TSしたから友人からかって存分に楽しむ   作:ぴーぐし

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注意:TS妄想です
友Bの家で飲み会をしていた僕とBです


さん

Aはイケメンだ。

 

そしてそれを自分で理解している。

 

だから厄介なのだ。顔が良いから大抵の部分はプラスに見えるし、非の打ち所がないように見える。

 

そう。

 

だから彼はチヤホヤされるのだ。

 

「えー、イケメン!クールでかっこいいね!」

 

「なんでも出来るんだね、すごーい」

 

友A「ハハ」

 

僕「…」

 

僕は常に引き立て役だ。

 

いつもAがチヤホヤされるのを横目で見ている。

 

友A「お前って、人の話し聴くの上手いよな。コツとかあるの?」

 

僕「ああ、それはね…」

 

なんて教えようなものなら、

 

「A君ってすごい聞き上手だね〜話しやすい!」

 

となる。そして彼は僕の手の届かない領域へと進んでゆくのだ。

 

 

 

正直羨ましい。Aがチヤホヤされているのを見ると、僕だってチヤホヤされたいと思う。

 

Aに教えたことで、Aがチヤホヤされるのを見ると「それ僕が教えたことなんだけど…」って、複雑な気持ちになる。

 

だから、今度は僕がチヤホヤされて彼を羨ましがらせる番なんだ。

 

いつもチヤホヤされるのを横目で見ていた僕の気持ちを知ってほしい。

 

あわよくば僕を「カワイイ」と言ってほしい!

 

僕「ということなんだ」

 

友B「なんだコイツwww」

 

友B「なんかさ…振り向いてもらえない片思いの女みたいだよね」

 

僕「やめてよ、なんか嫌だその例え」

 

友B「いーや、お前はTSする前からメスの素質があった。気をつけろよ。」

 

メスの素質とは…って感じだけど。

 

片思いの女の子みたい、かぁ。

 

僕はただ、女の子になった僕を見て「カワイイ」と言わせたいだけなんだけど。

 

…もしかして、もうこれって片思いに足突っ込んでるのかな…?

 

僕「…ヤバいかな。今僕片思いの女の子になろうとしてるのかな」

 

友B「近い。何かあるとすぐ片思いのメスになると予想しておくわ」

 

僕「そんなことあるわけねーだろwww」

 

僕「あんな顔がいいだけのやつに片思いとかねーわwww私生活だらしなすぎるし家事出来ないからなあいつwwwデリカシーないしwww」

 

僕「もし片思いのメスになったらなんでもしてやるよwww」

 

友B「あっ…」

 

 

 

 

 

 

盛大なフラグをおっ立て2日後、僕は大学図書館へ本を返しに自転車を漕いでいた。

 

身長が縮んだもので、ご自慢のロードバイクのフレームサイズも合わなくなっている。

 

TSすると身体のサイズで困るなぁ…。

 

今来ている服も男の時に好んで着ていたビッグシルエットのパーカーとMA-1。

 

もちろん、今の身体のサイズだとビックシルエットどころがダボダボである。

 

でも…ちょっとカワイイかな…とか、思って着ている。

 

10分ほど愛車とともに走り、大学図書館へ到着。

 

借りていた本をカウンターに返すが、せっかくだから本をまた借りていこう。

 

と、最近気になっているデザイン系の本が置いてあるゾーンに向かってみる。

 

僕(図書館ってなんか落ち着くんだよね…本屋とかも同じなんだけど)

 

こう、本の背表紙が並んでいるのをパーッと眺めるのが好きなのかもしれない。

 

左から右に目を走らせる。その段が終わったら下へ。

 

また下へ…と、一番下までなんとなく見ていく。

 

そうして意味もなく本のタイトルを眺めながら、気になる本を探すのが図書館でのスタイルだ。

 

今日はデザイン関係の場所を見ていることもあり、面白そうな本が多い。

 

一番下の段から2冊ほどピックアップして、立ち上がる。

 

と。

 

チヤホヤされそうなイケメンが見えた。

 

僕(普通、図書館来る時間カブるかよ…)

 

本棚の隙間から見えるその顔は、真剣に本の内容に目を配っている。

 

身長は平均より高く、痩せ型。ヒョロヒョロというわけでもなく、ジムでしっかり鍛えていて腹筋が割れているレベルだ。

 

ファッションセンスも悪くなく、今日はチェスターコートにシャツでかっちり決めている。

 

Aは読書時には眼鏡をかけるのだが、それが図書館との空気も相まって知的な感じを醸しだしている。

 

僕(イケメンだよな…たしかに女性たちが言いたくなるのもわかる)

 

友A「…」

 

僕(いいよなぁ、俺もイケメンに生まれたかったよ…)

 

友A「…さっきっから、何?ジロジロ見て」

 

僕「!?えっ、見てるのバレ…っ」ドキ

 

本棚の隙間から、顔を上げた友Aと目があう。

 

友A「バレてたよ。何?なんかあんの?じっと見てさ」

 

べ、別にそんなじっと見ていたつもりはないんだが…。

 

友Aがこちらの近くに寄る。こうしてみると身長差がわりとある。

 

僕「えー、いや、あの…」

 

見ていた理由なんて「イケメンを観察していた」しかないんだよ…

 

僕「そう、ちょうどお昼だし学食行かないかな〜ってさ…」

 

友A「ああ、学食ね。いいよ。」

 

うぐ…男のときと同じ感覚でご飯に誘ってしまった…。

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