【疾走騎士】ゴブリンスレイヤーRTA ドヤ顔W盾チャート 作:もふもふ尻尾
やっと漫画版3巻の冒頭まで来たよRTA、第十八部はぁじまぁるよー。
前回オーガを撃破した疾走騎士くん達は、馬車で街へと帰還しました。ぬわ~ん疲れたもぉ~ん。
早速ギルドへと向かい、依頼の達成を報告しに行きましょう! いざ鎌倉。
それにしても、結果的にあのオーガを無損害で倒せたのはかなりおいしいですね。
普通に戦うと、どうしてもオーガにターンが回ってしまい、前衛であるゴブスレさんか、もしくは走者のどちらかが攻撃を受ける事になります。
オーガの攻撃はクッソ痛いので、勝てたとしても傷の回復までに数日を要する事となり、大ロスが確定してしまいます。
しかしゴブスレさんの好感度を上げ、転移の
やっぱゴブスレさんは最高だな!
いつの間にか疾走騎士くんのHPがちょっと減っていますが、それは馬車の中で魔術師ちゃんの下敷きになった事が原因です。あのさぁ……。
着くぅ~。
「お、我らが英雄様の御帰還だよ!」
「ほう、あの戦鎚……また大物を狩ったようだな」
「ふふっ、本当に『また』ですね」
「銀等級の冒険者達とゴブリン討伐へ向かったと聞いていましたが、一体何が?」
オォン! ギルドに入ったところで、自由騎士ちゃん達一党に絡まれてしまいました。流行らせこら!
ちなみに今回の依頼は政治に関わる問題なので、口外は出来ません。
ギルドの評価に影響する可能性もあるので、コンプライアンス違反は……やめようね!
「別に良いわよ。なんなら今から報告する所だし、貴女達も良かったらどう?」
えぇ……何故か妖精弓手からお許しが出てしまいました。
ロスするのが嫌だからあしらうつもりだったんですが、こうなったら仕方ないので連れて行くしかありませんね……。
「お、お疲れ様ですゴブリンスレイヤーさん……」
受付嬢さんが明らかに動揺しています。
まあ、こんなデカイ戦鎚を疾走騎士くんが持ち帰って来たら、普通ビックリしますよね。
「あぁ、今戻った」
ゴブスレさんがパパパッと受付嬢さんに報告を済ませてくれます。
なのでこちらはこちらで、別の手続きを済ませましょう。
「おっ、帰ってんじゃ~ん!」
出たわね。監督官さんが現れました。
多分いつもの《
でも斜に構えてれば問題はありません。
「あのさぁ……もう《
おっ、そうだな!
そもそも銀等級の人達と一緒に行って来たんだから、誤魔化しようもないですからね。
それよりも疾走騎士くんの持っているこの太くて立派なモノに興味があるようです。
見たけりゃ見せてやるよ~。
「はえ~、すっごい大きい……」
「でも確かに軽い……軽くない? 前に皆でリーダーを持ち上げた時くらいの重さだよコレ」
「あっ、そうだ。この戦鎚でお前の《
「え、それは……」
「やめて下さいよホントに」
あ~もうめちゃくちゃだよ~。
持ち帰った戦鎚を彼女に見てもらおうとカウンターに置いたら、自由騎士ちゃん達一党まで群がって来てしまいました。
▼《?
ファッ!? こいつら勢いのまま
キミ達、鑑定スキルなんて持ってたっけ?
まあでも鑑定してくれたのは普通にありがたいですね。
手間が省けたのは助かるタスカル。
「ではこちらが報酬となりますね。お疲れ様でした」
おっ、どうやら報告も終わったみたいですね。
貰った報酬額は……なんと金貨一袋!!
政治絡みで、しかも銀等級の冒険者に宛てて出された依頼なので、高額なのは当たり前といえば当たり前なのですが、普通このような依頼は疾走騎士くん達新人には回って来ません。
それをゴブスレさんの好感度を上げておくだけで同行出来て、しかもクリアするだけなら後ろから付いて行くだけでも可能というウマさ、ヤバすぎぃ! やはりこの依頼はチャートから外せませんね!
これで暫く資金面の心配は要らないでしょう!
「じゃあ私達はこれで──」
あっ、待てぃ!(江戸っ子)
妖精弓手がその場を後にしようとしたので呼び止めます。
この戦鎚は先程、軽銀で出来ている事が判明しました。
しかしそうなると、一つ問題が発生します。
軽銀で作られた武器は、かなり価値が高いお宝です。
冒険で見付けたお宝は、冒険者達で山分けが基本。
普通であれば換金して分けるべきです。
しかしこの軽銀は素材としてかなり優秀なので、ここで手放す訳にはいきません。
という訳で譲って下さいお願いします! 何でもしますから!
「構わん」
ゴブスレさんは即OK。流石RTA唯一の味方だぜ!
女神官ちゃんもゴブスレさんがいいならと了承してくれたようです。
「それを持ち帰ってきたのはとっとこ丸じゃろ」
「うむ、拙僧達だけならば捨て置いていたでしょうからな」
鉱人道士と蜥蜴僧侶のお二人からもお許しが出ました。
後は一番厄介な二千歳児こと、妖精弓手ですが……。
「いいわ。でも、これで借りはチャラよ」
や っ た ぜ 。
借りが何の事かは分かりませんが、どうやら好感度が足りていたみたいですね。
ごねられて多少のロスが出る事を覚悟していましたが、彼等にプレゼントを用意したり、ゴブリンに捕まった森人を救助した恩恵が、ここで出たようです。
とにかくこれで全ての精算が終わったので、今回のクエストは完了!
大所帯だった一党も、解散となりました。
「私達はこれからこの街を拠点にするつもりだから、何か困った事があったら頼りなさい」
妖精弓手達は今後、この街で活動するようになります。
彼等はとても頼りになるユニットなのですが、妖精弓手だけはちょくちょく絡んで来てロスを発生させるRTAの敵と化すので、必要な時以外はなるべく遭遇しない事を祈っておきましょう。
さて、街に着いたのは夕方ですので、今日はもう冒険には行きません。
今回の戦利品を用いて、疾走騎士くんの新しい盾を作る為、工房へ向かいましょう。いざ鎌倉。
「あぁ? 軽銀だぁ?」
おうオヤジ! この太くて大きい立派なブツを加工して、新しい盾を二つ作ってくれ!
「出来ねえこたぁねぇ。しかし軽銀の武具となるとな……あー、今日はもう客も来ねぇだろ。ちぃと手伝ってもらえるか? そしたら今から取り掛かってやってもいい」
鍛冶を依頼すると、工房のオヤジが暇な時に限り、この選択肢が出てきます。
普通ならロスになりますが、疾走騎士くんの盾を新調する事で、今後短縮出来るタイムの事を考えれば、ここはお手伝い一択になります。
だから食事をする前にここへ来る必要があったんですね。
「ねぇ、鍛冶なんて全く分からないけど大丈夫?」
「構わねぇよ。ただこっちが言うタイミングで術をブチ込んでくれるか? コイツの加工は一気に温度を上げる必要があってな」
「分かったわ」
ちなみに、本来であれば軽銀の製造には雷の魔術を扱える術士が必要になります。
しかし今回は製造ではなく、元々武器として製造済みの戦鎚を加工する形なので、その必要はありません。
あ、補助素材にオーガのタマタマを選ぶのを忘れずに。
これがあるのと無いのとでは、完成品の出来がかなり違いますからね。
加工に必要な費用はさっき貰った報酬で十分足ります。
まだまだお金には余裕があるので、ついでに魔術師ちゃん用のクロスボウも欲しい、欲しくない?
ここで売ってるクロスボウには、レバーで弦を引くタイプと、ハンドルで巻き取って弦を引くタイプの二種類があります。
レバー式クロスボウは、レバーを引く筋力が足りない為、魔術師ちゃんには扱えません。
なのでここは巻き取り式のクロスボウ一択……と思いきや、こちらはハンドルを回す時間分リロードが遅くなっちゃうので、使い勝手が悪いんですよね。
「んな無茶言ってもうちにある品はそのどっちかだけだぞ」
大丈夫! ちゃーんと考えてありますぜ!
レバー式クロスボウのレバーを取っ払い、持ち手側の後ろにペダルを付け、ペダルと弦を繋げましょう。
これでクロスボウを地面に立ててペダルを踏むと、自身の重さで弦が引ける構造に出来ます。
これは『立たせてやるか! しょうがねぇなぁ』と呼ばれる改造法です。
盾の縁を研いで刃にする改造法『ちょっと刃ぁ当たんよ~』と同じく、RTAだけでなく通常攻略でもよく使われるお手軽強化ですね。
この改造を施すとなんと! リロードの早さが10秒に1発撃てるくらいの早さになります!
巻き取り式のクロスボウが大体1分1~2発撃てる程度なので、まあ差は歴然ですね。
更に使用者の重量が重ければ重いほど、その分ペダルを踏んだ時に弦が強く引けるので、撃ち出すボルトの威力が上がるという特性もあります。
つまり魔術師ちゃんのメガトン重量がここで遺憾無く発揮出来るって寸法よ!
「分かった分かった、それもやっておいてやる。ったく、ゴブリンスレイヤーといいお前といい、面倒な注文ばかりしやがって……」
ありがとナス!
料金はライトクロスボウ一本分だけで良いみたいです。
うまくいったら今後商品化したいとか。
アイデア料ってやつなのかな?
あ、鍛冶作業は特に見所が無いので倍速しまーす。
カカカカカカカカカカカカカカン!カン!カン!カン!
──なんで等速に戻す必要があるんですか?
ファッ!?
魔術師ちゃんに《
「その……ゴメンなさい。火力を強くしすぎて……」
「うぅむ、こりゃあ素材の質から変わっちまったかもしれねぇな……」
ウッソだろ魔術師ちゃん!? こんな時にクリティカル引いたの!?
戦闘ならまだしも、繊細な技術が求められる鍛冶にメガトン級の《
やべぇよやべぇよ……鍛冶に失敗した場合、装備の品質が下がるだけでなく、下手をすると素材ごとロストもありえます。
取り敢えず完成品が無事か確かめてみましょう。
暴れるなよ……暴れるなよ……。
……あちゃー、形はちゃんとした盾ですが、真っ黒に焦げてしまっている。ハッキリ分かんだね。
あと何だか黄色い炎みたいなオーラが見えるような気も……?
とにかく完成した新品がゴミクズだったら今までの苦労が水の泡。最悪リセも視野に入ります。
せめて性能だけでも使えるレベルであればいいのですが……。
おお! 魔法攻撃に対する防御力が半端無い高さです!
ちゃんと正面からガード出来れば殆どの魔法を無効化出来るでしょう!
疾走騎士くんは遠距離からの魔法攻撃が弱点なので、これはありがたい!
では早速装備してみましょう。
…………何これおっっっも!!
いや、盾として見れば普通の重量なんですよ? 今まで使ってた鉄製のカイトシールドと大差無い程度です。
ただ軽銀の軽さが完全に失われてますね……はーつっかえ、これだからメガトン魔術師ちゃんは……。
あ、でも他のステータスは軽銀のまま完成した時と大差無さそうです。
どうやら魔法防御力と重量がトレードオフになっただけみたいですね。
というか軽銀自体はかなり優秀な素材なので、性能的にはぶっちゃけ文句無しです。
盾が軽くなって疾走騎士くんの疲労が少なくなったら魔術師ちゃんを置いて一人でバリバリ稼ぐ事も考えてたんだけど、その代わりに魔法を放ってくる強敵相手に安定性が増したので実質プラマイゼロ! チャートを修正してRTAを続行します!
「でもこの色ってもう銀とは呼べないわよね……」
取り敢えずこの盾は『暗銀の刃盾』とでも呼ぶ事にしましょう。
それじゃあ今後はこのアンアンギンギンの刃盾をメインウェポンとして使用し
今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
Q.何で魔術師ちゃんの《
A.彼女のメガトンっぷりが伝染したんやろなぁ(諦め)