のどかの家に集まった僕らは、ひなたが録ったニャトランの動画を見ていた。
「最近始めたばっかで、ニャトランちょい出ししたら、急に再生数伸びたんだよね」
「まっ、俺の魅力半端ねぇからな」
「何目立ってるラビ!?」
「ヒーリングアニマルだってばれちゃうペエ」
まぁ喋らなければ大丈夫だと思うけど…………
「所でさ紫乃っち、ちゆちー」
「「何?」」
「何で二人とも離れて座ってるの?隣同士に座ったりしてイチャイチャすればいいのに…………」
お互い離れて座っていると言うか、お互いの顔が見やすいように正面に座ってるんだけど…………と言うか
「「恥ずかしいから…………」」
二人同時に言うと、のどかは……
「息ぴったり」
嬉しそうに言い、ひなたは呆れていた。
「もう、私たちに遠慮しないで隣に座る‼」
ひなたに言われるまま、ちゆの隣に座ると、ちゆは手を握ってきた。僕はちゆの手を握り返す。
「本当に告白の返事がキスをしたとは思えないんだけど…………」
告白の返事についてバレてるけど…………ちゆが喋ったのかな?まぁ、言っても問題はないし…………いいか
「と言うか何で返事がキス?」
「あれは…………嬉しかったから……つい」
「返事がキスっていいなと思うけど……好きって言ったりしないの?」
「寝る前に電話で言ってもらってるわ」
ちゆさんや頼むから恥ずかしいからその話は……
「例えば?」
「例えば…………おやすみって言ったら、『ちゆ、おやすみ…………好きだよ』って////」
「ちゆちゃんは何て返してるの?」
「私も好きって……」
「ふわぁ~」
「めっちゃいちゃついてる!?」
「他には?他には?」
「えっと……キスは告白してからはしてもらってないけど、ほっぺにしてきたり、したり…………」
物凄く恥ずかしいのだけど…………惚気話聞いて楽しまないでほしい。
フッとひなたが部屋に飾られていた写真が目に入った。
「ねぇ、あれのどかっちの写真?」
「うん、お父さんが撮ってくれて」
「へ~見せて見せて」
みんなでのどかの写真を見ることになった。写真には幼い頃ののどかの姿が写されていた。
「可愛い~っていうかのどかっち、今と全然変わんないし」
「ふふ、そうね」
「あれ?小さい頃のばっかだね。今のは?」
「あ、休んでる間はあんまり撮らなかったから」
のどかの一言に僕らの間に変な空気が流れた。
ひなたは直ぐ様のどかに謝る。
「ごめん!?そうだよね!ほんとごめん‼」
「ううん、今はすっかり元気満タンだし、ねぇ、ラテ」
のどかは気にしてないと言うのは良いことだけど、ひなたは気にしすぎな気が…………
するとひなたは何か考え、あることを提案するのであった。
ひなたの提案でついた場所はゆめポートだった。ゆめポートに着いて、のどかはテンションが高くなっていた。
「私、また着てみたかったんだ~」
「でしょ~ここって一日いても全然飽きないんだよね。ファッションでしょ、可愛い雑貨に、スイーツもめっちゃ美味しいし」
ひなたもテンションが高めだな…………まぁ、こう言うところは女子からしてみれば楽しい場所だからな。
ひなたの案内でたどり着いた場所は『エンジェルフォットさつえいかい』と言う場所だった。
そこはアクセサリーやドレスなどをレンタルして、撮影してもらうと言う場所らしい。明らかに僕は場違いな気がするけど…………気にしたら負けかな?
のどかはやる気満々で、ちゆは遠慮していたが…………
「紫乃っち、紫乃っち、ちゆちーの可愛い姿みたいよね~」
「いや、ちゆが可愛いのは当たり前だし……いつも可愛いから……」
「今よりもっと可愛くなるとしたら?」
「…………見たいです」
「紫乃////」
「ちゆちーも紫乃っちにかわいい姿見せたいでしょ。ほらほら行くよー」
ひなたに押されるまま、みんなでエンジェルフォットに入るのであった。
「人が多い…………それにここに来て急に頭のなかに入ってきたあの情報は…………」
一人の少女がそう呟き、エンジェルフォトに入っていくのであった。
謎の少女は次回明らかに‼