サクラ大戦外伝~ゆめまぼろしのごとくなり~   作:ヤットキ 夕一

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※本編ではないので、作者の話とかウゼー、どうでもいいわー、という方は全編それですのでご注意ください。

※紹介分には本文の内容も含みますので、スルーor後回しにしていただいて構いません


 というか、↑の理由と長いので後読推奨です。



その他
登場人物紹介等【後閲推奨】


 ここでは、本作オリジナルの登場人物の紹介と、オリジナルの設定について紹介します。

 サクラ大戦オフィシャルの登場人物については紹介するまでもないことですので、ここでは省きます。

 なお、設定についてはオリジナル設定だけでは混乱を招きますので、あくまで本作の中(だけ)での設定と思ってください。特に夢組関係は夢組という組織がある程度で、それ以上の細部は本作オリジナルですので、ご注意を。

 

【目次】

▼主人公(武相梅里)

▽ヒロイン(塙詰しのぶ・白繍せり・伊吹かずら)

▼夢組幹部(巽宗次・アンティーラ=ナァム・山野辺和人・秋嶋紅葉・松林釿哉・コーネル=ロイド・大関ヨモギ・ホワン=タオ)

▽その他の隊員達(八束千波・遠見遥佳・近江谷絲穂&絲乃・御殿場小読)

▼組織図

◆敵(オリジナル上級降魔「十丹」・魔操機兵「童子シリーズ」)

 

<登場人物>

【主人公】

◆武相 梅里(むそう うめさと)

・1905年生。大神・加山よりも二つ年下で18歳。

・米田一基の推薦により民間登用での隊長となる。(大神就任前に花組隊長だったマリアに続く2例目)

・外見は、長くも短くもない黒髪に、少し下がり気味の大きめの目。年齢よりも下に見られることが多い。

・性格は基本的に穏やか。困ると頬をかくクセがある。

・普段着は、薄黄色のシャツ、鉄紺(黒っぽい紺色)のズボンもしくは袴に、濃紅梅(こきこうばい)(濃い暗い紅色)の羽織を着ている、和洋折衷スタイル。特に濃紅梅の羽織は彼のトレードマークで、休憩時間はコックコートの上に羽織ることも。

・得物は刀。武相家代々に伝わる霊刀の一振りで『聖刃・薫紫(せいじん・くんし)』。危険察知能力を備えており、危機が迫ると薄紫のオーラを出す。

・茨城県水戸市出身。

・使う剣術は柳生新陰流の流れをくむ家独自の流派。武相家の初代が水戸徳川家に召し抱えられた際には柳生新陰流を会得しており、自身の調伏術に合わせたためほぼ独自の傍流になった。それも含めて「武相流調伏術」というものがある。

・その霊力の属性は闇を祓う光である「月」の属性。

・しかしその本質は「鏡」であり、己一人では輝けない月のように近くにいる者の霊力の属性を帯びることもできる。

  ※武相流剣術奥義

  ・三日月斬:三日月型の斬撃波動を飛ばす。遠距離・対空攻撃。

  ・半月薙 :逆手で地面に半円を描き、壁のような半円形の波動を飛ばす。範囲攻撃。

  ・満月陣 :球状をした霊力の光に包まれ、身体能力を飛躍的に向上させる強化技。

・満月陣は「鏡」としての完成であり、これを会得することで免許皆伝となる。応用の幅が広く派生技も多い。

・なお、強すぎる魔を滅するために編み出された「禁忌」となる技も存在している。

 

   ◇四方 鶯歌(しほう おうか)

    ・梅里の幼なじみであり、同い年。婚約者同然だった。

    ・本編開始時にはすでに故人。

    ・明るい性格で、セミロング程の長さの髪をポニーテールにしていた。

 

~作者コメント~

・旧作との違いは、名字が「夢相」だったのを「武相」に変えたのと「2」で追加された「幼なじみを失った」という設定を組み込んだくらいです。性格もそれに併せて多少変えたくらいで、極端には変えてません。

・名前の由来は

   夢(組)→夢想→夢相→武相。

   「梅里」というのは水戸黄門こと光圀の歌号の一つを訓読みしたもの。

・梅里には特にイメージしてるキャラがおらず、そのせいで書いていて性格や台詞にブレが出ているように感じてます。口調が突然大人びたり、子供じみていたり、と。

・↑の名前の色がイメージカラーの紅梅の色(『梅重(うめがさね)』という色)になってますが、戦闘服の色は隊長色の白ですので。

・さすがにこの赤ピンク色をした羽織を着る主人公はどうなんだろう、と思って、羽織には違和感のないように『濃紅梅』を採用しました。

・普段着は「紅梅」で戦闘服は「白梅」となったかなと。ちなみに普段着のシャツが薄黄色なのは「蝋梅」からでもあります。

・鶯歌の名前の名前の由来は梅と相性がいいとされる鶯(ウグイス)の鳴き声=歌、から。

・その名字は茨城県南の象徴である筑波山の別名・紫峰(しほう)→四方と変換。

・『聖刃・薫紫』という銘は「聖人君子」から。危機察知能力は「君子、危うきに近寄らず」から。旧作では「君子」だったのですが「薫紫」と改めました。

・危機察知でオーラがでるのはOVA版ロードス島戦記でパーンの決戦武器になった剣がモデルです。

 ──ところで、あれってヴァンブレードでしたっけ? ロウフルソードでしたっけ? シナリオ的に魔剣サプレッサーでは無いのは間違いないですが。

 

【ヒロイン】

→三人ともサクラ大戦のメインヒロイン真宮寺さくらから幾分か要素を受けました。

・しのぶはその名前の元になったのが「シバザクラ」。

・せりは名前の植物とキャラのイメージと合わせたこと。

・かずらは語感。音と縁深い彼女とメインヒロインだったさくらの語感を合わせた。

 

◇塙詰 しのぶ(はなつめ しのぶ)

・1903年生まれ。20歳。大神、加山、巽と同い年で梅里より上。

・髪型はロング。食堂勤務の時はアップにする。

・目が普段閉じているかのように細い。

・が、驚いたりして感情が高ぶると多少瞳が見えることがある。

・スレンダーな体型。背は低くないがヒロイン3人の中で胸は一番無い。普段から和服なのであまり目立たないが。

・一見、のんびりとした性格でマイペース。物怖じしない。

・夢組の本部付の副隊長。隊長補佐が主な役目。

・軍出身の宗次と対するように陰陽寮から派遣された陰陽師。米田推薦の梅里、軍属の巽、陰陽寮からのしのぶ、と設立に関わった者達の主導権争いが見える。

・巫女服型である女性用夢組戦闘服の袴の色は紅紫色(マゼンダ)。

・いろいろとこなせる完璧な彼女だが実は料理が苦手。華族のお嬢様なので経験もないがセンスもない。バレないようにさりげなく厨房からも距離を置いている。

・武器は扇。霊力で写し身をつくり、その大きさを変えて攻防に使う。

・扇の銘は『深閑扇(しんかんせん)』。3本一組で~(のぞみ)~、~(ひかり)~、~樹神(こだま)~、の銘が付いている。

・それぞれ「支援」「攻撃」「防御」重視の性能で、見た目は描いてある絵が違う。~希~は花鳥画(四季が題材で、桜→緋鯉→紅葉→千両)、~暉~は天候を描いた絵(晴天→雷雨)、~樹神~は山水画。

・それぞれ本体があって肌身離さずもっているが、戦闘で使うのはを基本的に霊力で作ったその写し身。~樹神~は攻撃を受けきれずに壊れることもあるが何度も出てくるのはそのため。

 

~作者コメント~

・旧作の土御門 春歌をリメイクしたヒロインその1です。

・名前の由来はサクラ大戦である以上、メインヒロイン=桜であり、地に咲く桜ということでシバザクラを設定。その異名であるハナツメクサから名字、シバザクラが所属するハナシノブ属から名前をとりました。

・塙詰の字は「花詰草」なので「花」を検討するも梅里の名字を「夢」から変えたので「花」を除外。華撃団から「華」も除外。彼女の必殺技が「地面に眠る力を花開かせて引っ張り出す」というものであり、旧キャラの名字が『土御門』だったのもあって土編の「塙」に決定。

・イメージカラーもシバザクラの色からです。

・彼女の場合、名前もですが外見や性格も結構変わりました。元はもっと何も考えてないような天然系ヒロインだったので。

・外見イメージの線目、スレンダーは『FLOWER KNIGHT GIRL』のウメから(髪の毛の色違いますが)。性格的にも口調も違いますけど。

・旧作のキャラでは武器があやふやだったのですが扇としました。

・大きくなったり、攻防に使えるのは、サクラ大戦のシナリオ担当あかほりさとる氏の「源平伝NEO」という作品に出てくる(たいら)時忠(ときただ)が使う霊帯剣・守扇(もりおうぎ)がモデルです。悪役側でしたが扇をでかくして盾にしたのを見て気に入ってました。(マイナーなネタですみません)

・扇の銘『深閑扇(しんかんせん)』はもちろん「新幹線」から。

・名前をつけようと思ったときに、名前のある扇ということで「芭蕉扇」を思い出し、それのように「せん」で終わるのないかな、と考えていたら山手線、埼京線(最強扇)(強そう)、京浜東北線とロクなものが思い浮かばない。

・「なんで関東? しのぶは京都出身なんだから関西じゃないと──でもあっちの電車なんて知らないし……あ、新幹線があるじゃないか」というわけでこうなりました。

・そこからは悪ノリです。最初は「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3本以外にも、シンカリオン熱がヒートアップして、「つばさ」とか「こまち」も入れよう。「はやぶさ」も……と思ったところで、「つばさ」あるのに「つばめ」とか「はやぶさ」も入れるの? と冷静になり、際限なくなるので京都に停まる3本に限り、誤魔化しも含めて~(のぞみ)~、~(ひかり)~、~樹神(こだま)~の字をあてました。

・回復用の黄色いのも入れた方がよかったかな?

 

 

◇白繍 せり(しらぬい せり)

・年齢は梅里と同い年。(梅里は早生まれなので17歳)

・夢組調査班頭。食堂ではナンバー2の副主任。

・髪の毛を後頭部で二つに分けてまとめている。

・給仕も調理も高いレベルでこなせる上、梅里には欠けている経済感覚も持つ。

・調理は元々センスもあったし、大家族の長女なので経験も豊富。

・ただ、料理の腕はちゃんとした修行をした梅里にはやっぱり及ばない。

・夢組としての能力は調査班頭として極めて優れた霊感を持ち、霊視能力も持つ。

・──が、他の副頭二人の能力(かたや霊力を演奏に乗せて反響を感じ取る。かたや対人捜査最強の読心・サトリ能力者)が強すぎて地味。

・霊視も他に千里眼(遙佳)や未来視(ティーラ)がいるのでやっぱり目立たない。

・戦闘服の袴の色はシアン。

・普段着は食堂の服──と思えるほど着ているが私服はもちろん違う。当時の一般的な庶民の服、小袖をよく着ている。

・地方の神社の家に生まれて巫女として育てられた。

・合計5人きょうだいの一番上。

   長女:せり

   次女:なずな

   長男:護行(もりゆき)

   三女:はこべ

   次男:小平太(こへいた)

で「1」の時点では存在しておらず、翌年に生まれることになる

   四女:鈴菜(双子・姉)

   五女:鈴代(双子・妹)

がおり、最終的には7人きょうだいの一番上になる。

・巫女と言っても神聖な感じではなく庶民的。しっかりもので世話を焼くのが好き。

・武器は弓矢(破魔矢)。「神弓・光帯(しんきゅう・こうたい)」という梓弓を使う。

 

~作者コメント~

・実質的なメインヒロインですよね、この人。

・旧作の風祭菜美をリメイクしたヒロインその2。彼女の場合、しのぶとは対照的に外見から性格までほぼ変わってません。「2」で明らかになった嫉妬深さを「1」の頃から付け加えているくらいで。

・名字の由来は、鴬歌が実は梅の木には来ないウグイスなのに対して、梅の木によく来るメジロの「白」と、その中国名の繍眼鳥から「繍」をとり、「しらぬい」という読み方を当てたもの。(「繍」の字は「ぬいとり」と読むので当て字です)

・メジロは一生添い遂げるほど夫婦愛が強く、上記の理由を含めてそんな特徴がせりのキャラにマッチしたために採用。

・名前の方の由来は「芹」。食用としてなじまれていたり、一方で毒芹というものがあったりと彼女のキャラ(庶民派キャラだが危険なほどに嫉妬深い)イメージに合うので。

・イメージカラーのシアンは「芹」からではなく、霊力属性の「雷」から。まぁ、先ほどの「毒芹」→毒→シアンというのもほんの少しありますが。

・外見や台詞・行動のイメージは幼なじみ系で世話焼き好きのヒロインから浮かべているので書きやすい。思い浮かべるのは主に髪型的にも『センチメンタルグラフティ』の安達妙子で、台詞とかで『鑑これ』の葛城とかですかね

・嫉妬深さは気がつけば規格外になってました。調べ物をしていたら、真宮寺さくらが大神の背中をつねるのを指して「嫉妬深い」と評しているのを見て「これで嫉妬深いのか」と自分の感覚がおかしくなっていたのに気づきました。そんなのが可愛いくらいに嫉妬深いのがせりです。

・武器の弓は巫女ということで神事に使う梓弓にしました。名前も付けて『神弓・光帯』としましたが「新旧交代」が語源です。

・芹が春の七草ということできょうだいは全員、春の七草から。護行(もりゆき)は音読みで「ゴギョウ」となりますし、小平太(こへいた)は「ホトケノザ」の異名の「タビラコ」→「太・平・小」→並び替えて「小平太」となってます。

・ちなみに妹のなずなは、旧シリーズをご存じの方はわかると思いますが、「3外伝」のヒロインになったキャラのそのままの名前だけリメイクです。姉に引っ張られました。

 

◇伊吹 かずら(いぶき かずら)

・夢組調査班副頭。

・髪は三つ編み。緑系の黒髪。

・「1」の時点では最年少幹部(15歳)。夢組以外の人ですが椿と同年齢で仲が良いという裏設定があります。

・性格は明るく努力家。ただし少し気弱で引っ込み思案な面も。

・髪は三つ編みにしているが、解くとゆるフワヘアーで広がる。それが演奏や夢組の活動では邪魔になるので三つ編みにしてまとめている。

・梅里が入隊した日に乙女組から昇格している。いわば同期。

・有能な音楽家の卵(バイオリニスト)であることから食堂勤務が基本の本部付メンバーでは例外として劇場の楽団に所属。

・乙女組在籍中に、梅里同様に霊力の質のせいで霊子甲冑への適正がないのがわかるが、その霊力を音に乗せることができる能力(ソナーの様に調査したり衝撃波にしたり)を見いだされて早々に夢組に配属。その将来を見込まれて副頭になる。

・せりの妹で、同じく乙女組に所属しているなずなとは友人。(なずなは姉と友人が好きな人が被るという大変な事態に)

・戦闘服の袴の色は萌木色(黄緑)。

・実は有力な豪商の娘で、実家はお金持ち。

・料理ができないが経験がないだけ。センスはあるので教えられれば上達する。

 

~作者コメント~

・旧作の神楽 伊吹をリメイクしたキャラ。彼女も外見や性格はあまり変わってません。

・名字は元になった旧キャラから。元々はイブキという木と楽器演奏の「吹く」から伊吹を採用してました。

・名前はバイオリン=弦楽器→弦→蔓植物=葛→かずら です。

・せりに対抗して秋の七草からとったというのもあります。(彼女の場合は7人きょうだいではありません)

・さすがにヒロインに「クズ」とか「カヅラ」とかは付けられなかったので「かずら」となりました。

・戦闘服の袴の色は葛のイメージとメジロの色から。メジロとウグイスの誤認の関係で、鶯色と誤解される色。(JR山手線とか)

・性格や描写、台詞等をイメージしてるキャラは特定ではいません。概ね年下ヒロイン全般って感じですかね。健気なイメージ。

・嫉妬深いものの意外と恥ずかしがりなせりや年上の余裕を見せようとするしのぶと違って素直。気がつけばちゃっかり梅里の隣にいる、そんな感じです。

 

【夢組幹部】

 

◆巽 宗次(たつみ そうじ)

・1903年生。海軍出身で大神、加山と同期。成績は主席・次席の二人と同じくらいには優秀だった。

・夢組副隊長。支部付副隊長であり、夢組の支部長である。

・設立準備時には隊長心得であり、夢組隊長と目されていた。

・しかし霊能部隊という極めて特殊な部隊は隊員のメンタルによる好不調が激しく、軍の部隊として運用しようというやり方に部隊の大部分である霊能力を持つ民間人(それも女性)の反発を招くことになり、半ば瓦解しかける。

・その状況をトップを民間人の隊長にし、副隊長が補佐する形でクッションを起くことで打開する。そのせいで副隊長になることとなったため最初は反発したが、梅里の能力の高さを認め、さらにはやりがいのある仕事なために本人は現状に満足している。

・一般隊員の多い支部の夢組内を引き締め、梅里が本部に常駐できる環境をつくっているのは彼の功績によるもの。

・プライドが高く、自分が認めない者に対しては反発するが、認めれば忠実な部下となる。

・武器は槍。「神槍・真理(しんそう・しんり)」という名槍を手に、霊力は洗い浄化する水の属性を帯びている。

・梅里に負けているが実際には強い。夢組では梅里、紅葉の次の実力がある。

・戦闘服は「青」。

・普段着もシャツにスラックス。ビシッと決めてる感じ。ただし花やしきでの平時の仕事中は野球帽に作業着。

 

~作者コメント~

・名前の由来は

   必殺技が水の龍なので辰巳→巽

   宗次→宗(槍を音読みして「そう」から)次(ナンバー2だから)

    ※「宗」は私の好きな特務鑑「宗谷」から

・武器の『神槍・真理』は「深層心理」から。旧作から変更なしですが、サクラ大戦で出てくる二剣二刀のネーミングセンスには近づけられたかなと一番、満足してました。他のはともかく。(聖刃・君子は君子がそのままだったので途中から不満でした。)

・私の場合、キャラクターの台詞や行動を考えるのに、まったく別作品のキャラクターをイメージすることが多々あるのですが、改心後(2話以降)の宗次の場合はそれができているので楽です。

 

 

◇アンティーラ=ナァム

・予知・過去認知班頭。同班は特殊な才能を必要として人数が少なく副頭がいない。

・インド出身で、あまりに正確な予知・予言で気味悪がられ半ば迫害されていたのを花組メンバーのスカウト中で全世界を回っていたあやめが連れてきた。

・ゆったりとした服を着ており、褐色の肌が特徴的。青っぽい黒髪。

・夢組の副支部長(支部長は副隊長の片方)で、梅里が隊長になる前の体制では、彼女が副隊長だった。支部にいる一般隊員からの信頼は篤い。

・その予知能力は主に2種類。能動的に行う未来視と、天啓的に見えてしまうものがあり、後者は迫っている危機であることが多い。

・基本的には支部に常駐している。普段は花やしき内で占いの館をしており、その的中率の高さで好評を受け、いつの間にやら「浅草の母」と呼ばれるほどに。

・彼女が本部付きでないのは、占い師であるため自分の占いができないから。本部に置くとその危機を占うことができなくなるため支部に置いている、という側面もある。

・しかし本当の目的は死が見えてしまうのが恐ろしいため。真っ向から敵と戦う戦闘部隊である花組の拠点である本部から離したのが支部常駐の本当のねらい。これは宗次の考えで、華撃団に危機があると予知すれば直ちに有線、無線、精神感応と問わずに連絡できる体制を整えて許可を得た。

・同じ理由で戦闘にはほとんど参加しないし、宗次がさせない。

・そんな彼女が着る機会が他と比べて極端に少ない、ある意味レアな戦闘服の色は紫。

・隊長時代の宗次とは対立していた(というか夢組ほとんどと宗次が対立していた)が、生真面目さからくる厳しさと理解したことや、梅里を支えるその姿勢等に惹かれ、良い仲になっていく。

・実は予知を元に夢組がうまく回るように動いている。意外と策士。

・ただし、自分のことは占えないので、自分が宗次に惹かれていく未来までは見ていない。

 

~作者コメント~

・旧作でいうところのカレラ。名前を変えたのはサクラ大戦なのでやっぱり植物由来の名前がよかったから。

・予知を使えるのはシナリオ的に結構使い勝手がいい。予知なので不完全が許され、「なんで対処してないんだ!」「スミマセン、予知が降りてませんでした」と言い訳もできるので。

・夢組が主人公のハーレムにならない為にも、彼女が宗次と良い仲になってくれたのは助かります。

・名前の由来はそのものずばりの「予知」が花言葉、「キンギョソウ」の英名から。

 

◆山野辺 和人(やまのべ かずと)

・夢組封印結界班頭。

・調理担当だが給仕もこなせる縁の下の力持ち。

・だけど誰も縁の下まで見に来ないのですごく地味。

・修験者で山形県出身。

・戦闘服の色は赤茶色。

 

~作者コメント~

・地味で目立たないけど、逆に「実はいた」として発言させたり、話さなくても影響なかったりと使い勝手がいいキャラ。

・名前は旧作から引き続きで、名字を変更。

・変更した山野辺は、山形県出身ということで、山形を代表し、私の好きな武将でもある最上義光、その三男の名字からとりました。(実はその人、史実でじゃ水戸徳川家の家臣になってたりします)

・霊力が大地属性でもあるので「山」とか「野」とかも合ってると思いましたので採用。

・山形で修験者といえば出羽三山ですが、出身地は庄内ではなく山形の方。

・名前の由来は、リメイク前からなのですが完全に失念しました。

・本来は彼を線目キャラにしようと思ってたのですが、しのぶがなったので細目くらいに緩和。

・↑の理由で「リューナイト」のイズミをイメージしていたのですが、目だけは「リューナイト」つながりで月心かなぁ。

・名前を変えなかったのは、考えるのが面倒くさか……旧作を大事にしたかったから、かな。やっぱり。

 

◇秋嶋 紅葉(あきしま もみじ)

・夢組除霊班頭。

・広島県出身。鎖鎌を武器に暴れ回る、きわめて優秀な戦闘要員。

・その実力は宗次と同レベルかその上。はぐれ降魔なら一人で討伐可能なレベル。

・霊力の属性は炎。分銅にも鎌にも状況によっては鎖にも炎をまとわせる。

・その派生で触れている物の「膨張と縮小」という特殊能力があり、それを使って鎌鎌を部分的に巨大化(最大10倍)させることができる。鎖の伸縮は基本的に大きさを変えることで行っている。

・また炎の熱による気流操作で動きを補助。

・それらを利用して敵に鎖を絡ませた上で一気に距離を詰める等、立体的な動きで敵を翻弄して戦っているが、天性の勘でやっているので他人に教えたりは無理。

・戦闘服の袴の色は赤(緋色)。

・なお、戦闘時には髪の毛が赤く染まり髪型が変わる。逆立つ感じ。

・「勝利」にこだわる性格で、それは生い立ちが原因。

・しのぶと並ぶ夢組料理できない女子の一人。火を使えば最大火力で焦がす。

・時々方言が混じることがあるが、本人は標準語をしゃべってるつもり。

・戦闘時(赤髪時)はその傾向が強くなる。

・宗次が負けたときいて梅里に決闘を申し込み、返り討ちにあう。以後、忠誠を誓い自称「一の家来」に。

・恋慕するよりも先に従順し、好意よりも忠誠が上回っている。忠犬。

 

~作者コメント~

・旧作ではヒロインだった江戸っ子キャラの吾妻 巴を元に原形を留めないほどリメイクしたキャラ。その過程で江戸→広島に変更。

・ヒロインからの降格のせいもあってだいぶ変わりました。リストラされた春日 つばさの要素も入ってます。(主に火属性)

・名前の由来は方言キャラ→広島弁→もみじ饅頭→紅葉

・名字の方は広島→安芸や紅葉の季節から秋、宮島や福島政則から島→嶋。

・正直、最初はただ梅里に忠実なキャラの予定だったのですが──いつの間にやら戦闘以外はポンコツ&アホの子キャラになってました。どうしてこうなった。

・それでも戦闘では強い。鎖の伸縮と熱による気流操作を利用した動きは立体軌道装置みたいなものをイメージしてもらえれば。

・赤髪モードの広島弁は、私はサッパリわからないので『ソーシャル達川くん』に丸投げして変換してます。

・ですのでたまに「これ、女性が言ってもおかしくないのか」と思う時もあります。

 

◆松林 釿哉(まつばやし きんや)

・夢組錬金班頭。

・髪型は長すぎない前髪と、後ろは短めに縛っている。

・前髪は適当に、後ろ髪はまとめてから短くきっている。自分で切るからそうなった。

・錬金術班の頭にふさわしく錬金術師。その技術のために欧州へと留学している。

・平時は厨房担当で、梅里に次ぐ調理技術の持ち主。留学時代に師の面倒をみるので覚えたらしい。

・特にスパイスやソースの調合は梅里をしのぐ。特にカレーが得意でカレー担当。

・師匠の下で修業中にその辺にあった釜で(日持ちもするし)煮たりしているうちに煮物料理が一番の得意になったため、鍋料理や煮込み料理を得意とする。

・戦闘服は黄土色。

 

~作者コメント~

・名字は錬金術の使い手で工業と薬学(科学)のスペシャリストということで松下電器の「松」と小林製薬の「林」。→小松だと重機メーカーになるのでボツ。

・おかげで製作物のネーミングセンスは小林製薬風。

・名前は「錬金術師」と旧キャラの属性「金」から「キン」という読み方と金偏をとり、「キン」とつく名前として浮かんだ「キンヤ」となった。

・意外と丁寧な口調が多い夢組男性陣の中で、砕けた感じで話せる貴重な存在だったりします。

・彼とコーネルはシナリオの潤滑油になることが多く、その上で釿哉はクセのないしゃべり方(むしろコーネルにクセがありすぎる)なので助かります。

・イメージカラーは属性から「金」だったのですが、さすがにその戦闘服はどうよ? お前は黄金聖闘士か? となって金属光沢をなくして黄土色となりました。黄色は後で使う予定があるので。

 

 

◆コーネル=ロイド

・帝国華撃団夢組除霊班副頭。

・英国出身でイギリス国教会の神父。宣教師でエクソシストでもある。

・飯マズ国出身だが、宣教師として各国を回っていたので料理の腕は高い。特に揚げ物の腕は厨房一。

・まだ巴里華撃団設立前で帝国華撃団と英国の関係が友好(うちの外伝シリーズでは、巴里を優先させた帝国華撃団と英国の関係は悪化する)だったので招聘された。

・その理由は、霊能部隊として色々な能力者を集めることが、アメリカ南北戦争で暗躍したブードゥー呪殺部隊を想起させ、キリスト教(カトリック)から異端指定を受けかねないため。その対策として神父を入れることにした。

・しかし、カトリックでは政治意識が高いせいでいろいろ介入する意欲が高く、すでに軍と陰陽寮との勢力争いが生まれていた夢組に、新たな主導権争いの参加者を入れることに難色があった。

・そのため日英同盟で友好だった英国から、イギリス国教会の神父を招くことで、キリスト教への対策をしつつ、カトリックの干渉を防いだ。これはとある英国貴族の提案でもある。

 

~作者コメント~

・旧ロバート。

・名前は

   コーネル→ミズキ(樹木)の英名……十字型の花を咲かせる。十字架から想起。

   ロイド→なんとなく。灰色が語原だそうなのでパーソナルカラーも灰色に。

・食堂では調理専門。接客に回すと布教を始めてしまうので。

・ちなみに調理は揚げ物担当。理由は「Cornel」という名前から。

・本当は、旧作でのロバートは扱いが難しい上に鬱陶しいし、書きづらいと三重苦だったのでリストラする気満々だったのですが、幹部の人数が足りなくなったり、あまりに食堂勤務員の数が少なかったので緊急採用しました。

・そのためクセがあるくせにほとんど役に立てられなかったあやめ(かえで)LOVEという属性を削除しました。

・説明にある「アメリカ南北戦争の~」の特殊部隊は、サクラ大戦の霊子甲冑の開発史に出てくる正式な設定です。「カトリックから異端~」は完全にオリジナルですが。

・ちなみに上記の「とある英国貴族」とは「2」で登場予定になってる追加ヒロインの実家です。

 

◇大関 ヨモギ(おおぜき よもぎ)

・錬金術班副頭で支部付。(錬金術班は人数の関係で副頭が一人のみ)

・ボブカットで切りそろえた髪に半眼の目が特徴。

・江戸時代から町医者の家系で、代々が「大関 蓬莱(ほうらい)」を名乗っており、その11代目大関蓬莱の名を次ぐ若き女医。「ホウライ先生」で親しまれている。

・本草学を中心だった江戸時代までの歴代の知識に、文明開化後の歴代は渡来した医学・薬学に研究を及ばせ、太正の世で西洋にも負けない医療技術を持つに至っている。

・普段着は代々の蓬莱が着ていた黒い「十徳」という広袖の上着(江戸時代の医者が身につけたもの)を羽織っている。それは夢組の戦闘服姿でも彼女だけは例外で羽織っている。(肩の端子を使うときのみ脱ぐ必要がある)

・「失敗しません」が口癖。そしてその通りに失敗しない。

・それは「言霊による暗示」であり、代々の大関蓬莱も利用してきた特殊能力。それこそが彼女が夢組に所属している要因でもある。

・支部付なのは本部よりも支部の方が大がかりな医療設備があり、普通の病院レベルに揃っているから。ちなみに本部は治療ポッドがある他は医務室と救急箱くらいだろう。

・また薬膳料理を得意とし、効果と味を両立させるその腕には梅里も評価すると同時に興味を持っている。梅里やせりは本部付扱いも考えているのだが、宗次やティーラの支部組から、やはり医療設備の関係と花やしきには一般隊員が多くいる(=病気やけが人が出やすい)ので反対され、本人の希望も支部勤務なのでそのようになっている。

・とはいえ、料理の腕前をかわれて食堂の応援によくかり出される。

・普段は花やしき支部の医務室にいる。

 

~作者コメント~

・旧作では「2」から登場した長谷川 一心齋という女医を変え、さらにはやっぱり「2」から出てきたもう一人の錬金術班頭(名前は完全に失念)がリストラされて足された感じです。(そういえば旧作の「2」だと錬金班副頭が二人いた)

・名前の由来はそのまんま「(ヨモギ)」。町医者というのが身近な薬草である蓬と合致したからです。薬膳料理が得意なのも「よもぎ餅」に代表される食材でもあるから。

・そもそもが「蓬莱」の方が先に浮かんでて「ホウライ先生」でいこう、となり設定詰めてるうちに、「じゃあ、名前は「莱」をとって音読みしてヨモギでいいか」となりました。

・名字は「私、失敗しないので」で有名な「ドクターX」から。大門の「門」を「関」にして訓読みにしたもの。

・しかしあの台詞以外はそちらをまったく意識してません。イメージしてるのは半眼キャラでこそないものの、髪型とか雰囲気とかは『城プロ』の長谷堂城ですかね。口が悪くて気難しいところを参考にさせてもらってます。

 

◇ホワン=タオ(黄 桃)

・除霊班支部付副頭。通称「道師」

・高齢の老婆でありながら、副頭につけるほどの実力の持ち主。戦闘服の袴の色は山吹色。

・中国出身の道士で、全盛期の強さは梅里を上回っていた。徒手空拳や魔を祓う桃の木剣や銭剣、符術等を使いこなす。

・支部で戦闘や調伏の師範を務め、育成に当たっている。師範役の道士なので「道師」と呼ばれている。

・また、占いのティーラとは違って、人生経験から相談を隊員達からよく受けている。

・皆から敬意を込めて「道師」、指導を受けた者達からは親愛をこめて「(もも)さん」、「モモちゃんさん」と呼ばれている。

・霊力と気を集中させて、短時間だが全盛期に若返ることが可能。

・天海との戦いが終了した後、孫が生まれている。

 

~作者コメント~

・旧版には原型さえなかったまったくの新キャラ。

・支部付になっているのは年齢から給仕服を着せるわけにはいかなかったから──ではなく、支部で戦闘術の指導にあたるのが主な役目だったから。

・高齢に設定したのは「2」ではいなくなる予定なので引退してもらうため。

・そのため、そこで使う予定だったパーソナルカラー黄色も使いました。

・黄色になったのはキョンシーで有名な映画「霊幻道士」の道士の服が黄色かったから。戦闘スタイルもその道士からです。

・新サクラ大戦のとあるキャラの祖母という設定。なお、公式設定で矛盾が出たら変更します。

・最初は男キャラで考えたけど、そもそも夢組って女性多いはずなのと若返る設定から女キャラに。

・名前の「桃」は仙人を象徴する木だから。

 

【その他の隊員達】

 

◇八束 千波(やつか ちなみ)

・梅里の隊長就任時に新設された、隊長直属である特別班に所属する『特別班四天王』の一人。

・極めて強い精神感応能力を持ち、強力な念話能力者(テレパシスト)

・電波状況に左右されない通信役を務め、強い精神感応能力は多少の霊波状態の乱れにも左右されずに繋ぐ。

・その力はかなり強く、複数の隊員達をつなげるネットワークを構成できるほど。

・そのおかげで他の者が見聞きしたものを他人に見せるなど情報共有することも可能だが、映像等に保存できるわけではないので、生中継しかできないし、証拠能力たり得ないという欠点を持つ。

・その電波に頼らない通信能力から、幹部でこそないものの間違いなく夢組の要の一人。

・性格的には落ち着いており冷静。

 

~作者コメント~

・作中で他に先駆けて登場する『特別班四天王』の一人目。一番目で出てきたので戦闘能力はたぶん最弱。(能力的に前線に立つタイプじゃないし)

・唯一の旧作からまったく名前を変えてないキャラ。

・というのも、このキャラだけは私以外の方(当時の読者の方)に記念で名前を付けていただいたので。そういう経緯からこのキャラだけは変えてませんし、そのつもりもありませんでした。

・名付けてくれた方からは「念話を束ねる」というイメージからという説明がありました。

 

 

◇遠見 遥佳(とおみ はるか)

・特別班所属の『特別班四天王』の一人。千里眼能力を持つ。

・夢組の目であり、その能力から重宝されている。

・霊視能力は「遠視」(「拡大視」)、「透視」、「暗視」と「目で視る」ことに関してはエキスパート。そのためどれだけ離れていようが建物があろうが、見ることができる。

・パッチリとした目と短めの髪がトレードマーク。

 

~作者コメント~

・『特別班四天王』の二人目。旧名は松ヶ枝チサト。名前の漢字は失念しました。

・「春歌」の名前がしのぶと変わったので、空いた「はるか」を引き継ぎ、区別のために漢字を変更。

・名前の由来は遠視なので遠見。遥か彼方まで見られるので遙佳。

・彼女の能力は「暗視」だったり「透視」だったりするように、実は「見て」いるのではなく「感じて」いるのを視覚に置き換えているのです。凝視するのは感覚をコントロールするイメージのためで、実際に能力的な分類は「視覚の感覚強化」ではなく、状態を把握する「精神感応系能力者」なのです。ただ、本人はそれを意識してません。

 

◇近江谷 絲穂・絲乃 (おおみや しほ・しの)

・特別班に所属する双子。もちろん『特別班四天王』である。

・そもそも『特別班四天王』を名乗り始めたのは絲穂。『黒之巣死天王』のフレーズが琴線に触れたそうな。

・そして「四天王」を自称するのもこの二人しかおらず、他は基本的に自分では名乗らない。

・双子二人が同調・共鳴することで霊力を増幅し、強い霊力を出すことができる。

・共鳴させた霊力はかなり強く、花組でもアイリスしかできない瞬間移動を、他の人を巻き込んで行える。

・そのときの霊力は花組メンバー並み(人によっては凌駕する)であり、理論上は同調状態ならば光武を動かせる。(しかし搭乗中は同調維持が必須で操縦が現実的ではない。そもそも光武が一人乗りなので動かせない)

・デフォルトの能力が【共鳴】の「精神感応能力」であり、それによる霊力増幅。

・二人の強力な繋がりは、千波の『念話』をよりも強い繋がりがあり、千波さえ妨害されるようなものでも連絡可能。むしろ繋がりだけは切れることがないレベル。

・ただし、二人そろっての運用が前提で同じ場所にいることがほとんどで、いかせる機会はほぼ無い。

・強気な絲穂と、少し弱気な絲乃。

・特に絲穂は熱血バカで思いこみが激しく、絲乃はそれになんとかついて行く。

 

~作者コメント~

・『特別班四天王』の三人目と四人目。この二人に関しては完全に旧版の名前は忘れました。

・というのも特別班の各員は「2」から名前が付いたのですが、リメイク計画のあった「1」はともかく「2」は本文が全く残ってません。遙佳のようにうろ覚えもなく、完全に失念。

・で、今の名前の由来は「双子」からフタゴヤシという異名の椰子の一種、オオミヤシから「近江谷(おおみや)+絲(し)○」と変換。

・ですので読みは「おうみや」ではなく「おおみや」です。

・「大宮」も考えたのですが「宮」の字がさくらと被る(真宮寺・天宮)ので避けました。

・「絲」の漢字は、同じ漢字二つ並んで(双子文字)いるのと結ぶイメージの「糸」。

・絲穂は共鳴(シンフォニー)から。絲乃は絲穂の語呂からなんとなく。

・「穂」の字は『新サクラ大戦』のヒロインの一人、初穂と被ると「宮」のように思ったのですが、そもそも名前に関しては「さくら」が被っているくらいだからいいだろ、ということで採用しました。

・使いたい漢字を使ったせいで、無理のある感じに(キラキラネームっぽく)なっているのはご愛敬。でも気に入ってます。

・絲穂の旧キャラはこの作品の元祖アホの子でした。

・『特別班四天王』のメンバーは【念話】【千里眼】【共鳴】【読心】──あれ?

 

◇御殿場 小詠 (ごてんば こよみ)

・調査班支部付副頭兼特別班監察係。『特別班四天王』の幻の五人目。

・その能力は対個人の強力な精神感応による【読心(サトリ)】。

・簡単なところで嘘と真の判断から、時間をかければ深層心理へ潜入して隠そうとしていることまで読むことができる。

・普段は、調査班副頭として主に対人の調査(捜査)を担当。嘘はともかく記憶調査を行えば本人がほとんど忘れていることまで調べることが可能。

・その分、物や人の発見や対物の調査に関しては一般隊員並になってしまう。

・しかしその強力な対人捜査能力に目を付けた宗次によって、夢組内で裏切りや隠蔽等の不正がないかを調べる監査役に任命され、それを一人でこなしている。

・その存在を知っているのは司令と副司令の他、夢組では特別班を計画して組織した宗次、現隊長の梅里、副支部長で予知・過去認知班の頭(隠しきれないと判断)であるティーラ、あとは他の特別班メンバーである八束、遠見、絲穂と絲乃の4人と小詠本人のあわせて8人のみ。

・もう一人の副隊長であるしのぶが知らないのは、そもそもの想定していた役目が陰陽寮派の監視だから。

・軍派トップの宗次が組織したのと、華撃団が軍に所属している以上は軍派が裏切るということがあり得ないのでそうなっていた。

・なお、特別班のときの彼女の姿は相手の深層意識に干渉して、自分のイメージを消している。ゆえに、小詠から捜査を受けたということさえ覚えてない。

 

~作者コメント~

・旧版のは完全に名前忘れた……というかそもそも名前付けてたっけ、この人?

・この人は元は「2」から登場してたキャラで、それも結構遅めに出たので本気で名前を覚えてません。

・名前の由来は「心を読む」→読む→詠む→小詠

・名字の方は……名前から。

  →コヨミといえばヤットデタマンのヒロイン。

  主題歌、「ヤットデタマンの歌」のサビ

   →♪コヨミとふたり~ 心~ あわせ~(中略)走れ 走れ~ 大天馬♪

   →「大天馬」→名字として変なので「大」を消して「テンバ」を残す→御殿場

   ということで御殿場になりました。

 ──ヤットデタマンといえば、もう一人のヒロインの「カレン姫」の名前がどこかのサイトで「可憐」から、となってましたが、個人的には暦→「カレンダー」からだと思うのですが。

・「五人そろって四天王」であり、隠された五人目、というのが琴線に触れますね。

・【読心】は言っていることの虚実はすぐにわかりますし、深く読めばさらに裏まで読めるのですが、本気でそう思いこんでいる場合には騙される可能性があります。

 

 

───オリジナル前提の組織設定───

 

帝国華撃団

・大日本帝国陸軍に所属する対降魔を主任務とする部隊。

・霊子甲冑による対降魔の主力部隊である「花組」を筆頭に、それを支援する部隊として隠密行動部隊である「月組」、空挺輸送部隊「風組」、霊能部隊「夢組」、局地戦闘部隊「雪組」がある。また下部組織として育成機関の乙女組も存在している。

 

◇夢組◇

・主力戦闘部隊「花組」をはじめ、他の部隊を霊的サポートによって支援するのを主目的として設立された部隊。

・「花組」同様に霊力を必要とする部隊であり、隊員の違いは霊子甲冑を動かせるかどうか。中には花組隊員と同等やそれ以上の霊力を持つが霊力の質が合わないために動かせないという者もいる。

・主な任務は

  ①霊視による戦術サポート

  ②結界による戦闘区域の封鎖

  ③予知・過去認知による事件の把握・捜査・対策。

  ④御札や護符、その他霊的又は魔術的な道具の製造。

  ⑤除霊や対小型降魔等の霊子甲冑を必要としない小規模霊障への対応

であり、それぞれの目的に応じて①調査班②封印・結界班③予知・過去認知班④錬金術班⑤除霊班に分かれている。

・人数の割合では最も多いのが封印・結界班。ついで調査班。除霊班、錬金術班ときて最も少ないのが予知・過去認知班で(1の時点では)副頭が唯一存在しない。少ない理由はその能力を持つものが希少なためである。

・基本的に各班は頭1人と副頭2人ないし1人。副頭が2人いる班は本部付きと支部付きが1人ずつで、副頭1人の班は頭と副頭のどちらかが本部でもう片方が支部に常駐する。ただし封印・結界班は戦闘時にいち早く急行して戦場形成しなければならない関係で副頭が2名とも急行手段が多い支部付になっている。

・例外は予知・過去認知班。頭であるティーラが支部に常駐しているため本部にメンバーがいない。

・なお、予知・過去認知班よりも少人数の「特別班」が存在する。隊長直属の班であり、特殊な能力を持つ数名が所属して特別な任務に当たっている。

・戦闘服は男は神主服、女は巫女服をモデルにし、肩付近に多目的な接続端子のようなものがついているもの。ちなみに花組の端子とも互換性があるため霊子甲冑に接続が可能である。(が、ほぼ全員が動かせないのでほとんど意味はなく、別のものに接続するためと思われる)

・ちなみに女性の方が割合は多い。霊的なセンスが女性の方が高いためである。しかし霊子甲冑ほど男を選ばないわけではないのでそれなりに男もいる。

 

◆組織図◆

華撃団司令:米田一基

  副司令:藤枝あやめ

 夢組隊長:武相 梅里

   特別班(隊長付)

    ・八束 千波

    ・遠見 遙佳

    ・近江谷 絲穂

    ・近江谷 絲乃

    ・御殿場 小詠(調査班副頭兼務)~監察役~

 

  副隊長(夢組支部長):巽 宗次

   〃  (隊長補佐) :塙詰 しのぶ

 

      調査班頭 :白繍 せり(本部付)

        同副頭:伊吹 かずら(本部付)

         〃 :御殿場 小詠(支部付)

   封印・結界班頭 :山野辺 和人(本部付)

        同副頭:?(支部付)

        同副頭:?(支部付)

      除霊班頭 :秋嶋 紅葉(本部付)

        同副頭:コーネル=ロイド(本部付)

         〃 :ホワン=タオ(支部付)

     錬金術班頭 :松林 釿哉 (本部付)

        同副頭:大関 ヨモギ(支部付)

 予知・過去認知班頭 :アンティーラ・ナァム(支部付)

        同副頭:無し

 


 

【敵】

■オリジナル上級降魔

□十丹

・上級降魔の「猪」「鹿」「蝶」の直下にあたる降魔。総勢10人。

・それぞれ上司の3人よりも一回り以上小柄。子供のような体躯である。

・一人一人は上級降魔としてそれほど強い力を持っていない(それでも十分強い)が、融合という特殊能力を持つ。

・融合するたびに力は強くなるが、一人一人の意識が混濁していく。ただし同じ札の者は相性がよくその影響が少ない。

・ちなみに融合後は分離も可能。

・全員、額に札、陣笠、マント姿、顔が見えない、というのは共通、

・札は青・赤・歌が書かれた赤の3種あり、そえれぞれ3人、4人、3人という人数。

・マントの絵柄はそれぞれの花札の柄。

 

▽赤丹

・無地の赤色をした札を貼った4人。「柳」「菖蒲」「萩」「藤」

・それぞれ風の妖力で、「柳」が敵への行動阻害、「藤」が味方への敏捷上昇、「萩」が高圧空気塊による攻撃、「菖蒲」が跳び道具に対する妨害、という能力を持つ。

・「柳」がリーダー

・融合し、赤無地の札4枚を額に張った姿となる。上記能力を全て使える。

・一人称は「あっしら」。バラバラのときは「あっし」。

 

▼青丹

・青色の札を額に貼った3人。「菊」「紅葉」「牡丹」

・「菊」がリーダー。

・水の妖力を持ち、「菊」が回復、「紅葉」が水の障壁による防御、「牡丹」が攻撃を担当。

・赤丹同様、融合して青い札3枚を額に張った姿に。知能も下がらない。

・慇懃な話し方をする。一人称は「小生(しょうせい)ら」。融合前は小生。

 

▽赤丹「菅原」

・赤地に句が書かれた札を額に貼る3人。「桜」「梅」「松」

・「真なる赤丹」を名乗り、実際に十丹のリーダー格。

・実際、もっとも能力が高く、3人でも4人融合の赤丹よりも能力は上。

・そのため尊大な話し方をする。一人称は「我」「我ら」

・3人のリーダーは「松」

・大地の妖力を有し、「松」が防御術式を担当、「梅」が攻撃術式、「桜」が被注目を担当。

 

▼合体降魔

・十丹が融合した姿。超巨大な一体の降魔となり果てる。

・意識が完全に混濁し、制御不能。通常の降魔レベルにまで思考・判断能力は低下する。

・分離は自我が消えているのでほぼ不可能。ひょっとしたらできたかもしれないが夢組総員と花組を除いた華撃団全員の霊力を結集させ、梅里が自分の命を犠牲にした「満月陣・望月(もちづき)」によって討伐、消滅させられたので不明。

・ちなみに、降魔戦争のときは最後にこれと同クラスの巨大降魔が出現し、真宮寺一馬がやはり命がけ(破邪の血統を使った術式)で討伐している。

 

 

~作者コメント~

・正直、出すか迷いました。

・出さずに猪鹿蝶と花組の戦いをサポートする、というようにするのが正解な気もしたのですが、そうすると「戦闘自体なくてよくね?」という感じになってしまいそうで。

・ここまで4話書いてきて、各ヒロイン回も終わっており、話の中心にするものが降魔との戦いにするしかなかったという背景もあります。

・旧版ではまったく意識していなかったのですが、とりあえず性格設定もしてみました。赤丹は「奔放」、青丹は「慇懃」、赤丹・菅原は「尊大」という感じです。

 

□魔操機兵「童子(どうじ)」シリーズ

・風属性の風巻童子、水属性の激流童子、大地属性の岩骨童子の三機。

・「童子」シリーズは叉丹が設計・製造したものであり「猪」「鹿」「蝶」が使った「不動」シリーズの廉価版。

・名前の「童子」は不動明王の配下である八大童子の「童子」から。

・それぞれベースは同じで「不動」同様に腕部に特殊な装備がついており、それで差別化が計られている。

・風巻童子は猛烈な風を起こす超強力扇風機(?)。激流童子は通常の放水から噴出口を絞ればウォーターカッターほどの貫通力まで持たせられる超高圧放水機。岩骨童子は岩を生成・合成・放出等ができる念動装置を装備。

・単独で出撃してしまっているが、叉丹(山崎真之介)が本来考えていた運用方法は、不動シリーズの支援機である。

・それぞれ機動力重視のバフ・デバフ要因、妖力呪術重視の防御回復要因、防御力重視の(タンク)で調整されている。

 

~作者コメント~

・十丹出したので、せっかくだからと出しました。元は「○○大輪」という名前で、やっぱり「不動」と関連した名前だったはずなのですが、失念した上、どれだけ調べてもわからない・思い出せなかったので、改名ということになりました。

・それで設定を煮詰めて、↑のように本来は支援機だったということにしました。

・それぞれゲーム的な役割で言えば、風巻童子は「バフ・デバフ担当」、激流童子は「防御回復担当」、岩骨童子は「(デコイ)のタンク」だったのですが……

・風巻童子は猪の火炎をで煽って広がらせたり、こちらの速度上昇と相手の機動力低下をさせたりする予定が、様子見で出撃したら、赤丹の奔放な性格でハイになって暴走し竜巻を起こす始末。結果、自慢の機動力も全く生かすことなく足を止めて攻撃することとなり、撃破される。

・激流童子は、帝劇本部襲撃に鹿と協力し、水を出しては凍結させて敵の動きを阻害したり、自分たちに放水・凍結して装甲を強化したり、また回復させる予定が、やらなくてもいい深読みをして単独行動(回復支援機なのに)した挙げ句。天敵(弱点属性)の強力な雷攻撃を受けて撃破される。

・岩骨童子は、持ち前の防御力で敵を引きつけ、その間に「蝶」の雷攻撃で敵を蹂躙させる予定が……赤丹・菅原は「まだ出番ではない」的な感じで俯瞰し、「蝶」は「蝶」で勝手に「叉丹様のために」と出撃。気がついたら不動シリーズは全滅してた。霊子砲を邪魔しようという輩がいたので単独出撃したら、防御力相乗攻撃という天敵(和人の『逆顛(ぎゃくてん)山陥殴(さんかんおう)』)で自慢の装甲を破壊されて撃破される。

・──と、叉丹の設計思想と作戦がまったく生かされることなく、十全な能力も発揮できず撃破されるという、残念な機体となったのでした。

・ちなみに名前の由来は、

   風巻童子は竜巻の異名、風巻(しまき)から

   激流童子は水属性と『元気爆発ガンバルガー』のゲキリュウガーから

   岩骨童子は固いイメージでなんとなく、から

と、それぞれ名前が付いてます。

・「大地」「風」「水」属性……つまり、魔法(マジック)騎士(ナイト)の魔神──ではなく、広井王子氏が携わった『魔動王グランゾート』の方で、光の三魔動王と属性が一緒です。

 

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