ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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06 喋れる猫と遭遇したひなたに遭遇

ビョーゲンキングダム

 

そこではシンドイーネがキングビョーゲンにプリキュアが増えたことを報告する中、

 

「さて挨拶でもするかな」

 

「何だ?お前も出るのか‼」

 

筋骨隆々の巨漢…………グアイワルがそう告げる。男は笑みを浮かべ……

 

「挨拶だよ。鬼狩りに…………誰かしら誘うかな?」

 

「邪魔だけはするなよ」

 

「邪魔はしない。ただ少々もらうだけだ」

 

 

 

 

 

 

僕は街中を荷物を抱えて歩いていた。普通なら大荷物を抱えて歩くのは苦痛だったりするけど…………

 

「だいたい買えたかな?」

 

僕はカナエさんに頼まれた買い物を済ませていた。それにしてもカナエさんはこの間から何か気にしてるけど、大丈夫かな?

 

「何かあったのかな?あれ?」

 

歩いていると見覚えのある後ろ姿…………あれはひなたか?

ひなたが大慌てで走っているのを見かけ、更にその後ろを追いかける猫、ニャトランを見付けた。何かあったのかと思い、僕は荷物を持って、追いかけた。

 

 

 

 

 

森の中に入り、ひなたたちの事を探していると…………

 

「やめい‼」

 

「えっ?」

 

「あっ!?」

 

「ん?」

 

丁度ひなたたちに追い付くと、ニャトランがうっかり喋ってしまい、驚くひなたと言う場面に遭遇してしまった。

 

「って!?紫乃っち!?今の聞こえたよね」

 

とりあえず頷くとひなたが僕の腕を掴み…………

 

「ちょっと来て‼」

 

「えっ?いや、待って…………」

 

ひなたに引っ張られて、何処かに連れていかれる僕であった。

 

 

 

 

 

 

 

ひなたに連れてこられた場所は、ひなたの家、平光アニマルクリニックだった。ひなたは診察室の扉を勢いよく開け、

 

「お兄、お兄、お兄‼やばい!?しゃべる猫‼」

 

「ひなたちゃん!?」

 

「それに紫乃まで…………何で疲れてるの?」

 

「そう言うちゆたちだって…………何でここに…………」

 

診察室にのどかさん、ちゆ、カナエさん、杏寿郎さんがいた。アニマルクリニックにいると言うことは、ラテの調子でも悪かったのかな?

とは言え今はひなたの事をどうにかしないと…………

 

「しゃべる猫って、また聞き間違えじゃないのか?」

 

ひなたの…………父親に見えるけど、お兄さんは何だか慣れているみたいだった。ちゆは慌ててひなたの口を押え…………

 

「そう聞き間違い。気のせいよ」

 

「ひなたちゃん、私喉渇いちゃった。隣のカフェ行きたいな~」

 

何とかしてひなたを連れ出すのどかさんたちであった。

 

 

 

 

 

 

隣にあるひなたの姉が経営するカフェにて、一息をつく僕ら。

 

「それじゃあ、紫乃っちの親せきなの?」

 

「うむ、話してはなかったな」

 

「まぁ、みんなが知っていると思っていましたが、平光さんと紫乃くんは?」

 

「去年同じクラスになって、仲良くなったんだよね!紫乃っち」

 

「まぁ色々とあったけど…………」

 

「そうなんだ~」

 

ひなたにカナエさんたちの事を親戚だと明かしつつ、ニャトランの事を誤魔化せそう…………

 

「でねさっき拾った猫なんだけど…………」

 

「気のせいよ。猫は喋らない」

 

「えぇ?何~?ちゆちー怖い~」

 

「ちゆちー…………」

 

誤魔化せてないか。さてどうしたものか…………

 

「ダメそうラビ」

 

「ふぅ、しょうがない」

 

鞄の影に隠れたラビリンたち。するとニャトランが机の上に飛び出し…………

 

「俺の名前はニャトラン」

 

「ほら、喋った」

 

「みんな、初めまして」

 

「「えぇ!?」」

 

「なるほど……」

 

最初から喋れる猫にしつつ、みんなとは初対面にしておくのか…………考えたな。

 

「私、ひなた。ねぇ、ニャトラン。何で喋れるの?」

 

「それがわからないんだ。生まれたときから俺だけ喋れてさ」

 

「そうなんだ!?すご~い」

 

「喋れる猫で押し通そうとするラビ」

 

「凄い度胸ペエ」

 

何だか無理矢理な気がするけど、大丈夫みたいだな。

 

「なぁひなた。俺の事は他の人には内緒にしてくれよな」

 

「もちろんだよ。てか最初からそのつもりだし」

 

ひなた曰く見世物にされたら可哀相だと思い、更には迷子ならお家を探してあげないといけないと思い、お兄さんに相談しようとしたらしい。何て言うかそう言う所は出会ったときから変わらない。

 

「ひなたちゃん、優しいんだね」

 

「えぇ!?私なんて全然、全然」

 

「そういえば平光さん、友達との約束はいいの?」

 

「やだな~ひなたでいいって、えぇぇぇぇぇぇーーーー!?」

 

スマホを見て大声で驚くひなた。まさかと思うけど…………約束を忘れていたな…………

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