ちゆ、ひなた、一青と合流し、灯台の方に向かうと、巨大な悪魔みたいなものが暴れていた。何だ?あれは……
「ダルイゼン……」
のどかはあの悪魔みたいなものの正体に直ぐに気がついた。あれが……ダルイゼン!?
「どういうこと?」
「メガパーツを取り込んだのかもしれないわ」
「何だか正気を失ってるみたいペエ」
「誰もがいい感じに進化出来るって限らないのか?」
「だとしても……やるべきことは一つね」
しのぶさんが刀を抜く。本当ならみんなも来て欲しいけど……先に着いた僕らが何とかするしかない
「のどかちゃん、貴方のせいじゃないわ」
「そうラビ!のどかは悪くないラビ」
「……うん」
「「「「スタート」」」」
「「「「プリキュアオペレーション」」」」
「「重なる二つの花!キュアグレース!」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ‼」」
「「溶け合う二つの光‼キュアスパークル‼」」
「「時を経て繋がる二つの風‼キュアアース‼」」
「「「地球をお手当て‼」」」
「「「「ヒーリングっとプリキュア‼」」」」
みんながプリキュアに変身し、ダルイゼンに向かっていく
『虫の呼吸!』
『十二月の呼吸』
『雪の呼吸』
僕らも木の枝から高く飛び上がり切りかかるが、弾かれてしまう。
グレースたちも四人同時にキックを放つが弾かれ、光弾を放ってきた。
みんなは何とか避けていくと……
『キュアグレース!キュアグレース!』
「グレースの中に入ろうとしてるラビ!?」
「グレースを守りましょう!」
アースたちがグレースを守ろうという動きをするが、ダルイゼンは攻撃を繰り出し続けて、吹き飛ばしていく。
「くそ……それならしのぶさん!一青!」
僕は二人の刀に振れた瞬間、ダルイゼンの動きが止まった
『助けてくれ……こんなの俺じゃない……』
まだ助けを求めてるのか……
「ダルイゼン!グレースの優しさに付け入るのはやめるラビ!」
『キュアグレース……お前だけは頼りなんだ……お前の中に……』
助けを求めるダルイゼンを見て、グレースは問いかけた
「そしたら私はどうなるの?」
『…………』
「いつまで!」
フォンテーヌたちがダルイゼンに攻撃を浴びせ続け、グレースは更に問いかけた
「あなたが元気になったらどうするの?貴方は私たちを……地球を二度と苦しめないの!」
『ぐぬぬぬ!』
ダルイゼンは答えなかった……そしてグレースが出した答えは……
「私はやっぱり貴方を助ける気にはなれない!」
『グアアアア!』
ダルイゼンは強力な光線を放ってくる。
「貴方のせいで私がどんなに苦しかったか……貴方は全然分かってない!」
グレースは巻き上げられた岩の上をかけ上がっていき、
「分かっていたらら地球を……沢山の命を蝕んで笑ったりしない!」
鋭い蹴りを喰らわせる。
「都合のいいときだけ私を利用しないで!」
ダルイゼンはグレースを捕まえようとするが、フォンテーヌたちが阻み、僕らも……
「「「ハアアアア!!!」」」
全力で切っていく。
「私は貴方の道具じゃない!私の体も!心も!全部!わたしのものなんだからぁぁぁーーー!」
グレースの怒りの一撃がダルイゼンを地面に倒れさせた
「あいつの敗因は……グレースの優しさを利用したことだな」
「と言うか自分の事しか考えてないのが悪いだろ」
「二人とも、ああいう男にならないでくださいね」
しのぶさんに忠告される中、僕はとりあえずグレースは怒らせない方がいいと密かに誓うのであった
『ヒーリングアニマルパワー全開!』
『アメイジングお手当て!準備OK!』
「プリキュア・ファイナルヒーリングっど・シャワー!」
ヒーリングっどシャワーを喰らい、ダルイゼンは浄化されず、進化する前に戻されるのであった。
「浄化しきれなかった……」
「進化した影響なのかしら?」
「馬鹿ね。あれじゃ見つけてくれって言ってるみたいじゃない」
突然シンドイーネが現れると、キングビョーゲンを呼び、キングビョーゲンが現れ、ダルイゼンを取り込んだ。そして獣の姿から巨大な魔神のような姿に変わった
「我はネオキングビョーゲン!時は来た!後は地球の全てを取り込むのみ!」
『そして……我らとの決着も……』
更に鬼神まで現れるのであった。
「……鬼神」
『鬼擬き、一青、鬼狩り、貴様らには相応しい相手を用意している!』
鬼神が指をならした瞬間、僕ら三人は黒い球体に飲み込まれるのであった。