男の娘トップアイドルRTA   作:椿遊

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テニス小説初投稿です


10話:Prince(ss) of tennis

 1回戦 加賀VS秋吉

 豊留VS鈴谷

 

 それでは試合を走者の私と視聴者の皆様でみていきたい思います。

 まずは視点選択をして、加賀ちゃんVS凛ちゃんの試合からです。

 

 初心者同士の試合ということで、泥仕合となりそうですね。

 第1ゲーム、先にサービスを行うのは凛ちゃん。自身の中のイメージだけで上からのサービスを成功させることはできず、実質アンダーサービス縛りとなってしまいました。

 

「まぁ加賀ちゃん相手だからね。上からサーブする必要なんてないんだよ。ハンデってやつだよ」

 

「いや、明らかに上から入らなかったから辞めたんだよね」

 

「私は下からのサーブを受けてみよ!」

 

 しかしアンダーサービスすらも成功することができず、ラブゲームでブレークされてしまいました。

 

 

 

「てい」

 

 加賀ちゃんの下から入れるだけのサービスが決まり、凛ちゃんも入れるだけの返球。

 返球してから動かない凛ちゃんを見て加賀ちゃんの揺さぶるショットが炸裂しました。

 そのまま第2ゲームを加賀ちゃんがキープし、ゲームカウント2-0となりました。

 

 第3ゲームではやっとサービスが入った凛ちゃんの反撃……といきたいところでしたが

 

「エアケイだ!」

 

 スコッと空を切る音のみが聞こえました。なぜ返球するだけで精一杯なのに強烈なショットを打とうとしたのか……。そのままこのゲーム、そして最終ゲームまで終始加賀ちゃんが圧倒。

 6-0でベーグルが出来上がってしまいました。

 

 

 

「加賀ちゃん未経験って嘘でしょ!」

 

「未経験だけど。流石に凛があそこまで下手だとは思わなかったよごめんね」

 

 ……なんかいやらしく聞こえてしまうセリフですね。とりあえずボイスをお気に入り登録しておきましょう。

 

「はい、じゃあ負けは秋吉な」

 

 

 では朱音ちゃんVS舞さんの試合を……と思ったら終わってましたね。え、こっちも6-0なんですか。朱音ちゃん強スギィ! 

 というか先に試合が終わっていたみたいですね。

 シンプルに朱音ちゃんが強すぎたみたいで6-0。

 素人同士の試合で時間のかかった6-0とは訳が違いますね。

 

 ではホモくんの相手は朱音ちゃんということですね。

 正直このミニゲームに対してあまりやり込んでいない人が多いので負ける人が多いいです。経験値は貰えますが、貰えなかったところで一応他でもカバーできます。また今回はテニスですが別の種目で、ミニゲームも発生しますのでそこまで気にしなくてもいいですので、気軽にプレイしていきましょう。ただ私は勝ちますが。

 

 さっきまでアイドルゲームをやっていたのに、気づけばテニスゲームをやっている……これが「IDOL NO.1」です。

 

 

 

 

 

「桃羽ちゃん……いつも負けてばかりだし、助けてもらってるけど、勝たせてもらうから」

 

 あれ? 君キャラ違くない? 

 王者の風格が漂ってますが。

 

 てことでホモくんVS朱音ちゃんの試合をやっていきましょう。ホモくんの能力ならオートでもほぼ勝てるので、別にプレイする必要はないです。ただ実況するだけだと暇なので(私の実況トークが持たないからではありません)今回はプレイしながら実況します。

 

 

 

「えい!」

 

 朱音ちゃんのサービスエースが見事に決まりました。

 センターへのサービスに動けなかったホモくん。

 何か朱音ちゃん強すぎませんか? アイドルよりもテニス選手の方がいいのでは。

 

 そんなことを話しているとあっさりサービスゲームをキープされてしまいました。

 まぁノータッチエースは最初以外取られなかったので、ホモくんの能力ならばチャンスはあります。

 

 と思っていたのですが、ホモくんのサービスゲームをあっさりブレークされてしまいました。

 流石に経験者相手でもホモくんの能力なら勝てると思うんですよ。何かおかしいです。

 

 

「いやぁ、流石に星川でも豊留には勝てないか」

 

「神凪さん、それってどういうことですか」

 

「豊留はU15で日本代表経験があるんだ。親も元プロで美人で有名だったんだ。豊留の名前を知ってそこのマネージャーに聞いたらそうだと言うからな。折角だから豊留の力を見てみたかったんだ」

 

「それって出来レースじゃ……」

 

「いくら桃羽ちゃんでも日本代表相手は無理だよ?!」

 

 

「でも豊留さんも本来ならば今のパフォーマンスは無理だと思うんです」

 

「どういうことですがマネージャー」

 

 

「皆さんが知っての通り豊留さんは体力がネックとなって、試合でも1セットでいっぱいいっぱいだったんです。能力が高いので日本代表に選ばれていたんですが、シングルスでは体力が持たないのでダブルスでしか試合にはでていませんでした」

 

「……つまり?」

 

「だから、体力が持たないシングルでこれほどのパフォーマンスを発揮し続けてるのは可笑しい。合宿中にトレーニングが重なって疲労も溜まっている状態だから尚更……」

 

「流石加賀ちゃん、わかりやすいまとめ」

 

 

 

 

 ふむ……言いたいことは山ほどありますが、まずひとつ、何で朱音ちゃんアイドルを目指したんですか。どう考えてもプロテニス選手目指した方がいいのでは。

 

 そして何で体力に課題があるにも関わらず、今ホモくんを圧倒してるんですか。

 

 

「あ……もしかして普段のトレーニング、今回の合宿で朱音の課題だった体力が」

 

「そういうことだな。多分今の豊留ならばシングルスでも全国1位になるんじゃないか」

 

 神凪さんの考えてることがわからないですね。

 何故朱音ちゃんに有利なテニスで勝負させたのか。

 アイドルにテニスの実力は関係ないはずです、多分。

 

 

「嘘……あのボールも追いつくの?」

 

「それもだ。ダンスレッスンで鍛えたステップが、豊留に今のボールに追いつかせるようにしたんだ」

 

「……なんというか朱音がアイドルよりもテニス選手になってほしいという感じがするんですが」

 

「そんなことはない。ただテニス選手よりも強いアイドルがいたら面白いだろうと思っただけだ。トレーニングの結果どっちも向上したのだから文句ないだろ」

 

 

 テニス選手よりも強いアイドルですか……まぁ年末のスポーツ特番とかには呼ばれそうですね。

 それはさておき、課題だった朱音ちゃんの体力が十分なレベルに達したのはいい傾向ですね。このまま他のメンバーの課題も解決しつつ最速でトップアイドルまで駆け上がっていきたいと思います。

 

 

 

 ただそんな朱音ちゃんを相手に、しれっとセットをとっているホモくんがおかしい件について触れられました。

 

「あの桃羽が朱音と互角に見えるのは気のせいでしょうか」

 

「まさか星川の運動能力がここまでとは……」

 

 皆さん驚いてますが、私は能力を厳選してその素晴らしさを知ってるので全く驚いてないです。

 むしろここからセットを落とさずに朱音ちゃんに勝ってもいいんですが。

 そんなことをすると朱音ちゃんのメンタルがやられそうなので辞めておきましょう。

 

 

 それでは|ボールに回転をかけ、返球されるボールが自分のもとに集まる《ホモくんゾーン》を使って試合を決めましょう。まぁセットカウント5-4だから多少はね? 結構僅差なので油断せずに勝ちます(鋼の意思)

 

 

 

 

 

 

 さて、ホモくんがトーナメント優勝を果たし、最下位が凛ちゃんに決まったところで、今日1日が終了となりました。明日は合宿最終日なのでできる限りスタミナを温存させておきたいですね。最終日なので、色々と詰め込んだイベントが発生すると思います。多分。

アイドルが歌う楽曲について

  • 既存曲
  • 作者作成のオリジナル曲
  • オリジナル曲(誰か提供してください)
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