので足音が先程から聞こえていますよ?」

 

ゼロの言葉で男が出てくる。

 

「ターゲット。」

 

「そうですか…受けて立ちましょう。」

 

「「ゲートオープン開放!」」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「所であなたは?」

 

「俺はショウイ、俺から行くぞ。バーストセットでターンエンド。」

 

「では、私のターンです。ムゲンドラゴンを召喚。では、アタックステップ。ムゲンドラゴンでアタックです。」

 

「ライフで受ける。」

 

「ターンエンドです。」

 

「俺が勝てばアルティメットすべてをもらう。」

 

「いいでしょう。全力でお相手いたします。」

 

「ブレイドラを2体、エリマキリザードを3体召喚。ブレイドラでアタック。」

 

「ライフで頂きます。そのデッキ…」

 

「そうだよ。貴様が……貴様のような奴がいるから…続け!ブレイドラ。」

 

「ライフで頂きます。」

 

「まだだ!エリマキリザード!」

 

「ライフで頂きます。」

 

「もう一体。」

 

「ライフで、」

 

「とどめだ!エリマキリザード!」

 

「フラッシュタイミング、ソウルバースト、エリマキリザードよりコア一つリザーブに。」

 

「チッ、ターンエンド。」

 

「ドローステップに冥猫蛇アイニを破棄してドロー枚数を+1。アロケイン召喚。そしてスピリットソウル、アルティメットを召喚するときシンボルを追加。では今宵、皆様にお聴きいただきますのは恐怖のどん底節、奥歯がたがた合唱曲です。心よりお楽しみください。冥界よりお出ましです。アルティメットベルゼビート。」

 

「来たか、アルティメット。」

 

「アタックステップ。アロケイン。」

 

「ライフで受ける。」

 

「では、アルティメットベルゼビート、アルティメットトリガーロックオンだす。コストはいくつでしょう?」

 

「コスト1、ルクケラトプス」

 

「クリティカルヒットです。墓場からお出まし。アイニを召喚。更にブレイドラよりコアをトラッシュに」

 

「ライフで受ける。」

 

「では、アイニ、とどめです。」

 

「ライフで受ける!」

 

紫電のゼローwin

 

 




「今回のゲストは?」

「鶫誠志郎だ。」

「誠志郎さんは桐崎さんと同じ緑だけど、分身を使ったデッキです。」

「そうだな、しかしお嬢と同じ色とは…」

「にしても、カッコいいですよね?誠志郎さん。」

「私は女だ。」

「「………………」」

「何か言ってくれないかな?」

「それでは次回、ついに動き出す魔族とギルドの陰謀。」

「ちょっと、私の事は無視ですか?」

「ダン達と合流し魔族の本拠地へ。それでは次回も、」

「「よろしくお願いします。」」
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