ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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29 炭治朗の鍛錬

鍛練を初めてから数日後、炭治朗の姿が見ないことに気がついた。そう言えば鍛練始めた日から姿見てないような…………

 

「炭治朗知らない?」

 

「ううん?最近見てないね」

 

「何処に行ったのかしら?」

 

「カナヲちゃんも見てないけど…………」

 

何処にいるのか気になり、二手に別れて探しに行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

のどかside

 

ちゆちゃんと一緒に炭治朗くんを捜す私。

 

「何処にいるのかしら?」

 

「う~ん、あっちかな?」

 

探し回っているけど、森の中だから中々見つからない。

 

「のどか、迷ったりしたら大変だから一旦戻りましょう」

 

「うん」

 

目印がないから遭難したら大変だもんね。

戻ろうとした私たちだけど…………

 

「ねぇ」

 

「わぁ!?」

 

「だ、誰?」

 

急に後ろから声をかけられ、振り向くとそこには長い黒髪の男の子がいた。着てる服から見て、鬼殺隊の人かな?

 

「…………隊の人だよね。こんなところで何してるの?」

 

「えっと…………」

 

「人を探してるのよ。竈門炭治朗って子を」

 

「炭治朗?」

 

知らないみたいだけど…………この子、何だか不思議な感じがする。

 

「知らないみたいですね。それじゃ私たちはこれで」

 

ちゆちゃんはすぐにその場から離れようとすると、

 

「君たち……何で日輪刀持ってないの?」

 

日輪刀について聞かれた。どうしよう……何て言えば……

 

「今、打ち直してもらってるんです。だから持ってないの」

 

「ふ~ん」

 

男の子は興味がないのかすぐにその場から姿を消した。

 

「ちゆちゃん、ありがとうね」

 

「通じたと思いたいけど、何だか興味がない感じね」

 

ちゆちゃんの言う通り、あの子…………物事に興味がない感じがする。

 

「変わった子ラビ」

 

「思わず隠れたけど……怖い感じがするペエ」

 

「何者だったのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

ひなたと一緒に炭治朗を探していると、すぐに見つかったけど…………

 

「炭治朗さん、ほら、動きが鈍いですよ‼」

 

「た、炭治朗……」

 

「ハア‼」

 

絡繰り人形を相手に鍛練をしていたけど…………何かきつそうだ。

 

「何してるの?」

 

「ひなた……実は」

 

カナヲは何があったのか説明した。

炭治朗に熱く声をかけてる少年『小鉄』くんは、絡繰り人形の持ち主だけど、時透と言う子に先祖が残した大切な絡繰り人形を無理矢理使わされ、壊されてしまったらしい。その復讐と言うか何と言うか変な方向に情熱を燃やして、その時透くんをギタギタにしてもらうように、炭治朗を鍛え上げようとしていたらしい。

 

「でもたんじー、何か窶れてない?」

 

「その鍛練なんだけど……」

 

一撃入れるまでは飲み食いさせないと言うものらしい。昨日辺りようやく一撃入れたらしいけど…………

 

「鍛練ってなんだろうね?」

 

ひなたは苦笑いを浮かべるが…………僕が受けた鍛練に比べたら……まだましじゃないかな?

 

「絡繰り人形……もしかして僕がやってる……」

 

不意に小鉄くんが僕らに気がつき、自己紹介をすませて、僕はあの人形について聞いた

 

「あぁ、あの人形の管理を任されてましたよ」

 

「やっぱり、あれも古いやつなの?」

 

「いえ、あれは家にあった秘蔵書を元に相鉄さんが雪の呼吸の使い手のために作ったものです」

 

雪の呼吸の使い手のために作られたものか…………もしかしておじさんも関わってるのかな?

 

「あの人形は雪の呼吸の基本までの型を鍛え上げるものです。そして七本目の糸は漆の型を産み出すためのものだとか……」

 

漆の型を…………産み出すか……今は普通の状態で陸の型を放てるように鍛えてるけど…………漆の型か

 

「頑張らないとな」

 

「私たちも手伝うよ」

 

改めて強くなろうと決意する中、ひなたはあることを聞いてきた。

 

「そう言えば禰豆子っちは?」

 

禰豆子の姿が見当たらない。そう言えば木箱に入ってるみたいだけど…………禰豆子って……

 

「禰豆子は鬼だから、昼間は木箱に入ってるよ」

 

「鬼なの!?」

 

「やっぱり……」

 

でも人を襲ったりしてないし、鬼殺隊のみんなも何も言わなかったりしてるみたいだから…………認められたりしてるのかな?

 

「炭治朗は禰豆子を元に戻すために……もう誰も悲しい思いをさせないようにしてるの」

 

「いい奴だな」

 

「うん」

 

炭治朗も見つかり、僕らは邪魔にならないように帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

次の日の夜、漆の型を産み出そうとして頑張ったけど……中々難しい。

 

「どうしたらいいのかな?」

 

ため息をつきつつ、温泉から出て、宿に帰ろうとした。

 

「刀も予備のあるけど……」

 

完成するのはいつになるのかな?

 

色々と考えていると、足に何かが当り、割れる音が聞こえた。

 

「あっ……」

 

何だかきれいな壺の破片が散らばっていた。まさかと思うけど…………

 

「やっちゃった?」

 

やばい……怒られる……と言うか誰だよ壺を置きぱなっしにしたのは!?

 

「…………後で謝ろう」

 

気分が滅入りながら宿に戻るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「ヒョ!?あの小僧!?壺に気を止めずに‼」

 

一体の鬼が紫乃を見つめていた。自慢の壺を気に止めずに割るなんて…………許さん‼




次回、戦闘始まります
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