あの人がちょっと出ます
猗窩座との戦いにて、日輪刀が折られてしまう。
一応当初の目的である柱の人『甘露寺蜜璃』と合流できたけど…………
「上弦の参と弐…………」
「あの男が蘇っているのですね」
「しのぶ、落ち着きなさい」
しのぶさんから殺気を感じる。メチャクチャ怖いんだけど…………
「話を聞く限り、猗窩座は以前とは違うみたいだな」
杏寿朗さんは会ったことあるみたいだけど…………
「以前の奴は強さを求める戦いを楽しむ奴だったが…………話を聞く限りでは違う目的のために動いている」
かなり強くなっているってことなのか…………
「…………紫乃くん、日輪刀はどうするの?」
「…………ない以上は鬼の力で戦うしかないけど……」
「……ごめんね。紫乃っち」
突然ひなたが謝ってきた。ひなたは俯きながら話してきた。
「私がピクニックなんか誘ったりしなきゃ…………」
「ひなた…………」
僕はため息をつき、ひなたの頭を撫でた
「ふえ!?」
「お前のせいじゃないよ。襲撃なんて誰も読めなかったんだし…………気にするな」
頭を撫でていると…………
「そ、そう言うのはちゆちーにしてあげた方が……」
「む~」
ちゆは不満そうにしていたので、僕はちゆの頭も撫でる
「えへへ」
「二人ともいいな~紫乃くん、私も~」
のどか、ちゆ、ひなたの頭を撫でる僕。それを見たしのぶさん、カナエさん、杏寿朗さん、蜜璃さんは
「あ、あの子…………宇随さんみたいに三人を嫁にしようとしてるの?」
「ちゆちゃんとお付き合いしてますよ」
「のどかさん、ひなたさんはそれでも大好きと言ったらしいですよ」
「うむ‼仲の良いことは良いことだ」
「す、すごい……だからいっぱいキスしたり、首筋にキスしたりしてたんだぁ~」
蜜璃さんの一言に僕とちゆは顔を赤らめるのであった。いや、あれは…………
「紫乃っち、少しは人の目を気にしようね」
ビョーゲンキングダム
「…………あのさ、これなに?」
童磨はあるドアに貼られていた紙を見て、たまたま近くにいた半天狗に紙に書かれていた内容の意味を聞いていた。
「あぁ~恐ろしい~童磨殿は言葉の意味を理解できてないみたいだ」
貼られていた紙に書かれていたのは…………
『上弦組立ち入り禁止』
「全く折角だから挨拶しようとしたのに…………まぁいいや。出撃被ったときにでも挨拶するかな。それとも前に聞いた他のプリキュアでもちょっかい出してくるかな?」
「あぁ~恐ろしい。勝手な行動をすれば酒呑殿に怒られると言うのに……」
紫乃side
家の道場で折れた日輪刀を見つめる僕。鬼の力だけで何とか出来るとは思えないし……新しいのを打ってもらうにも鍛冶師とかいないし……
「どうしたものか」
「落ち込んでるのか?」
不意に声をかけられ、振り向くとそこには玄弥がいた。
「落ち込んでるって言われたらそうだけど……あんまりのどかたちの前で落ち込んだりしてるの見せるの悪いし…………」
「優しいな。お前…………」
さてどうしたものか…………
「ならば新しいのを打ってもらえばいいのだよ。紫乃」
突然声をかけられ、気がつくと僕と玄弥の背後に洋装の男性…………宗一さんがいた。
「誰だ!?」
玄弥は咄嗟に銃を抜こうとするが、宗一さんの持っていた杖で弾かれる。
「物騒なものはしまいたまえ。私は味方だよ」
「玄弥、この人は前に話した人だよ」
「お前の鬼の力や俺たちを連れてきた奴か!?」
「いろいろと話したいだろうけど、今はこれを渡しに来た」
宗一さんは時計を取り出してきた。何だろう?普通のものに見えるけど…………
「これは渡航機。一回しか行けず、設定したものしか時や時空を越えることができない。これを使い日輪刀を打ってもらえ。行くものは、お前、玄弥、プリキュア三人にヒーリングアニマルたち、恋柱、あと一人は好きに選べ。但し煉獄とカナエは無理だ。設定した時間には彼は既に死んでいるからな」
そう言い残して、渡航機と説明書を渡して、宗一さんは姿を消すのであった。だけど…………
『刀とそして血鬼術、そして強くなる方法がある。また変えられるのは確定した運命のみ、プリキュアたちにも伝えるんだ。自分達の力はメガビョーゲンだけ浄化するのではないと…………そして産屋敷に最初に会え。話しはしてある』
声が聞こえなくなり…………僕は
「渡航機…………」
「……まさかあの時に戻るのか?」
みんなを呼び、宗一さんからの話をした。
「なるほど……つまりあの時に戻ると言うことですか」
「説明書には、その場にいた人たち……玄弥と蜜璃さんは記憶やら何やらが引き継いだ状態で戻るとか…………」
「それじゃ早めに動けるってことね」
「それに…………あいつにも」
玄弥は誰かに会えるのを楽しみにしてるのかな?さてあと一人は誰にするか…………
善逸は首を横に振る
「ヤダヤダヤダ」
「そんなに!?強いのに……」
「強くても怖いものは怖いんだよ‼」
善逸は拒否か……
「伊之助は?」
「俺か?行って……」
「私が行く‼」
突然大声を出すカナヲ。珍しいな……カナヲが大声なんて…………
「どうしても…………会いたい人がいるの……」
もじもじしながら言うカナヲ。会いたい人って…………
「……仕方ねぇな。譲ってやるよ」
伊之助が譲り、カナヲも同行することになった。後は……
「のどかたちは……無理しなくても……」
「ううん、行くよ。私たちも行くべきだって言われてるんだよね」
「紫乃の帰りを待つのちょっと辛いもの……」
「…………守ってくれるんだよね。紫乃っち」
「…………あぁ」
「それならラビリンたちも行かないとラビ」
「その……怖いけど頑張るペエ」
「しゃーねぇな。付いて行くか。なっ、ラテ様」
「わん」
みんなの覚悟が決まったみたいだな。早速渡航機を使う僕らであった。
しのぶside
「行ったみたいですね」
一瞬で姿が消えた紫乃君たち。あっちでどんなに過ごしても一時間しか経ってないらしいけど……
「ねぇ、しのぶ」
「何?姉さん」
「カナヲがどうしても会いたい人って?」
「それは…………!?」
私はあることに気がついた。あの時、あの場所での…………あれは……
「ふふ、そう言うことだったのね」
気がつくと何処かのお屋敷にいる僕、のどかたち、ラビリンたち、カナヲ。玄弥と蜜璃さんがいないのは…………先にあっちに行ってるのかな?
「凄い、本当に大正時代なの!?」
「そうみたいね」
「わぁ~私、時間旅行って初めて~」
「呑気と言うか…………いつも通りで助かると言うか…………」
「ここ……お館様の屋敷」
「そうなの!?」
転移先とか選べないのかよ…………すると目の前の部屋から白樺のような女性が出てきた
「お話は聞いています。あなた方が宗一様の仰っていた方々ですね。私は産屋敷耀哉の御内儀、あまねと言います」
「ねぇ、御内儀って?」
「奥さんって事よ」
「まず当主に会われる前にこちらで用意した隊服に着替えてもらってもよろしいでしょうか?異邦よりの来客とはこの時代に合わせてもらいます」
「わかりました」
のどかたちも賛成みたいだし、僕らは別れて着替えるのであった。カナヲはのどかたちを連れて着替えの部屋まで連れていくのであった。
善逸や玄弥が着ている隊服に着替え終えた僕。のどかたちは何処だろうか…………
と言うかウロウロしてて怪しまれないか心配だ。
どうしたものか考えていると長髪に羽織が半分違うものを羽織ったの男の人がこっちに歩いてきた。
「あの、すみません……」
「…………」
「あの…………」
「…………」
無視されたよ。何?無視って……と言うか少しは怪しんだりしてくれよ。全く見向きしなかったよ
ため息をつきつつ、みんなの着替えを待っていると…………
「お待たせ」
のどかたちが着替えを終わらせてやって来た。僕は遅いと言おうとしたが…………
「…………ドウイウコト?」
何でミニスカートでノースリーブなんだよ。
「何か渡されたのがこれなんだよね」
「あ、あはは、ちょっと恥ずかしいよね」
「それにこれ…………腕上げたら脇とか……」
ちゆが腕を上げると、綺麗な脇と水色の…………
「セイヤッ!?」
ちゆの下着を見てしまい、全力で自分の目を潰す僕。
「ど、どうしたの!?」
「…………ちゆちー、その今気づいたんだけど……下着とか見えちゃうね。この服」
「あっ!?」
その後遅れてきたカナヲがみんなの服を取り替えてもらうようにするのであった。
童磨…………その内やるであろうオリストの一つで童磨がボコボコに……
のとがたちの服はゲスメガネのおか……せいです
次回、産屋敷との対話と紫乃、ラッキーイベントです