【疾走騎士】ゴブリンスレイヤーRTA ドヤ顔W盾チャート 作:もふもふ尻尾
オリチャーにオリチャーを重ね、遂に初見プレイと化すRTA、第十一部はぁじまぁるよー!
前回、疾走騎士くん達は依頼主を追って、デーモンの居る遺跡へと到着しました。
今回は遺跡の最深部へと向かい、デーモンを討伐しますよ!
元から開いていた入り口の大扉を抜けると、開けた空間に出ました。
あちこちに大きな壺が置かれていますが、これらはなんの意味もないオブジェクトです。壊してもメダルが入っていたりしません。
この遺跡は遥か過去、混沌の勢力が人々を閉じ込めるのに利用していた牢獄です。
見張りは
「うわ、屋根が崩れてるじゃない」
通常ならこのまま奥に進んで、遺跡の探索を行いながら最深部を目指す訳ですが、疾走騎士くんが居るこの広場には一部足場が崩壊する場所があり、最深部まで一気に落下する事が可能です。
しかし落下ダメージは受けますので、落ちたら即
それでは足場を崩壊させて下に落ちましょう。崩壊する場所は完全ノーヒントですが、RTA走者にとっては問題にもならん(ゴブスレさん並み感)
それでは一気に最深部へ、イキますよ~イクイク……
…………?
……あれ?
足場が崩壊しないよ?
(疾走騎士くんうろつき中……)
「……ねぇ、何してるのよ?」
やべぇよやべぇよ……確かこの辺りだったと思うんですけど……?
「ちょっと聞いて──きゃっ!?」
オォン!
魔術師ちゃんがつまづいて、疾走騎士くんに抱き付いて来ました。
バランスを崩し、尻餅をついてしま──ファッ!? ンアッーーーー…………。
……足場が崩落しましたね。どうやら疾走騎士くんの重量不足だったようです。
だから回りに壺が置いてあったんですね。一人で来た際に重量不足だった場合は、あれらを動かせば重量を稼げる仕様のようです。
これは新しい発見ですね。いつもソロで来るときは、ガチガチの重装備で来てましたからね。
実質的なロスは、2分くらいだと思います。きっと。
さて、最深部へ到着した訳ですが……何故か疾走騎士くんが大ダメージ受けて、魔術師ちゃんが無傷ですね。あぁん? なんで?
「……下敷きにしちゃったけど大丈夫?」
あのさぁ……。
取り敢えず
さて、ここに魔女狩人さんが居るはずですが……?
「見て! 誰か倒れてる!」
おk! 魔女狩人さん発見! あとはここに居る
出てくるのは何かな? 一応、一番強いパターンの
正規ルートで進んだ場合、この地下だと視認することすら出来ません。ふざけんな!
ですが天井を崩落させている現在の状態では、微かに光が差し込んでいますので、疾走騎士くんが盾で反射させた光を浴びせ続ければ、安定して戦う事が出来るという訳ですね。
最弱パターンの
おおっと、
…………なんだこの
見た事も無い、ハッキリ分からないんだね(初対面)
えぇ……ここに来て新しいパターン引いたんだけど?
しかもでかい。六メートルくらいありそう。お腹が丸々としてて横幅もでかいです。
手に持った斧に至っては、
しかし背中に生えた羽がクッソ小さく、体に比べて貧弱すぎます。それ付いてる意味無いんじゃね?
取り敢えずこの
まあ、
では魔術師ちゃんには、気絶した魔女狩人さんを連れて隅っこにでも隠れておいてもらいまして……。
それでは戦闘開始。オッスお願いしまーす!
まず疾走騎士くんがタゲ取りを行う為、接近します。
するとクソデカデーモンが、疾走騎士くん目掛け斧を振り下ろしてきました。
……モーションは分かりやすいですね。盾で防ぐのは流石に無理なので、横へローリングして回避しました。
そこから横薙ぎへ繋げて来たので、その下を潜るって回避! そして近付く事に成功!
モーションはトロルとかと大差ありませんね。斧のリーチと威力は段違いですが、対巨人との戦い方で問題無さそうです。
私の相手をするには速さが足らんな! 大方レベル5……否、レベル4程度の
では早速、殴りに行きましょう。
……オォン! イタイッシュ!
唐突にクソデカデーモンが地面に斧を突き立てたと思ったら、爆発が起こりました。
接近を試みていた疾走騎士くんは、これをW盾でガード! 何とか踏み留まりましたが、それでも結構痛いですね。
詠唱無しで魔法ブッチッパとか、ふざけんな!
しかしここで退く訳にはいきません。さっきの攻撃の後でクソデカデーモンに隙が出来ています。このまま攻撃しましょう!
ホラホラホラホラ。
意外とダメージは通りますが、怯む様子すらありません。
恐らく見た目通りHPが相当高いみたいですね。
すると再び、斧突き立てからの爆発をして来たので、一旦離れます。後の隙を狙ってまた攻撃しましょう。
何回か攻撃すると、また斧突き立てからの爆発をしようとして来たので、再度離れました。爆発をやり過ごしてまた攻撃します。
……パターンに入ったみたいなので、倍速で良いですかね?
と思っていたら、クソデカデーモンが唐突にジャンプしました。
いや、ジャンプというか……飛んでない? えぇ……お前その図体とクッソ小さい羽で飛べるのか(困惑)
凄まじいタフさと、食らえばひとたまりもない物理攻撃。おまけに魔法攻撃も使ってきて飛行能力も咥え入れられてるとか、やっぱレベル6以上あるかもしれません(ホモは優柔不断)
あ! しかもアイツ、天井の穴から逃げようとしてるじゃねぇか! やべぇよ……やべぇよ……このまま逃げられたらRTAが壊れちゃーう!↑ 魔術師ちゃん助けて!
「《
なんで(《
魔術師ちゃんには、
「……へっ?」
魔術師ちゃんの《
前回のマンティコア戦では、疾走騎士くんが高所から落下する事により、弾丸アタックを仕掛ける事ができましたが、《
「ほ、ホントにやって良いのね!?」
いいよ! 来いよ! 胸にかけて胸に!
疾走騎士くんもダメージを受ける事必至ですが、その分戦闘を早く終わらせられますからね。
KMR早くしろー、ああ逃げられちゃう!
「《
疾走騎士くんを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!! 超! エキサイティン!!
飛んでるクソデカデーモンの真下から、見事命中! 盾がケツに深々とぶっ刺さりました。
これにはクソデカデーモンも堪らず、体勢を崩して落下します。
……ファッ!?
疾走騎士くんがケツに押し潰されちゃう! 盾を手放して脱出しましょう!
せふせふ。疾走騎士くんは、難を逃れました。
そしてクソデカデーモンですが、ケツに刺さった盾が落下の衝撃で更に深く突き刺さり、穴拡張のダメージに耐えきれず失神したようですね。
取り敢えず盾を回収して……回収して……ヌッ!
ふぅ、やっと抜けた。トドメを差しておきます。
じゃあ……死のうか。(頭部に致命の一撃)
やったぜ。ちなみに盾ですが、幸い糞塗れにはならなかったみたいです。
ゴブリンの武器みたいに毒属性が付与されてしまうところでしたね。
んじゃ帰りましょ。
帰りも、正規ルートを使うつもりはありません。魔術師ちゃんの《
魔術師ちゃんと魔女狩人さんのダメージは疾走騎士くんが肩代わりします。その為のかばう。その為のW盾。
「マトモな使い方しないわね……」
《
「《
ヌッ! ンアッーーー……。
……オォン! 痛いんだよぉ!
穴から出て着地し、続けて出てきた魔術師ちゃんと魔女狩人さんを受け止めました。……やっぱり重いっすね魔術師ちゃん。
とにかく、これで三人とも遺跡から脱出! ちとロスったが良しッ!
取り敢えず、安全な場所まで魔女狩人さんを運びましょう。わっせ、わっせ。
魔女狩人さんを背負って、村の跡地まで戻ってきました。日が暮れてくる時間なので、今日のところはここで野営となります。
「《
魔術師ちゃんが居るので火起こしも楽ちんちんですね。あれ何気に成功判定が厳しいので、RTA的にもマズあじなんですよ。
念の為、魔法の施行回数を一回残してたんですが、どうやら彼女は魔女さんの得意技である単独での真言も、既に教わっていたようです。
真言一つで行使した魔法は、施行回数に含まれず、消耗する事もありません。
「……あれ? クォクォア……?」
魔女狩人さんが目覚めましたね。デーモンにやられた時のダメージが多少残ってるようですが、問題は無いみたいです。
そのデーモンも倒したんで、安心してくれよなー?
では今回は、冒険者として初の野営を行いたいと思います。
野営では、食事と睡眠の他に、装備の手入れや、メンバーとのコミュニケーション等も行う事が出来ます。
取り敢えず、近くに川が流れてるので、盾は洗っておきましょう。
デーモンの穴に突っ込んだせいか、若干切れ味が低下してます。
疾走騎士くん的にも精神的にキツかったのか、不快値も溜まってましたからね。
次に、メンバーとのコミュニケーションですが、これは会話やアイテムを渡す等で、好感度を上げたり出来るコマンドです。
ここで好感度を上げるとすれば、やはり魔術師ちゃんでしょう。メンバーとして、ちゃーんと好感度を上げておかないとね!
「あのデーモン、昔の文献で見たことあるわ。その昔、混沌の勢力は
魔術師ちゃんは博識、ハッキリ分かんだね。
長々としたお話にも関わらず興味深く聞いてしまいました。
こういうのを専門用語でロスと言います。
魔女狩人さんとのコミュニケーションは必要ないです。
依頼人である彼女とは、今後関わる予定がチャートにありませんからね。
「あの、何処かでお会いしましたか?」
何いきなり話し掛けて来てるわけ?
とまあこのように、向こうからのコミュニケーション相手に指定されてしまう場合もあるわけですね。
出来れば選んで欲しくなかったですが、魔術師ちゃんとの二択しかなかったので、これは仕方ありませんね。
二人と交流した後は、食事をとってから睡眠に入り、体力の回復を行います。
しかし、野営での睡眠時は、交代で見張りと火の番をしなければなりません。
六時間は睡眠を確保したい所さんなので、三人でとなると、三時間毎での交代が理想的ですね。
話し合いの結果、疾走騎士くんは二番目に見張りをする事となりました。
三時間睡眠、三時間見張り、三時間睡眠のスケジュールとなりますね。男女平等スタイル。後衛に配慮もありませんが今回は問題無しです。
では少しの間、疾走騎士くんはお休みとなりまーす!
(疾走騎士くんお休み中……)
オォン! どうやら疾走騎士くんの番みたいですね。
では今から見張りを始めたいと思いますが、ここで一つだけ、問題が発生してしまいました。
…………皆さんもうお分かりですよね?
そう、疾走騎士くんが見張りを行っている間は、完全に動きがありません。今ご覧になって頂いている通り、たとえ16倍速したとしても、11分以上、火を見つめるだけの疾走騎士くんを、映し続ける事になる訳です。
そのため、この時間を有効活用し、皆様お待ちかねの、クッキー☆を上映しようかと考えたのですが……。
今回はせっかくなので、早送りしている間、本RTAに登場しているキャラクター達の紹介を、行おうと思います。残念ね!
紹介するのは、現時点で疾走騎士くんとの関わりが多いキャラクターで、冒険者に限定させて頂きます(唐突にBGMとして流れ始めるほのぼの神社)
まず始めに疾走騎士くん。
言わずと知れたこのRTAの操作キャラクターですね。
来歴と邂逅が、苦難と孤独というWパンチをくらい、メンタルがヤバイ事になってました。なおRTA的にはうまあじだった模様。
元々は国に仕える軍の騎士で、伝令役として活動していました。
その頃は剣を使っていましたが、走者となった今は、二つの盾を持っています。
騎士の前は農民だったらしく、体力があるのもその為ですね。ただその犠牲に知力は低く、字は読めないようです。
でも学ぶ機会が無かっただけで、伸び代が無い訳ではありません。覚えようと思ったら普通に覚えてくれるでしょう。
多分魔術も使おうと思えば使えるんじゃないかな?(王者の風格)
……(でも覚える予定は)ないです。
疾走騎士くんのステータスは、純粋なナイトタイプ。元々HPとスタミナが高く、武器兼防具である盾を二つ装備し、攻撃力と防御力を確保している為、正面からの突破力は凄まじいです。
しかし、相手の背後へ忍び寄り致命の一撃を決める事もあるなど、時に忍者のような立ち回りも見せます。これもう分かんねぇな?
見たら軽く不快値が溜まるレベルで目が濁りきってます。しかし魔術師ちゃん曰く、それを除けば『気弱そうな奴』らしいです。つまりチワワ。そなたなど、まだまだ子犬よ。
次に、魔術師ちゃん。
都にある賢者の学院出身である、とても優秀な魔法使い。
疾走騎士くんと最初に一党を組み、今ではすっかり相棒的な立ち位置になりましたね。
彼女の魔術に関する才能は凄まじく、また、自身に妥協しない性格でもあった為か、努力を怠る事は無く、結果無事に賢者の学院を卒業しています。
賢者の学院を卒業するというのは、相当ハードルが高いらしく、その実績を得た者はその後も引く手数多で、エリートコースまっしぐらですね。
しかし彼女がその功績で得た自信は、ゴブリン相手に呆気なく砕かれました。学んだ事が何も役に立たなかったと自らの無力さを悟り、一からやり直す事を決意。
疾走騎士くんと一党を組んでからは、RTAに巻き込まれる形でクッソ濃縮された経験を得て、自信を取り戻しつつあるようですね。
戦闘力に関しては正直まだまだこれからですが、それでも黒曜等級にあるまじき強さを持っていますね。魔女さんに師事してからメキメキと成長を続けています。
無愛想な言動と鋭い目付きで人を寄せ付けない雰囲気ですが、自身の能力を認めてくれている疾走騎士くんや魔女さんとは素直に接しているみたいですね。
なおその胸は更に成長中であった。
自由騎士ちゃん
法と正義を重んじる至高神に仕える騎士であり、実は貴族の家系に生まれた御令嬢です。
何故貴族である彼女が冒険者となっているのかは不明ですが、恐らく至高神からの《託宣》があったんだと思います。
今のところ、ゴブリンに不意を打たれて気絶したり、疾走騎士くんに不意を打たれて押し倒されたりと、良いところはありませんが、彼女は鋼鉄等級として見ればかなり優秀な方です。
重量がある鉄鎧を身に纏いながら軽快に立ち回り、本来両手で扱う長剣を片手で軽々と振るっている事からも、その実力は明らかです。
一党のリーダーとしてメンバーからの信頼も厚く、彼女が優れた冒険者であることが伺えますね。
欠点としては、やはり不意打ちに弱い事でしょうか? 彼女の真っ直ぐな性格を現してるとも言えます。彼女の一党に、もう一人前衛が居ればいいんですけどね(目を逸らし)
鎧に秘められたその胸は意外と豊満であった。
圃人野伏ちゃん。
自由騎士ちゃん率いる鋼鉄等級一党のメンバーその1ですね。
彼女は圃人にしては珍しい、戒律が『善』の圃人であり、正義を志す自由騎士ちゃんの一党に加われているのもその為だと思われます。
しかし性格に関しては圃人の例に漏れずお調子者で、度々メンバーを呆れさせますが、そんな立ち位置から一党のムードメーカーでもあります。
自由騎士ちゃんが唯一敬語を使わない相手である事からも、気を許している様子が見て取れますね。……まあ、敬う必要すら無いと思われている可能性も十分にあり得ますが。
そんな彼女の実力についてですが、これが実は自由騎士ちゃんと同じく、鋼鉄等級として見て十二分です。弓の腕に関しては正直天才と言っても良いでしょう。
更に斥候として優秀なので、罠や敵の探知を行いながら一党をどんどん引っ張って行ってくれます。
彼女にも強いて欠点を挙げるなら、やはり圃人特有の体力の低さですかね? 集中力が切れて罠の解除に失敗、なんて事になる場合もあるかもしれません。
もう一人、斥候をこなせて体力があるメンバーが居れば、彼女の負担も相当減るでしょうけどね(目を逸らし)
その胸は圃人にしては豊満であった。
森人魔術師ちゃん。
自由騎士ちゃん率いる鋼鉄等級一党のメンバーその2です。
……魔術師ちゃんと名前が被ってるのでちょっとややこしいですね。
彼女は自由騎士ちゃんの正義に賛同し、一党に加入しました。メンバーの中では一番の年長者です。
どうやら、自由奔放な圃人野伏とは、度々言い争いになるみたいですね。
でも彼女達一党の様式美的な物なので、決して仲が悪い訳ではありません。
実力としては、これまたかなり優秀。魔術師ちゃんと遜色ない程です。
何でも《
しかし、魔術師ちゃんと同じく多勢に囲まれる事に弱いので、前衛がキチンと守ってあげなくてはなりません。優秀な盾役が必要ですねぇ!(疾走騎士くんを隠しながら)
その胸は魔法を扱う者として当たり前のように豊満であった。
女僧侶ちゃん。
自由騎士ちゃん率いる鋼鉄等級一党のメンバーその3です。
彼女は至高神に仕える僧侶で、自由騎士ちゃんからすれば先輩的な立ち位置にあります。
回復の奇跡が得意で、後衛として一党を支える縁の下の力持ちさんです。
一党の中では一番の常識人で、メンバーが目に余る行為を行おうとした際には、彼女が物理的な《
疾走騎士くんの影響で一党が暴走しかけているので、彼女の心労はマッハのようです。彼女達を制御出来る強靭な精神力を持ったメンバーがもう一人居れば、救われそうですね(疾走騎士くんを抱えて逃げ)
その胸は女神官と同じく平坦であった。
「ん……疾走騎士、交代よ」
おっと、ここで魔術師ちゃんが起きてきました。はて? まだ少し早い筈ですが?
「アンタばっかりに苦労させたくないのよ。あんなのと戦ったんだし、ちょっとでも多く休みなさい。アンタが万全な方が私も安心出来るし……」
ありがとナス! それではお言葉に甘える事にしましょう。
キャラクター紹介も終わる頃だったので、そろそろクッキー☆の上映に移るつもりでしたが、残念ながら
今回はここまでです、ご視聴ありがとうございました。
Q.女神官ちゃんが私に祈りを捧げてるぞ! ううっうぅうう!! 私の奇跡よ女神官ちゃんへ届け!! 辺境の街の女神官ちゃんへ届け!
A.そういや彼女、今は神殿に籠って祈りを捧げてるんでしたね……(ドン引き)
※今回のキャラ紹介は独自での設定を多く含んでいるため、この周回ではこうなってますという解釈でお願い致します。