「ふぅ……」
部屋の掃除を終え、僕はひと息ついた。
ヒーリングガーデンから戻ってきて、数日が経った。戻ったらカナエさんたちに思いきり抱き締められたり、怒られたりしたけど……なんと言うか帰ったらただいまをいってくれる人がいるのは嬉しいものだな
「そう言えば……日輪刀どうしよう?」
もう戦うことがない……って思いたいけど、ずっと持ち歩くのも…………
「飾っとくかな?」
どうしたらいいものか考えていると、カナエさんが呼びに来た。
「紫乃くん、ちゆちゃんきてるわよ」
「うん、部屋に上がってもらって」
「分かったわ」
少ししてちゆが来て、部屋を見ると……
「ちらかっ……掃除?」
「うん」
「何でまた?」
あー理由としては……
「いない間に掃除してもらってたけど、何となく自分でもやりたかったし……」
「落ち着かないってこと?」
「なのかな?それでちゆはどうしたんだ?」
「えっ?」
何故か目線を反らすちゆ。何だ?どうしたんだ?
「その…ね…紫乃がちゃんと帰ってきてるかなって…思って」
「いや、ちゃんと…」
帰ってきたからと言おうとしたけど、あの戦いの時を考えると申し訳なかった。僕自身も死んだかと思ったけど……ちゃんと生き残れたし……
「悪かったな…悲しい思いをさせて……」
「ううん、大丈夫よ……でも一つだけお願いがあるの」
「何だ?」
「ずっと……一緒にいて……」
それって……いや、あんな思いをさせたから出た言葉だよな?
「もう……いなくなったりしないから……」
僕はちゆの頭を撫で…キスをした。
「紫乃…ありがとう」
遊びに来たちゆを見送ると、後ろから気配を感じた
「何だ?のどか」
「あ、バレちゃった?」
「気配でな」
「そっか」
のどかは何故かニコニコしていたけど、どうしたんだ?
「紫乃くん、帰ってきて良かった」
「何か悪かったな」
「ううん、多分だけど紫乃くんも死ぬ覚悟だったのかなって思ったから」
「まぁ…そうだな」
なんと言うかのどかは勘が良すぎだろ…これも成長したと思えばいいかな?
「そう言えば鬼たちは…どうなったのかな?」
「どうって?」
「鬼は悲しい思いをした人たちが多い感じがするんだけど…みんな、どうなるのかなって?」
「どうなったか…生まれ変わりとかがあるなら…全部の罪を償って…幸せに暮らしてると思うな……」
とはいえ根っこの部分が悪人みたいな奴はどうなったか……
「何でまたそんなことを?」
「何となく……」
何となくか…まぁのどからしいと言うかなんと言うかだな
「それに……みんながいる世界でも…きっと幸せに暮らしてるよ……」
「うん……そうだね。もしかしたら私たちのこと、伝わっていたりしてね」
「どうなんだろうな?それ……」
「そうだ!前に夢の世界に行ったときの写真見る」
「あ、そう言えばそんなのがあったな」
色々とあったけど……とりあえず僕らは幸せに生きてるよ……そっちはどうだ?炭治郎?
おばあちゃんから聞いたご先祖様のお話には続きがあった。
それは遠い世界に、ご先祖様は招かれて、そこで星を守るために戦う四人の少女と不思議な動物とそして……優しく強い……雪のような剣を持つ一人の少年とのお話しだった。その人はどうなったか気になるけど……でも……家に残された一枚の写真を見て……あぁきっと幸せに生きてると思う
と言うことで最終話です。
ヒープリ自体本当に色々とありましたね。
最後のシーンは炭治郎の子孫の話ですね。
そしてラスボスの無惨……呆気ないというか……紫乃自体が本当に対無惨に特化してるというか…………
最初の案では無惨を浄化するのはフォンテーヌだけにするつもりでしたが、流石にそれは辛すぎるためやめました。
後出そうと思っていましたが、結局出せなかった二人がいましたけど……特に理由はないですね。まぁ鳴女は……能力がいかせる場所がないと言いますか……
とりあえず本編はこれにて、ifストーリーはのどかとアスミの話を書いていくつもりです。
そしてトロプリは二話以降書いていくつもりです
ではまた