ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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120 起動

一青side

 

突然ラテが具合悪くなり、話を聞くとメガビョーゲンがヒーリングガーデンに現れたらしい。俺達は急いでそこへと向かうと小さなヒーリングアニマルを捕まえたメガビョーゲンが六体いた。

 

のどかたちはプリキュアに変身し、俺は刀を抜いた。

 

グレースたちはヒーリングアニマルたちを助けようとするが、見事なくらいに連携されて苦戦していた。

 

「プリキュア!エレメントはあの赤い奴の中だ!」

 

「えっ?エレメントさんが一人だけ?」

 

「すこやか饅頭は六個入りで一つラビ」

 

だからなのか?それはそれで面倒だけど……

 

「六個入りで一つ……」

 

するとアースの動きが鈍り、メガビョーゲンの攻撃を受けてしまった。

 

「アース!?」

 

「どうしたの?どっか調子悪いの?」

 

グレースたちが心配していると、アースは泣きながら……

 

「すみません……あのすこやか饅頭を攻撃するなど……私にはとても……」

 

「「「好きすぎー」」」

 

三人揃って突っ込みをいれるけど……状況が悪すぎる

 

「恐らくあれに野生のナノビョーゲンがついていたんだろ。人間がナノビョーゲンを持ち込んだんだ」

 

サルローがそう告げた瞬間、グレースたちは……

 

「それなら尚更私たちが責任もって浄化しなきゃ……」

 

「ごめんね。私たちのせいで……」

 

「こんな失敗やらかすとか思ってもみなくて……」

 

「今更なんだ!災いを持ち込むのはいつだって人間なんだ!」

 

グレースたちが動揺してる。くそ……違うって否定したい……

 

すると鬼神の牙がある方から爆音が聞こえた瞬間、何かが俺達の前に現れた

 

「…………」

 

白髪に両腕は金属で出来ており、額には二本の角が生えた男。こいつは……

 

「ヒーリングアニマルが人間に見切りをつけた。そのため処理を開始する」

 

「まさか!?」

 

テアティーヌがそいつを見て、驚きを隠せないでいた。

 

「みなさん!逃げてください!それは鬼神の牙!サルローの声を聞き、起動を!?」

 

何だって!?だけど……何でサルロー一人に?

 

「鬼神の牙には……二つの怨念が宿り……人間への憎しみが……強くなっていましたが……まさか……こんなときに……」

 

「くそ!グレースたちは……」

 

メガビョーゲンをと言おうとした瞬間、俺の前に鬼神の牙が現れ、腹に思いきり一撃を喰らった。

 

「かはっ!?」

 

「いっくん!?」

 

「処理する!処理する!」

 

「どうして……何で……」

 

戸惑うグレース。すると牙は動きを止め……

 

「お前たち人間は自分の事しか考えていない。それがもたらすものに気づかずに……」

 

「でも!それは……」

 

「ならば何故お前たちの仲間は死んだんだ」

 

「「「!?」」」

 

こいつ、紫乃のことを言ってるのか?

 

「お前たちが世界を救うために犠牲にした。助ける方法を探さずに」

 

「ち、ちがう……犠牲になんて……」

 

「あれは……紫乃が……」

 

「あの時は……そうするしか……」

 

「そう言い訳して、自分達が正しいと決めつけている」

 

牙の言葉に対して、言い返せないグレースたち。くそ……

 

「大地を汚し、海を汚し、動物を傷つけ、仲間を見捨てる。人間は浄化するべき……」

 

「紫乃は……生きてる……」

 

フォンテーヌが必死に否定しようとするが……牙は

 

「ならば何故助けに来ない。それはお前たちに見切りをつけたからだ」

 

「ちが……」

 

「また否定」

 

 

 

 

フォンテーヌside

 

牙の言葉を否定できない……私は……私は……

 

「先ずはお前から処理する」

 

両腕を二本の剣に変えて、襲いかかる。私は咄嗟にぷにシールドで防ごうとするが、間に合わない………………

 

「フォンテーヌ!?」

 

「逃げて!?」

 

「くっ!?」

 

「くそ!」

 

みんなが駆け寄ろうとするが……間に合わない………………

 

紫乃…………助けて……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『雪の呼吸!壱ノ型!初雪』

 

 

 

 

 

 

迫り来る剣を打ち砕く音と共に…………雪が舞い散る

 

そして私の前に…………

 

「持ってきてくれてたのか。良かったよ……」

 

白い日輪刀を持ち、いつも私たちを助けてくれた優しい声…………

 

「嘘……」

 

「本当に?」

 

「来てくれたんですね」

 

「たくっ……遅いぞ」

 

「紫乃……紫乃……紫乃!?」

 

「お待たせ!ちゆ……みんな!」

 




話の都合上、三話に分けることに……
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