サクラ大戦外伝~ゆめまぼろしのごとくなり~   作:ヤットキ 夕一

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 内部からの突破作戦は早々に実行された。

 というのもこの件が起こる直前に花組が戦闘をしていたという情報を掴んでいた状況からである。

 宗次達には戦闘の結果までは分かってなかったが、仮に戦闘に決着が付いていて勝っていたとしても、連戦になりかねない花組の投入に慎重になるのは予想が付く。そしてまだ戦闘中や敗北していた場合には現時点での応援はあてにできない。

 いずれにしても封印・結界班のメンバーの霊力が尽きる前に応援を呼ぶなり、状況改善の糸口を掴めなければ、無防備になったところを蒼角モドキに襲撃されて終わりだった。

 状況は早期解決にかけるしかないのだ。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 轟音と共に走る雷撃。

 梓弓──『神弓(しんきゅう)光帯(こうたい)』という銘──を構えたせりが切羽詰まった様子で叫んだ。

 

「副隊長! 行って!!」

「心得た! 白繍、お前も早く撤退を」

「了解しました!!」

 

 地下からあがってきた場所で、宗次とせりは蒼角モドキと遭遇して交戦となったのはある程度想定していたことだった。

 そのため当初の予定通りに宗次を先に向かわせるのは、せりの霊力である雷の属性を帯びた矢による一矢、“天鏑矢(あまのかぶらや)”で隙を作ることで無事に成功した。

 

(よしっ!)

 

 ねらい通りの成果にせりは思わず歓喜したが、それを露わにできる余裕はない。

 その後、蒼角モドキはせりを追いかけ回してきたが、大柄な機体が邪魔になるような地形を選んで逃走に徹し、たまに宗次を追いかけないように挑発するように矢を放ち、とにかく逃げる。

 どうにか時間を稼いだ今は一時的にその気配が遠ざかり、せりは久しぶりに大きく息を吐いた。

 

「……とりあえず第一段階はクリア、ってところかしら」

 

 肩で息をしながら、矢筒の矢の残量と自分の弓『神弓・光帯』を確認する。実家の神社に伝わる弓で、霊力を通すことで光を帯びることがその名の由来らしい。

 

「あとは副隊長が外に出るか、侵入を試みてる月組に接触できれば事態は好転するはず」

 

 そのためには、宗次の逃走を手助けしなければならず、蒼角モドキを追わせないように気をつけなければならないし、かといって近接戦闘能力が劣るせりは相手に近づかれてもいけない。

 今まではどうにか匙加減が上手く行っている。

 

「うん。そろそろもう一回引きつけて、そうすれば十分かな」

 

 もう一度交戦し、後は退こう。

 そう決意したせりは耳をすませて魔操機兵の出す音や、探査のために霊力で周囲を探る。

 

「──え?」

 

 が、反応がない。

 ひょっとして副隊長を追いかけられたか、とせりが焦ったときのことだ。

 

「ッ!!」

 

 轟音と、多くの瓦礫と共に蒼角モドキが上から落ちてきたのだ。

 とっさに飛んで瓦礫や魔操機兵の下敷きになることは避けたが、飛んだ破片が足に当たり、その感覚を麻痺させる。

 そして横っ飛びに飛んだせいで姿勢は完全に崩れていた。

 せりは即座に魔操機兵へと向く。足が痛むがそんなことを気にしている暇はない。

 蒼角モドキはせりの方へと向き直り、その高い機動性で一瞬で距離を詰め──

 

(ダメッ!!)

 

 と思って固く目を閉じたせりだが、衝撃はこなかった。

 代わりに何かが付近を通り抜けることで起こった猛烈な風と、さらには巨大なものと強い力がぶつかり合う衝撃、そして遠くで吹っ飛ばされたものがぶつかるような金属音が聞こえた。

 

「──大丈夫!?」

「え……?」

 

 聞こえるはずのない人の声にせりは呆気にとられ、きつく閉じていた目を開ける。

 そこにいたのは──

 

「た、隊長!?」

 

 白い狩衣型の男用夢組戦闘服を身にまとい、刀を手にした武相 梅里だった。

 

「なんで、こんなところに!?」

「説明は後。走れる?」

「あ……」

 

 梅里が差し出した手を取ると、意外に強い力でひょいと立たされる。しかし……

 

「──ッ!」

 

 思わず顔をしかめた。先ほどの破片で痛めた足が思いの外に悪く、とても走れる状態ではない。

 せりの表情でそれを察した梅里は刀を納めつつ、せりの肩を掴むと抱き寄せるように体を近づけた。

 

「え?」

「ほいっと」

 

 戸惑うせりの両足を払って宙に浮かせると、そのまま反対側の手で足を抱える。

 

「ちょ、ちょっと隊長!!」

「抗議も後! 走るよ!!」

 

 遠くで吹っ飛ばした蒼角が動きを再開させる前に、その場を逃げ出した。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

「──ここまでくれば、大丈夫かな」

 

 梅里がそう言って、抱えていたせりを降ろす。

 

「~~ッ」

 

 抱えられていたせりは降ろされてもしばらくの間、顔を赤くしながらうつむいていた。冷静に考えたらとても恥ずかしくて、梅里をまともに見ることができなかったのだ。

 

「白繍さん、これはどういう状況?」

「え? 隊長、状況わかってるんじゃないんですか? てっきり巽副隊長と合流したのかと……」

「宗次とは会ってないけど。そういう話ってことは外への連絡役の決死隊ってところかな?」

「ま、まぁ、概ね合ってます」

「わかった。とりあえずお互いの情報交換といこう」

 

 梅里とせりはそこでお互いに外と中の状況を説明し合った。ついでに痛めたせりの足の応急手当ても行う。

 中では脇侍が魔操機兵・蒼角の破片を取り込んで暴走し、それが暴れたせいで爆発が起こったこと。とりあえず死者や危篤者はおらず、多くの隊員達が地下施設に潜んで封印・結界班の結界でこらえている。

 状況を打破するために、宗次とせりが外への連絡役として脱出を試み、せりの支援によって宗次が外へと向かったこと、といったところだ。

 逆に梅里の説明は、外では花組が戦闘に勝利して白銀の刹那を討ち取ったものの、消耗が激しく連戦を避けて撤退していること。夢組も同じく消耗が激しいので待機を命じられていること。そして現在、状況把握のために月組が施設内への侵入を試みている、といったことだった。

 

「……ん? なにか、おかしいような……」

「なにが?」

 

 梅里の説明を聞いたせりが眉をひそめる。そして聞いた内容を反芻する。

 現在、月組が侵入を試み、花組は待機。夢組も待機……

 

「って、待機!?」

 

 せりがバッと顔を上げて梅里を見る。

 一方、梅里は「あ、バレちゃったかー」と言わんばかりに苦笑していた。

 

「夢組は待機じゃないんですか!?」

「うん。そういう指示だね」

「で、月組が侵入を試みてる中で、なんであなたがここにいるのよ!!」

 

 ついに梅里相手にせりの敬語がなくなった。

 

「いや、待ってるのは性に合わないと言うか」

「性に合う合わないの問題じゃなくて、命令でしょ! なんで守らないのよ!!」

「……この前、命令だって言っても散々、反抗したのは誰だっけ?」

 

 ボソッと梅里が言うと、せりは顔を真っ赤にする。羞恥と、そして怒りで。

 

「~~ッ!! それとこれとでは状況が違うでしょ!!」

「状況ね……確かに違う、よな」

 

 そこで急に梅里の表情が変わった。その変化を感じ、せりは驚く。

 梅里は立ち上がり、自分の腰の得物を確かめるように触れ、せりの方は見ようともせずに言った。

 

「白繍調査班頭、キミに指示を出す」

「……なによ」

 

 あまりの豹変に、そう強がるのが精一杯だった。

 

「今から他の隊員達が立てこもっている場所に戻り、皆を連れて脱出するように」

 

 そういって梅里は自分がやってきた方向を指示した。

 

「この先には人が徒歩なら通れるルートがある。そこを通れば外まで行ける」

「それって、隊長がきた道ってこと?」

 

 せりの問いに梅里はうなずいた。

 

「月組が侵入を試みてるって言ってたのに、どうしてそれよりも早く来れたのよ」

「上は音信不通になってからかなりの時間が経ってるのに、未だに音沙汰がないのを深刻に受け止めてる。おかげで事態は花組の霊子甲冑での突入が前提になっているんだよ。蒼角の破片が暴走していることは予想できたからね」

 

 取り残された者を助けるにしても、助けに入る者がまともに戦えなければ、無駄に犠牲者を出すことになりかねない。ゆえに月組も無理な侵入と検索はせずに、ルート構築に仕事を変更していた。

 加えて施設に取り残されている側については、夢組の封印・結界班が多数参加している状況から籠城可能であり、よほどの長時間にならなければ救援を待つことは可能と判断している。

 

「だから月組は霊子甲冑が通れるという前提のルートの検索を行っている。それを気にしないで来た僕が先に来られたってわけ。納得した?」

「ここにいる理由については、ね。指示についてはまったくしてないんだけど」

 

 せりの言葉に少し怒気が混じったことに気が付いたのは、この数ヶ月間の食堂での付き合いのおかげだろう。

 

「みんなで通る? 脱出口が分かっていても、その道中の安全が全く確保されていなかったら無理じゃないの。怪我人だっているのよ?」

「それは、大丈夫」

 

 振り向いた梅里は笑みを浮かべていた。

 

「僕が、あの蒼角の相手をするから」

 

 その言葉に、いや狂気さえ感じられるその笑顔にせりはしばらく反応できなかった。

 

「……正気?」

 

 やっと出たのは、そんな言葉。

 

「もちろん。僕が押さえ込んでる間にみんなが通過すれば安全に通れるだろ。おまけにルート検索中の月組が不意に遭遇することもない」

「そんなこと問題じゃないのよ。問題なのはあの蒼角モドキの速さよ。分かってる?」

「元のは先月の戦闘で見た。それにさっきも少しばかり戦って体験してる。ほぼオリジナルと同じくらいの速さだね。満月陣の身体能力強化を前提にすれば、対応できないわけじゃない」

 

 梅里は夢組隊長として、花組と蒼き刹那との戦いに戦術サポートとして参加し、その性能を見て知っていたのだ

 

「脇侍とは訳が違うのよ? あの攻撃を食らったら」

「もちろん、満月陣を使っていてもひとたまりもないだろうね」

 

 そう言って梅里は──よりいっそう笑ったのだ。

 

「──ッ!!」

 

 それを見てせりの背筋に悪寒が走る。

 ここにきて、ここまで話して、ようやくせりは梅里の本質に思い至った。

 かずらから相談を受けたとき、彼女は梅里を勇敢だと言った。

 だが、違う。

 違うということに、せりはたった今、気が付いた。

 

 

「あなた……死ぬ気でしょ」

 

 

 せりの問い。それに梅里はすぐには答えなかった。

 ただ笑みを浮かべて、答えるのに少し躊躇ったのか苦笑気味に眉が歪み、そしてまた戻る。

 

「……そうだけど。それがどうかしたかな?」

「なッ!?」

 

 覚悟はしていたが、さも当然とばかりに答えた梅里に絶句するしかなかった。

 この男は、恐怖心を乗り越えているのではない。死をむしろ望んでいるのだ。

 

「なんで……そんなこと、許されるわけ無いでしょ!」

「白繍さんってキリシタン? ……なわけないか、神道系だもんね」

「……バカにしてるの?」

「いや、キリシタンは自死を禁じているのを思い出して。コーネルだったら真剣に喧嘩だったなぁ」

「私だって、そんなの許すわけ無いでしょ!」

「なんで?」

 

 梅里は不思議そうな顔でせりを見た。

 

「僕の命一つで、大勢の人が助かるんだからいいじゃないか。単純な計算だと思うけど。僕なら、あの蒼角モドキを差し違えてでもくい止められるからね」

「違う……全然違う。そんなの、許されるわけがない!」

 

 せりは自分の言葉が震えているのに気づいた。

 恐怖を感じているわけではない。確かに今の梅里はおかしく、狂気さえ感じる。

 だが違う。せりが感じているのは悲しみだ。

 その狂気の裏に見え隠れする梅里の深い深い哀しみがせりには感じられたからだ。

 だがそれは、梅里の心に踏み込むことに他なら無かった。

 

「許されない?」

 

 梅里の顔から、絶えなかった笑顔がついに消えた。

 

「……いったい誰が許さないって言うんだよ」

 

 しかし怒りを顕わにしているわけでもない。ただ単純に無感情。だがその狂気をはらんだ空気は、怒りよりも恐ろしく、そして危うい。

 そんなところに踏み込むのには勇気が必要だった。

 だが、せりはその勇気を持っていた。この人を放って置いたらいけないと、持ち前の世話好きな気質がそれを許さなかったのだ。

 そして思い浮かんだのは、梅里の戦う姿に心惹かれた少女と、彼に認められたくてその背中を追う仲間の顔だ。

 

「あなたが悪に立ち向かう姿を見て、あなたにあこがれてる人がいる。あなたを尊敬し、付いていこうとしている人がいる。それでも、それを見て何も思わないの?」

「勝手な物言いだよ、それは」

 

 そんな梅里の、まったく意に介さない言い様は冷酷にさえ思えた。

 

「僕は最初から考えを変えてない。誰かの命を、僕のこの命を賭して助けに来た。僕は、死に場所を求めてこの帝都に来たんだからね」

 

 梅里は、ついにこれまで誰にも言わなかった本音を話した。

 あやめに初めて会い、華撃団への再度の誘いを受けたあの日に思いついた、その考えを。

 

「ふざけないで! あなたは夢組隊長、いえ帝国華撃団員として失格よ!」

 

 だがせりは拒絶するように手を振りかざす。

 その勢いで思わず涙があふれ出た。華撃団の誇りを侮辱されたように思えたからだ。

 

「悪を蹴散らし正義を示す、それが帝国華撃団よ!! 華撃団は帝都を守る希望なの。その華撃団の一隊長が、希望どころか絶望に支配されていて、許されるわけ無いじゃない!」

 

 せりが怒りとともに言い放つ。

 

「隊員が希望を持たないで、どうやって人々に希望をもたらせられるのよ! 華撃団は死にたがりがいていい場所じゃない! それに──」

 

 ここが分水嶺だと分かっていた。

 これ以上踏み込めば、後戻りはできない。逆に言えばここまでならまだ引き返せる。これ以上深く関わりたくなければ、踏み込まなければいいだけだ。

 しかし── 

 

 

「──あなたが失った人は、あなたが命を粗末にすることを望んでなんて無いッ!!」

 

 

 そこへせりは踏み込んだ。それはもう彼女の、悲しむ人を放っておけないという世話焼きな性分によるもの、としか言えない行動だった。

 そしてそんなせりの目の前にいる男──今は一見すれば冷徹に見えるその男──はどうにも危なっかしく、そして心の底では助けを求めているように見えたのだ。

 だから彼女は踏み込んだ。

 しかしそこは梅里にとっての犯すことを許さない聖域であり、せりの行動はそこを土足で踏み抜いたことを意味する。

 

「今、なんて言った?」

 

 無表情ながら圧倒的な怒気が梅里から発せられた。

 いや、無表情ではない。すでに彼の目は今までに見たことがないほど鋭いそれへと変わり、せりを睨んでいる。

 もはや殺気に近いその生の感情は、ぶつけられた人を容易く震え上がらせられるほどに強く激しい怒りだった。

 だが、せりは負けない。負けられない。その覚悟は、できている。

 ──彼の近くに佇む、あの姿が目に入ってしまったから。

 

「お前に、なにが分かる!! (オレ)と鶯歌のなにが分かるって言うんだよ!!」

「分かるわよ!!」

 

 初めて聞く梅里の“俺”という一人称に乗せられた怒りに圧倒され賭けながらも、せりは絶対に退かなかった。

 

「分かるわけ無いだろうがッ!! 鶯歌のことも知らないくせに!!」

「知らないわよッ! その人が「おうか」って名前だってことも分からない。でも──」

 

 せりの目が、梅里からほんのわずか、横にずれる。

 それは本当に微妙で分かりづらい変化だったが、その視線はちょうど一人分ずれていた。

 

 

「──なんで、あなたの傍らにいるその()は、どうしてそんなに悲しげな目であなたを見ているのよ!」

 

 

「え……?」

 

 梅里が発していた怒気が急に霧散した。

 

 

「いま、なんて……言った?」

 

 

 奇しくも先ほどと同じ言葉だったが、その迫力はまるで違う。

 

「あなたの傍らに、悲しい目であなたを見ている人が、霊がいるのよ」

 

 霊感は最も優れていると評されたせりの霊視は、梅里の隣にいる、髪をポニーテールにまとめた娘の霊をハッキリととらえていた。

 それはいつ現れたのかはわからない。気が付けば、梅里とせりが言い合いになっている間にそこに漂っていた。

 だが、その悲しげな目はすべてを物語っていた。この梅里のおかしな態度の原因に彼女が絡んでいるということを。

 梅里の視線が、せりの視線を追うように自らの傍らへと動く。

 

「……見えて、いるのか?」

 

 せりは大きくうなずく。

 梅里の目には何も見えない。

 しかし、彼女の霊感は人並み外れている、と言った宗次の言葉を思い出していた。

 

「そこに、いるの?」

 

 再度、せりは大きくうなずく。

 たとえ彼には見えなくとも、せりの目にはハッキリ見えていた。梅里のそばに、彼と同年代くらいの優しい雰囲気を持ちながら、彼を悲しい目で心配そうに見つめる娘の姿が。

 

「お、うか……?」

 

 憑き物が落ちたように、梅里に表情が戻り、そして目からは涙があふれ出す。

 崩れるように膝立ちになり、両手は何かをも止めるように虚空に向かって開かれる。

 

「いるのかい? そこに……」

 

 梅里の目には、やはり彼女の姿は見えていなかった。

 せりにもそれは何となくわかった。こればかりは理由が分からない。しかしせりの霊視の力がある目には、彼女の姿がハッキリと見えていたのだ。

 

「鶯歌! 鶯歌ぁぁ……!!」

 

 梅里が何度呼びかけようとも、その声に応えはなかった。

 それでも梅里が、まるで存在を認識してるかのようにそこを凝視しているのは、何かを感じてのことかもしれない。

 開かれた梅里の腕はしっかりと彼女を抱き、彼女もまた梅里の顔をその体で受け止め覆うように──まるで抱きしめているように、せりの目には映っていたのだから。

 




 このシーンが書きたかった、というシーンです。
 梅里がやむなく幼なじみを手にかけた、というのは旧作では「1」のころはなかった設定で、「2」からのものでした。それをあえて「1」の時代からやったのは、このシーンの終盤を書きたかったからなんです。
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