登校中、のどかからアスミがアルバイトを始めると言う話を聞かされた。
「饅頭屋でアルバイトか……」
「うん!アスミちゃん、張り切ってたよ」
「それでラビリンたちは秋を満喫しに行ってるのか……」
「そう言えば……」
「ん?」
「カナエさんと煉獄さんは仕事してるけど……他の人たちは何してるの?」
今更な質問だな……まぁ気になるのも無理もないか。
「他のみんなはアルバイトをしたり、ボランティアしたりとかだな……まぁボランティアは炭治郎たちがメインでやってるけど……」
多分今ごろ…………
ラビリンside
ラテ様に秋を満喫してもらうために、まずはスポーツの秋と言うことで、野球をやっていたけど、大量のゴミが溢れているのを見つけた。
葉っぱのエレメントさんに話を聞くとピクニックに来た人たちがゴミを捨てているらしい。だけどボランティアの人たちがゴミを集めたりしているのを見て、ラビリンたちも一緒に拾ったり注意していると…………
「テメェら!何ゴミを捨ててるんだ!」
「ヒィィィィ!?ごめんなさい!!!!!」
注意された人は怯えながらゴミをゴミ箱に捨てて去っていく。
そして注意したのは……
「不死川、お前、何やってるんだ?」
「あん?ヒーリングアニマル供か。ゴミ拾いだよ」
「に、似合わないペエ」
「あぁん!」
「ひぃ!?」
「不死川がゴミ拾いなんて……何故ラビ?」
「この間注意したら、ボランティアの奴等に手伝うように言われたんだよ!お前らも手伝ってるのか?」
「そうラビ」
「はん!ありがとうよ」
意外と根は優しい人ラビ。
紫乃side
美術の時間、五人で似顔絵を描いてるけど……
「こういうのって苦手だな」
「俺も……」
僕と一青はため息をつくのであった。こういうのは本当に苦手だな……
「そう言えば……ヒーリングアニマルたちは遊んでるんだっけ?」
「そうらしいぞ」
「まぁ何もなければいいけどな」
何か不安な人かことを言わないでくれ……一青。
ラビリンside
今度はみんなで芸術の秋を楽しんでいると、花に丁寧に水をやっている人たちがいた。
エレメントさんが言うにはあぁやって手間隙かけているからこそ綺麗に咲くことができるとか……
「おい?あれ……」
「狛治と恋雪ペエ」
「なんと言うか……」
声をかけるのも気を遣うくらいイチャイチャしてる……
「あの二人はようやくみたいラビだから……そっとしておくのがいいって紫乃が言ってたラビ」
次の秋を満喫するために訪れた場所は、農園だった。
だけど農家さんが作ったものだから果物は採ってはダメだけど、手前の森のものならいいと実りのエレメントさんに教えてもらうのであった。
人が来たので隠れるけど、うっかり子供に見つかってしまったけど、優しい農家さんと…………
「…………」
明らかにこの場所に似合わない冨岡がいた。
農家さんは子供に注意をし、冨岡さんは荷物運びを手伝わされていた。
「冨岡……何であの仕事を?」
「さぁペエ?」
「多分紫乃辺りが何かしたラビ……」
頭を下げたとか…………
切り株の上でのんびりしながら、みんなと出会ったことを話していたけど……
ペギタンがお手当てが終わったあとのことを話した。確かにお手当てが終わったら……みんなとお別れにしちゃうことに……
「だったらお手当てしなければいいんじゃない?」
突然声が聞こえて、探してみると木の上にダルイゼンの姿があった。
「プリキュアの姿はないけど、お前たちだけ?」
「そうだったらどうするだよ」
ダルイゼンは木から下りて、ラビリンたちに手をかざした。
「ここで片付けちゃってもいいかな?」
ラビリンたちは必死に抵抗するが……
「ちびっこたちだけでどうにかできるのかな?」
何とかラテ様だけを逃がすけど、ダルイゼンにラビリンたちは吹き飛ばされる。
「相変わらず威勢だけはいいみたいだな」
すると農家さんが止めに入ってきたけど、あっさり吹き飛ばされ、ギガビョーゲンにされてしまった。
「優しい農家さんのお陰でいい感じに育った」
ラビリンたちはギガビョーゲンが農園に向かおうとしていたが、何とか止めようとしていると……
「あれ~?プリキュアと別れたくないんだろ?だったらお手当てをやめればお前たちの望みは叶うんじゃない?」
「それは……それは違うラビ!」
「みんなで過ごす時間だけは失いたくない!けどな、守りたいのはそれだけじゃない!」
「最初は少し怖かったけど、みんなと過ごす人間界には優しい人がたくさんいて……今はちゆたちだけじゃなくみんな大事ペエ!」
「大好きなみんなを守るためにラビリンたちはここにいるラビ!だから……だから何を言われようと!絶対にお手当てはやめないラビ!」
「まぁどうせ、俺がプリキュアを潰せば一生会えなくなるけどね……」
「…………そうはさせない」
『水の呼吸!壱ノ型!水面斬り』
『風の呼吸!壱ノ型!迅旋風・削ぎ』
『破壊殺・乱式!』
ダルイゼン目掛けて放たれた攻撃……あれって……
「どうやら間に合ったな!」
「遅れた分、しっかりこいつらを倒す」
「悪いが雇い主を救わせてもらう」
不死川、狛治、冨岡……助けに来てくれたラビ……それに……
「ラビリン!」
「ペギタン!」
「ニャトラン!」
のどかたちが駆けつけてくれて、プリキュアに変身するのであった。
紫乃side
のどかたちがプリキュアに変身し終えると、僕と一青の隣に実弥さんたちが並び立つ。
「一気に決めるぞ!」
ギガビョーゲンに仕掛けようとした瞬間、森の奥から巨大な木竜が現れ、僕らを吹き飛ばす。
「くっ!」
「こいつは……」
「どうやら……お前たちだけみたいだな」
そこにいたのは……確か半天狗の4体が合体した姿の……憎伯天……
「上弦か」
「なら、こいつはおれたちが相手してやる」
「紫乃……お前は……」
「わかっ……」
グレースたちの所に向かおうとした瞬間、頭に声が響いた。
『取り込め』
なんだ?今のは……
『取り込め』
この声は…………
『取り込め!そうすればお前は更なる力を得る!』
声が響く中、憎伯天の木竜に吹き飛ばされる
「うぐっ!?」
「紫乃!どうしたんだ?」
「なんでもない……」
取り込めって……なんなんだ?
「…………先ずは……」
憎伯天が手をかざした瞬間、何処からともなく酒呑が現れた。
「どうやら進化してるみたいだな……お前を先行させたのは良かったかもな。一青!お前の力を解放してみろ!そうすれば……」
「俺の……力?」
「色々と分かるかもな!」
酒呑はそう言い残して、憎伯天と共に去るのであった。
グレースたちも何とかギガビョーゲンを浄化したみたいだけど……
「何だったんだ……」
あの声は……一度だけ聞いたことが…………でも……
それから農家さんがお礼にたくさんの果物をくれて、めいさんのお店でジュースにしてもらってみんなで秋を満喫するが……僕はあの声がなんなのか気になって仕方なかった