ヒーリングっど♥プリキュア 雪の呼吸の使い手   作:水甲

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今回でオリスト終わりです


31 陽の光と後日談

玉壺との戦い。玉壺は僕の血鬼術で苦しんでいる。

 

「ぐぬぬぬぬ!?この程度で!?」

 

「ほら、集中しないと……身体が壊れるよ」

 

「その壺みたいに醜くなるね」

 

「私の壺の何処が醜……ゴフッゲフッ」

 

更に吐血する。さっきから言ってるのに……

 

「ならば真の姿になって‼お前たちで四人目だ‼」

 

「結構いるね」

 

「黙れ‼うおおおおおお‼」

 

真の姿になろうとするけど、大丈夫か?

 

「ゲフッゲフッゲフッゲフッゲフッ」

 

更に吐血してる。鬼だから血がなくなって死ぬこと無さそうだけど…………

 

「さっきから紫乃が言ってるのに……馬鹿なの?」

 

「と言うかこいつ上弦なのか?」

 

「下弦以下だね」

 

「この!?」

 

「お前はもういいよ」

 

『霞の呼吸‼漆の型 朧』

 

瞬く間に玉壺の首を切り落とす無一朗。

 

「ヒョッ私が…………」

 

死に際の台詞を言おうとしていたけど、無一朗は容赦なく落ちた首を細切れにして、玉壺は塵になった。

 

「終わった?」

 

「まだだよ。他にも鬼がいる」

 

玉壺以外にも!?僕と無一朗は急いで次のところに行こうとするが、無一朗は泡を吹いて倒れた。

 

「無一朗!?」

 

「時透殿も毒を食らっています‼何とか……」

 

「紫乃殿の血鬼術では?」

 

「毒の解毒とかできない感じで…………みんなの治療もしないとだし…………」

 

『血鬼術 恵みの血癒』

 

鉄穴森さんたちの傷を癒す僕であった。

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

月明かりの中、三匹の鬼が苦戦している。なるほどね。あれがプリキュア。鬼舞辻の配下を殺せるみたいね。

 

「このままだと簡単に終わっちゃうわね。煽りつつ協力してあげようかしら」

 

私は腕を触手のように変えるのであった。

 

 

 

 

 

 

炭治朗side

 

「プリキュア‼ヒーリング・フラワー‼」

 

「プリキュア‼ヒーリング・フラッシュ‼」

 

ちゆとひなたの二人が2体の鬼を浄化して、残りは怒り鬼のみ。

 

怒り鬼はのどかたちに対して警戒している。このまま倒せば…………

 

「炭治朗‼お前は外に行け‼」

 

「玄弥?」

 

「この鬼は本体がいる‼小さいやつだ‼お前なら切れる」

 

何で玄弥がそんなことを?でも今は玄弥を信じる。

 

俺は外へと出て匂いで鬼を探していると、小さな鬼が逃げていた。

 

「逃げるな‼」

 

鬼の首を切り落とそうとするが、避けられる。このままだと…………

 

「いたーーーー‼」

 

小さな鬼の前に甘露寺さんが立ちふさがり、長くしなやかな刀で首を切り落とそうとしていた。

これで………………

 

 

 

積怒side

 

こいつら!?何なんだ!?日輪刀や日の光以外で分身を倒した?いや、浄化したのか!?それに本体の事まで!?

 

「憎珀天に……」

 

駄目だ。他のやつらがやられた以上、本来の力を出せない。このままやられると…………

 

突然何かが貫いた。白い触手?

 

「はぁい、鬼舞辻の配下さん。私が力をあげる」

 

「何者だ?」

 

「私は鈴鹿。あぁ私の姿はあなたにしか見えてないわよ。そうしてるからね」

 

何かが注がれる。これは…………

 

「馬鹿な鬼舞辻の代わりに、協力してあげる。それに聞こえてるでしょ。馬鹿な鬼舞辻。貴方はいずれ死ぬわ。残念ね。可哀想ね」

 

鈴鹿の姿が消えた瞬間、憎珀天に姿を変え、鬼狩りたちを吹き飛ばす。

 

 

 

 

 

 

 

 

炭治朗side

 

本体が雄叫びをあげた瞬間、背後から強烈な気配を感じた。何だ?六体目?

 

「炭治朗くん!?」

 

甘露寺さんがギリギリのところを技を放ち助けてくれた。背後にいた鬼…………子供みたいな鬼だけどそれ以上に恐怖を感じる。

 

「お前たちは何故、か弱き者を殺そうとする。この悪人共めら‼」

 

「悪人!?お前は……罪もない人たちを傷つけた‼この悪鬼‼」

 

「分身を倒した……いや浄化したらしいが、あの小娘共は瓦礫に埋まっている。お前たちだけでどうにか…………」

 

憎しみの鬼の言葉を遮るように突然血の雨が降り始める。この血…………

 

「玉壺か。遊んでいるの…………ぐっ!?」

 

突然憎しみ鬼が立ちくらみを起こしていた。何だ?この血の雨と何か関係があるのか?

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

少し前、無一朗に支えながら森中を走り回っていた。

 

「どこにいくんだよ‼というか宿に戻った方がいいんじゃないのか?」

 

「怪我人の治療が先だよ…………もう死んだ人は蘇らないけど……」

 

いや、蘇ってるんだけどな…………ここに来るまでの間に事情は話したよな

 

「全員ではないでしょ。君の世界に来ているのは…………」

 

「そうだけど…………」

 

「こっちです‼ここが里を一望できる場所です」

 

「こんなところで何を?というか鋼鐵塚さんは何時まで研いでるんですか!?」

 

「…………」

 

「聞いてないし!?」

 

小鉄くんたちは放っておいて…………ここに連れてこられた理由はあれしかないよな

 

「それじゃ仕方ない‼」

 

範囲を全体に広めつつ、更に感知も出来るように…………

 

『血鬼術‼血癒の雨‼』

 

雨を降らして、里の人たちの傷を癒す。しばらくは降り続けるから…………後は……

 

「炭治郎に刀を渡そう」

 

無一朗は鋼鐵塚さんが研いでる刀を奪い、走り出す

 

「貴様‼まだ研ぎ途中のを‼」

 

めっちゃ切れてるんだけど…………

 

 

 

 

 

 

のどかside

 

気がつくと変身が解けていた。あの時……鬼が姿を変えて……

 

「つぅ!?」

 

身体が痛い……でも思ったよりは痛くなかった。もしかしてと思うと、カナヲちゃんが近くで私よりも傷だらけで瓦礫に埋まっていた。

 

「カナヲちゃん……」

 

助けたいけど……足が瓦礫に挟まって動けない……

 

「ちゆちゃん……ひなたちゃん……」

 

二人も玄弥くんと禰豆子ちゃんが助けてくれたみたいだけど、気絶している。

 

ラビリンも気を失ってる…………このままじゃ……

 

そんなとき、赤い雨が降り始める。これって…………

 

「ん……」

 

「私たち……身体…痛くない?」

 

二人が意識を取り戻した。

 

「のどか!?」

 

「足!?直ぐに助けるから」

 

「私よりも……カナヲちゃんを」

 

ちゆちゃんたちが瓦礫をどかそうとするけど…………動かない。

 

「わたしの事は……」

 

「むぅ~」

 

突然禰豆子ちゃんが瓦礫を退かす。禰豆子ちゃんの身体は雨が当たってる場所から爛れていた。

 

「禰豆子ちゃん……ダメ……身体が……」

 

私は泣きながら説得するけど、禰豆子ちゃんは優しく頬笑む

 

瓦礫を退かして私とカナヲちゃんを助けてくれた。

 

「禰豆子ちゃん……」

 

禰豆子ちゃんは早く行くようにと指を指す。

 

「ごめんね、行こう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭治郎side

 

「何だ!?何なんだ!?これは!?」

 

憎しみ鬼が苦しんでいる。この雨が…………鬼を苦しめてる?

 

「炭治郎くん‼貴方は本体を‼」

 

「わかりました」

 

本体の方を見ると、本体は元の大きさに戻って逃げ出していた。血の雨が降らない場所に移動するのか?

 

「させるか‼」

 

木の蜥蜴を出して、俺と甘露寺さんに襲いかかる。だけどその前にのどかたちが現れて攻撃を防いだ。

 

「炭治郎くん!?急いで!?」

 

「ありがとう‼」

 

本体は遠くにいる。急がないと…………前に善逸に教わった移動方法を思いだし、足に全ての力を込めて、一瞬で本体の首を切ろうとする。

 

「この!?苛めて楽しいか‼弱いものいじめるなーー‼」

 

本体は俺もろとも崖に落ちていく。

 

刀は首に刺さったまま……本体は逃げる

 

「待て……罪を……償わずに逃げるな……ここで逃げても……一生……」

 

逃げる本体……早く倒さないと…………

 

その時、何処からともなく日輪刀が降ってきた。これって…………

 

「炭治郎!?早くそれで‼」

 

崖の方を見ると時透くんがいた。鋼鐵塚さんも一緒にいる……もしかして……あの刀なのか?

 

「そいつは僕の血で力も何も使えない‼」

 

紫乃……分かったよ。俺は刀を握り、再度駆け抜ける。

 

『炎舞一閃‼』

 

鬼の身体を切り裂く‼その瞬間、本体は塵になり消えていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

夜が明け、ようやく長い戦いが終わった。

 

「つ、疲れた……」

 

「時透くん、紫乃、ありがとう」

 

「ううん、良かった」

 

「手伝えて良かったよ…………」

 

「あの赤い雨は……紫乃が?」

 

「うん、人を癒し、鬼を苦しめる毒の…………禰豆子は大丈夫かな?」

 

きっと何処かで雨宿りを…………

 

「紫乃くん!?」

 

のどかたちがこっちにやって来る。みんな無事だったのか…………

 

「ありがとう。三人のお陰で…………」

 

「ううん、禰豆子ちゃんが行ってて…………」

 

「雨で身体を爛れながら…………」

 

「ごめん……私たちがいたのに……」

 

「禰豆子が……」

 

大丈夫……大丈夫だよな。 雨からさけてるよな…………

 

じゃなかったら……僕のせいだよな。

 

そんなことを思っていると、カナヲと玄弥と蜜璃さんががこっちに…………三人と一緒にいるのは…………

 

「ね、禰豆子…………」

 

日が指しているのに、禰豆子は行動している…………それに僕の血も効いてない?

 

「禰豆子……禰豆子‼」

 

炭治郎は禰豆子を抱き締めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歓喜と怒りのあまり、潜伏先の住人を殺していた、

 

歓喜は陽の光を克服した鬼が現れたこと‼禰豆子さえ取り込めば長年の夢が‼

 

怒りは半天狗に力を与えたものと鬼を浄化した小娘共‼そして玉壺を倒した鬼擬きの毒‼奴等は何なんだ‼いずれ…………奴等も殺す‼殺してやる‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

里での一件から数日後、僕らは産屋敷邸に呼ばれて、アマネさんと話していた。

 

「日輪刀と上弦2体討伐。ご協力ありがとうございます」

 

「いえ、僕らは手伝っただけなので…………」

 

「それに私たちは……」

 

「うん」

 

「禰豆子ちゃんが決断してくれたから…………」

 

三人は落ち込んでいるけど、きっと僕があの場にいたら…………同じように決断できなかった。

 

「霞柱様には事情を話し、他のものには内密にすると言うことにしました。恋柱様と不死川隊士、栗花落隊士には…………」

 

「メモには記憶保管するらしいですよ。僕らがいたこととか…………」

 

「補完ですか……仕方ないことですね」

 

そこら辺上手くできてる感じがするな…………

 

「僕らは元の世界に戻ります。またいつか……」

 

「いつか……」

 

何故か悲しそうにしていたけど……何なんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

カナヲside

 

「それじゃカナヲは未来のカナヲなんだね」

 

「うん、あの世界に戻ったら、記憶補完するみたいだから…………紫乃たちのことは覚えてないかもしれないの」

 

「そっか…………」

 

またこうして炭治郎と話せて……良かった。

 

「またこのカナヲと会えるよね」

 

「多分…………」

 

「大丈夫。信じればまた会えるから…………」

 

炭治郎は優しく頬笑む。やっぱり私は……彼の事が…………

 

「あの……炭治郎……やくそくしてほしいことがあるの…………」

 

「約束?何……」

 

私は炭治郎にキスをする。唇を離すと炭治郎は固まっていた。

 

「再会したら…………答えを聞かせて」

 

私はそれを言って、逃げるように病室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

しのぶside

 

「…………まさか」

 

たまたま通りかかったら、カナヲが炭治郎君と接吻してたのを目撃してしまった。

 

「カナヲが……あんなことを……」

 

気持ちをはっきりさせるようになったのは嬉しいけど…………あんな風になって…………

 

「ど、どうしましょう…………」

 

柱合会議に集中できるか……どうか……

 

姉さん、教えて‼どうしたらいいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫乃side

 

人気のないところで、僕らは渡航機を起動させ、元の世界に戻るのであった。

 

気がつくと僕の家に戻っていた。時間は……一時間しか経ってないのか……

 

「何だか……すごく疲れたね」

 

「濃い時間だったよ…………」

 

「帰って休みましょう。紫乃も休んでね」

 

「うん」

 

のどかたちと別れて、僕、玄弥、蜜璃さん、カナヲ(顔真っ赤)は家に戻った。

 

「ただいま」

 

「おかえりなさい……みんな戻ってきたみたいね」

 

しのぶさんたちが出迎えてくれる中、しのぶさんはカナヲにあることを言った。

 

「カナヲ……気持ちを表に出すのは良いことよ。でもね…………ああいうのは……」

 

「し、師範!?」

 

「身近にイチャイチャする人がいるのを参考にしているのは…………やめなさい。貴方は貴方らしくお付き合いを」

 

何かカナヲを心配してるけど…………大丈夫かな?というか何があったんだ?

 

 

 

 

 

 

 

ビョーゲンキングダムにて

 

「あぁ、腹立たしい‼あの小僧共め‼」

 

玉壺は自分を倒した二人について怒りを思い出していた。

 

「また思い出してたの?玉壺」

 

「ヒョッ!?童磨殿」

 

「ちょっとさぁ、協力頼めない?玉壺の復讐も出来るよ‼」

 

「本当か‼」

 

「ある奴に頼まれてるんだよね。でも俺は出撃停止されてるから、代わりに猗窩座殿が一緒に行くから」

 

「何でもいい‼奴等を殺せるならな‼」

 

「だってさ。金地鬼」

 

二人の前に金髪の角が折られた鬼がいた。

 

「これで鬼神様も認めてくれる‼」

 

 

 

 

 

 

 

 




何だか雑になってしまった。半天狗の本領発揮は後々……玉壺は…………あるオリストでまた可哀想なことに…………


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