ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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119 ヒーリングガーデンへ

のどかside

 

ラビリンたちが帰ってから暫くした後、ラビリンたちから連絡をもらい、私たちは灯台に集り、ヒーリングガーデンへと行くのであった。

 

 

ヒーリングガーデンへと着くとそこは……綺麗でキラキラしていた。

 

「まるで絵本の世界ね」

 

「気に入ったペエ~」

 

「もっとすごいもん見せてやるぜ」

 

ラビリンたちの案内の元、私たちは歩いていく中、

 

「ちゆちゃん、それ……」

 

「あぁ……これは……持ってきてほしいって言われたの」

 

ちゆちゃんの荷物には紫乃くんの日輪刀があった。持ってきてほしいって……何につかうんだろう?

 

 

 

 

ヒーリングガーデンの中心、ヒーリングパレスに辿り着くと、湖の上を歩いて先代のプリキュアの像の前に立ち止まる

 

「これってテアティーヌさんのパートナーだった」

 

「そう、先代のプリキュアラビ」

 

「本当にアスミに似てるわね」

 

「私もそう思います」

 

像の後ろからアスミちゃんとラテが姿を見せてくれた。

 

「みなさん、お久しぶりです」

 

「わん」

 

ラテも少しだけ飛べるようになっていた。本当に嬉しいな……

 

「のどか……」

 

「ふわぁ~名前呼んでくれるの~」

 

「最後のお手当ての頃、ちょっと喋れるようになってたけど……」

 

「ちーゆ」

 

「はーい」

 

「私は?」

 

「ひなた」

 

「そうそうひなただよ~」

 

「いお」

 

「ん……こうして呼ばれるのは嬉しいな」

 

「ニャトラン、ペギタン、すあま」

 

何故かラビリンだけすあまって……私たちは笑いをこらえるのであった。

 

「みなさん、ようこそヒーリングガーデンへ」

 

「テアティーヌさん」

 

テアティーヌさんも出迎えてくれて、私たちは挨拶をした。

 

「地球の危機に立ち向かってくれて、ありがとう」

 

「あの……お加減はどうですか?」

 

「少しは……良くなりました」

 

私たちはテアティーヌさんにお土産を渡すと四人全員すこやか饅頭だった。

テアティーヌさんは仲間たちに分けてほしいと言い、私たちはラビリンたちと一緒に行くのであった。

 

 

 

 

 

 

一青side

 

お土産を渡しに行くと、ヒーリングアニマルたちは歓迎してくれた。

なんと言うかこれまでのことがあったからこそこうして受け入れてくれてるんだな……

 

その後、小さなヒーリングアニマルたちの所でお土産を渡す中……アスミは浮かない顔をしていた。

 

「どうかしたのか?」

 

「……いえ」

 

「隠すなよ。俺だけじゃなく紫乃の刀まで持ってこいって……何かあるだろ」

 

「……そうですね……隠していても仕方ないですね」

 

フッとのどかはある場所を見つけた。そこはヒーリングガーデンにしては暗いと言うか……蝕まれているのか?

 

話を聞くとまだ元に戻ってないみたいだ。のどかたちは元気になるように祈っていると……

 

「何故人間なんか連れ込んだんだ」

 

「サルローさん」

 

サルローと言う年老いたヒーリングアニマルが茂みから出てきたけど、あまり歓迎してないみたいだな。

 

「人間なんて何ラビ!」

 

「僕たちの大切なパートナーペエ」

 

「テアティーヌ様が正式に招いてくれたんだ!」

 

「へっ、女王は人間に甘すぎるんだ」

 

サルローの言葉を聞いて、落ち込むラテ。ラビリンたちは怒るけど……

 

「サルローさん、何故貴方は人間のみなさんを嫌がるんですか?」

 

「分からんか?人間なんぞもはや人間と変わらんからだ。自然を破壊し、動物の命を奪う……ある程度は生きるために必要なことだ。それが人間の進化と言うものだろう。だが限度と言うものがある!ビョーゲンズだって進化の果てがキングビョーゲンだ!おまけに大地に眠る鬼を封じるために協力していた人間だっていやがる。俺から言わせてもらえば人間だって浄化するべき存在だ。この星のためにな」

 

サルローさんはそう言って去っていく

 

「そういう考えもあるのですね」

 

「ないラビ!」

 

「うんうん」

 

「俺たちが出会ったのみんないい人だったぞ!」

 

「キングビョーゲンにも言われた……人間もビョーゲンズと変わらないって」

 

「そうね……人間が便利に暮らすために空気や海を汚してるのも事実よ」

 

「そのせいで野生の生き物が死んでいくことがある」

 

「考えたら……うちの病院も事故にあった動物が運ばれることがあるんだよね」

 

「私たち人間も……地球に酷いことしてるんだよ……」

 

「いつか私たちもニャトランたちに浄化されちゃうのかな?」

 

「いやペエ、ちゆたちと戦うことになるなんて……」

 

正直、ラビリンたちが出会ってきた人たちはいい人だったのかもしれないな。

下手をすれば……見切りをつけられていたかもしれない

 

「……だからこそテアティーヌはあれを保護したのかもしれません」

 

「「「あれ?」」」

 

「ここです」

 

アスミの案内で辿り着いた場所には祠があり、中には巨大な肉の塊が……

 

「これって……」

 

「私たちが帰った際に見せられました。これは……人に見切りをつけた際に起動すると……鬼神の牙です」

 

鬼神の牙…………

 

「中に何が?」

 

「分かりません。ただ話を聞くと……鬼舞辻の怨念とキングビョーゲンの怨念を取り込んでいるみたいです」

 

「……そんな」

 

「こんなのが……」

 

「俺とちゆに刀を持ってこさせたのはこれが理由か?」

 

「はい……テアティーヌは言いました。もしも人間を信じるのであれば……切って欲しいと………………」

 

アスミは信じてるんだな……俺達人間を…………

 

「…………切るべきか……」

 

正直迷う。どうしたらいいのかって……こういうとき紫乃がいれば……決断してくれそうなのにな…………

 

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