ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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112 最終決戦 氷と蟲と花

しのぶside

 

「つぅ……ここは……それに……あの光の壁は?」

 

鬼神に跳ばされ、気がつくと灯台からそう離れていない場所にいた私。気を失っていた間に何が……

 

「しのぶ!」

 

「姉さん!」

 

すると姉さんとカナヲの二人がこっちに駆け寄ってきた。

 

「良かった……無事なのね」

 

「えぇ……でも何が……」

 

街も蝕られて……あの光の壁も……それにみんなのことも……

 

「今はみんなのところに……」

 

「あれれ~少し遊んでいこうよ」

 

耳障りな声が聞こえた瞬間、森の中から嫌な奴が現れた。

 

「久しぶりだね~ここで会ったんだから遊んでいこうよ」

 

「あなたね……上弦の弐」

 

「……あの時から変わってないわね……悲しいほどに……」

 

「お前と遊んでる暇はない」

 

私たちは刀を抜くと、奴は笑みを浮かべていた。

 

「聞いてよ~鬼神のやつ、俺には何の役割を与えないんだよ~しかも君たちに手を出すなって言われてるし~ムカつくよね」

 

『血鬼術!散り蓮華』

 

氷の粒が迫り来る。私たちは木を盾にして攻撃を防ぐ

 

「しかもムカつくのが……俺たち鬼は力を与える代わりに人を食べる機能を無くしちゃったんだよね。折角君たちをまた食べようと……あぁ食われたのはしのぶちゃんだけだっけ?」

 

本当にムカつく……でもダメ……感情を押さえ込みなさい……

 

「だからさ、君たちを氷像にして、永遠に飾り付けてあげるよ!」

 

『血鬼術!寒烈の白姫』

 

2体の氷姫から放たれる氷の息を私たちは掻い潜り、

 

『蟲の呼吸!蝶ノ舞!戯れ』

 

『花の呼吸!弐ノ型!御影梅』

 

『花の呼吸!肆ノ型!紅花衣』

 

三人同時に放たれる攻撃を奴は未だに笑みを浮かべながら…………扇子で受け止めていた。

 

「すごいすごい!でも……俺の方がまだ強い!」

 

『冬ざれ氷柱』

 

上から無数の氷柱が降り注ぎ、私たちはギリギリの所で避けるが……

 

「つぅ!?」

 

間に合わずに、少し掠めた

 

「いや~言ったよね?あの頃より強くなってるって……と言うよりしのぶちゃんさ……弱くなった?」

 

「本当に……ムカつく奴……」

 

「しのぶ……落ち着いて」

 

「姉さん……」

 

「前みたいにわざと食われて毒で俺を殺す?無理だと思うよ…………あの毒も……もう効かない」

 

だとしたら……首を切るしかない…………でも三人で掛かっても奴は倒せない……

 

「そろそろあきらめて…………氷像になろうよ」

 

『霧氷…………』

 

血鬼術を放とうとした瞬間、何かが奴の後ろから向かってきて……奴の右腕を切り落とした

 

『!?』

 

『雷の呼吸……霹靂一閃・神速』

 

「善逸!?」

 

「他にも仲間が…………」

 

「そいつだけじゃない!」

 

『破壊殺!乱式』

 

無数の拳が奴を殴り続け、吹き飛ばす

 

「遅くなったが…………間に合ったか?」

 

「狛治さん……」

 

彼らがいるということは……た

 

「ひどいな~昔の仲間をこんな風に殴る…………」

 

『投げ裂き!』

 

2本の刀が奴の頭を切り裂いた。

 

「そいつも……」

 

奴が喋ろうとしたが、口の中に弾丸がぶちこまれ……

 

「当たった!」

 

『血鬼術!爆血!』

 

炎が奴を包み込む。奴は苦しみながらも、血鬼術を発動させようとしていた。

 

『血鬼…………』

 

だけどその前に…炭治朗くんが駆け出し……

 

『ヒノカミ神楽!炎舞』

 

奴の首を切り落とすのであった。

 

「あ……あ……ここで……終りか……まぁいいや…………楔は打ったからね…………」

 

奴は最後の言葉を残して塵になった。

 

「間に合って良かった」

 

「炭治朗……みんなも無事だったの?」

 

「うん、宗一って人がここまで連れてきてくれて…………でもしのぶさんたちが危なかったから…………」

 

「善逸さんの足でも間に合うかどうかだったんだけど…………」

 

「俺の拳を放つと同時に、あの技で間に合わせた」

 

なんというか……無茶な事を……それにしても……奴が残した言葉が気になるけど……今は……

 

「のどかちゃんたちと合流しましょう……」

 

「はい!みんなのところは匂いで分かります」

 

回復薬を少し飲み、のどかちゃんたちと合流しに向かうけど…………楔って…………

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